砂川市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日
(1)子供の貧困対策について/(2)豚コレラ対策について
2019年3月5日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「子供の貧困対策について」「豚コレラ対策について」について質問し、保健福祉部長 中村一久、経済部長 福士勇治が答弁しました。
- 質問者
- 武田真 議員
- 答弁者
- 保健福祉部長 中村一久、経済部長 福士勇治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田真
それでは、通告に基づきまして、私からは大きく2点について伺います。大きな1、子供の貧困対策についてであります。近年児童虐待の件数が増加しており、その背景には経済的要因との関連性が指摘されています。平成26年1月には子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう貧困の状況にある子供が健やかに育成される環境を整備するとともに教育の機会均等を図るため、子供の貧困対策を総合的に推進することを目的とし、国及び地方公共団体の責務、子供の貧困対策を総合的に推進するために講ずべき施策の基本となる事項その他事項を定めた子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されました。また、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、我が国の相対的貧困率は平成24年に16.1%となっていますが、平成27年には15.7%と0.4ポイント低下し、18歳未満の子供の貧困率も16.3%から13.9%へと2.4ポイント改善していますが、子供の7人に1人が貧困の状態にあり、依然として厳しい状況となっています。貧困は、子供の生活や成長にさまざまな影響を及ぼしますが、その責任は子供にはありません。貧困が世代を超えて連鎖することがないよう必要な環境整備と機会均等を図るための対策は、本市にとっても重要な課題だと考えます。そこで、以下の点について伺います。(1)子供の貧困の状況分析と対策状況について(2)子供の貧困対策の関係機関との連携状況について(3)子供の貧困対策のワンストップ窓口設置の考えについて(4)子供の貧困対策計画策定の考えについて大きな2、豚コレラ対策についてであります。昨年9月に岐阜県の養豚場で国内では26年ぶりに豚コレラが確認され、現在本州において感染が拡大しています。ウイルスが外国から侵入した可能性も指摘されており、市内でも養豚は盛んであることから、官民を挙げた多面的な防疫体制の構築が必要だと考えます。そこで、以下の点について伺います。(1)豚コレラとはどのような感染症なのか。(2)市としての対策状況等について以上、第1回目の質問といたします。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
それでは、私から大きな1、子供の貧困対策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)子供の貧困の状況分析と対策状況についてでありますが、国は国民生活基礎調査において貧困の基準となる貧困率を一定の所得に満たない世帯員の割合としております。そのうち17歳以下の子供の貧困率は、平成24年は16.3%、平成27年は13.9%であり、子供の貧困対策に関する大綱においても我が国の子供の貧困率は先進国の中でも厳しく、生活保護世帯の子供の高等学校等への進学率も全体と比較して低い水準であるとしています。本市における子供の貧困の状況分析は、貧困等が要因で取り組まれている事業において個別に把握しているところであり、具体的には生活保護、児童扶養手当、生活困窮世帯年末見舞金などの支給状況や家庭児童相談等により子供のいる世帯の構成や経済状況等を確認し、対応しているところであります。続きまして、(2)子供の貧困対策の関係機関等との連携状況についてでありますが、事案によりその連携関係は異なりますが、基本的には社会福祉課が中心となり、子育て支援センター、保育所、ふれあいセンター、教育委員会、子ども通園センターなどとともに児童相談所、警察署、保健所、医療機関、民生児童委員協議会等の関係機関のほか、必要に応じ町内会など地域の皆様とも連携体制を構築しているところであります。また、児童虐待の防止など子供が健やかに生活できる環境を整えるため、定期的に要保護児童対策地域協議会を開催し、具体的なケースに対応するとともに情報の共有に努めているところであります。続きまして、(3)子供の貧困対策のワンストップ窓口設置の考えについてでありますが、現行では相談等があった場合、庁内の各部署のほか関係機関等が連携し、事案に対応していることから、現時点ではワンストップ窓口を設ける考えはありませんが、今後とも市民が安心して相談等ができるようきめ細かな対応を心がけるとともに、連携関係の維持に努めてまいります。続きまして、(4)子供の貧困対策計画策定の考えについてでありますが、当該計画につきましては、子どもの貧困対策の推進に関する法律により都道府県に対し策定の努力義務が課せられていることから、北海道では平成27年に策定されているところであります。本市では本計画は策定しておりませんが、総合計画を初め子ども・子育て支援事業計画などそれぞれの部署で子供の健全育成に関連する計画が策定されていることから、国及び道など関係機関と連携し、子供が健やかに成長できる環境づくりに取り組んでまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。
答弁 経済部長 福士勇治(経済部長は2021年3月まで)
私から大きな2、豚コレラ対策についてご答弁を申し上げます。初めに、(1)の豚コレラとはどのような感染症なのかについてでありますが、豚コレラは豚コレラウイルスにより起こる豚、イノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴で、感染豚は唾液、涙、ふん尿中にウイルスを排せつし、感染豚や汚染物品等との接触などにより感染が拡大するものであります。典型的な臨床症状はなく、発熱、食欲不振、うずくまりといった一般的な症状で始まり、結膜炎、リンパ節の腫れ、呼吸障害、便秘に次ぐ下痢が見られ、麻痺や激しい筋肉の緊張等の神経症状があらわれ、最終的には起立困難となり、死亡するとされております。治療法はなく、発生した場合は発生農場の豚全頭を殺処分するため家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で伝染性疾病の一つとして家畜伝染病に指定されているところであります。なお、豚コレラは、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはなく、感染豚の肉が市場は出回ることはありませんし、仮に豚コレラにかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はないとされております。続きまして、(2)の市としての対策状況等についてでありますが、市内には1法人が3農場で豚を飼養しており、今般の岐阜県及びその周辺府県での豚コレラの発生を受け、当市では当該法人に対し、随時豚コレラ発生状況等の情報提供及び発生予防のための啓発、情報提供等を行うとともに、ウイルス侵入防止対策の徹底について要請をしているところであります。なお、北海道におきましては、今般の発生を受け、豚コレラ防疫マニュアルの見直しを行うとともに、1,000頭以上の豚を飼養している農場を対象に豚コレラ防疫計画を策定するため市への協力要請がございましたので、空知総合振興局農務課及び北海道空知家畜保健衛生所と連携し、対応してまいります。また、万が一市内において発生した場合は、知事を本部長とする北海道家畜伝染病対策本部が設置され、北海道が主となり、防疫措置等の対応が実施されることになりますが、当市の対応といたしましては北海道が実施する現地対策本部の設置や発生農場における防疫措置、住民に対する情報提供など、対策本部の取り組みに対し協力体制を構築し、対応してまいりたいと考えているところであります。
再質問 武田真
それでは、順次再質問してまいりたいと思いますが、まず大きな1、子供の貧困対策についてでありますが、この法律ができて5年が経過いたしました。現在でも社会問題ではありますが、子供の貧困対策ということで、当時超党派による議員立法でこの法律が成立いたしました。それから5年経過したわけですが、法律の附則を見ていきますと5年後をめどに内容等を検討していくという附則もございまして、実際ことしの1月に入ってから報道等によれば超党派による法改正も検討されているという報道もございました。この5年間で全体的な景気回復もあり、貧困率も改善している状況ではありますが、この5年間各地での状況等を見ていきますと、非常に子供の貧困というのは実態が把握しにくいのだというのが全国的な課題であることが明らかになっていること、そして必要な人たちに必要な支援が届いていないのではないかという課題が全国的な課題であることがこの5年間の対策の中で見えてきたと思います。それらを踏まえて再質問してまいりたいと思うのですけれども、まず(1)の状況分析についてなのですけれども、先ほど個別に相談がある、あるいは生活保護、あるいは扶養手当ですか、確かに生活保護あるいは扶養手当に関しては、恐らく非常に客観的な数値ということで、他の自治体でも比較可能な数値なのかなと思うのですけれども、実際国のほうでも大綱などを見ていきますと貧困をはかるための指標というのは幾つか示されているわけですが、必ずしもそれが砂川市にとって適切な指標なのかという疑問もありますし、実際各基礎自治体の皆さんが貧困状態を把握するためにどのような指標が使ったらいいのか非常に悩んでいる状況なのかなというのはわかるのですが、ただ何らかの客観的な数値というものがなければ比較もできないわけですし、実際その対策もなかなか難しいと私は思うのですけれども、現時点で他の自治体と生活保護率、あるいは扶養手当の支給状況等、ある程度客観的な数値に基づいて全道あるいは近隣自治体、全道の他の自治体との何か比較分析ができるような数値、あるいは市としてこれとこれとを比較して、砂川市においては他の自治体と比較して状況が悪いのだと、そのような客観的に何か判断できるような状況分析等あればお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
数値的な比較ということでございますが、1つ、生活保護の受給率というものがございます。平成30年度、各年度平均値ということでお話をさせていただきますが、パーセントで申し上げますと砂川が1.58%でございます。これに対しまして全国については1.66%、北海道については3.01%ということで、数字だけを見れば北海道を下回って、全国並みでございます。また、現場に確認をさせたところ、市の生活保護の受給者の中の18歳までのお子さんの数というのが大体三十七、八人で、これを全体で割り返しますと子供さんの率というのが大体1.7%程度になるのかなということでございますので、市全体の1.58%と比べましても、子供さんについても大体同じような割合の方が受給されているということでございます。
再質問 武田真
実際生活保護率は、ある程度の大まかな判断材料にはなると思うのですけれども、貧困というのは恐らく各地域によっても捉え方が違ったりするという想像もしております。今回所管の関係で福祉関係の部門の数値しか伺えないところなのですけれども、実際学力テスト、教育関係の指標等も国の大綱などを見ていきますといろいろ組み合わせをしていきながら、実態を把握していくのだという考えだと思います。実際学力と貧困の相関関係については、まとまったデータははっきりしたものが私も手元にはないのですけれども、恐らくは大きく学力の関係も貧困と連携していると私は思います。この辺については、砂川市における子供の貧困を考えていった場合、そうした社会福祉に関係する指標も含めて、大きな視点で指標というものをどれをもって子供の貧困率をまず把握していくのだという数値的な部分の検討といいますか、研究というのは、私は今後必要になっていくかと思います。実際法律上もそうした部分の調査研究については地方自治体の役割ということで、今回は生活保護という直接的に非常にわかりやすい形でご報告いただいたところですけれども、他の指標も含めて全体を把握していく、砂川市における子供の貧困状態を把握していくための数値の設定というのは今後の課題かと私は考えるのですけれども、市としてどのように考えているかをお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
市独自の数値目標でございます。今お話したとおり、生活保護の受給率であったり、またそのほか生活保護世帯に属する子供の高等学校の進学率とかという指標も国も一つ使っているようでございます。参考までに現場で調べさせますと、この3年間砂川の保護の方の高校進学率は100%、この4月も全員が進学される予定であるというようなことでありますので、一定の数値となれば、こういった指標を用いて判断すべきものでもあるかとは思うのですけれども、砂川の規模であれば子供さんがお生まれになって、砂川の場合でありますとふれあいセンターがまず妊娠届から出生されますと新生児の全戸訪問をします。3カ月、4カ月の健診、6、7カ月の健診、1歳半、3歳ということで、未就学のある時期まではふれあいセンターが関与していきます。それはもちろん子供さんもそうですし、親御さんもそうです。その前後から保育所に通い始める子供さんもいる。幼稚園児もいると。子育て支援センターに登録する方もいると。そういった方の部分については、ある程度保育士なり、幼稚園の先生なりが、またふれあいセンターの保健師、そういった者が把握できますので、指標は指標と、数値的なものは数値的なものとして検討すべきかどうかは考えなければならないですけれども、現状としては未就学の子供さん、その親御さんについてはある程度ほぼ100%に近い状況で1度、2度、3度と接触が図られております。大体の家庭の状況、子供さんの状況とかも把握できますので、そういった個別具体の対応を通じて十分対応は可能かとは考えております。
再質問 武田真
それを受けての対策状況ということで、数値目標の部分とリンクするのですけれども、実際現場で、先ほどもご答弁ありましたが、相談を受けた場合きめ細かな対応をされているということで、実際そうなのかなと私も思うのですけれども、ただ砂川市に限らない事例だと思うのですが、全国的な状況等を見ていきますと実際に相談に行かないのだという人が結構いらっしゃるという実例もございます。それは、私自身の経験からもあるのですけれども、行ったほうがいいのかなという状況にもかかわらず、市役所は行きたくないという実例は実際かなりあるかと。相談に行ったらきめ細かな対応はされると思うのですけれども、行かなければどうしようもならないのですけれども、実際そういう方は全国の状況とかを見ていきますとかなりの人数がいるかと思います。そうしますと、先ほど私がかなり数字的な指標という話を強調されたのはその部分もあるのですけれども、その実数として把握されている中で実際に相談に来られた方というのはどのぐらいなのかというのは、今はすぐ出ないとは思うのですけれども、その辺を含めた大まかな数字を把握した上で、その中で実際にそのような方たちが相談に来ているのかどうかというのを把握するためには、当然現場での対応等もございますけれども、ある程度の実態把握のための調査というのはやはりここは必要なのかなと私は思うのです。大きな枠組みの中で実数を把握した中で対策を組み立てていくのだと。今の中では当然現状でも相談された方には対応されているということで、それは非常に重要なことだとは思うのですけれども、把握されていない部分が本当に支援が必要な方に届いていない人が結構いるのではないかという危惧を私は抱いておりまして、それを含めて現実の客観的な数値、あるいは現場での感覚、それらを含めて実態を把握するための調査というのが私自身は必要だと思うのですけれども、改めてそういった形の実態的な調査、子供の貧困に係る調査をする考えはないかをお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
実態の把握という部分の調査のご質問でございます。先ほどお話ししたとおり、未就学の年齢までのお子さんについては、小学校に入る直前の5歳児、6歳児ですか、そこの子供さんはほぼ100%接点が複数回ございますので、そういった部分での把握というのは可能と私たちは判断しております。新たな調査でございますが、今すぐにこの必要性について判断することでもございませんので、現場ともう一度確認しながら、どのような方法で今後実態把握をして、幾らこちらからの働きかけがあったとしても支援が必要な方みずから来ていただかないとわからない部分もあると思いますので、その部分も含めてどうしたら来やすい体制になるのか、環境になるのかというのも含めまして今後考えていきたいと思います。
再質問 武田真
実際この法律の14条において自治体の役目として調査研究というのが子供の貧困に関する実態調査というのもある種の役目ですので、その辺しっかり対応をお願いしたいと思います。続きまして、(2)子供の貧困対策の関係機関との連携状況ということで、状況は大体わかりました。1点確認したかったのは、先ほども若干民間団体等の話も出ていましたけれども、最近この法律ができたことによって、それが契機になったとは思うのですけれども、さまざまな子供の貧困対策に関係する民間団体の活動等が活発になってきているのですけれども、砂川市においてそうした最近になって子供の貧困対策に関係する団体等の活動を何か把握されているものがあればお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
民間団体ということでございます。私今すぐにお答えすることができないのですけれども、1回目のご答弁でもお話したとおり、民生児童委員協議会の皆さんについては、地域でそれぞれ担当区域がございますので、そういったところでの把握に努めていただいておりますし、また個別のケースもそうですが、一般的な啓発、児童虐待も含めてそういったことがあれば、遠慮なくといいますか、ちゅうちょしないで通報していただくように町内会等も通じて啓発活動をしておりますので、そういった中での民間の方との連携は図っているつもりでございます。
再質問 武田真
(2)についてはわかりました。続きまして、(3)ワンストップ窓口の考え方で確認していきたいのですけれども、私がなぜこれを聞いたかといいますと理由がありまして、実は砂川市、子供の貧困でインターネットを検索してみると、砂川市のものは一つも出てこないのです。最近になって上がってきたのは何かといいますと、砂川市の公式ホームページの部分に限定してお話しますけれども、今回の私の一般質問の通告の部分からひっかかってくるわけなのです。それ以外に実は砂川市のホームページにおいて子供の貧困で検索をかけてもひっかかってこないという状況がありまして、恐らく多くの子育て世代の方はスマホを持っていると思うのですけれども、検索すると。それはアップルなのか、アンドロイドなのかわかりませんけれども、大体検索エンジンで検索すると思うのですけれども、そこで物理的な窓口の話は別として、電子的な窓口ということで考えていきますと、検索しても出てこないと、子供の貧困。どういう形で検索するのかというのは当然あると思うのですけれども、ただ砂川市、子供の貧困ということで検索をかけていきますと、全然窓口がヒットしませんよと。一応国の関係機関のホームページだと思うのですけれども、出てくることは出てくるのですけれども、よく見ると機構改革で部署が変わったのにそのまま昔の名前であったりとか、情報が古い状況もございます。そんなところを見ていきますと、先ほども市役所の窓口に行きづらいのだというお話もさせていただきましたが、困っているのだと漠然とした思いで行っても、なかなかどこが窓口がわからないのだという状況も恐らくはあると思うのです。ですので、物理的な窓口の設置というのはいろいろ課題もありますし、新庁舎の話も関係する部分もあるのですけれども、何か相談する窓口、行政としての受け口ということで、最低限ホームページと窓口がどこか明らかになったほうが私はよいのではないかと思うのですけれども、その辺物理的な窓口という部分以外の電子的な部分も含めて、ある程度の窓口のどこに相談に行けば話を聞いてもらえるのだというぐらいの大まかなものでも構わないとは思うのですけれども、そのような受け口といいますか、窓口の考え方、市としてどう考えているのかをお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
子供の貧困ということで検索をかけた経験が私もございませんので、砂川市の検索結果がどのようになるのかはわからないのですけれども、貧困からもう一つ具体的な話になりますと、子供の進学資金が必要だとか、子供の発育がおくれているかもしれないとか、そういったようなことで検索をしていただきますとひょっとしてヒットするかもしれませんし、その部分につきましてはこの後ホームページの中身も含めて相談体制、どのような体制がベストなのか、最適なのかというのは現場と話してみたいと思います。
再質問 武田真
ぜひ検討をお願いしたいと思います。続きましてその計画の考えについてでありますけれども、私が計画が好きだというのもあるのですけれども、この法律ができてから5年が経過したということで、実際見直しの動きがちらほら聞こえてくる状況であります。その中で、公式には出ているわけではないのですが、現在都道府県と市町村の役割分担というのは、実は明確化されていない部分が法律上もございます。そのような中で、市町村の役割を明確化すべきではないかという議論が実際にありまして、それがどのような形になるのかわからない部分もありますが、貧困に関する単独計画になるのか、あるいは既存の政策にどう位置づけてくるのかを明確化せよという方向性になるのではないかと私は漠然と想像しているところです。現時点で市のほうで法改正等を含めて、現状の子供の貧困に対するこの法律の改正状況を含めて、何か情報等を把握されているものがあるかをまず確認したいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
大変申しわけございません。現時点では私としては把握してはございません。
再質問 武田真
先ほどの子ども・子育て支援事業計画ですか、この中でも貧困についてご答弁があったところなのですけれども、現状の計画を見ていきますと、確かに各種子供の貧困に関係する施策は多々あることは承知しております。それら全てこの中に含まれているとは私も思うのですけれども、実はこの計画の中で一言も子供の貧困という言葉はないのです。そこが違和感を感じるといいますか、意外な感じを受ける方が多いと思うのですけれども、児童扶養手当を含めて先ほどもご説明のあった各種手当、手続の話、全部これにはのっております。しかしながら、貧困という言葉は一つもない状況であります。来年度に向けて新たな計画も策定されているという話なのですが、先ほどの計画の中で、子ども・子育て支援事業計画の中で子供の貧困対策についてどう位置づけていくかというのは、法改正がどうなるかというのは現時点では未確定な状況でありますが、砂川市における子育て政策全般の中で子供の貧困対策をどう位置づけていくかというのは、私は非常に重要な課題なのかと認識しております。市として、先ほども子ども・子育て支援事業計画を新たにつくるというお話もあったところですので、子育て政策全般の中で貧困対策、砂川市としてはどう位置づけているのか、その辺の市の考えをまずお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 中村一久(保健福祉部長は2021年3月まで)
この子ども・子育て支援事業計画につきましては、子育て全般、広く子ども・子育て支援についての事業の計画でございます。もちろん子供が健やかにという部分であれば、貧困という視点も持つべきとは思います。その貧困という言葉が見当たらないということではございますが、先ほどの答弁にもつながりますが、もう一つ的を絞ったテーマ、同じことを申し上げますけれども、子供の進学ですとか病気ですとか健康ですとかという部分での事業名は網羅されているはずでございます。どういう視点で、どういう考え方でということであれば、一人の子供さんも自分の置かれた環境に左右されることなく、健全に成長してほしいという視点でこういう計画も策定しようと考えておりますので、言葉で貧困というフレーズがなくても内容としましては十分盛り込んでいるつもりでありますし、31年度策定する計画につきましても同じような視点も持って策定してまいりたいと考えております。
再質問 武田真
その考え方はわかるのですけれども、ただ先ほども前段で申し上げたとおり、国の法律改正の状況等も考えなければならないのかなと。市町村の役割の位置づけ、子供の貧困対策に対する位置づけを、どういう形になっていくかはわからないのですけれども、その方向性として恐らく、繰り返しになりますが、市町村の役割を、子供の貧困というキーワードに絞った形の何らかの役割分担を明確化する方向性に私はあるのかと漠然と想像しております。国の改正状況もどうなるかわからないのですけれども、せっかく新たな事業計画をつくるということであれば、そもそもこれは私が単独で言っているわけでなくて、国全体の方向性ということで、5年前に議員立法という形で成立したものでありますし、国民全体の願いなのかと私は理解しているところでありますので、やはり子供の貧困というキーワードがないのは、やや課題があるのかと私は認識しているところであります。改めて要望、検討していただきたいのですが、砂川市の子育て政策全般の中の子供の貧困対策をどう位置づけていくかについては、事業計画を新たにつくるわけですから、識者、あるいは市民の方のご意見を取り入れながら、砂川市にとって不要なのだということであればそれはしようがないかもしれませんけれども、決してそういうことにはならないとは私は思っているのですけれども、せっかく新事業、新計画をつくるということであれば、識者、その他子育て中の方々のご意見を受けながら、砂川市において国全体の課題である子供の貧困対策をどう位置づけていくかについてぜひ検討を要望して、大きな1については終わりたいと思います。続きまして、豚コレラについてでありますけれども、先ほどのご答弁を伺う限り人間が食べても一切問題がないことと、仮に肉が流通しても食べても人としては何ともないというお話でありました。ただ、豚にとっては非常に致命的な病気なのかということがわかったと思うのですけれども、先ほどもイノシシがという話があって、実際発生したのも岐阜県で、イノシシが原因ではないかと推測されているわけですけれども、実際国の研究所あるいは農林水産省の報告書等を読んでいっても、必ずしも確定したものではないと。あくまでも推定されるのだというレベルにとどまっておりまして、そのイノシシもどこから感染したのだということについては、実は漠然としていると。可能性としては、外国人が持ち込んだ汚染された肉をイノシシが食べて、それがさらにという可能性があるのではないかぐらいにとどまっている状況なのかと思います。私もハンターで、北海道にイノシシがいないのは百も承知しているのですけれども、ただ一切北海道において可能性がないかということであれば、決してそうではないのかと最近認識しております。例えば昨年の10月に千歳空港でアフリカ豚コレラに汚染されたソーセージが中国からの旅行客、お客さんによって持ち込まれたと。それは検疫でひっかかったのですけれども、そういうことが報道されております。岐阜県の事例でも実は外国人の実習生がそのような作業所で多数働いていることもありまして、実際100%侵入経路が絞り切れているわけではないのかという状況であります。決して海の向こうの対岸の火事だということにはならないのかと私は思います。先ほどもしっかり連絡体制ということでお話を伺ったのですけれども、改めてお伺いしたいのですけれども、決して砂川で発生する可能性があるとかそういうことではなくて、一般論でありますけれども、例えば道内でそのようなものが発生したとの一報があった場合、それは現地本部、知事をトップとした対策本部ということと、市町村の役割についてもう少し具体的に詳しく、もし仮にそのようなことがあった場合の市町村における役割、単なる中間的な連絡の中継地点になるのか、先ほど住民への情報提供とありましたけれども、それは対策本部がやるのか、それとも市町村が具体的にどのような役割を担っているのか、もう少し具体的にご説明いただければと思います。
答弁 経済部長 福士勇治(経済部長は2021年3月まで)
市町村の役割は、北海道でいえば北海道が対策本部を設置します。その本部に対して、その取り組みに対して協力するのが市町村の与えられた役割になっています。また、豚などの所有者が行う発生予防の取り組みに対しても支援を行うことが市町村の役割となっておりまして、実際に発生して、北海道が対策本部を設置した場合、北海道が屠殺ですとか埋却ですとかをするのですけれども、その中で関係自治体としては通行の制限、または遮断という業務があるのですが、そういったところに対して警察と自治体が協力して、対策本部が行う取り組みについて協力をすることと、あとは通勤、通学のために通行しなければならないというところがあるので、そこについては十分な消毒を行った上で認めることになっていまして、消毒作業についても自治体が行うことになります。発生した状況についての周知についても対策本部が主として行うのですけれども、当然仮に砂川で発生したとしたら、その状況も市も一緒になって周知しなければならないと考えております。
再質問 武田真
決してそのようなことがないように祈るしかないのですけれども、一方では現時点でできる対策というのは、先ほどもご説明がありましたけれども、情報提供等ということで、あとは北海道の関係機関との連携というお話があったところなのですけれども、今は雪解けが近づいている時期であります。今後雪が解けますと豚舎の周りにいろいろな野生動物とか、場合によっては人が近づくということもあり得ると思うのですけれども、岐阜県のその状況等の報告書を見ていきますと、宿舎の周りの小動物の対策とか、あるいは不用意に無関係の人が近づくこともそれは実は非常に危険なことだという報告がされているわけです。砂川市は非常に多数の豚がいるわけですから、豚舎の周りに不用意に人が近づかないような形の何らかの広報といいますか、周知というのも私は今後必要になってくるかと思うので、その辺の道の関係機関から指導とか、そのようなものは何か情報等が入っている状況はないでしょうか。
答弁 経済部長 福士勇治(経済部長は2021年3月まで)
今マニュアルの見直しで道と調整をしている最中なのですけれども、具体的に市として豚舎に近寄るなと広報する予定は今のところございません。仮に農場に関係のない人が近寄ったとしても、ここから先は立入禁止という案内もありますし、実際に豚舎に入るにはそのままの姿で入れるわけではなくて、体を消毒して、豚舎に入るための服に着がえて中に入るという、そういった消毒をして、中に雑菌が入らないような、そんなスタイルで中に入るということですので、一般市民にそれを呼びかけなくてもその心配は非常に低いと感じています。ただ、議員おっしゃるように本州の場合はイノシシが原因だったかもしれないのですが、北海道にはいない。ただ、ネズミとかも原因となり得るということですので、その辺の小動物などの侵入については、もう既に農場でそういった対策は最初からされておりますし、今回のこともあったことから強く要請もしているところであります。
再質問 武田真
養豚業というのは、砂川市にとっても非常に重要な産業ということでありますし、何か事があれば経済的にも非常に大きな影響が出ますので、その辺はしっかり道と連携して、そして事業者ともしっかりと連携して対策をお願いしたいということを要望して、私の一般質問を終わりたいと思います。◎延会宣告