新十津川町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
小学校での英語環境について
2017年12月13日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「小学校での英語環境について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。
- 質問者
- 青田良一 議員
- 答弁者
- 教育長 久保田純史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 青田良一
それでは次、教育長の方に質問させていただきます。2回目の質問なりますけれども、小学校での英語環境の部分について、これも私個人の考えも入ってますけども、いろんな方にちょっと聞き取りをしながら、ご心配されている人達、期待されている人達等々の意見を交えながら、ちょっと教育長に質問をさせていただきたいなと思います。私どもぐらいの歳になったらというか、この年齢層は、何で小学校で英語をやらなきゃならないんだという意見の持ち主が多いのです、実は。国語もちゃんと読み書きできないのに、英語を教えてどうするんだと、そういう意見を持っている人もいます。それは間違いなくいます。それで、若いお母さん方は、先ほど進藤さんの引用ではありませんけども、未来に夢をもつという、その子供達に対する期待というのは、子育て中の人達は、将来、子供達がどういう社会の中で働き、生きていくかということを、やっぱり予想してるというか、想定しているんですね。だから学習指導要領が変わったことはもう承知のことだと思いますから、それは教育長から内容の説明を聞けばいいんですけども、高校あたりではもう英語の授業が日本語ではなくて、英語で英語の授業が行われるというふうな流れも近づいてきてるんですよね。そうなった時に、できないやつはと言ったら表現悪いですけども、もう行っても、もうその段階でどうにもならないような環境になってしまうと。お母さん方やお父さん方は、そういう社会になっていくという現状を知ってるものだから、きちっと教えていただきたいということを訴えるわけですね。どうなってますかということなんですね。そこで一つ目の質問として、小学校の中に英語を教えるだけの環境が、どういうふうに整っているかということについては、やっぱり知りたいわけですよ、関係者は。例えば、英語の免許を持った先生がちゃんとおられるのかと、小学校の中にですね。それから、英検なんていう英会話の試験があるんですけども、そういうものを持っている先生がおられるのかと。要するに、指導側の体制がきちっと整ってますかということを心配してるわけですね。それは私には答えられないから、教育長なり学校長なりが、こういうふうにして子供達に小学校の段階から英語を教えていくと、特にその文法とか何とかじゃなくて、しゃべれるようにしていきたいというのが国の流れなんだろうと思うんですけども、そういった現状を、まず、教育長にお伺いします。今言ったようなことが、学校でどうなっているかということ。さらに、いないのであれば、英語の教える側の環境づくりという観点の中で、そういうものが人事等の中で積極的に働きかけというような努力をするのか。あるいは来なければ単費ででもそういう英語の指導の資格を持っている人を配置したいんだとかという、そういう部分についての、いわゆる教える側の環境について、まず、これを第一問目の質問とさせていただきますので、お答えいただきたいと思います。
質問 8番 青田良一
わかりやすく別けた方が良いかなと思って。それでは1、2、3と書いてありますので、全ていきます。そこで人的配置等々の環境が整ったとしたら、今度は学ぶ子供側の部分に対して、どういうふうな環境をつくっていくかということなんですね。こういうのを教育長ご存じでしょうか。寿限無、寿限無、五光のすりきれ・・・というのがあるんです。これは落語なんですね。寿限無という落語なんです。国語の教科書に載ったんです、すごい長いんですね。夫婦で子供が生まれて、縁起の良い名前を羅列したものを落語の真打と。だけども、あまりやらないんですよ。要するに、前座話といって、そういうとこにかける話なんですけども、実は、これが教科書に載ったということで、すごいあれなんですけども、子供達はもうすらすら、すらすら言えるのですよね、関心がある子は。要するにそれは、先生から子供達に寿限無の名前の由来なども含めた中での授業で教わって関心を持ったということですよ。そしてゲーム感覚ですよ、ずうっと覚えるということは。私も途中まで言えるけど、ここで言っても仕方ないから言いませんけども、同じようなことを考えていくと、子供達が関心を持つような環境をつくってあげるということが大事なんだと思うんですね。校長室、校長室と書いてありますけども、英語で何て言いますかということですね。英語で何て言うかということを、子供が校長室に行った時に分かるようにしてあげてほしいなと思うんですよ。保健室ありますよね、音楽室。これは今、日本語でしか書いてませんけども、何とかカタカナでも何でもいいから、子供達にこの部屋は英語で言うとこういう名前なんですよというふうにしてあげて欲しいなというのが、一つの考え方なんですよね。それでもって、今、3年生、4年生あたりでもうやっているようですけれども、興味を持つんでないかなと思うんです。それからもう一つお願いしたいのは、会話をするという部分での会話なんですけども、学校のホームルームの時、生徒が来ます。おはようございます。皆さん、元気でしたか。今日も一緒に勉強頑張りましょうねぐらいの挨拶するわけですよ。そのときの部分について、学校の中で子供達に、今週はあるいは今日は、でもいいんですけども、英語で短い会話を教え込むというか、先生が実践するというような習慣を作ったらどうかなと思うんですね。ちょっとここに例で書いておきましたけれども、今日は何曜日ですかと言ったら、その英語で書くんでなくて、子供達に今日は何曜日ですかと。今日は月曜日ですということを英語で答えさせるようなプログラムを作って、それを毎日やるんですよ。ということはいかがでしょうかという提案なんですね。そうすれば 、その 短 い言葉が1 週間や っ てれば大体 わかる ん ですよね。Today ismonday。次は、tuesday、wednesday、こうなってくるでしょう。そこんとこだけ変われば、何曜日というのは子供達は分かっていくはずなんですよ。あるいは、それが終わったら今度、天気をやるとかですね。毎日、晴れではないんですよ。今日は、雪降ってます、雨降ってますというのを、英語で聞かれたらどう答えるかというふうなことを、短いことでやっていけばいいと思うんですよね。それを別に教育長が教えるわけでないから、学校と相談をして、何とか子供達に英語というものを身近に感じ、会話能力をつけるために、3分間、5分間ぐらいでいいわけですね、そういうものを教えていくとですね、それが朝のあいさつの中でやっていく間に、各学年ごとにいろんなものやればいいと思うんですよ。そしたら身に付いていくんでないかなと思うんすよね。その時に大事にしてほしいのは、発音なんですね。だから英語の先生が必要だと、私は思うんですよね。今、旬の牡蠣と柿、これはローマ字で書いたら同じ字なんですよ。だけどアクセントのつけ方で物が違うんですね。だから英語も同じように、英語の知らないやつが、ずらずらと言ってもだめなんです。やっぱりちゃんとどこにアクセントがあるかというふうなことも含めて、それをしっかり教えてやってほしいなというか、そういうことをチャレンジしてほしいなというふうに、私は思うんです。これ一つの提案ですからあれなんですけども。それらを含めて、やはり教育環境の中にそういうものを取り入れたことをやって、ほかの学校と差別化を図って、新十津川の子供が日常会話といいますかね、そういうことをある程度、高学年になったらできるというふうな流れをどうやって作ったらいいかということを、教育委員会あるいはその学校長とともに考えていただきたいなと思います。私が、これをしつこく言う背景だけをお話しておきます。私の同級生が某北海道の国立大学を出まして、日商岩井というところに勤めました。ご存じのように日商岩井は商社です。初め国内に居ましたけども、海外に赴任しました。その時にショックを受けたのは、ずっと英語を学んできたけれども、自分はしゃべれなかったと言う。私、その頃、教育委員会にいたんだけど、日本のやっぱり学習のあり方がおかしいと、しゃべれなかったらなんぼ英語習っていても何の役にも立たなかったと。これは海外に行った経験から、是非日本の子供達、僕で言えば新十津川の子供達が、そういう社会で生きなきゃならないんだということを認識して、是非取組んでいただきたいなというふうに思います。私はその思いから、しつこいようですけども、今回2回目の英語に関するご質問という形にさせていただきました。以上でございます。よろしくご答弁をお願いいたします。
答弁 教育長 久保田純史
8番議員さんの一般質問に答弁をさせていただきます。多岐にわたって質問をいただきましたので、ちょっと順不同になるかもしれませんが、まず、新学習指導要領の関係につきましては、ご承知と存知ますけども、いわゆる近年ですね、情報化やグローバル化といった社会的変化が人間の予想を超えて進展していると。そういう中で英語教育が必要だというふうになってきているというふうに認識しているところでございます。そのような中におきまして、また、ご質問のありました日本語と英語との関係でございますけど、文部科学省におきましては、小中高含めて英語教育を充実することによって、外国語能力の向上を図る目標を設定することによって、国語教育との連携を図り、日本語の特徴や言語の豊かさに気づく指導の充実になると。そういうことも踏まえての新学習指導要領というふうに認識しているとこでございます。そのような中で答弁をさせていただきます。小学校では、平成23年から高学年5、6年生において外国語活動が導入され、その充実により、外国語教育に対する学習意欲と積極性の向上といった成果が認められています。一方で、音声中心で学んだことが中学校段階で音声から文字への学習に円滑に接続されてないなどの指摘もございます。そのようなことから、平成32年から導入される新学習指導要領では、小学校中学年3、4年生から外国語活動を導入し、聞くこと、話すことを中心とした活動を通じて外国語に慣れ親しみ、外国語学習への動機づけを高めた上で、高学年からの発達段階に応じて段階的に文字を読むこと、書くことを加えて、総合的、系統的に扱う教科学習として行うとともに、中学校への接続を図ることを重視することとしております。まず1点目のご質問でございました、現在、小学校に英語免許所有教諭や英検取得教諭はいるのかどうか。今後の人事で、これらの人材確保を積極的に進める考えがあるのかという、まず1点目の質問でございますが、現在、小学校には英語免許所有教諭はございませんが、英検取得教員については7人いる状況にあります。今後の人材確保について、積極的な要望を進めることはもちろんというふうに考えておりますが、この考え方は、どの地域の小学校においても人材が必要とされている状況でございます。そのようなことを踏まえますと、現在、勤務している教員のスキルを一層高め、強化していくことが重要であると考えているところでございます。そのようなことから、昨年度は道教委が主催するグローバル化に対応した英語教育指導力向上研修に教員を派遣し、今年度は、英語力アップ夏季集中セミナーに、また別に教員を派遣し、英語学習の中核となる教員を育成しているとこでございます。また、本年6月には、21人の教員が参加して校内研修を実施し、また、9月には6年生の外国語後活動を公開事業として行い、空知教育局から教育指導主事を招いて指導していただくなどの取組みもしているところでございます。今後におきましても、次年度、空知教育センターで重点事業として予定している、教科としての小学校英語指導力向上講座への派遣や、その他各種研修への積極的な教職員の参加を促してまいりたいというふうに考えているところでございます。また、2点目の小学校校内の様々な場所を英語表記する、さらに子供達の身近な公共施設などに考慮するという通告がございましたが、これにつきましては、日頃から外国語を目にする環境が望ましいというふうに考えております。小学校校内においては、今ほど8番議員さんの質問にあったとおり、そういう意見も参考としながら英語に親しみやすい環境について工夫を重ねてまいりたいというふうに考えているところでございます。また、朝や帰りの会の時間に英語で会話を実践するということにつきましても、そのようなことについても先ほど質問にありましたように、大切なことであるし、すばらしいことというふうに考えてございます。現在、毎週月曜日の午後と火曜日に、中学校のALTが小学校を訪問しておりますし、ALTは簡単な英会話で児童と接するように努め、また、今月は中学校の英語教員が小学校に乗り入れて英語授業を行うべく予定をしているところでございます。このような形で、ALTや中学校の英語教諭以外の先生と英会話を接する機会を増やすことは、外国語に慣れ親しむための一つの方法と考えてございます。いずれにいたしましても、小学校段階においては、親しみをもって英語と接していくことが肝要であり、そのような形で新学習要領の実施に向けて工夫を重ねてまいりたいというふうに考えてございます。また、昨年度、道教委の考え方といたしましては、中核となる教職員、本町も先ほど答弁いたしましたように派遣しております。その教員が中心となって、その学校内の教職員の研修だとかリーダーとなって指導育成していくと、そういう形で取り組んでいくという考えになっておりますし、教職員の資格取得についても積極的にとるよう、そういう指導もしておりますし、私もそういう形で更に英検取得に向けて指示をしていきたいと、そのように考えているところを申し上げ、8番議員さんの一般質問の答弁とさせていただきます。
質問 8番 青田良一
考えてみたいという話でございました。私は、是非学校長と十分協議をして、やれるところから取り組んでいただきたいと。考えてみたいなんて弱いことではなくて、もっと子供達にこれから英語が必要になるんだということを行政側も、それから先生方も認識していただきたいなと思うんですよね。だからそのために、どういう短い会話を、何回も繰り返しますけども、繰り返しで覚えるんですから、さっきの落語の寿限無の話でないですけれども。あれ読んでごらん、覚えられないくらい長いやつをすらすら、すらすら言えるくらいになるんだから、絶対このぐらいの今日は何曜日ですか、今日は雨ですとかというくらいのことは、毎日やってれば使えるようになるんです。そして、ちょっと賢い子は応用が利くんですよ。学校でスペルがどうとかなんとかと教えなくてもですね、というふうに私は思うんですね。そこら辺を学校とよく相談してやっていただきたいと思います。それで、このことを心配して、子供達を、子供達って小学生ですよ、英語の塾に通わせたいというお母さん方がいました。新十津川にはありません。英語の塾が無いとお聞きしました。あるかどうか知りませんけれども、滝川まで通わせるというふうな話も聞きました。つまりですね、いろんな特色ある取組みを通じて、学校が取り組んでいるという部分がきちっと理解していただけなければ、学校に頼らないで、そういう塾やなんかに子供達をやらないと身に付かないというふうに考える人達も少なくないという現状を、是非教育長や学校の校長先生あたりも理解していただきたいんですね。したがって、たくさん課題はあるんでしょうけども、そういったことも含めて、もっともっと前向きな取組みをお願いしたいと思います。来年からは道徳が教科となってくるんでしょ。そしたら学校は大変なんですよ、実際問題としては。いろんなことが新たに入ってきて、それらをすべてこなしていかなきゃならない。だから僕は、その空いている朝みたいな時間とか帰りの時間に、学校全体がそういうふうなことを取組むと。今日の給食は英語で何々ですよと放送がかかるとか、考えればいろんなアイデアは、現場の先生はきっと持ってると思うんですよね。それをやれる条件を作ってあげれるかどうかというのが、校長なり、あるいは行政の大事な姿勢だというふうに思います。しつこいようですけども、もうちょっとレベルの高い答弁を求めたいなと思いますし、これからも様子を見ながら折につけ質問を繰り返していきたいなというふうに思います。しつこいようで申し訳ないんですけども、私の回りの様子はそういうことですということを切実にお伝えをいたしまして、答えは、聞いていることは同じですから、答えも同じだと思うんでいりませんから、是非教育長の指導力を発揮して、そういう体制を作っていただきたいなというふうに思います。お願いを申し上げまして、質問を終わります。
答弁 教育長 久保田純史
8番議員さんの質問に答弁させていただきます。今ほどのご意見を十分理解した中で進めていきたいというふうに考えておりますし、私も、学校教育ではないんですが、社会教育の英会話教室で、今年度、重点を置いていたところでございます。そのような中で、平成28年度においては、小学生の英会話教室が26人だったんですけど、今年度、33人ということで増えてございます。こういう中での、また、ALTの社会教育の分野で、改善センターでこういう英会話教室での参画向上も必要と思っておりますし、今ほどの意見も踏まえて、学校と英語学習について進めていきたいということを申し上げ、答弁に代えさせていただきます。