みんなの議会

白老町議会 令和2年定例会12月会議 2020年12月16日

白老港を利用する漁船の係留・停泊の状況について

2020年12月16日、白老町議会の一般質問で、森哲也議員が「白老港を利用する漁船の係留・停泊の状況について」質問し、町長 戸田安彦、経済振興課長 冨川英孝が答弁しました。

質問者
森哲也 議員
答弁者
町長 戸田安彦、経済振興課長 冨川英孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 森哲也

議席番号7番、森哲也です。本日は、2項目の質問をいたします。まず、1項目め、白老港について。(1)、白老港の環境について。①、港湾区域内における水難事故の状況を伺います。②、港湾区域内における立入禁止区域の状況を伺います。(2)、白老港を利用する漁船の係留・停泊の状況についてお伺いいたします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

白老港についてのご質問であります。1項目めの白老港の環境についてであります。1点目の港湾区域内における水難事故の状況についてでありますが、平成27年度から令和元年度までの5か年で4件の水難事故が発生しております。このうち3件は早期に救出し、大事に至ることはありませんでしたが、残りの1件は岸壁から車両ごと転落したもので、男性の死亡が確認されたものであります。2点目の港湾区域内における立入禁止の状況についてでありますが、原則として港湾施設内は関係者以外立入禁止としており、道路、防波堤など23箇所に立入禁止の看版等を設置し、注意喚起を促しているところであります。2項目めの白老港を利用する漁船の係留・停泊の状況についてであります。令和2年度における漁船の係留許可件数は通年で73隻、その他一時使用許可が13隻、合計86隻となっております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。白老港の環境について、(1)の①と②を一括して質問していきたいと思います。白老港湾区域は、防波堤において侵入禁止のフェンスなどは23か所張られており、立入禁止となっております。私は2年前にも立入禁止場所の侵入対策の強化をと議会でも質問してまいりましたが、依然として侵入している状況を多く見かけることがあります。ですので、現在の状況や対策の徹底をと考えておりますので、本日は白老港について質問をしてまいります。こちらの水難事故の状況は、5か年で4件ということでありまして、この件数から見ても白老港においてこちらの場所は危険な場所だということは分かりますが、まず町といたしましてこの立入禁止区域の場所の現状についてどのように考えているかをお伺いいたします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

5年間で4件の事故があったということで、駐車の部分も含めてやはり立入禁止については注意喚起を進めてまいらないといけないなと思っています。特に基本的に4件全て釣り人によるものでございまして、かつ事故の起きている時間も1件はお昼、日中ということになりますけれども、16時過ぎ、19時過ぎあるいは朝方の4時というような時間になっておりまして、恐らくは薄暮だったり、明け方のまだ薄暗い時期にこういった部分に立ち入って釣りをされている、その結果事故が生じているということも推察されますので、そういった中では本当に注意喚起については努めてまいりたい。この辺については萩野の交番にもご協力いただいてパトロール等々をしていただいているというような状況になってございます。

質問 7番 森哲也

7番、森です。今のちょっと状況をお伺いすると、本当にいろんな時間に、朝方などにも入られているのだなということは分かりました。なかなかいろんな時間にまたがるということは、パトロールだけでもちょっと難しい部分はあるのかなとは思いますが、そしてそのためにもフェンスなどをつけておられると思うのですが、こちらの場所も何か何度もし直したりも、破壊されてまた直してとちょっといたちごっこになっている部分もあるのかなとも思っておりますので、抜本的に対策も強化していかないと、また事故をなくしていくことにならないのかなとは考えております。これは白老港だけでなく、全国の港でもこういったことは多いのかなという状況だと捉えております。その流れがある中で、近年この安全対策を徹底した上で防波堤を有料開放している港なども増えてきておりますので、お伺いしたいのですが、白老町におかれましてはその防波堤においての釣りの開放についての考えというのはどのように考えているのかをお伺いいたします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

原則として立入禁止ということで、その考え方には変わりはございません。先般、苫小牧市では釣りのモデル港として来年の夏頃に開放される予定というようなことでありますけれども、これも開発局の関係で全国でこれまで13か所で、北海道で今回初めて入りまして、苫小牧港を含めて16か所になるというようなことになってございます。これもやはり釣り人のマナー向上、これの中心になっているのが日本釣振興会というようなところで、基本的には釣り人のマナー向上ですとか、そういった啓発に取り組むためのモデル港というようなことになってございまして、モデルにするためには安全対策ですとか、管理人を置いたりだとか、そういったことは、そういう手当てはされますけれども、実際にそれ以外の港で釣りの開放というような無条件開放といいますか、そういった部分でのところというのは現状では難しいのかなと思っております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。白老町は、こういう開放化については難しいという考えというのは分かりました。私もあそこの場所は防波堤において高波の危険性というのがあるので、なかなか安全対策というのは難しい場所だなと思っておりますので、今後はやはり侵入対策のほうの強化をと考えております。そして、そもそもこの港湾区域の立入禁止というのはSOLAS条約に対応するにも必要な措置でありまして、罰則も伴うものであります。ですので、本当に徹底して現在の状況よりちょっと踏み込んで対策を強化してほしいと考えております。白老港港湾管理事務所は、白老町の港湾管理事務所は港湾にあるので、防波堤の状況などは確認しやすい場所にありますので、無線の活用やパトロールを強化していかないと本当に危険が伴うだけではなく、漁港区においての無断駐車の影響などが出ておられないのか、またこの港湾施設における本来の目的である荷物の作業などの妨げになっている状況もありますので、今までよりちょっと踏み込んで行ってもらいたいと思いますが、町の考えをお伺いいたします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

パトロールとこの立入禁止の対策については、なかなか即効性のあるものというものが難しいのかなとは思っております。こういった意味では立入禁止の看板が23か所ということでお話しさせていただいておりますけれども、それ以外にも環境関係で言いますとごみ捨て禁止、そういった看板についても港内、近くに9か所入れたりだとか、少し地道ということになるのかもしれませんけれども、パトロールあるいは関係機関とのそういった協力みたいな体制をしっかり継続しながらやっていくことが将来的に環境といいますか、こういったマナーの向上というか、そういったものにつながってくるのかなとは思っております。1件、第2商港区、第3商港区の間の海岸保全区域のところでちょっと今年の夏ですけれども、テントを張ってキャンプをしているような部分もありまして、ここは地域住民の皆さんのごみ拾いだとか、そういった環境整備維持にもご協力いただいているようなところでございまして、こういった状況を見てごみとかの心配だからということで、我々もその現場に行きまして注意して、すぐ片づけてというような話にはなかなかならないですけれども、ここは立入禁止ですのでというようなお話をさせていただいたりだとか、そういうような対人、対人といいますか、会えるときにはしっかり注意しながらマナー向上というようなことで努めていきたいなと思っております。

質問 7番 森哲也

森です。(1)については分かりました。続いて、(2)に入ります。こちらは、白老港を利用する漁船の係留、停泊の状況でありますが、現在合計86隻ということでありますが、実際に漁港区に行きまして状況を確認すると、この86隻という数が多くちょっと係留しているように見えます。そして、これまで何度か会派でも議会において漁港が狭い問題は取り上げまして、第1商港区の漁港区への転用というのは訴えてまいりました。しかし、漁港区が狭く、それで実際に漁船を所有している方に話を伺いますと、近々完成する船の係留する場所がなく困っているなどの声も聞かれております。それで、まず初めにこの現在の漁港区の状況について随分狭く見えるのですが、町としてはどのように感じているのかをお伺いいたします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

漁船の係留の関係でございますけれども、狭隘のお話は度々ちょうだいしておりまして、これまでも漁業協同組合、関係機関と協議はさせていただいているような状況にはなってございます。ちょっといろいろとよその漁港の話もありますけれども、もともとの漁港の係留の設計といいますか、考え方が今はほとんど半分以上は横づけになってはいるのですけれども、基本的には縦づけで船を係留するということが基本的なもともとの考え方でございます。そういった中で、当時昭和50年代からの計画が始まって、平成2年の供用開始というところも含めて、現在に至るまで他港の状況も含めて安全性、それから昨今ですと居住性、安全性ということで、船もトン数は変わりませんけれども、大型化、浅く長くというような船の形態になってきているということも含めて、やはり少しそういった部分は、狭隘という部分はないわけではないだろうとは思っておりますが、現状では漁業協同組合と協議しながら、漁業協同組合のご協力をいただきながらご利用をいただいているというような状況になってございます。

質問 7番 森哲也

森です。現在の状況について分かりましたが、ちょっと確認をしたいことがあるのですが、商港区というのは国交省、港区というのは農林水産省が所轄している状況だと思いますが、この港を例えば漁港区から商港区へ、また漁港区から商港区への区分変更というのはこの手続というのですか、これは国の判断で行われるものなのか、町の判断で行われるものなのか、その手続についてをちょっとまず確認でお伺いいたします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

漁港区あるいは商港区といった分区指定につきましては、白老町地方港湾審議会条例の中にも第2条、所掌事項ということで臨港地区及び分区の指定に関することという規定もございますとおり、基本的には町がそういった部分を諮問するといいますか、そういった中でご審議いただいて決定できるというような状況になってございます。

質問 7番 森哲也

7番、森です。区分変更に関しては、基本的に町のほうでできるということでありますが、第1商港区だけで取扱い貨物量というのは2000年なのですが、この95万トン、その2.5倍の能力の第2商港区が完成してからは120万トン程度で推移をしております。その後、現在大型専用第3商港区が完成しておりますが、空いている状況も見られます。それらの状況から、この第1商港区の漁港区の区分変更こそが港の有効活用になると考えておりますが、町としての考えをお伺いいたしまして、この項目の最後の質問といたします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

現在、岸壁関係については整備が完了しているところでございます。防波堤の部分、第3商港区に関わるところです。今まだ整備中ということも含めまして、そういった部分を考えますと、現状では漁港区、第1商港区、第2商港区、第3商港区という今の分区の中で検討を進めて、現在は漁港区については関係団体等々を含めて調整しながら進めてまいりたいなと思っております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。

出典:白老町議会 令和2年定例会12月会議 2020年12月16日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる