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新十津川町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月7日

札沼線の乗客に対する町の取組みについて

2017年9月7日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「札沼線の乗客に対する町の取組みについて」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
小玉博崇 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 小玉博崇

それでは二つ目の質問に入らさせていただきたいと思います。質問の内容ですが、札沼線の乗客に対する町の取組みについて、ご質問したいと思います。先ほど、青田議員の方からも札沼線の質問がありましたが、私は少し視点を変えて、先ほど町長が、今、やるべきことというところを少し深く掘り下げて、町長に質問したいというふうに思っております。まず、札沼線の存続に向けた様々な協議が現在進んでおりますが、1日一往復の大変珍しいこの鉄道路線を活用して、多くの乗客が新十津川町まで来てくれています。現在、地域おこし協力隊の方が、そういったデータを取りまとめており、先日お聞きしたところ、昨年の5月から今年の8月までの乗客の状況をお聞きしますと、トータルで7,706人、1日平均が20.8人、もっとも1日の乗車数が多かったときで87人というふうに聞いております。こういった状況の中、現在、託児所の子供達の出迎えや終着駅到達証明証の発行、また、硬券切符やグッズの販売などいろいろ行われておりますが、来てくれた乗客の方に町の魅力を伝えて、今後万が一、この鉄道がなくなってもこの新十津川町に足を運んでもらうような取り組みを、町、まちぐるみですべきではないかというふうに考えますが、町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは4番議員の二つ目のご質問にお答えをさせていただきます。札沼線については、非常に関心のあることであるというふうに、このように肌で感じているところでございます。新十津川駅につきましては、現在、ボランティアの方々による駅舎や周辺の清掃、隣接をする空知中央病院の職員の皆さんによるチューリップなど花の植栽活動、病院保育所の園児による乗客の歓迎や見送りなどが行われており、駅を愛する多くの方々がおもてなしの心を持って、札沼線で来られる方々をお迎えしていただいております。そのようなことから、今ほど質問の趣旨にあった乗客数も数多く、このようにお迎えをしていただいているということでございます。到達証明書につきましては、それぞれ9月1日現在の状況になりますが、到達証明書は4,269枚、硬券切符は3,150枚の販売が既に終了。ご当地切符は2,600枚の販売と、それぞれ非常に好評を博しているということでございます。しかしながら、札沼線を利用して新十津川を訪れる多くが鉄道フアンであることから、その目的は駅の訪問や列車への乗車であり、残念ながら早々に本町から別のまちに移動してしまうのが現状であります。車窓から見える素晴らしい景観、駅を愛する方々のおもてなしの心や取組み、また、私も沿線自治体の町長と連携し、利用促進を図るための札沼線沿線ツアーを実施させていただいておりますが、今あるもの、今行われていることは必ず次につながっていくものであるということを信じ、駅に関わる方々がそれぞれの活動を行っているところであるというふうに思ってございます。町といたしましても4番議員さんと同様に、来ていただいた乗客の方々がまちに魅力を感じ、まちに足を止めていただき、再びまちに足を運んでいただくための仕組みや仕掛けが必要と考えております。駅を訪れた方に本町の魅力を伝え、ふるさと公園等の観光施設や宿泊施設を利用していただくこと、逆にふるさと公園を利用された方や宿泊された方に、日本一早い最終列車が到着、出発する時間帯に足を運んでいただく取組みなど、観光施設が相互に連携しPRすることが大切と考えますので、できることからこれらのことを取組み、進めてまいりたいと考えているところであります。また、今年度策定をいたします観光振興計画には、観光施設の相互連携の取組みについて、その主旨を反映していきたいということを申し上げ、4番議員さんの質問のお答えとさせていただきます。

質問 4番 小玉博崇

今、町長から来てくれたお客さんを、やはりクリーンパークだとかふるさと公園につなげる仕組みをこれから考えると。本当に正にこれは、ぜひ、今やるべきことかなというふうに考えております。そういったことで、先ほどから町長も、今、この札沼線を通じて多くの方が新十津川町に来てくれている、そういった方々に少しでも感謝の気持ちを伝えたいということで、町民有志の方々がさまざまな活動をしてくれております。それらの感謝の気持ちも先ほど聞かせていただきましたが、実質その活動の多くが、やはりボランティアであるという意味から、私財を投じた活動となっているのが現状となっています。ふるさと応援基金の使い道の一つに、終着駅周辺整備に資する事業というのがあります。平成28年度のふるさと納税の実績を見ますと、この終着駅の周辺整備に資する事業に寄附をしてくれた額は、212万7千円あります。ただ、これに使われた財源というのは、PRポスターの7万2千円ということで、多くがほとんど使われてないような状況になっております。ぜひ、こういったふるさと応援基金の使い道の一つに、終着駅周辺整備に資する事業、これを少し活用の幅を拡大して、今、町民有志の方たちが一生懸命頑張っているそういった活動に少しでも使えるようにすべきではないかというふうに考えますが、町長のお考えを聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

改めて駅を応援する方々に対して、本当に感謝の気持ちでいっぱいであります。駅を中心にイベントだとか、そして歓迎をする機会をつくっていただいていることは、本当に新十津川ならではのことだというふうに思っております。今後も引き続き、そういった活動をしていただき、本当におもてなしの満載な新十津川駅を続けていただきたいというふうに思っているところでございます。今、一部私財を投じて活動しているけれども、いわゆる応援寄附金など充てられないかという質問であったというふうに思います。当然、町として必要な駅周辺の費用については、今、若干でありましたけれども、ポスターに充てていること、そして今年の予算においては、札沼線の動画作成、いわゆる魅力発信の動画という部分で、札沼線に関する分についてはそういう浄財が充当されるということになるかというふうに思います。それらすべてにはなりませんけれども、行政として、必要な駅にかかる費用については、しっかり支援をしていきたいという考え方でございますし、また、応援する方々が、イベントで必要なテーブルだとかテントについては、当然でありますけども町のそういったものを貸し出しながら職員の人的支援なども含めて協力をさせていただいているところであります。今、直接的な支援という部分の中ではそういう形に残るものがあるわけでありますが、ソフト的な支援についてはできるものに限りがありますので、昨年で言いますと、駅の応援寄附金とはすぐあたりませんけども、85周年やったときには、町から新米をお客さんに提供するだとか、町からできうることについては、それぞれいろいろ打ち合わせをしながら駅を盛り立てるための必要な町の支援は、今後も続けていきたいというふうに考えていることを申し上げ、再質問の回答とさせていただきます。

質問 4番 小玉博崇

ぜひ、今、町民有志の方々の活動を町としても強力にバックアップしていただきたいという思いと、今、駅の存続するか、また廃線になるか、その辺の議論は様々な視点からいろいろ考えなければいけない。これは本当にいろんな意見を聞きながら、先ほど青田議員のお話があったように、結論を出していく時期が来るだろうというふうに思いますが、この路線があることでのこの町のメリットとしては、先ほど言ったような人数、これほど多くの人数がこの駅に訪れてくれる。そしてもちろん、この方々全員が新十津川町のまちを観光したいという思いはきっとないと思いますが、その中の1人でも2人でも、この町の観光を知っていただいて、そしてこの経済の活性化に力を注ぎ、また、あえて言えば、今、総合戦略で移住、定住を進めておりますが、そういった移住につながる戦略というのが、やはり町一丸となって取り組んでいくべきではないかなというふうに思っております。この存続か、廃線かという議論も、それも今、大変な時期かもしれないですが、今、町としてやるべきことは、ぜひ、今のあるうちにできることをやっていただく。この乗客数、今回、地域おこし協力隊の方に協力を得てお話をさせていただきましたが、こういった状況も恐らく知らない町民の方もたくさんいると思うんです。ですから、何となく一部の方だけで盛り上がっているというような風潮を何となく受ける感じがするんですが、その辺、町長はどう考えるかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

今、4番議員さんから再々質問でございましたように、本当に新十津川駅を応援していただいている方は、非常に特定の方が中心となっておりまして、また、地域おこし協力隊の方々についても一緒に連携をしながら、いろんな盛り立てをしていただいております。イベントの中において振興公社が作っている終着駅まんじゅうだとか、メロンゼリーだとかも販売をしておりまして、当然、4番議員さんも現地をご覧になっておりますけども、非常にそういった駅に来た時に何かを求めたいという、そういう観光客のやっぱりニーズというのがあるんだなというふうに考えておりまして、そういったものを買い求めたあとに、あとで食していただいておいしかっただとか、そういうふうに感じてもらうことが良い意味でのそういう新十津川にさらにまた来てみたい、そして声掛けが、いろんな人につながっていくものというふうに考えておりますので、今ほど質問にあったとおり、今やれること精力的に考えながら対応していきたいというふうに思ってございます。ただ、今、この限定的なというのですかね、駅を盛り立てる人方が中心的にやっていただいておりますけども、その輪の拡大という部分では、なかなかこう一朝一夕にはいかないものがありまして、本当に今、応援している人方は熱心に本当にやっていただいておりますけども、なかなかその広がりをどのようにしていけるのかという部分では、今、即座に良いアイデアが浮かばないところでありますけども、少しずつなのかもしれませんけども応援していただける方が増えていって、そして共にこの町の大きな財産として、今あることを発信できるように、そして共にこの新十津川駅を応援する、その喜びを共感できるような体制ができることを期待をすることを申し上げて、行政が何をボランティアの組織に対して直接、私どもから声掛けということはなかなかしづらいという状況になっておりますので、そのことについては、自主的な方々の活動を側面的に応援をしていきたいということを申し上げて、答弁とさせていただきます。

出典:新十津川町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月7日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる