みんなの議会

砂川市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月17日

学校通学路等での安全対策について

2019年6月17日、砂川市議会の一般質問で、辻勲議員が「学校通学路等での安全対策について」質問し、教育次長 河原希之が答弁しました。

質問者
辻勲 議員
答弁者
教育次長 河原希之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 辻勲

おはようございます。選挙戦が終わりまして、新しい令和の時代になりまして初めての定例議会ということで、私もしっかり頑張ってまいりたいと思います。どうかよろしくお願いしたいと思います。私は、今回1点について一般質問をさせていただきます。学校通学路等での安全対策について。川崎市多摩区で児童ら20人が殺傷された事件が起きました。日ごろより各学校においても学校の安全対策をめぐるさまざまな取り組みが行われていますが、現実に悲惨な事故が起きていることを踏まえて通学路等の見守り強化が必要と考えます。各地域の住民や保護者、警察など危険箇所を再点検するなど、砂川市における今後の安全対策の取り組みについて以下の点を伺います。(1)学校の安全対策についてのマニュアルで今回のような予想のつかない事件の対応などはどのようになっているのか。(2)子供がみずから身を守る力を身につけられるような授業等を学校では行っているのか。(3)社会教育課で行っている砂川市家庭教育サポート企業推進事業に参加している企業では子ども110番の家やあいさつ運動にも協力していただいておりますが、この事業がこれからの活動として大変重要な役目を果たすのではないかと考えますが、企業等と話し合いを持ち、今後安全対策や見守り強化について再検討するような考えはないか。以上、1回目の質問を終わります。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

大きな1、学校通学路等での安全対策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)学校の安全対策マニュアルにおける予想のつかない事件への対応についてでありますが、教育委員会では学校における危機管理マニュアルを作成しており、その中においては、登下校中の不審者への対応について予防的な措置として、地域、保護者と一体化した警備体制をとる、児童生徒へ大声を出す、付近に助けを求める、防犯ブザーを鳴らす、子ども110番の家に避難するなどの指導をする、地域や他の学校との定期的な情報交換を行うといった対応を示しております。各学校における具体的な取り組みとしては、安全な行動や規律ある集団行動について児童生徒への指導を行うとともに、地域の状況についてPTAや学校評議員との懇談を通じて把握することや青少年指導センターの活動など、生徒指導担当教員による学校間の情報交換を行っているところであります。また、昨年5月には新潟県で途中下校の小学2年生が連れ去られて殺害される事件が発生し、翌月には文部科学省や警察庁など関係省庁から登下校防犯プランが発表され、地域における連携の強化、通学路の合同点検の徹底及び環境整備、不審者情報等の共有及び迅速な対応、多様な担い手による見守りの活性化、子供の危険回避に関する対策の促進という登下校時の子供の安全確保に関する対策が示されました。これを受け、警察、道路管理者、教育関係者等が昨年9月に市内通学路の合同安全点検を行うとともに、危険箇所の抽出に当たっては保護者からも情報提供をいただくなど、関係者からの連携を図りながら取り組みを進めてきたところであります。さらに、教育委員会といたしましては、今月の校長会議において通学路の安全確認と児童生徒及び保護者への安全指導の徹底に関し、改めて各学校に指導したところであり、各学校においては教職員による通学路の見守りや保護者への家庭における指導を依頼するなど、さらなる安全確保に向けた対応を図っているところであります。今回の事件のように突発的な事案への対応は非常に難しいところでありますが、今後におきましても7月には関係者による通学路の合同安全点検を行う予定であり、引き続き安全確保に向けた対策を講じていくものであります。次に、(2)子供がみずからの身を守るための学習についてでありますが、登下校中の児童生徒がみずからの身を守ることができるよう基礎的な知識や行動力を身につけるための学習は、学校生活において必要不可欠であります。各学校においては警察との連携を図りながら、特別活動として毎年防犯教室や不審者避難訓練を実施する中で、非常時における具体的な行動として大声を出す、付近に助けを求めるなど実践的な対応を習うとともに、長期休業前などには不審者への対応も掲載されている「砂川市校外生活の心得」を改めて確認するなど、身を守るための学習活動を行っております。さらに、日ごろから近隣市町の事案も含め不審者情報が出されるたびに各学校では警戒を強めるとともに、児童生徒への被害防止に向けた指導を毎回徹底しているところであります。次に、(3)家庭教育サポート企業における安全対策や見守り強化についてご答弁申し上げます。まず、家庭教育サポート企業は現在87社の企業に登録をいただいており、このうち主に通学路に面している57社が子ども110番の家となっております。児童生徒の安全対策につきましては、これまでも登録企業に対して不審者情報が発生した場合には事案の発生場所、時間帯、遭遇した児童生徒の学年、不審者の行動等についてお知らせするとともに、周辺における見守り強化や犯罪が起こった際には安全確保への協力をお願いしており、あいさつ運動強調週間では啓発用ののぼりの設置など、通学時の見守りもあわせてご協力いただいているところであります。安全対策マニュアルのご質問でもご答弁申し上げましたが、多様な担い手による見守りの活性化は登下校時における安全確保に関し課題の一つとなっている状況を踏まえ、今後におきましては家庭教育サポート企業に対し継続した安全対策と見守り体制に協力いただけるよう要請していくとともに、新たに企業の登録の要請を行い、見守り体制の強化に努めてまいりたいと考えております。

再質問 辻勲

それでは、2回目の質問となりますけれども、今るる、昨年5月のですか、新潟の事件も教育次長から事例として挙げながら答弁いただきましたけれども、大阪教育大学の附属池田小学校で、18年前、2001年に起きました校内児童の殺傷事件、ちょうど6月8日で18年になるということで、その学校では犠牲になった8人の追悼式もこのたび学校で行われたということで、校長先生も命を大切にする取り組みには区切りはないと語っておりますけれども、そういったことからも、この学校では2009年度から安全科の授業も実施しているということで、また国としましても2009年度には学校保健安全法で全国の学校は危機管理マニュアルを策定するということが義務づけられまして、また2019年度からは教職課程で学校安全に関する内容が必修になったということで、今砂川市としては、(2)になってしまいますけれども、事業としては特別活動の中で避難訓練も行ったりしておりますということで、特別に学校の授業という部分はないようなのですけれども、大阪の池田小学校につきましては現実に起きた悲惨なことがありまして、安全科という科の取り組みが出てきて、これ私も調べてみましたら、要するに平成21年度に文部科学省より教育課程特例校の指定を受けて安全科の授業を実施していますということで、安全のスキルを育む学習だとか命の大切さの実感を育む学習を行っているということで、教育委員会とか学校等が主催する学校安全にかかわる研修会の講師を務めたり、国内外での学校関係者からの研修を含めた視察を受け入れたりという活動も行っております。また、この安全科の取り組みについては、研究発表会では授業だけではなくて不審者対応訓練も公開しているということで、研究冊子にもなっておりまして、このように実際に起きた学校では本当に風化させてはいけないとこのような取り組みをやっているということでありました。それで、2回目の質問としましては、今特に110番の家ですか、黄色い札をつけておりますけれども、このことについてサポート企業87登録で、路面に面した57社が110番の家の登録をいただいているということなのですけれども、新たにこれをふやしていくことはまず考えているのかと、この110番について状況をもう少し詳しく説明をいただければと思います。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

1回目のご答弁で申し上げましたとおり、87の家庭教育サポート企業のうち57社の登録ということでございます。これらについては、各小学校校区ごとに見ていきますと、やはり商店街の少ない、まちから離れたところの校区についてはまだ少ないかなという状況もございますので、これらについては現状のサポート企業の部分を地図に落とし込みながら、まだ入っておられない企業もおられるような状況もございますので、これらについては登録をぜひしていただきたいというようなこれからの取り組みを進めてまいりたいと考えております。それと、子ども110番の家の概要でございますけれども、まず通学路を中心に、地域住民の方の協力を得ながら緊急の避難所という位置づけでお願い、設置をしているところです。現在147の子ども110番の家がありまして、主に通学路にPTA役員のお宅、それから商店、企業事務所、それから町内会長宅、民生児童委員宅、それから個人の各戸というのですか、そちらのほうで147の登録をして、子供たちが外から見やすい位置に、黄色い大きな看板がありますけれども、それを掲げていただく。そして、役割といたしましては、緊急時に子供が来た場合の保護、それから110番へもちろん通報するということですけれども、不審者の聞き取りもできる限りその間でしていただきながら、警察の到着を待つというような概要です。あわせて児童の自宅、それから市教委、学校にもご連絡をいただくということでありまして、これらについては110番の家を例えば地図に落とし込むなどして各学校に配付し、子供たちにその場所を確認いただいているというような概要となっております。

再質問 辻勲

今、主に子ども110番についての状況をお話しいただきましたけれども、子ども110番の家は何年も続けられていると思うのですけれども、いざというときに子供たちが駆け込む避難所ということで、全国各地で取り組みは行われていると思うのですけれども、子供たちが110番の家をまず理解していなかったり、知らない人の家には飛び込めないなということがあったり、そういう部分が出てくると取り組みの効果が少なくなってくるのかなと思っております。それから、朝のあいさつ運動も、これは非常に大事な活動の一つだと思っております。いろいろな部分を含むと思いますけれども、そういった部分で企業あるいは団体の方が協力していただけることは非常にありがたいことだと思っております。また110番の話に戻るのですけれども、その解決というか、少し強化していくという部分では、今地図に落とし込むというような話もありましたけれども、110番を子供たちが理解していくという部分ではいろいろな方法があるとは思うのですけれども、イベントなんかのときにも宣伝したり、もちろん学校できちんと説明をすることは大事だと思うのですけれども、例えばさっき商店とか個人とかとお願いしているということだったのですけれども、そういうところに子供たちが逆に出向いて子供たちが110番の家の状況を把握するとか、あるいは広げることを子供たちがやっていくとか、そのようなこともいいのでないかと思っているのです。あるいはまた、子ども110番の家の訓練という場もあるということだったのですけれども、そういうときには、類似体験というのですか、劇を含めてやるとか、子供たちが本当に理解しやすい、わかりやすいようなことが必要と私は思っているのですけれども、そのことについて最後の3回目の質問としましては、今例えば地図に落としてということもあったのですけれども、砂川市にはいろいろなイベントをやっていただいている団体もありますし、サポート企業もあるのですけれども、改めて見守りの強化の考え方ということを含めまして、提案も含めてなのですけれども、例えばレクリエーション協会の方がやっているウォークラリーのイベントとか、先ほど地図に落とし込むということもあったものですから、例えばウォークラリーとかを活用したゲームをしながらの見守りなどを進めて、また保護者の方とかそういう団体の方と話し合って今言ったような強化を進めていくという考えがあるのかについてお伺いしたいと思います。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

見守りの強化というさらなる大タイトルだと思います。それらについては、先ほどもご答弁申し上げましたが、やはり子供さんが入りやすいのはどちらかというとお店、例えばコンビニもそうでしょうし、そういうところかなと思います。今現状の地図を見回しますと、入っておられない、登録した後に次々とお店ができているという地区もありますし、それらの部分も含めて、見守りの強化については子ども110番の家、その前には家庭教育サポート企業の登録ということで、これから発掘、登録要請は強化していきたいと考えております。また、イベントというお話がありましたけれども、イベントに参加するときの趣旨が、例えばタイムレースになったりする場合もありますし、いろいろなイベントの中身にもよりますので、それらも含めながらどういうことができるかも含めて、110番の家、見守りの強化については今後も取り組みを強化してまいりたいと考えております。

出典:砂川市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月17日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる