みんなの議会

新十津川町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日

新入学児童生徒学用品費を入学前に支給することについて

2016年12月7日、新十津川町議会の一般質問で、進藤久美子議員が「新入学児童生徒学用品費を入学前に支給することについて」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。

質問者
進藤久美子 議員
答弁者
教育長 久保田純史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 進藤久美子

議長のお許しをいただきましたので、一般質問を始めさせていただきます。今回は、新入学児童生徒学用品費の入学前に支給することについて、教育長にお尋ねをしたいと思います。新入学児童生徒学用品費等の支給については、就学援助を受けている小中学校の新1年生を対象として行われております。この制度により、多くの保護者が助けられていることは大きく評価するところでございます。しかしながら、対象の保護者に関しましては、経済的な困難を抱えている方が多く、入学前の支給を希望される声が多数寄せられております。現在、本町の支給日では、対象者が一時的に立替えをせざるを得ない厳しい状況になっているのが現実でございます。ついては、町が推進する子育て支援策をより手厚いものとするため、対象者が置かれている立場を考慮し、入学前に支給ができるよう手続等を見直しをするお考えがないか、教育長にお尋ねをさせていただきます。

答弁 教育長 久保田純史

それでは、1番議員さんの質問にお答えをいたします。まず最初に、就学援助制度につきましては、国の要保護児童生徒援助費補助金及び特別支援教育就学奨励費補助金交付要綱の基準に基づきまして実施していることをご理解願います。その上で、現行の手続きの流れについて、確認の意味でご説明申し上げます。最初に、4月上旬に学校を通じまして各保護者へのご案内をしております。その後、4月中旬には、学校を経て教育委員会へ申請書が提出されます。教育委員会では、家族全員の住所並びに直近の前年所得合計額を確認の上、認定審査を行います。認定審査が終了後、5月中旬に認定通知を保護者へ送付しております。その際には、目安として前年度の費用品目及び支払額一覧表を添付しております。認定保護者の就学援助費費目及び支払額の決定や支払いにつきましては、6月中旬もしくは下旬におきまして、国から国庫補助限度額単価の決定通知が各市町村に届きますので、国の単価を私どもの方で確認した上で決定し、支払いということになっております。このことから、先に申しましたとおり、国の基準に基づき行っており、国の限度単価が確定後でなければならないこと並びに前年所得金額の把握確定時期の関係から、入学前にはお支払いできないことが原則になっております。入学前に支給する場合には、所得判定の事務の煩雑化や申請の二度手間などの課題も考えられることから、現時点では、入学前支給につきましては、考えていないということで答弁とさせていただきます。今後においても、国からの通知が届き次第、支払事務を速やかに進めてまいりますので、ご理解を賜りますよう考えております。なお、町の事業でありませんけども、社会福祉協議会の事業におきまして、生活が困窮している世帯に対し、生活の安定を図るために各種生活福祉資金の無利子の貸付制度を設けておりますので、これらの制度を有効的に活用することをご検討するのも良いのではないかと思います。ですから、入学が4月になりますから準備となりますと、今ほど1番議員さん言われましたように3月に資金が必要になってきますけども、2月下旬あたりに社会福祉協議会の事業なども検討いただいて、申請手続をして無利子の融資、教育委員会からの補助金が出るまでの間、そのような制度を活用されてはどうかと考えているところでございます。以上申し上げまして、1番議員さんの質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 1番 進藤久美子

私の調べたところによりますとですね、5月の24日、参議院の文教科学委員会の答弁で文部省の初等中等教育局長がですね、児童生徒が援助を必要とする時期に、速やかに支給できるよう十分配慮するように市町村に通知している。それがなされていないようだったら、市町村に引き続き働きかけていくという、そういう答弁をされているんですね、この就学援助の新入学準備金等についてはですね。本町には、そのような文部科学省からの通知というのは来ていらっしゃらないのか、また、それを来ていらっしゃって、本町ではそれをどのように受けとめているのかということを、再質問でお尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

はい、基本的にですね、そういう決定したことについては公文書が届くのが原則になってます。ただ、私の方では、その文書については確認しておりませんので、ちょっと答弁はできない状況でございますけども、そのようなかたちですね、確認ができていません。以上、答弁といたします。

質問 1番 進藤久美子

そのようなことは、町としては来てないということなんですが、実際的にこの対象となってる親御さんが、どのように一時立替えをしているかという生の声が若干、私のところに入っているので、ちょっと教育長の方にお知らせしたいと思います。親や兄弟に一時的にお金を借りて、新入学の準備をしているとか、また、中学校はほとんどがジャージ通学なんですが、洗い替えが必要だから2着欲しいけれども、お金が支給されてから2着目を買うとか、そういうふうな苦労をしてですね、入学準備金が支給されるというか、そういうまでに保護者の方がとても苦労をされてこの一時立替えをされている現状が、本町にもあるわけなんですよね。それで、すでに全国的にね、東京では10自治体、群馬県の太田市というところでは、金額を増額して新入学の児童に対応しているところもあります。北海道内でも美幌町が、新入学用品等の支払いを入学準備金というかたちに制度を見直して3月から支給するとか、函館市では、認定には入学年度の認定基準から前年度の認定基準に変更をして、市独自の要件や支給額を決めて3月支給に向かっているということも発表されております。ごく最近では、苫小牧市が12月議会で、現在の6年生から3月支給で進めていくという新しい報道もされてますとおり、ちょっと町の方で工夫を凝らしていただければ、この事業は就学前に保護者のところに届くようにできるのではないかというふうに思うわけなんですよね。それでですね、実施日程というか、3月に支給されているところの実例を申し上げますと、9月中旬就学時健康診断の案内書と同時に、この入学準備金の申請用紙を同封して送るというかたちですね。それで、平成29年1月の中旬に提出を締め切りをされて、2月の中旬に支給決定、交付決定の通知を保護者の方に送り返して、3月1日に新入学準備金を支給するというふうに、全国的に子供の貧困に取り組むために、各自治体が工夫を凝らしてこういうふうにされてるところもあるので、ぜひ、本町でも、そのような前向きな姿勢で、もう一度取り組んでいただくことは可能だと、私は思うんですが、教育長、再度、お伺いさせてください。よろしくお願いします。

答弁 教育長 久保田純史

1番議員さんの再々質問に答弁いたします。今ほど、道内外の各自治体の方の事例について、ご意見いただきました。その中で、そこそこの市町村においてですね、私が先ほど答弁いたしましたように、社会福祉協議会あたりに、そういう本町のようなそういう貸付制度があるのかどうかということも比較しなければならないでしょうし、また、対象者の数ですとか、そういうようなこともあるかと思います。そのような中で、私が先ほど答弁いたしましたように、本町の対象者の件数等を考えたときに、今ある社会福祉協議会の制度がせっかくあるのだから、そういうのを有効的にまず使っていただいたらいいのではないかというふうに考えているとこでございます。それと、今のところ考えておりませんと言いましたのは、やはり概算と精算みたいなかたちでですね、やっぱり事務の煩雑化といいますか、手間といいますか、そのようなこともございますので、本町の方は今ところそのようなことで、そういう制度をまずは活用していただいたらどうかというふうに考えております。ただ、今ほど1番議員さんからご意見いただきましたので、また今後、それらの各市町の取組みも参考にして、今後、検討していきたいと思います。以上、答弁に代えさせていただきます。

出典:新十津川町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる