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新十津川町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月12日

特定創業支援等事業を創業支援セミナーとして開催することの提案について

2024年6月12日、新十津川町議会の一般質問で、加藤敏晃議員が「特定創業支援等事業を創業支援セミナーとして開催することの提案について」質問し、町長 谷口秀樹が答弁しました。

質問者
加藤敏晃 議員
答弁者
町長 谷口秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 加藤敏晃

それでは、二つ目の質問に移ります。二つ目のテーマは、特定創業支援等事業を創業支援セミナーとして開催することの提案についてです。現在、当町は人口減少、特に生産年齢人口の減少という深刻な問題に直面しています。これにより、行政区などの自治組織や様々な担い手が不足し、住みよい町の運営が難しくなってきています。そのため、生産年齢人口を獲得し、地域に溶け込んでもらう必要があります。将来の生産年齢人口として、関係人口を継続的に獲得していくことが重要です。先日提供いただいた令和6年度町民アンケートの回答には、若者の働く場所がない。企業誘致を進めるべきという意見が多く見受けられました。また、昨年度、ヴィレッジストアの閉店により、町内のスーパーが再び1店舗だけとなり、不便を感じている声も多数寄せられていました。企業の誘致については、条件を満たせば固定資産税の免除や投資額の一部助成、新規雇用した町民の賃金の一部助成といった優遇制度が整備されています。しかし、町民アンケートの意見を考慮すると、住民に見える形での成果はなかなか得られていないものと推察されます。さらに、企業誘致によって若者の働く場所を獲得できたとしても、その企業が撤退すると従業員も失うという懸念があります。また、企業において、配属先の勤務地が希望に合わなかったという理由で早期退職するケースも発生しており、町の魅力をより多くの人に認知されなければ、若者の働く場所として成立しにくいのが現状です。そこで、企業の誘致以外で、これらの問題に対応する手段として、新たに起業する人を増やすというアプローチを提案いたします。当町は既に、地域における創業支援活動を効果的に推進するための基本方針や具体的な施策を明記した創業支援等事業計画というものを策定しており、商工会に創業希望者のためのワンストップ相談窓口を設置しています。しかし、その活用は少なく、創業に関心のある人材の発掘には至っていないのが現状です。商工会と連携し、計画に掲げる特定創業支援等事業を当町で起業する意欲のある人や、関心のある人を対象にした創業支援セミナーとして開催することを提案します。これにより、札幌在住の大学生などを関係人口として獲得することができ、既存の支援事業や定住促進事業と併せてPRすることで、都市部からの人口の流入にも繋がることが期待できます。さらに、このセミナーの対象者を中学生以上にすることで、商工会青年部が実施しているベンチャーキッズ事業のフォローアップとなり、進学で町外に転出した若者に対しても、新十津川に帰って起業するという選択肢を提供できると考えます。また、当町は、ドローンプロジェクトによる雇用創出や新規起業を期待していることから、創業支援セミナーの開催は、相乗効果の高い事業となると考えます。さらに、創業支援等事業計画における特定創業支援等事業として開催することで、受講者は会社設立時の登録免許税の軽減をはじめとする優遇措置を受けることができます。以上のことから、若者の働く場所の創出と新たな関係人口の獲得が期待できる創業支援セミナーを創業支援等事業計画に掲げる特定創業支援等事業として、商工会と連携して実施することを提案いたします。町長のご見解をお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは、1番議員のご質問にお答えをいたします。まず、創業支援等事業計画における特定創業支援等事業についてご説明を申し上げます。創業支援等事業計画は、産業競争力強化法に基づきまして国の認定を受けて市区町村が策定するものでございます。これに位置付けられている特定創業支援等事業は、創業希望者等を対象に、1か月以上の期間をかけ、4回以上にわたる指導などを継続して行う支援で、経営ですとか、財務、人材育成、販路開拓などの知識がすべて身につくことを目的に事業として行っております。代表的な例としましては、継続して行う個別相談支援、4回以上開催するセミナーや授業を行う創業塾などがございますが、この特定創業支援等事業を受けたことについて市区町村の証明を受けた者については、先ほど1番議員も言われたとおり、創業をする際に会社設立時の登録免許税が軽減されるなどの優遇措置がございます。一方、本町の取組としましては、平成30年に策定しました創業支援等事業計画において、特定創業支援等事業の一つとして、商工会にワンストップ相談窓口を設置しております。その相談窓口で、1か月以上にわたる4回以上の継続的な相談を通じて、創業時及び創業後の経営に必要となる、先ほど言いました、経営、財務、人材育成、販路開拓についての知識を身につけた者を、特定創業支援等事業を受けた者としております。このワンストップ相談窓口で相談を受けることで、支援等の優遇措置の要件を満たすため、本町の創業支援等事業計画における特定創業支援等事業として、セミナーや創業塾は考えてはおりません。なぜ、セミナーや創業塾ではなく、ワンストップ相談窓口の設置をしたかと申し上げますと、これは、日程が固定されるセミナー形式よりも、行ける方の個々の都合で日程を調整できるワンストップ相談窓口を活用いただくほうが、利便性が高いと考えたからでございます。現時点においても、個別の創業、起業を支援するという意味においては、ワンストップ相談窓口が有効であると考えております。特定創業支援等事業のワンストップ相談窓口として商工会が担っていただいていることもあり、町と商工会のそれぞれの役割として、いわゆる創業に関する相談は、商工会へ、具体的な店舗やハードに関するような支援を受けたいという方については、町にも相談に来てもらうような流れになっております。1番議員のおっしゃるワンストップ相談窓口の活用が少ないということでございますけれども、これまでも商工会への創業相談は複数あった中で、最低4回以上の相談等を通じた知識の習得をするという要件をクリアして優遇措置を受けたいというニーズがなかったことが実情であると思われます。一方で、商工会と町が定めている、これまた別の話ですけれども、経営発達支援計画というものがあるのですけれども、この中では、目標の一つとして、起業・創業を促し、地区内の小規模事業者の維持・増加を図るというふうに掲げております。そして、その手段として、創業セミナー等の実施を位置付けているところでもございます。今後、特定創業支援等事業としてではなく、別の経営発達支援計画に基づく創業支援セミナーの開催意向については、商工会にも確認して、町としても必要な協力をしていくことで、創業に向けた意欲を醸成していければというふうに考えております。次に、特定創業支援等事業として、創業支援セミナーを行う場合の対象者を中学生以上にしてはどうかというふうなことでございますが、ただいまご説明申し上げましたとおり、特定創業支援等事業としての創業支援セミナーは、支援等の優遇措置を受けるなどを前提としたもので、専門的な知識を身につける内容ですので、中学生が将来に向けた勉強のような形で参加する内容としては適当でないというふうに認識しております。また、ベンチャーキッズ事業のフォローアップということのお話ですが、事業の主催者であります商工会青年部の取組の広がりに、こちらは期待をして、見守っていきたいというふうに考えております。最後に、ドローンプロジェクトとの相乗効果につきましてですけれども、1番議員のおっしゃるとおり、町内で起業するという点では、非常に期待するところございます。また、プロジェクトに限らず、町内での起業や創業に向けて支援を行っていくことは本当に重要なことだというふうに考えておりますので、この場合、中小企業者応援条例や企業振興促進条例といった町の支援制度と合わせて、創業支援についても商工会と連携して行っていくことを申し上げまして、1番議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 1番 加藤敏晃

それでは再質問いたします。まず、この創業セミナーにつきましては、特定創業支援等事業としてのものではなく、経営発達支援計画に基づくもので、商工会に確認してということだったんですけれども、確認して、必要に応じて実施していくというようなことだったと思いますが、これについて、この特定創業支援等事業としてのセミナーでなくても、この継続して1か月以上ですとか、その分野についてなどの条件を満たせば、町は、この優遇措置を受けるために必要となる証明書等を発行するというような、対象とみなすことができるような考えをお持ちであるかどうか、確認させていただきたいと思います。また、対象に中学生を加えるかどうかというところなんですけれども、セミナーの参加対象者を中学生以上にすることと、対象者に中学生を加えることと、内容を中学生向けにするというのは別物であると考えております。セミナーの内容を中学生向けにするというものではなく、専門的な知識を身につけたいという中学生の参加を断る理由にはならないと、私は思っておりまして、近年小学生の起業家なども生まれていることから、この優遇措置を受けて起業したいという中学生がいてもおかしくはないのではないかなと思います。そういう方が受けられるように、中学生を対象から外すということはしなくてもいいのではないかなと思うところなんですが、そこで、確認させていただきたいのが、ベンチャーキッズのフォローアップになることを期待して実施することは不適切であるという回答であり、より専門的に学びたいという中学生の参加を拒否するものではないという認識でよろしいかどうか、確認させていただきたいと思います。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは、1番議員の再質問についてお答えをしたいと思います。まず、一番最初の話ですけれども、特定創業支援等事業と経営発達支援計画の中でのセミナーと、この二つの話があったと思うんですけれども、この二つのものは、全然別なものでして、先ほど言った経営発達支援計画の中では、その四つの経営、財務、人材育成、販路開拓についてのすべての知識が身に付くということは、そこではないんですね。ですので、それが一緒になるかということではありません。はい。それともう一つは、中学生でも起業するというようなこの時代で、そういったことで、中学生を排除するのはどうかということなんですけれども、本人が優遇措置を受けて起業したいということであれば受けることは可能だと思いますが、中学生が1回戻って帰ってくる、その時の勉強のために受けるというものではないというふうに申し上げたわけでございます。あとは、フォローアップの話なんですけれども、フォローアップは、あくまでも、それは商工会青年部が行っている事業なものですから、そこに町がいろいろ口を挟むことではないので、そういった表現にさせていただきました。以上でございます。

再質問 1番 加藤敏晃

ありません。

出典:新十津川町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月12日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる