みんなの議会

砂川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日

地域発ニューツーリズムの取り組みについて

2012年6月13日、砂川市議会の一般質問で、沢田広志議員が「地域発ニューツーリズムの取り組みについて」質問し、経済部長 栗井久司が答弁しました。

質問者
沢田広志 議員
答弁者
経済部長 栗井久司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 沢田広志

それでは、通告に従いまして、一般質問をしてまいります。今回は、大きく1点についての一般質問となっております。1つ目ということで、地域発ニューツーリズムの取り組みについてお伺いをしたいと思います。ニューツーリズムとは、従来の物見遊山的な観光旅行とは異なり、旅行先での人や自然との触れ合いなど体験的要素を取り入れた新しいタイプの旅行です。従来のような旅行会社の主導ではなく、地域の立場から特性を生かすことが一番であるため、地域活性化につながる新しい旅行の形と言われております。内容としては、産業観光、エコツーリズム、グリーンツーリズム、ヘルスツーリズム、ロングステイ、文化観光などが含まれます。また、国においては、観光庁の施策としてニューツーリズム創出・流通促進事業が推進されてもおります。このようにニューツーリズムの取り組みにより、市外からお客さんが砂川に来てもらう、来砂して昼間人口、そして滞在者の増加にもつながり、地域の活性化、にぎわいづくりへとつながっていくものと思います。そこで、次の小さな4点について伺います。初めに、小さな1点として、市外からのお客さんが砂川に来られたとき、見る、食べる、泊まるなどの情報を観光案内所の設置により直接伝えていくことが必要と思うが、現在はどのような状況になっているのか。小さな2点目として、ニューツーリズムを積極的に取り組むべきと思うが、市はどのように考えているのか。小さな3点目として、市内観光ガイドの養成と活用について。小さな4点目として、我がまちを市内外の多くの人たちに詳しく理解してもらう機会として、(仮称)砂川観光ご当地検定を実施することについて。以上、1回目の一般質問といたします。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

それでは、地域発ニューツーリズムの取り組みについてのご質問に順次ご答弁申し上げます。1点目の市外からのお客さんが砂川に来られたとき、来砂されたとき、見る、食べる、泊まる等の情報を観光案内所の設置により直接伝えていくことが必要と思うが、現在はどのような状況なのかについてまずご答弁申し上げます。市外からの観光客などへの対応につきましては、現状といたしまして事前調査をされないで来られた場合には、砂川観光協会を訪ねられた際にご案内しているほか、電話等で市にお問い合わせをしていただいているところであります。観光目的で来られた方の玄関口でもありますJR砂川駅の待合室内に市の観光パンフを常設しており、駅舎には砂川駅周辺マップとスイートロードマップの案内板があり、公共施設、コンビニ、飲食店、菓子店、宿泊施設のほか、オアシスパーク、子どもの国や北光公園等の観光資源も表示されており、案内板によってまちの情報、観光施設等の情報発信をしているところであります。次に、2点目、ニューツーリズムを積極的に取り組む市の考え方についてご答弁申し上げます。観光庁は、地域の特性を生かし、かつ多様化する旅行者のニーズに即した観光を提供するニューツーリズムの振興を図っているところであり、ニューツーリズム創出・流通促進事業として産業観光、エコツーリズム、グリーンツーリズム等の新しい旅行商品の創出と、流通を促進するための実証事業の実施や追跡調査等により得られたニューツーリズム旅行商品化の留意点等をまとめたガイドラインを策定したところであります。市内では、既に地域資源を生かした体験型、交流型のニューツーリズムとして、製造業における物づくり体験や工場見学などの産業観光と、毎年道外の中学生を受け入れて農作業体験を行うグリーンツーリズムの実施、さらには北海道立砂川少年自然の家において石山登山やハイキング、冬期間の歩くスキーやかんじきで公園内を自由に歩くヘルスツーリズムを展開しているところであります。当市には、自然豊かなオアシスパーク、子どもの国を初めとする緑あふれる公園、さらには豊富な地元農産物等、ニューツーリズムの展開に必要な多くの素材が点在しており、これらを活用することで観光振興や経済波及へつながる要素がございます。ニューツーリズムについて市として取り組むためには、観光協会や商工会議所、宿泊施設、地域資源と関連する機関、団体などが推進組織体制を構築し、その中で地域資源を明確に把握することの必要性、受け入れ体制の整備、観光客をもてなす人材や地元観光ガイドの育成、さらにはニーズとマッチする体験型メニューの開発が必要となってまいります。地域密着型のニューツーリズムの促進は、地域活性化に結びつくものと認識しておりますが、観光庁がまとめたガイドラインや北海道内の先進事例を参考にして、今後取り組みの可能性について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。次に、3点目、市内観光ガイドの養成と活用についてでございますが、地域における観光ガイド活動の必要性については、重要と認識しております。観光ガイドの活用は、多額の資本を投入しなくてもアイデアや知識を投入することで地域住民が主役の観光となり、来訪者のためだけに行うことが目的でなく、自分のため、地域のために行うことが結果的に来訪者にも喜ばれることにつながり、地域の活性化を実現していくことになるものと考えられますので、観光協会や商工会議所など関係団体と協議してまいりたいと存じます。次に、4点目、(仮称)砂川観光ご当地検定を実施することについて、ご当地検定はその地域の歴史、自然、文化、観光、産業などについての知識に関する能力試験であり、地域への愛着や地域の活性化などを目的とし、各地でさまざまな団体が実施しております。試験そのものも工夫を凝らしたものが多く、その実施方法なども千差万別であります。お尋ねの砂川観光ご当地検定の創設につきましては、砂川市の歴史、自然、文化などを知っていただく上で一つの有効な方策であると思いますが、全国各地の例を見ると継続性や採算性などから中止に至ったものや実施が見送られたものもあり、難しい問題点もあるようでございます。実施の可能性については、目的、対象となる素材、試験の対象者、実施主体、さらには継続性など、幅広く検討して進めていかなければならないと考えますが、自分の住む地域のことを知り、大切に思う気持ちは重要であり、砂川の魅力を再発見する意味から、ご当地検定は理解を深める役割を担うものと思われます。観光のまちづくりを進める上で、商工会議所や観光協会の方々からご意見をお聞きしながら、ご当地検定を含めた観光振興策を検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと存じます。

質問 沢田広志

それでは、1回目の質問に対して小さな4点の項目にわたって答弁をいただいたところなので、一つ一つ質問をさせていただきたいと思います。まずもって、小さな1点目、強いて言うと私は観光案内所を設置してほしいということのお話でございます。正直、砂川の場合観光案内所と思われるものがなく感じておりますし、今ほどの答弁の中では強いて言うと観光協会のほうに、例えば事前に計画を練らないで来た場合でも、観光協会とか電話での問い合わせをしながら対応している。さらには、JR砂川駅舎内の待合室にそれぞれ砂川市内に関係するパンフレットを設置しているということで、そういったことに対しては私は何ら問題はないと思っているのですが、私自身もいろんな形で地方に行く機会もあったり、行く場合には事前に計画を練って行きます。しかしながら、そこのまちに行ったときには、詳細なことを聞くためには観光案内所といったところに足を運んで、事前に計画した中も含めながら聞かせてもらう機会もありますし、さらには急遽そのまちに寄ってみて、例えば昼食の時間であれば食べる、そしてまた地域を見る、時にはそこで泊まらなければいけないという泊まるといったことの場合については、観光案内所というものがあるところに、やっぱりそこに行って、いろんな形で見て、聞いてというような形が私も実施させていただいていますし、それが必然的なものではないのかなというふうに思っております。そもそもこれは、砂川市外から来られる人方が我がまちに来たときに、フェース・ツー・フェース、相手の顔を見ながら、そしていろんなお話をしてもらいながら、このまちに来てよかった。そして、行ってみようかと、ここにはこういう場所があるのだなといったこと。そして、食べるといったときにおいても、砂川市内にはどういったおいしいものがあるのでしょうかといった話から、ではどういったお店がいいのでしょうかと、そしてそのお店にはどんなメニューがあって、さらにはどのぐらいの料金で、どのあたりの場所があって、そしてそこの観光案内所から行ってどのぐらいの時間と距離なのでしょうかねというのは、やはりそういった観光案内所的なところがあって初めて私は知り得るものだというふうに思っています。そして、なおかつ私自身も思うのが、どこに観光案内所があるのだろうかというふうに感じ取るのは、公共の交通機関であるJRの駅といったものがどこへ行っても感じ取るところであり、そこに行くと何でもそろっているのかなといったふうに私自身も思いますし、地方から来られた方たちはそういうふうに思うのではないだろうかというふうに思っています。そんなことから、私は観光案内所を設置するとなれば、人の配置といったこととか場所の配置といったこともかかわってきますから、いろんな形で費用もかかってくるのではないかなと思いますけれども、例えば砂川の場合駅舎で考えたときに一つの検討材料として、砂川の駅舎の待合室には小売売店、俗にキヨスクもありますので、キヨスクは民間としてしておりますけれども、そこにいらっしゃる方に例えば砂川の観光ということの案内のできるようなことのお願いをしながら、連携というものがあってもいいのではないかなというふうに思うのですが、このことについてどういう考えをされているのかお聞きをしたいと思いますし、それとこれに関連して、砂川駅北側に自由通路があって、地域交流センターゆうまでが自由通路ですけれども、そもそも自由通路は市道ということであるのですが、そこの1階の階段とかエレベーターがある、あいているスペースに観光案内ブース的なものの設置というのが可能なのか、そもそも市道の施設の関係でそういったことが設置できるのかどうかについての可否聞かせていただきたいなというふうに思っております。小さな2点目でありますけれども、今現在砂川市内でも物づくりの関係での工場見学だとか中学生の農作業におけるグリーンツーリズム、以前から修学旅行を使っての農作業体験ということで砂川に来られているということもあるし、そういったこともまさにグリーンツーリズムであり、石山の道立自然の家を使ってのヘルスツーリズムといったことから、そういった地域的資源も考えたときに、砂川市内には今の答弁を通しながらたくさんあるのだということを改めて再認識させてもらったところですけれども、ただニューツーリズムに取り組むに当たっては、観光協会とか会議所とかいったことでのいろんな関係との推進していくための協議をしていかなければいけないということでありますけれども、これが今後どのような形で進んでいくのかということをお聞きしたいと思っております。そこで、ニューツーリズム自体は今の答弁の中でもありましたように体験とか学習とか交流という、こういった人気の3要素がニューツーリズムの基本的な考え方であり、それによって今までと違って着地型のツアーが実施されてきているということだというふうに思っております。こういったことを考えながら、ぜひともニューツーリズムの考え方についてもしっかりと検討していただきたいと思いますが、この推進に向けて協議をしていくということですが、どのような形で推進協議ということが成り立っていくのか、この辺をお伺いをしておきたいというふうに思います。小さな3点目でありますけれども、ご当地検定ということで、まさに今ご当地検定が全国的にまだブームであるということであります。これは、そもそも京都の検定から始まって、今現在は全国で175カ所以上の地域でのご当地検定、道内においては15カ所にわたってご当地検定がされております。その中にはやはりそれぞれご当地検定の特色がありますので、先ほどお話があったように継続的に実施しているところもあれば、単発で終わっているところもあります。なおかつ、1回やって、その後様子見て、また実施してみようかといったことがあったり、まさに地元の砂川市でいえば歴史だとか自然だとか、大体同じような形でありますけれども、そういったことの状況ではありますけれども、私はご当地検定といったことが我がまちを知ってもらうためのいい機会ではないかなというふうに思っています。ご当地検定については小さな4点目でございましたので、小さな3点目について次お話しさせていただきます。これは、ご当地検定と関連する部分があるのですけれども、市内観光ガイドの養成ということでお話をさせていただきましたけれども、砂川市だけでできるものではなくて、地域ということを考えればそれにかかわるであろう観光協会とか商工会議所、ボランティア的な要素もありますので、そういった部分ではいろんな方たちとの協議が必要なのではないかなというふうに思いますが、そこで語り部的な観光ガイドということでお話しすると、私も耳にしておりますけれども、スイートロードで旅行会社が砂川市内にお客さんを連れてきたときに、ボランティア的に観光ガイド的な要素でされているということでもありますから、私はそれはすばらしいことであるというふうに思っています。ただ、これをもっと幅広く、そして砂川市の市民の皆さんにも我がまちを知ってもらう機会としてのガイドと、語り部的な要素のガイドというものをもう少ししっかりと構築してもらえないのかなというふうに思っておりますので、このことについては今後協議をしていくということですが、このことも今後どのような形で進めようとするのか、考えがあるのであれば聞かせていただきたいと思いますし、さらに観光ガイドというのはもう一つの点もあるのです。今は語り部の話しさせていただきましたけれども、そもそも砂川市でいうならば、砂川市の観光資源として発掘をする、なおかつ発掘をもとにどのようにして事業化していったらいいのだろうかといったことのコーディネーター的な観光ガイドというものも全国的に動きがあります。そういった人材を育成することによって我がまちだけにある観光資源を開発し、発掘して、そしてこれのプログラムをつくりながら事業を推進する。なおかつ、事業推進に当たっては、やはりお客様が相手ですから、事故もなく安全性を保ちながら観光していくといったことのトータル的なコーディネートもする観光ガイドという養成にもなってきております。この辺の考え方についても聞かせていただきたいと思います。以上、2回目の質問は終わります。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

何点かご質問ございましたので、順次ご答弁させていただきますが、答弁漏れありましたら、ご指摘いただきたいと思います。最初に、案内板の関係でございますけれども、駅舎の中にキヨスクがあると、そことの連携ということでございますが、駅舎の中にそういう観光協会の観光案内板的なものの設置、人員を配置するようなことは今の状況では無理でございまして、現在砂川市では観光協会の事務所を中心市街地の中に位置づけして、そして隣に駐車場を整備して、そちらに車で来られる方に寄っていただくような形で観光の案内をさせていただきたいということで考えてございますが、ただいま議員のほうからキヨスクとの連携についての可能性、これも一応一つの手法でございますので、こういう可能性があるのかないのか、キヨスクさんのほうと、また観光協会も通じてその手法についての検討はしていきたいということで考えてございます。それから、2点目が自由通路にブースの設置が可能なのかどうかということでございますけれども、これ一応市道でございますので、この辺については市の道路管理者との協議ということで、一応可能性が高いということで考えてございますので、道路管理者と十分、この辺のスペースのとり方、ただポスターだけ張るのではなくて、何を置くのか、何を飾るのかということの内容等もございますので、十分道路管理者との協議をさせていただきたいと考えてございます。それから、農作業体験の関係で、今後観光協会と商工会議所などの協議でどのような考え方で進めるのかということでございますけれども、ニューツーリズムというのは一つの観光産業としてとらえてございまして、いろいろなものを調べますと、観光の商品、旅行商品、これらにつきましては一応3つの構成があると、要素があるということでございます。1つ目が観光資源、2つ目が観光施設で、3つ目が観光サービスという、3つで構成されているのですけれども、観光資源というのは砂川市でいえば子どもの国なりオアシスパークということで自然の観光がございまして、無料で見られるということでございます。次の2つ目の観光施設というのは、来ていただいたお客様が市内でホテルや旅館に泊まっていただくということでございます。それから、あと観光地へ行くためのマイクロバスだとかハイヤー、タクシーなどの、そういう運送業務を行っている方の提携と。それから、3つ目が観光サービスでございまして、これがご質問いただいた観光ボランティアガイドのものに該当するわけでございます。これについてもボランティアでございますので、無料ということで考えておきますと、いずれにしても観光商品で来ていただけるニューツーリズムの方々については、何らかの形で当市にお金が落ちる、消費をしていただくということの一種の経済行為が必要ではないかと。自宅を出てから、砂川に来ていろいろなものを見ていって、結局自宅に帰るまでお金の消費がなかった場合は、これは観光商品、旅行商品ということの位置づけができないのではないかと思っていますから、何らかの形で経済行為で消費をしていただくということから考えますと、通常であれば今までの旅行業者の方がやっているものは宴会型で団体的な旅行と、それからよく旅行会社に行きましたら大量の販売パッケージが並べられている。こういうような過去の販売の旅行産業だったのですけれども、このニューツーリズムの商品化というのは地域の隠れた資源を活用すると、そういうことから、来られるお客さんは小規模、小ロットの二、三人の個人の方、またはご自分のマイカーで来られる。そういう方々を新しい旅行形態で産業として結びつけていくということでございますので、いろいろな全国的にこのニューツーリズムに取り組んでいる事例等を調べますと、一番の問題点というのが集客手段なのだと。その困難さがいろいろありまして、経済行為に結びつかない、採算性算がとれない、そしてさらにそれを受け入れるきちっとした体制づくり、これらの問題点が約8割を占めているということでございました。観光庁が先ほど平成19年から3年間、実証実験といいますか、実証でやられたニューツーリズムの創出・流通促進支援事業、この結果が、この事業を請け負ったニューツーリズムのマーケティング研究所というのの結果が出ているのですけれども、商品化されたツーリズムの集客が問題、ネックがあった、問題点があったということで、この実証実験が終わった後、商品化しているのは約3割しかなかったということで、産業として自立するためにはやはりきちっとした地元の受け入れ体制、そして継続性が求められるということでございますので、当市においてもやはり受け入れ体制の整備というのが重要なポイントということでとらえてございますので、観光協会や商工会議所を通じてきちっとした実施体制の受け入れということで協議をさせていただきたいと思っています。一応来年度以降観光振興につきましては、きのうの一般質問にありました地域おこし協力隊、この辺の考え方もきのうご答弁させていただきましたので、こういうものも活用した中での受け入れ体制の整備も検討させていただきたいということで考えてございます。ご質問いただいたのは以上だと思うのですけれども、答弁漏れがありましたらご指摘いただきたいと思います。〔何事か呼ぶ者あり〕申しわけございません。現在スイートロードで札幌から来ていただいているお客様のボランティアガイドにつきましては、一般のスイートロード協議会のメンバーの方々に実施していただいておりまして、その中にも市の職員が入っているわけでございますけれども、やはり砂川の方でなければわからないような観光資源がございますので、この辺の説明につきましても今後、語り部的なガイドといいますか、ボランティアをやっていただくためにはここの観光資源といった場合は、何年にいつごろ、どのぐらいの事業で、そしてどういうものがいいのかということ、観光語り部の台本的な説明する台本が必要だと思っています。ですから、ただ来ていただいた方に、受けとめ方がありますので、おもしろく、おかしく、そして砂川にはこういうすてきなところがあったのだなというものを受けとめていただくためには、語っていただくための観光資源の台本的なものもきちっと、観光協会なり商工会議所なり専門的な方のご意見も伺いながら作成して、来たときの対応をしなければならないということで考えてございます。それから、今議員のほうからありましたトータルコーディネーターの考え方でございますけれども、北海道観光連盟だとか道の観光局を通じて、ご当地検定なり観光ガイドをするに当たっては、やはり専門的な方のご意見もいただかなければなりませんし、当市としてもそれを受けた後、観光ボランティアガイドの人材育成を考えていかなければならないということで、これらにつきましても観光協会、商工会議所なり、旅館業の組合の方々と関係団体の方と協議して、可能性についての考え方も詰めていかなければならないということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 沢田広志

それでは、質問ということでさせていただきますけれども、部長を通していろんな形の答弁をいただいたところであります。そもそも私は、今回ニューツーリズムの取り組みということでの一般質問ということで通告をさせていただいております。ニューツーリズム、きっかけは今進められている砂川市の第6期総合計画、その中で産業振興、にぎわいと新たな活力を生み出すまちを目標としてといった中での観光ということから、地域の多彩な観光資源を活かし、訪れる多くの観光客にいやしと安心感をもたらす魅力的なまちを目指しますといった総合計画の取り組み、その基本事業の中には観光資源の充実、心のこもったおもてなしの充実、情報発信の充実といった基本的な事業、そしてさらにはそれに加えて取り組まなければいけない個々にわたる事業もあるということからも、私は今回一般質問ということで取り上げさせていただきましたし、さらにお客さんの砂川市への入り込み数ということでは、平成21年度、これは総合計画を策定するに当たっての土台となった数字でもありますけれども、187万人の皆さんが砂川市に来訪されている。ただ、その大きな内訳的なものを申しますと、これはもう必然の話ですから、ハイウェイオアシスのほうには131万2,000人、そのほかということで56万人です。そういったことで、砂川のほうには来訪者がいるのだということで、これが平成22年度になると残念ながら対前年比でいくと89.3%ということで、入り込みの客数は167万人ということで、約20万人ほど減少してしまっている。そういった中でも、もう少し詳しく調べた中でいいますと、宿泊客の関係、宿泊客延べ数においてもふえたり、または横ばいであるということで、これは平成22年度の砂川市の宿泊客の関係では2万5,300人、21年度は2万4,200人ですから、104.5%の増減比、対前年比ということでありますし、宿泊客数の延べ数においても平成22年度は4万2,100人、21年度は4万2,500人と99.1%ですから、ほぼ横ばいであるということからも、結構ハイウェイオアシスのほうには多くの来訪者、どうしても高速道路といったことを含めながらの来訪者が多いのですけれども、市内のほうにもそれなりに来訪者が流れてきている。もしくは、先ほど部長のお話もありましたように、車で来られている方たちも多々いるだろうといったことからも、砂川市の観光客の入り込み数というのはそういう状況であるといったことの中から、私は今回の一般質問を通して観光案内所のことについても聞かせていただいているところでありますし、その他ニューツーリズム、新たな観光資源の開発ということで、今までやってきている観光資源、取り組み、多岐にわたってそういった観光資源となる素材がたくさんあるということも答弁でいただいておりますから、そういったことをもう少し一体的にしていくべきではないのかなというふうに思っているところであります。そういったところから、まず観光案内所についてなのですけれども、先ほどの答弁ではキヨスクの関係についてもちょっと話をしてみたいということと、自由通路の1階の空きスペースの観光ブースについても今後どのようなことができるかという、まず検討というような話もありましたので、こういったことについては一層前進できるような形で考えていただきたいなと思います。そういった中で、ニューツーリズムは小ロット、恐らく数人というかな、そんなに大型バスで来るとかという部分ではなくて、本当にマイカーで来たり、もしくはグループで来たりというような形が多々あるようにも見えております。そういったところを見たときに、さらに観光案内所ということでの観点からお聞きをしておきたいと思うのですけれども、車で来るということと、それと最近では携帯電話自体がスマートホンということで、新たな形のものを利用する人がふえてきているということと、パソコン一つとっても、ノートパソコン自体も無線LANといったことで、持ち運びしながら地域の情報を知り得るということを考えて動いている方たちもおります。そういったことから、今まさに時代とともに変わってきているのでしょうけれども、私は観光案内所ということも含めながら、さらに発信の一つの方法としてフリースポットという形は取り入れることはできないものなのかなというふうに思っています。フリースポットというのは、端的に言ったら一つの拠点を通して無線LANでインターネットにアクセスできるというアクセスポイントの設置であるということで、これはフリースポット協議会という全国的な組織の中から動いて、残念ながら砂川市内では設置をされているところはありませんけれども、主に設置場所というのは喫茶店とか飲食店、さらには役所、公民館などの公共スペース、ホテル、旅館、さらには交通機関の待合室といったことで、私の知り得る部分では、どちらかというと車の関係でいくと道の駅では結構設置されているところが多いなと、特に地方に行くとさらに設置している箇所が多いのかなと思っています。この近辺でいいますと、残念ながら今は設置をしていないのではないかなと思うのですが、奈井江の道の駅、ハウスヤルビ道の駅ではフリースポットの実証実験ということでしばらく前にやっておりました。そのとき私もノートパソコン持っていった経緯があるのですけれども、そういったノートパソコン、さらには携帯ゲーム機というのかな、無線ができるというのですかね、それと最近ではやはりスマートホンということで、何か専門用語で、私も使ったことないのでわかりませんが、ワイファイというような言葉もよく最近聞くのですけれども、そういったことでの一つの情報収集ができる、移動しながらできる、もしくは移動したところでもできるといったことを考えたときに、砂川の場合ここの観光案内所というフェース・ツー・フェースの観光案内所もしかり、今の車で来て情報収集しようといったときに、パンフレット以外のアナログ的なものではなくて、そういった無線LANを通してフリースポットを活用しての案内と、もしくは情報収集といったことも私はある部分で考えてもいいのかなと思うのですが、観光案内所の関係からこういったことについて市としてどんな考えを持っているのかをお聞きをしておきたいなというふうに思います。それと、ニューツーリズムの関係、市内観光ガイドの養成、砂川市観光ご当地検定、これは強いて言うと全部私はつながりのあるものというふうに受け取っておりますので、その観点から少しお話をして、お聞きをしておきたいと思うのですが、昨年の秋に会派で視察をさせていただきました。長野県に行ってまいりました。長野県の箕輪町、人口が約2万7,000人、南アルプスと中央アルプスに挟まれた盆地というのですか、山合い、山合いといっても広い山合いですけれども、の町ですけれども、そこでは強いて言うと健康グリーンツーリズムといったことでの実施をしております。ここは農業の町でもあり、最先端の製造業の町であって、製造出荷額が1,300億円という大手先端技術のメーカーの工場がどんとあるというところなのですけれども、ただそういったところでも農村体験ということを通しながら、例えば田んぼ体験、田植え体験、草刈り体験、稲刈り体験、脱穀体験といったことで、これは砂川でいうならば、これは所管にかかわりますので、あれですけれども、ジャリン子苗植え、農園、ことしももうやっておりますし、秋になると収穫といったことでやっておりますけれども、都会から子供たち呼んだり、または都会の人方を呼んだりということで、田んぼ体験とかそば体験、また健康グリーンツーリズムということから、森林セラピーロードウォーキングプラスそば打ち体験プラスお食事、これは春で、秋になると、もみじの自然散策プラス農業体験、食事、健康ハイキング、農業体験、お食事、ここはそばの里でもありますから、赤そばの里ということで、ここをウォーキングしながら、自前の公共温泉を使って温泉プラス昼食といったことで、これはまさに忘れかけていたグリーンツーリズム、俗にアグリツーリズムと昔は言っていたのですけれども、グリーンツーリズムに健康というものを加えながら実施しております。こういったところでも積極的に取り組みをしているということからも、私は今回、砂川市も先ほどの答弁にありましたように工場見学、物づくり、そして農業体験ということの修学旅行生も受け入れたりとかいったこともしておりますし、そういった経験があるのですから、もう少しその辺を一体的な形でしっかりとした方向性を持ってやっていっていいのかなというふうに思っております。これは、地元の関係する関係団体ともしっかりと協議をしていかなければいけないとは思うのですが、最初から協議をということではなくて、市として総合計画にもうたっていますし、もちろん総合計画の中には各種団体との連携もとりながらということもうたっておりますけれども、市として観光産業であると、先ほど部長はこれは観光産業としての振興であるというふうな意味合いを言っておりましたが、私もそのとおりだと思います。現在の定住人口が1万9,000人を切っている中で、砂川市が外から観光客ということで砂川に来てもらって、砂川でいろんなものを買ってもらって、場合によったら宿泊をして滞在してくれることによってさらに砂川市にいてくれて、それによる経済効果というものが発揮されると私は思っておりますので、その辺の考え方は大いに賛成でありますし、あるこれの専門家の方たちも、観光のマネジメントをしっかりやらなければいけないといったところには、経済効果ということも頭に入れながら推進しなければいけないのですよといったことを言われている専門家の方たちもおります。私は、基本的にやっぱり砂川のまちなかのにぎわいづくりの一つのきっかけとして観光産業ということを市の産業として確立してほしいなというふうに思っております。そんなことから、いろいろ答弁をいただいておりますけれども、部長は部長で積極的にこういうことを取り組むのだということからの会議所、観光協会との協議もしていきたいということではあると思うのですが、もう少し、私は観光産業を育成していくのだということのやる気の部分を若干感じ取ることができていないものですから、もっとこういったことを市としては考えて積極的にやるのだよといったことをもし話してもらえるのだったら、私はそういった話をもらえればなと思っております。それがすべてニューツーリズムの確立に当たってもいきますし、なおかつ砂川市の魅力再発見ということでの観光ガイドの養成、育成、さらにはご当地検定をすることによって市内はもちろん市外からも砂川というものの魅力を知ってもらえる機会であるというふうに思っておりますので、これは全体的な話をということで質問させていただいておりますけれども、この辺の精神論ではありませんけれども、やる気ということをもう少し話ししてもらえるのだったら、具体的なものをしゃべってもらいながら答弁もらえればなというふうに思います。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

このニューツーリズムというのは、地元の隠れた見どころと申しましょうか、そういう地元の隠れた資源の活用というものがございますので、全国どこでも観光地となる可能性がある、チャンスがあるということで受けとめてございます。ただ、行政だけではできませんので、やはり関係団体との協議が必要ということでご答弁させていただきましたけれども、重要なポイントというのは受け入れ体制、実施主体と申しますか、事業として取り組むに当たっての受け入れ体制、実施主体が重要であるということで受けとめてございます。この実施体制もきちんとした形で基礎としておきまして、そして砂川の地域の観光資源をきちっと探し出して、観光資源のポイントをまず整理するということが重要かなと思っています。あと、3つ目は、具体的な旅のプランといいますか、観光商品、旅行商品としてつくり出していくのですけれども、必ず、結構無料というところもございますので、オアシスパークでも子どもの国も無料だとか、ガイドの関係についてもボランティアガイドということで無料になりますと、どういうところで経済効果としての行為が働くところがあるのか、そういうことを考えますと、観光施設という位置づけでのところで観光産業としてのかかわりが出てくる。それから、行政としての一番の役割としましては、砂川市から情報発信して今後取り組むに当たっては広く外にPRして、来ていただくような形の取り組みをしていかなければならない。そのPRの方法が今お話ありましたフリースポットといいますか、観光案内板だけではなくて情報発信の収集のものを利活用する。こういう新しいものの取り組みにつきましても、専門家の方の意見を聞いて考えていかけなければならないかと思っています。これも一つの手法だとはとらえております。そして、最後につきましては、砂川に来ていただけるお客様をいかに温かく迎えるかと、笑顔で対応するか、こういうおもてなしの関係につきまして重要なところが観光ボランティアガイドが該当するのかなということになります。ですから、砂川駅にお客様が着いたら、笑顔であいさつするところから始まるのですけれども、観光ボランティアガイドの方につきましては、先ほどコーディネーターの話ありましたけれども、専門的な方を講師として招いた中で、どのような形で観光ガイドが務められるのか、そういう人材育成も必要になってくるわけでございます。ですから、行政が先頭になって観光協会なり商工会議所なり、いろんな経済効果に波及を及ぼすと思われる旅館組合だとか、それからタクシーだとか、そういう運送業の関係もございますし、それから昼食だとか夕食を食べていただく社交飲食協会さんの関係もございますから、いろいろな団体の皆さんの中で話し合いの中から観光産業と位置づけられるこのニューツーリズムの方々、小ロットでございますけれども、これがたくさん数が重なれば採算性も合うわけでございますので、そのような方たちから観光協会なり商工会議所と連携を組んだ中でリーダーシップを果たさせていただきたいとは思いますけれども、行政ではなかなか一人ではできませんので、いろんな団体の方との連携ということで取り進めていきたいということで考えてございます。

質問 沢田広志

最後の質問とさせていただきたいと思います。考え方も大体わかってまいりました。ただ、不安もあります。会議所、観光協会という話もありますけれども、いろいろな形で協議していかなければいけないし、やっぱりいろんな検討、話し合いをしていくということが大事だと思います。ただ、今の状況の中でそれぞれが受け入れる体制が整っているのどうかといったこともそれぞれが双方しっかりと考えていかなければいけないのかなと思いますし、そういった特に考えたときに私は、市としてすべきことというか、市だからこそできる部分は、人材育成なのだろうなと思っています。その人材育成というのは、先ほど話ししましたけれども、観光ガイド育成の中には語り部としての観光ガイドもあれば、観光の資源を開発するというコーディネート的な部分というのを先ほどお話しさせていただいておりますけれども、人材育成といったことに私は市としてしっかりと、市が主体的に力点を置いてやっていくべきではないかなと思っています。そういった中で、もう少し詳しくちょっとお話ししますと、人材育成の中には、コーディネートをしていくのですけれども、資源調査といった項目では地域の観光資源の発掘、調査方法などを指導してくれる。その次の段階として、ツアーを立案し、立案する以上は安全管理手法などを指導していくと、最後にガイド養成、ガイド手法などを指導していくのですけれども、このガイド手法というのは立案したツアープログラムをもとにガイド手法をトレーニングして、参加者への案内の仕方、心得、安全管理など実践に必要なすべてのプロセスをきちっと指導して、そしてそれを習得して観光ガイド、要は観光資源の開発、発掘、そして事業推進といったことでの形がありますので、ぜひそういったところの人材育成ということを考えてもらえればなと。これが市の職員の中でできるというのであれば、私はやっていただきたいですけれども、もしできないというか、するに当たってはどうしても難しい部分があるのだといったことであれば、そういった人材育成のための募集をかけるなりといったことが私は最後に必要なのかなと思いますけれども、こういった、先ほどコーディネートの話で質問もさせていただいていますけれども、最後にこの観光ガイドの育成、人材育成、特にコーディネートの関係でのお話しさせていただきましたので、この考え方について今後どうされるのかなということの考えを聞かせていただいて、終わりたいというふうに思います。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

ニューツーリズムに端を発した観光事業、人材育成という点でございますが、市職員でもいろいろ十人十色で、そういう能力を持った職員もいますし、また今回のこの関係につきましては広く地域ぐるみでこのツーリズムのお客様を迎え入れるということですから、地域ぐるみでこのような専門的な、または興味を持った方を集めて専門的な方の講師の中で育てていかなければならない。そういう全体的な地域ぐるみでの受け入れ体制でこの事業を推進していくということでございますので、また先ほどもちょっとご答弁させていただきましたけれども、総務省の地域おこし協力隊というものも観光産業の中に取り入れた形で、人を専門的な方を育てていく、またそういう方に該当させるような方を採用するような形で取り組んでいきたいということで考えてございますので、すべて観光でも企業でも役所でもそうですけれども、企業は人なりと申しますから、こういう産業の中でそれに対応できるような秀でた方を育てていくということが重要でございますので、一概に観光ボランティアガイドといってもある程度のノウハウを持った勉強をしていただくようなことでなければ、せっかく来ていただいた方に砂川のいい面のPRもできないということでございますので、この人材育成につきましては市も主体的になった形でとらえておりますので、今後この件につきましてもいろいろな団体の方と話し合いをしながら、どうやって観光産業につながるような人材育成ができるのかと、いろいろなご意見をいただきながら取り組んでまいりたいということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:砂川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる