砂川市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月9日
そこで、以下の点について
2008年12月9日、砂川市議会の一般質問で、飯澤明彦議員が「そこで、以下の点について」質問し、建設部技監 金田芳一が答弁しました。
- 質問者
- 飯澤明彦 議員
- 答弁者
- 建設部技監 金田芳一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 飯澤明彦
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1点、除排雪について市の見解を伺います。12月に入り、雨が降ったり雪が降ったりという中ですけれども、例年のことながら雪に覆われる時期となりました。当市においては、一定量の降雪があると速やかに除雪が行われ、周辺市町の中では際立って道路環境が保たれていると考えます。その中で大雪等の場合、市内一斉排雪により対応する場合があります。そこで、以下の点について伺います。1つ目として、近年の一斉排雪の状況について。2つ目、一斉排雪の1回当たりの概算の費用と道路の延長について。3つ目といたしまして、住民と民間業者の自主的な個別排雪契約を行っているところがありますけれども、その状況についてをお伺いいたします。
答弁 建設部技監 金田芳一(建設部技監は2010年9月まで)
除排雪についてご答弁申し上げます。初めに、(1)、近年の一斉排雪の状況についてでありますが、市内一斉排雪は車道に堆積した雪山により必要な道路幅員の確保が困難となり、交通障害や市民生活への影響が懸念される状況になった場合に、主要幹線道路及び住宅密集地域を対象に道路状況を見ながら年に1回程度市内7業者の協力を得て一斉排雪を行い、交通網の安全確保を行っておりますが、近年では平成18年度、19年度の降雪量が7メーター以下と少なかったため、直営による日常の排雪作業で十分対応が可能であったことから、過去2年間は一斉排雪を行っていない状況であります。次に、(2)、一斉排雪の1回当たりの費用と道路延長についてでありますが、降雪量の状況で排雪費用に違いが出てまいりますが、幹線道路等を中心に一斉排雪を行うと1回当たり約3,500万円の費用が必要となります。なお、一斉排雪の道路延長は約40キロメートルであります。次に、(3)、住民と民間業者の自主的な個別排雪契約の状況についてでありますが、個別排雪契約は個人と民間業者で契約を行っていることから、すべての契約状況を把握することは困難ではありますが、市内一円で広く個別排雪を行っている民間業者に聴取いたしましたところ、その業者の契約世帯数は約120世帯で、町内会単位での契約世帯数が最も多い地域で約50世帯であり、他の地域については5世帯から10世帯の契約となっているところであり、また契約内容につきましては12月中旬から3月上旬にかけ、約10回の排雪運搬を行い、契約金額は一冬1世帯当たり4万8,000円程度で行っているとのことであります。
質問 飯澤明彦
近年の一斉排雪の状況、また1回当たりの概算費用、そしてまた民間業者の個別排雪の契約についてそれぞれ答弁があったところでございます。一斉排雪については、主要幹線道路を7つの業者で行っている。そしてまた、一斉排雪の1回当たりの概算費用といたしましては、40キロほどの延長を約3,500万円ほどで行っていると。そしてまた、民間業者の個別の契約はすべては把握していないけれども、業者としては120世帯、町内で50世帯、またそれぞれには5世帯から10世帯のところが多いというようなお話でありました。現状といたしまして、先ほども申しましたけれども、周辺市町から見ても非常に充実していると考えております。現在の除雪のやり方にとっても数年前から見ますと公園等の空き地、また市有地、遊休地等を積極的に活用しながら除雪しているのかなというようにも見受けられております。そして、その中で地域住民の生活環境がしっかりと保たれているということでございますけれども、しかしながら積雪による交通障害ですとか、除雪の雪により必要な道路幅員の確保ができない状況が起こった際には、ほぼ同時期に苦情の電話ですとか、いろんな連絡が入って対応に苦慮しているのでないかなというようなことも推察しております。ある程度幅員が確保されている道路、また歩道なんかも設置されている道路については、除雪の雪の堆積場が確保されているというように考えますけれども、幅員の狭い道路、これについては積み上げる場所の確保も困難なのかなというふうに考えております。除排雪の委託料については、ちょっと決算書のほうを見てみたのですけれども、平成15年には1億6,450万、16年には1億6,750万、そして17年で1億5,500万、そして18年、これ排雪しなかったということでありますけれども、1億950万で、19年が同じく排雪しなくて1億1,100万というような状況でございます。これ決算だけを見ると、排雪をやった年、そしてやらなかった年というのは4,500万から5,500万程度排雪委託料に差があるのかなというように考えます。先ほど答弁にありましたように、1回当たりの一斉排雪の経費は約3,500万ということでございますけれども、これ決算だけを見ますと4,500万から5,500万違うということで、仮に1回当たりの経費が大ざっぱに4,000万円といたしますと、一斉排雪の道路延長が40キロでありますから、1キロ当たり1回の排雪で約100万円になろうかと思います。これ割り返しますと、100メートル当たりでは約10万円になるのかなと、計算になりますけれども。近年民間の排雪請負のチラシもたまに目にすることもありまして、金額にばらつきありますけれども、先ほど来の報告では一冬当たり4万8,000円というようなことでございますけれども、市民の中にもかなり浸透してきているのかなというふうに考えております。私の家の近くでも実施しているところがございまして、そこでたまたまちょっと聞いてみたところ、交差点から交差点まで約100メートルぐらいの区間でありますけれども、ここかなり道路幅も狭いところでございます。その約100メートルの市道で沿線の10軒、これはもう右も左もということで連檐した10軒なのでありますけれども、月額4万円というお話でございました。月額4万円で3カ月の契約を結んでいると、そういうような状況でございます。これは、当然のことながら沿線の住民が自分たちの生活環境を守りたいということから、住民が納得した中でみずから費用を負担して実施していると。当然ながら市の負担はありませんし、逆にそのことによって間違いなく砂川市の負担が軽減されているのかなというふうにも考えます。そのようなことから、住民が自主的に排雪を行っているような路線については市の排雪経費が軽減されていることにかんがみまして、排雪に係る経費の一部、これ1回当たり4,000万円ぐらいかかっているということですけれども、住民の自己負担への助成をすることで経費節減と、またよりよい住環境の整備が図られるという効果を官民協働の事業として実施してはどうかと考えているところであります。これやみくもに何でも助成するというようなことでお話ししているわけではなくて、あくまでもやっぱりルールであったり、基準なんかも必要になってくると思います。あくまで例えばのお話ですけれども、道路延長でいえば50メートル以上なければだめだよとか、100メートル以上なければだめ、当然のことながらこれ連檐していなければまずいと思います。受益戸数についても5戸以上集まって初めていいよとか、10戸以上であればいいだろうとか、あと助成の額、これについては延長によって出すのがいいのか、月額100メートル当たり1万円がいいのかとか、またかかった経費の3分の1がいいのか4分の1がいいのかだとか、いろいろ想定はされるわけでありますけれども、あくまでも個人の契約だけ、個人の契約も認めてしまいますと契約者が歯抜けの状態というのも想定されます。これ住民が1つの路線で全部まとまった中でやることが住民のトラブル等の火種もなく、隣近所の合意があって初めて対象となるというようなことでやっていけば、ある意味地域のコミュニティーの育成なんかにもつながるのかなというふうに考えています。本来であれば、町内会とかそういった既存の団体が単位でやるのがベターだとは思いますけれども、かなり範囲の広い町内会等もございます。私の町内会なんかも高速道路から国道をまたいで、そしてかんがい溝までとかなり広範な町内になっておりますので、そういったところでは町内会の単位というのは難しいのかなというように思いますし、道路沿線の住民の協力さえ整えば、そういったことで100メートル単位ですとか、50メートル単位という中で実施すれば効果も上がるのかなというふうに考えております。ここで、ある程度事業効果という部分でちょっとお話をさせていただきたいのですけれども、ある程度の、先ほどもお話ししましたけれども、幅員が確保されている道路なんかは除雪の雪の堆積場が確保されているというところですけれども、狭い道路は積み上げる場所の確保も非常に難しいということで住民が自主的に排雪契約を行うことによりましてそのようなケースが解消される可能性はかなり大きいのかなと、そのように考えます。さらに、住宅の密集地では、同時期に建てられた住宅なんかが密集しているところも多くございまして、高齢化が進んでいる地域がございます。これについては、定期的に排雪等を行うことによりまして冬道の安全で安心して生活できる環境が整う、本当に高齢化進んでいるところにおいては除雪する体力等も年々なくなっているというような話も聞いてございます。運動がてらに除雪をやっているのだという方もいらっしゃいますけれども、なかなか年々厳しくなっている状況も聞いてございます。また、一斉排雪、これ昨年、一昨年と行わなかったということでございますけれども、そういった年は市の負担はそれをやることによって増加することになろうかと思います。しかしながら、住民の安全と快適な冬の生活が確保されるということを考えますと、大雪の際には定期的な排雪を行っていることによりまして除雪の道路幅員も確保されますし、費用対効果といたしましては効果があるのかなというように考えています。現在除排雪を請け負っている業者は、個人も含めて20社程度あるというように聞いてございます。これがもし市のバックアップ等が確立されれば、民間企業にとっても営業に力が入りますし、一斉排雪ではなくて、冬期間の安定した雇用につながる可能性もあるのかなというふうに思っています。また、原則助成対象の路線には排雪は入らないというような約束事をすれば、一斉排雪の総延長が減少することになります。そのことによりまして、一斉排雪も時間の短縮ですとか、また経費の節減につながるのかなというふうに思ってございます。これ私が勝手に計算、机上で計算した数字なのですけれども、仮に一斉排雪の延長、現在40キロというようにお話ありましたけれども、これが10キロ減少するということになりますと、4,000万円ですから、1,000万円程度の経費の節約となります。10キロの減少ということは、仮に100メートルの路線であれば100カ所、100カ所助成対象となりますと、1カ所仮に4万円で3カ月の契約をしているという団体に月1万円助成いたしましょうということになれば、1カ所3万円ということで、100カ所ですから、額にすると約300万円ということになりますから、10キロ仮に延長が減少すると1,000万円の経費節減ということで、300万円を助成するとなれば、結果700万円の財政効果、この市の歳出減になるのかなと。これは、単純な机上での計算でございますから、いろいろ難しい部分もあろうかと思いますけれども、そういった300万円助成することによって、これが実際には市の負担300万、住民の負担がその3倍とすると900万ということで、そうすると1,200万円程度の経済の効果も見込めるというような単純な計算でございますけれども、出てくるのかなというように考えます。依頼の件数も先ほどのお話の中で相当数民間業者と直接契約しているというようなことでございますから、住民の需要もかなり高いのかなというように思ってございますし、これから本当に先ほどの高齢化率30%以上というようなこともございました。そういったことで一斉排雪がいつ来るかともわからないものを待っているというよりは、住民みずから自分の出した費用の中で自分の家の前の道路がきれいになるということが望まれているということですので、これがうまく機能すれば市の財政にとっても地域の安全、交通環境の確保にとっても一石二鳥の効果ではないかなというように考えます。また、そのことによりまして市民の苦情なんかもかなり減ってくるのかなというように思ってございます。ぜひ住民みずから除排雪事業に取り組む際の砂川市の支援策を検討してはと考えておりますけれども、そのような考えがないかどうかお聞きいたします。
答弁 建設部技監 金田芳一(建設部技監は2010年9月まで)
個別排水、個人が民間業者と契約して行っております個別排雪の助成という質問でございますけれども、議員さんおっしゃるとおり、この個別排雪の契約の路線延長が多くなれば多くなるほど一斉排雪の費用は節減になろうというふうなことは考えられますけれども、先ほど議員さんからもお話がありましたし、私のほうからも答弁いたしましたとおり、平成18年と19年度、これ降雪量が少なくて一斉排雪を行った事例があること、ほかの年も排雪を行っていない時期があると、年があるというふうなことで記憶しておりますけれども、そういった事例があること。また、この仮にですよ、仮にこの助成を行った場合には原則そこには一斉排雪は、排雪は入らないというふうなことが原則になろうかと考えますけれども、大雪が降った場合、近年でいいますと平成17年の3月、1月の31日に強風を伴って58センチの雪が降ってございます。これだけの雪が降りましたら災害になりますので、当然その助成を行った路線にも排雪を入らなければならないと。排雪の対象路線にもすべて含めて排雪を入らなければいけないといった状況も起こる場合も想定されます。また、先ほど議員さんのほうから交差点から交差点、10軒程度というようなことでお話ありましたけれども、市から助成をしても個人の、個人からのそういった持ち出しもあるものですから、果たしてその沿線の住民の方からすべて協力を得られるのかといった問題もあろうかとございます。この助成については、いろいろとその問題があろうかというふうに考えますので、今後の除雪事業の課題ということで今後調査研究してまいりたいというふうに考えますので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 飯澤明彦
今ほどなかなかいろんな問題があって厳しいのですけれども、今後の除雪の課題として検討したいというような答えもございました。なかなか本当に住民が一致してやるというのは、難しい問題を抱えていると思います。そしてまた、費用対効果の部分も未知数な部分もございます。しかしながら、この除雪の問題というのは、一生つき合っていかなければならない課題でもあるのは事実でございます。これ今すぐ実施ということではございませんけれども、来年度、またそれ以降に向けて住民が自主的に排雪契約等をしている状況については随時確認ですとか検証をしていただきまして、コストが減る大きな可能性を秘めていると、そしてまた除雪の事業者の冬期の安定した仕事の確保にもつながるのかなというふうに考えてございます。行政と住民のパートナーシップ、そしてまた協働事業として検討の余地があるものと思いますので、以上を考慮していただきまして、ぜひ検討していただきたいと考えております。以上で終わります。