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砂川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月12日

砂川市予約型乗合タクシーについて

2018年6月12日、砂川市議会の一般質問で、辻勲議員が「砂川市予約型乗合タクシーについて」質問し、市民部長 峯田和興が答弁しました。

質問者
辻勲 議員
答弁者
市民部長 峯田和興

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 辻勲

おはようございます。私は、1点について質問をさせていただきます。砂川市予約型乗合タクシーについて。予約型乗合タクシーは、多くの方々が効率的に利用できる新しい公共交通の構築を目指すことと高齢化の進行を見据え、自宅前で乗りおりができるため、利便性が高く、高齢者に優しいことから、実証調査運行や各種調査事業を実施し、平成27年10月より本格運行が実施されています。そこで、以下の点について伺います。(1)予約型乗合タクシー利用の状況について(年齢層、苦情、意見等)。(2)昨年4月より行われている運転免許証自主返納サポート事業について。①、自主返納された方の人数、年齢層について。②、自主返納された方の予約型乗合タクシー無料利用券の状況について。③、砂川警察署と連携した自主返納の推進について。(3)予約型乗合タクシーの市民への周知について。(4)施設見学で市内を循環する観光等に利活用することの見解について。(5)予約型乗合タクシーの今後の持続性について。以上、1回目の質問を終わります。

答弁 市民部長 峯田和興(市民部長は2021年3月まで)

それでは、私から砂川市予約型乗合タクシーについてご答弁を申し上げます。初めに、(1)予約型乗合タクシー利用の状況についてでありますが、予約型乗合タクシーは平成27年10月に本格運行を開始し、開始当初であります平成27年度末の利用登録者数は994人であり、直近の平成30年5月末の利用登録者数は1,270人と約28%増加しております。延べ利用状況は、平成28年度7,294人、平成29年度9,611人と約32%利用が伸びている状況であり、平成29年度利用者における年齢層につきましては80歳代が約50%、70歳代が約33%、60歳代が約8%と60歳から80歳代の方で全体の約90%を占めているところでございます。また、苦情、意見等についてでありますが、平成29年度に全利用登録者を対象にしたアンケート調査を実施しており、その調査からは、全便当日予約を可能にしてほしい、運賃を一律あるいは安くしてほしいという回答のほか、運行便数、乗降地をふやしてほしい、今後自家用車を運転できなくなったら利用したい、乗合タクシーがあって本当に助かっているという回答が多くあったところであります。次に、(2)昨年4月より行われている運転免許証自主返納サポート事業についてであります。①、自主返納された方の人数、年齢層についてですが、事業開始年度である平成29年度の申請者数は74人で、その年齢層は80歳代が最も多く36人、約49%、次いで70歳代が25人、約34%、60歳代が8人、約11%を占めており、ほかには90歳代、50歳代の方となっております。続きまして、②、自主返納された方の予約型乗合タクシー無料利用券の状況についてでありますが、74人の申請者のうち、乗合タクシーの利用をされる54人の方に無料利用券を交付しております。続きまして、③、砂川警察署と連携した自主返納の推進についてでありますが、運転免許証を自主返納する際は警察署等で申請し、返納することになりますが、その際砂川市運転免許証自主返納サポート事業により、予約型乗合タクシー無料利用券が交付される等の説明と市役所での手続の案内を現在砂川警察署にお願いをしているところであります。次に、(3)予約型乗合タクシーの市民への周知についてでありますが、広報すながわ、市のホームページを初め、老人クラブの安全教室などにおいて周知を図っているところであります。次に、(4)施設見学で市内を循環する観光等などに利活用することについてでありますが、予約型乗合タクシーは交通空白地域の改善、交通弱者の生活交通の確保のため、国庫補助により自宅とまちなか乗降地の間を運行し、実施している事業であり、市内を循環する観光等とは目的が異なること、また観光目的の利用は民間における既存の公共交通事業の圧迫につながることからも、実施は難しいものと考えているところでございます。最後に、(5)予約型乗合タクシーの今後の持続性についてでありますが、先ほどご答弁申し上げたとおり、利用実績は伸び続けている状況であり、その年齢層は60歳以上が大半を占めております。当市の今後の高齢化の進行を鑑みますと、今以上に需要がふえていくものと考えておりますので、今後とも事業の周知に努めるとともに、運行しているタクシー業者と連携を図りながら、改善できるものは改善をし、事業の継続を優先に考えてまいりたいと存じます。

再質問 辻勲

それでは、再質問ですけれども、当初の経過を振り返ってみますと、平成25年9月、平成26年2月の実証調査運行ではコミュニティバス、予約運行型乗合タクシーともに利用者が少ない結果であったことから、平成26年10月から平成27年1月まで再度予約型乗合タクシーによる実証調査運行を実施し、本格化に向けた検証が行われました。現状では自分が運転する自動車に依存した生活が定着しているという、当初からそういうことでありましたけれども、今後は高齢化の進展により自動車を運転できない高齢者が増加するということで、公共交通の需要は高まるとされ、交通空白地域を改善し、交通弱者の移動手段を確保すると今部長のほうからも答弁があったような、当初からそういうことがありまして、各地域とまちなかを結ぶ効率的で持続可能な新たな公共交通を導入するということで本格実施されたと理解しているわけであります。私も、最近高齢の市民の方に免許を返納した方もおりまして、乗合タクシー事業のことを教えてあげましたら、早速登録をしました。ところが、いざ登録証が届きましたら、利用しようとすると面倒くさいだとか、どうしても便利な普通のタクシーを利用するという、そういう状況でもありました。それから他方、今部長のほうからもお話ありましたように、行きのほうで11時の便もあるといいのにというような常連の利用者もまたおりました。このように、私が五、六人の市民の方とお話しした中では、乗合タクシーがなくならないようにということのお話がありました。そこで、いま一度質問しますけれども、今部長のほうからいろんな意見等もありましたということなのですけれども、苦情というか、意見等があったということなのですけれども、国のほうに毎年報告、10月からですか、次のあれになると捉えておりますけれども、そのときのいろんな意見を受けた中での、あるいは回答で、受けた中での事業の見直しもされていると思うのですけれども、その内容についてお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 峯田和興(市民部長は2021年3月まで)

乗合タクシーの今まで行ってきた見直し、改善についてのご質問でございます。予約型乗合タクシー事業における改善、見直しにつきましては、アンケート調査の実施によるものや砂川市地域公共交通会議における要望、意見などをいただきながら改善等を図っております。平成28年10月からは、予約時間について行きの便の予約受け付けが前日の16時までであったことから、不便であるとの意見が出ていましたので、当日の8時から10時までの予約であれば12時以降の行きの便が利用できるように改善をいたしました。同じく、南のエリアについて利用人数が多いことから、30分で乗降地まで行くのが難しい問題がありましたので、それについては乗車定員以内の予約であってもジャンボ型車両1台で30分で運行ができないと考える場合にはセダン型車両を増便し、乗降地まで30分で運行できるように見直しをしております。また、平成29年4月からは砂川市敬老助成事業の敬老ハイヤー券を予約型乗合タクシーにも使えるように見直したほか、同じく新たな運転免許証自主返納サポート事業においては、砂川市乗合タクシー無料利用券を支援品に加えたところであります。平成29年10月からは、南エリアの利用人数が多いことから運行経路が長く、課題があったことから、南エリアの一部を北エリアに変更し、どのエリアからもおおむね30分で乗降地へ行けるようにするなど、見直しできるものは見直しを進めながら乗合タクシーの利用促進に努めているところでございます。

再質問 辻勲

今の改善についてよくわかりました。それで、(2)の運転免許自主返納につきましては、昨年の4月より実施されておりまして、今ほど答弁がありましたように、無料の利用券ももらえるということでもありますし、また警察とも連携をとられるということでありましたので、これはこれで推進されているのだなと理解をしております。それで、(3)の市民への周知ということで、先ほど利用状況の話がありましたけれども、60歳から80歳で9割を占めているということなのですけれども、例えば中学生とか高校生、そういう学生さんの利用というのは出てこなかったのですけれども、ないという理解なのか、その点についてちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 峯田和興(市民部長は2021年3月まで)

中学生以下の利用の状況についてでございます。乗合タクシー事業におきましては、砂川市に住民登録のない方や未就学児のみでの利用、あるいはペットを連れている方などを除き乗車は可能であり、中学生以下の方の乗車も可能なところでございます。平成29年度における乗合タクシーの年代別の利用状況では、中学生以下の方については14人、0.2%と非常に少ないような状況でありますが、利用されている方がいらっしゃるところではあります。

再質問 辻勲

学生さんもゼロではない。14人の方がおられたということでございます。それで、(4)の例えば市内循環とか観光というようなちょっと大きい話が出てきましたけれども、私が平成11年ですか、思い起こすと議員になったころの時期には、バスが市内になくなるということの時期でありまして、市内循環バスの提案をしたこともありまして、そのときに市内の施設見学もできるような体制は取り組めないものかというようなことを訴えたり、そういうことも思い出しておりまして、このような質問をしたわけでございますけれども、さらにここで質問をしたいと思うのは、当初砂川市生活交通ネットワーク計画というのがありまして、そこにまちなかへのアクセス向上によるにぎわいの創出という項目がありました。そこで述べられていることは、事業の背景ですけれども、バス乗降調査や実証調査運行の結果では主な利用目的が買い物や通院となっております。また、住民ニーズ把握調査の結果によると、よく利用される施設は商業施設や病院が大多数となっていると。さらに、砂川市の第6期総合計画においても、まちなか活性化のため、中心市街地のにぎわい創出を目指していると。このような背景を踏まえますと、住民生活の支援、利便性の向上や中心市街地のにぎわいの創出を図るためというような、まちなかへのアクセス向上が重要となると、このような取り組みが述べられているのですけれども、いま一度このことについての見解をお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 峯田和興(市民部長は2021年3月まで)

乗合タクシーのこれからの考え方というようなところでございます。利便性が高く、人にやさしい公共交通環境づくりと魅力ある生活交通ネットワークの構築を基本方針とする砂川市生活交通ネットワーク計画を過去に作成しまして、その中の目標でまちなかへのアクセス向上によるにぎわい創出と病院や買い物施設へのアクセス向上に資する交通体系の構築を行うことと設定をしております。予約型乗合タクシーのまちなか乗降地は8カ所あり、その中には駅などのほか、市立病院や買い物施設も設定し、まちなかへのアクセス向上が図られているところではあります。今後市内循環など観光等への活用についてというようなご質問でありましたけれども、先ほども答弁しましたとおり、現在の乗合タクシーは交通空白地域の改善、交通弱者の生活交通確保のため、予約により自宅とまちなか乗降地を運行する事業でありますので、まずは市民の日常生活に必要な交通手段を確保することを優先とし、運営しており、また乗合タクシーはタクシー会社さんに協力をいただいているところでもありますので、余り乗合タクシーの利便性を向上し過ぎますと民間の公共交通事業にも影響するようなところもありますので、乗合タクシーは本格運行からまだ年数もたっていないようなところもあります。当面は現在の運営で継続していくものと考えております。

再質問 辻勲

そのような当初の計画についてというようなことが出ていましたけれども、本当に大事な観点ではないかと思っております。今後事業を進めていく上でも大事な指針と私は捉えております。高齢者の方々の外出の機会をふやし、生きがいを持ったり健康づくりという部分を含めても、まちに誘導するというようなことも大事ではないかと考えております。ここで例としてということでちょっと出ているのですけれども、今の体制でいくということなのですけれども、今後ということについて、例えば定時定路線型というのがありまして、路線バスと同様に運行日、運行時刻、路線、停留所を定めて運行するものでありまして、一部区間または全区間がフリー、乗りおりが別となっているというようなところもあるようなのですけれども、ほかの全国を見てみますとです。ですから、そんなときに、例えばきょうはハイウェイ・オアシスのそらいちマーケットも改装されたから半日でも行ってこようかとか、そんなことができるようなことができていければいいかなとちょっと私も思っております。今この体制でいくということなので、なかなか厳しい状況ではないかとは理解はしております。再度質問ですけれども、砂川市生活交通ネットワーク計画は平成28年度から平成30年度の3カ年となっていまして、また先ほど言いました6期総合計画の第3次計画では予約型乗合タクシーの運行事業については平成29年度から平成32年度までの4カ年ということになっているのですけれども、この辺の整合性というか、この辺のことについてお伺いしたいと思うのですけれども。

答弁 市民部長 峯田和興(市民部長は2021年3月まで)

予約型乗合タクシーの今後の部分での計画等の整合性というようなご質問でございます。先ほど来答弁をしているところの部分で、乗合タクシーにつきましてはまちなか乗降における高齢者等交通弱者の足の確保というところを重点にやってきました。その中で、先ほど議員さんからも話がありましたように、過去には本格運行の前には平成25年度、平成26年度に実証実験を行っております。平成25年度には市内を北エリア、南エリアに分け、それぞれのエリアで乗合タクシー、コミュニティバスを運行し、調査を行いました。その実証調査運行及びほかの調査から、バスは高齢者が利用するには停留所までの移動が困難であることやコスト負担が大きいこと、一方タクシーは自宅前での乗降が可能、予約による運行であることから効率的な運行が図られることなどから、砂川においてはコミュニティバスのように限られた範囲を定時定路線で運行するよりは市内全域をカバーする運行方式が適しており、効率性や持続性が高い予約型乗合タクシーの導入を進めることについて砂川市地域公共交通会議でも確認をし、平成26年度には市内全域を乗合タクシーで運行する実証実験を再度行い、現在のコミュニティバスではなく乗合タクシーによる運行をした経過があります。そのような中で、乗合タクシーにつきましてもまだ運行して間もない状況でありますので、現在のところは今の形の運行を続けていくものと考えております。

出典:砂川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月12日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる