みんなの議会

新十津川町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日

非農家世帯への新米購入助成券の配布について

2014年12月10日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「非農家世帯への新米購入助成券の配布について」質問し、町長 植田満が答弁しました。

質問者
青田良一 議員
答弁者
町長 植田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 青田良一

それでは二つ目の質問に移りたいと思いますけども、最近、読んだ本の中に、こういうことが書いてございました。これからの自治体、あるいは議員にも当てはまると思うのですけれども、ある程度、経営感覚といいますか、そういったものを身につけた中で町政の運営なり、議会の運営なりといいますか、そういうものに取り組んでいく必要があるというふうな部分を目にしたところでございます。この経営感覚ということは、どういうことかなというふうに考えたのですけれども、会社なんかであれば、従業員を食べさすためにと言いますか、あるいは株主に適切な配当をするためにといいますか、何とか努力をして儲けを出して、そういったものを還元して会社を大きくしていこうということだろうと思います。それの優れた人たちが経営感覚に長けているということで、会社組織等も大きくなってくるんだろうなと思います。似たようなことで感じたのですけれども、いつもこの時期になるとボジョレヌーボーという形で、その年に採れた葡萄がワインになるということですね。たわいもないことと言えば、たわいもないことなのですけれども、実は、葡萄を作っているヨーロッパ、あるいは南米等々は、これを一つの戦略的な取り組みとして利用して、この1年の中の決まった時期を解禁日だよということを定めて、先進国を洗脳したと言いますか、表現はうまくできませんけども、これを飲まなければ損しますよというふうな感じの中で、世界中、各国で今はこの解禁日を待ちわびているというふうなことが報道されております。これも一つは、ワインをどうやって売っていこうかという、その発想の一つではないかなと、私は思うのですね。いわゆる、こういう戦略というのは国レベルと言いますか、そういう大きな視野でやっていった行為ではないかなというふうに、私は考えます。そこで、植田町長は、ご挨拶のたびに本町の米の話をよくなされます。必ずなさると言っていいくらい声を出して言っているはずです。それは一つは、町の大きな産業であるということと、これまでの歴史的な背景から、うちの町が米を作りながら、こうやって生き続けてきたんだという部分が、きちっと表現されているんだろうと思いますけども、私は、この間読んだ本の中を考えますと、その米を一生懸命作っているという町ですね。それを戦略的に経営感覚をきちっと携えながら、それをどうやって活用するかということを考えた時に、私の言うことが妄想だと言われるか、それはわかりませんけれども、一つの仮説としてこういうことも言えるんでないかと思って質問しているわけですけれども、一定の期間、新米が出来たら、全ての町民がこれを食べるんだというふうなことを行う。もちろん、保育所から高校生から、あるいは福祉施設等も含めまして、街中のみんなが新米を食べるというふうなことをやっていけないかなというふうに思ったわけです。そうすることによって、多分、マスコミ等は必ずPRをしてくれると思います。それは新十津川にとって、何千万円も払ってPRしてくれるよりも、かなり大きな効果が期待できるのではないかなと、私は予想しております。そうすることによって、作る方と食べる方と合わせて、農家の人たちを含めた、町の流れていく方向みたいなものが大きくPRできるんでないかなというふうに考えたところでございます。実際問題としまして、現在、先ほどもお話ありましたけども、うちの世帯数が2,900世帯前後ですか、そして農家数が約400戸前後だというふうに理解してますけども、残る2,500世帯が非農家でございますね。この人たちに、そういうことをどうやって行きわたらせるかというのは、ひとつの経営感覚と戦略的な発想を持ちながら、職員が一つになって考えていけばいいのかなと思います。行政はそんなことしたことないから、多分できないという返事になると思うのですけども、例えば、公社だとか農協だとか、いろんなところとお話をしながら、町がそんなことできなければお金を出してでも、なんとかそういうようなものを作り上げていくということが、私は大事ではないかなというふうに思います。それが、町にとって数千万円かけるようなPRよりもずっと効果があるということであれば、それに増した経済効果がまだ生まれてくるんではないかなと思います。その時に、是非、そんなに沢山はいらないと思うんですよね。新米を5キログラムから10キログラム程度の物が家庭に届けられて、私は思うのは、そこには農家の方々の顔写真かメッセージが必ず入っているような形のものを届けていきながら、生産者と食べる方とが結びつけるような形の中で、そしてなおかつ、農業がより支援されていくような仕組みを何とか構築していけたらいいのかなと思います。ただ、米だけ配ってもなかなかPRにはならないわけであって、その辺のところを上手に噛み合わせながら、町をどうやってPRしていくか、あるいはお米をどうやって売るのか。あるいは、住民の方々に、この新十津川という米作りの町、おいしいお米を作っている町の中に住んでいるという幸せをどうやって味わっていただくのか、この辺を考えながら、是非、町政の一環でそういったものを考えていただいて、実現に向けたような方策を立案していただければ、私は、よろしいのではないかなというふうに思っております。ちょっと突飛なことなので、なかなか今の行政ルートの中に乗せて、何かやろうということになると、ちょっと難しい面があるかと思いますけども、これは町長、個人的な考え方でも結構でございますので、是非、そういった考え方を持って、米のPR、お米がこういう状況にありますよということと同時に、町民がこうやって喜んで食べてますよということも、ごあいさつの中に取り込んでいただいて、胸を張ってそういうことをPRしていただければ、もっと効果の上がる米作りの町という効果の上がる方向に向かうのではないかなというふうに、私は思います。以上、ちょっとまとまった言い方が出来なくて申し訳ないんですけども、思いだけは理解していただきながら、町長のご答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

ただ今、非農家世帯に新米購入助成券を配布ということで、要するに、豊穣の秋を喜ぶために非農家世帯に対し新米の助成券を配布して、共に喜び合いましょうというご質問の趣旨であったかと思います。これのことについては、米の消費拡大、あるいは、新十津川産米のPRというふうな、両面からの質問の要旨になるのかなというふうにも思っておりますけれども、まず最初に、豊穣の秋を喜ぶということは、今ほど青田議員さんおっしゃられたように、私も全く同感でございまして、これは本町の基幹産業であります農業、とりわけお米については、そういった面ではこれまでも長い歴史と伝統の基に、生産者の皆さん方が努力をされて作ってこられたといったような経緯もございます。そんなようなことから、今後もこの形態は変わるということは、まずないというふうに思っておりますし、また、変えるべきではないなというふうにも思っているとこでもございます。そんなようなことから、これまでも折に触れまして、町民の皆さんに、いろんなところで挨拶をさせていただく中で、米の生育状況、あるいは生産のされている状況等を、お話をさせていただいているところでございます。そういったようなことから、町では、給食センターで提供する米飯給食は、新米を含め全量本町産米を用いております。また、観光協会でも豊穣の秋を祝う味覚まつりにおいて、今年も10月の5日、先ほど行政報告で申し上げさせていただきましたですけども、味覚まつりにおいて、本町産の新米試食サービスも行っておりますし、また、商工会の方でもポイントカードと新米の交換イベントを行うなど、町及び町内各団体が様々な場面で町民に新米を提供していただいております。販売においては、総合振興公社で本年度作成したオリジナルの米袋を用いて販売促進に取り組んでおりますし、また、農協さんでは、昨年までの玄米販売に加えまして、本年度から白米にしたものも販売をしているというところでございます。これらのことを勘案いたしますと、食する量には違いがございますが、一定程度の町民が本町産新米を味わっていただいているものと思っております。ただ、最近の動向、既にご承知かと思いますけれども、人口減少あるいは少子高齢化といったことで、50年前の1人当たりのコメの消費量が118キログラムだったのが、平成23年では1人当たり58キログラムという、ちょうど半分というふうな状況下になってございます。それと合わせまして、これも新聞等でも報道されておりまして、見られた方もおられると思いますけれども、主食が今、米からパンに移行してきているというふうな状況にもあるというふうに言われております。誠に残念なことではございますけれども、そういったようなデータも出ているということでございます。そこで、近年、わが国のコメ消費量、今ほども申し上げましたように、減少の一途をたどっておりまして、本年は220万トンを超える民間在庫と相まって米価が大きく値下がりをしてございます。消費者にとっては買いやすくなっているものの、反面、農家収入の落ち込みも大きく、経営安定対策など直接支払制度による緊急対策が講じられておりますが、今後の動向には不安を拭えないというふうなところもあるわけでございます。したがいまして、わが町の豊穣を喜び合う取組に関しましては、当面、現在の取組をさらに精力的に進めていくこととし、本町が道内屈指のコメ生産地として将来にわたり確固たる地位を築いていくために、今後も生産性の効率を高め、しかも高品質米、先ほど行政報告で申し上げましたように、高品質米48.1パーセントということでございますから、高品質米の生産を安定的かつ、持続的に生産することとして、これからも関係機関、団体と連携を密にしながら取組んでまいりたいというふうに考えております。以上で、答弁とさせていただきます。

質問 3番 青田良一

表現が悪いですけども、予想されたお答えといいますか、そういうことで受け止めましたけども、私の質問の仕方も悪かったのかもしれませんけども、お金を配ったり、なんだりというのが良いか悪いかは別としまして、やはり、町を経営していく上で戦略的なものといいますか、アピールするようなものというのが、これから何かないと埋没してしまうのではないかなという感じもするわけであって、うちにある米という資源を使って、町全体がそれを活用できるような工夫を何とか作っていくべきだなというのが、まず、これは本当の趣旨、質問の狙いでございます。町民全体が、今、7,000人切ったようですけども、この人たち全員がお米を食べたという話をあっちこっちですることによって、町の良質米を作り続けているんだというPR、おいしいんだというお米のPR、こういったものが出来ていくんではないかなというふうに、私は思うんですよね。それには500万円かかるのか、1,000万円かかるのか、ちょっと試算していないからよくわかりませんけれども、今、町長さんが言われたように、米価そのものは低下しているわけですから、それほどの負担が町にかかるとはとても思いませんけども。要するに、そういう発想を、今はやれないというご返事いただきましたから結構でございますけども、やはり今後に向けまして、米を含む他の農産物も含めて、今までのようなやり方、売り方では、決して批判するわけじゃないですけども、限界があるといいますか、発展性がないといいますか、そういうふうに感じられてならないんですよね。何かを契機として、新十津川の米はうまい、新十津川から米を買わなければ損だというふうなことを広めていけるようなことを、是非、行政側としても発想を転換しながら考えていっていただきたいというふうに思います。これは、私の考え方なので、町長の方からのご答弁はいりませんけれども、聞き流してもらって結構ですけども、そういうふうなことを考えているということをお伝えをして、私の一般質問を終わりにしたいと思いますけども、一つだけちょっと付け加えたいんですけども。前回の議会でご質問させていただいたことで、建設課の方にちょっとご迷惑を掛けたみたいなので、本会議での話なので、本会議でお詫びを申し上げたいなと思います。実は、中央公園と菊水公園を何とか観光にも使えるような形でのネーミングの変更をしてはいかがでしょうかというような話をさせていただいたのですけども、それは従来通りお使いになるという町長のご答弁でございました。その中には、文化施設と言いますか、碑もあったり、建物もあったり、自然の…

質問 3番 青田良一

はい、止めます。あの、迷惑かけたことだけ、村中課長さんにお詫びを申し上げて、一般質問を終わります。

出典:新十津川町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる