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新十津川町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月5日

終着駅を活用しながら町の活性化を

2012年9月5日、新十津川町議会の一般質問で、後木幸里議員が「終着駅を活用しながら町の活性化を」について質問し、町長 植田満が答弁しました。

質問者
後木幸里 議員
答弁者
町長 植田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 後木幸里

議長の指示がありましたので、町長に対し一般質問をいたします。先に通告申し上げてありました、終着駅を活用しながら町の活性化をとの表題に関連しながら、質問を進めたいと存じます。近年、我がまちや近隣市町村において、少子高齢化による人口減少はとどまることなく進行中であります。私は、このような事象については、自然現象という捕らえ方をしております。人口減少について、国内の自治体や企業などにおいては、それぞれ努力をされているが、なかなか成果が上がらないようであります。それであるなら、一時的、あるいは、恒久的に外部からの人的流入を図りつつ、まちの活性化を図る方策があるのではないかと思われます。幸いなことに我がまちは、北海道の大都市である札幌市と鉄路でつながっており、札幌には200万人に及ぶ多くの人が暮らしております。ある意味では数十キロ先に宝の山が存在するとも言えるのではないでしょうか。昨年来、空知中央病院が終着駅を花で飾ろうと努力され、今の時期はコスモスの花で駅がうずまっているような感じがいたします。さらには、8月からポニー3頭を放牧され、今や駅は毎日多くのお客さんが訪れ、駅舎に置かれているノートにそれぞれの思いを書き込んでくれています。8月中の書き込みは百数十名となっています。書き込みをしない方もおられるとは思います。私は、このような現実を目の当たりにして、駅を活用しながら何らかの活性方策を行政、農業、商工業、町民が協力し、知恵を出し合って、町の活性化を多角的に掘り起こすことができるときがきたのではないかと思います。町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

それでは、8番議員さんのご質問にお答えを申し上げたいと思います。終着駅を活用しながら、まちの活性化をということでございます。新十津川駅につきましては、今ほどご指摘のありましたように、JR札沼線として札幌方面の利用を始め、終着駅となっていることから、鉄道マニアが全国各地から来町しているところでもございます。JRを利用する人や観光客の方々が快適に駅を利用していただくため、毎年春には町内のボランティアの方により、駅舎や駅前広場の清掃が行われ、また、隣接いたしております空知中央病院の職員の皆様には、花の苗植えや草取りなど大変ご苦労をいただいているところでもございます。この様な活動に対しまして敬意と感謝を申し上げるところでもございます。こうした想いは大切にしてまいりたいと存じております。また、今年の夏には駅前の空地を整備して、町内で飼養しているポニー3頭が放牧されており、きれいな花々と共に子供たちや訪れる方々には憩いの場となっているところであります。更には、この素晴しい風景を見るためツアーが組まれ、札幌からJRで新十津川駅に降り、駅を観光し、それからバスで他の観光地へ移動する。またはバスで来て、駅を見まして新十津川駅からJRで札幌へ行くツアーが、ツアー会社でもって企画されているようにも伺いをしているところでございます。町といたしましては、遠方より来られた方々に本町を色々と見て、聞いて、知っていただくため、駅前に観光案内板を設置するとともに、駅舎内に観光パンフレットを常備し、また、駅周辺については観光案内所ののぼりを設置した5事業所において、まちの観光施設の案内やPRを、まちの案内人として役割を担って頂いております。今後も、より多くの方々が来町していただけるように、また、利用していただけますように、町のホームページや観光パンフレットへの搭載などをしてまいりたいと思っております。ひいては、活性化ということでございますので、多くの方々が来られることにより、本町の活性化にも繋がっているというふうに思っておりますので、このようなことでご理解を願えるかなというふうに思っております。また、今ほどご指摘のございました農業、商工業、行政とが一体的ということでございます。それは、おっしゃられるとおりでございますので、そういったようなことも今後、いろいろと連携を深めながら、より多くの皆さん方が本町においでをいただいて、本町の先ほど申し上げましたように、見て、聞いて、知っていただくといったようなことが、いろいろな面での産業の活性化にもつながっていくことにもなるわけでございますので、そのような方向で今後も執り進めてまいれればというふうに思っているところでもございます。以上です。

質問 8番 後木幸里

ただ今の町長の答弁からは、まったく私と思いはそんなに違わないなというふうに理解をしたわけでございます。そこで、これは先の話であり、取り組むかどうか、また、これからの問題でありますが、数年前にJRが開発した鉄道線路から道路へ上がって走るバス、DMVというのですか、これを開発いたしました。このバスについては、確実な情報ではないのですが、どこかの府県で動いているようですけれども、これについては26人程度乗車可能ということですから適当な乗車人員でないかと、大勢の人ということになればなかなか難しい点もあるかとは思いますけれども、本町の住民やあるいは札幌市の方と連携取りながら、週一度とか毎日とか運行することは可能ではないかと思います。更に我が新十津川町は、新十津川物語の里として全国的な知名度のあるあるまちであります。やりようによっては、全国的、北海道及び札幌市など、我が町に関心を待たれた人々は、鉄路を交通手段として学園都市線終着駅新十津川を目指して訪れる旅行者が必ずいると私は思います。これは夢物語のようなことかもしれませんが、その夢は実現不可能とは思いません。我がまちの応援団は近隣市町村から全国に大勢います。最近では、ファームステイの体験者なども、そこに入ってこられるのかなというふうに思います。その方々が、その気になるようなメニューの用意がこの町にできたなら、夢は現実となって活気あふれる町が出現するのではないでしょうか。そのような思いや見方もありますので、このことについては前向きに、官・民一体となって今の時代進める必要があるというふうに思いまして、再度、申し上げましたが、これにつきましてご答弁あればお願いします。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

まず1点目のJR北海道が開発しておりました、デュアルモードビークルの話ですけれども、これは鉄路と陸路を利用できる車両ということでございまして、数年前までJR北海道もずいぶん道内で試験運行もされたということでございます。しかしながら、冬期間の雪の量が障害となって、今のところ話の進展は聞かされておりませんので、状況としましては、どうなのかなというふうな感じもいたしております。確か、今ほどお話ございましたように、本州方面ということですから、たぶん雪のないところでは、ああいった車両については運行もすることも可能なのかもしれませんが、やはり北海道で通年ということになりますと、冬場をどう乗り切っていくかということにもつながるわけでございますので、そういった面の技術的な面がまだ十分と克服されていないというふうな部分があるんでなかろうかというふうに思っておりますので、また、情報を入手しましたら、いろんな機会でお知らせするようなことで努めてまいりたいと思っております。それと、新十津川物語の里ということで、町に訪れる方を増やすということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、いろいろな広報活動を通じまして、広く町外に町の良さといったものを、大いにPRしてまいりたいというふうに思っております。また、新十津川町には新十津川町出身の方が町外に数多くいらっしゃって、それぞれ望郷会というふうな組織もつくっておりますし、関東にも徳富会という会もつくっていただいておりまして、今年の6月20日の開町記念式には、東京からも関東郷友会の方と一緒においでをいただいたということでもございますので、そういったような方々を通じながら、町の良さといったものを大いにPRし、そして、多くの皆さん方が本町に訪れていただけるようなことに努めてまいりたいというふうに思っております。

質問 8番 後木幸里

今、町長はPRという言葉を使われましたが、PRは結構なのですが、こちらに何があるかのPRだと思うのですが、その何を用意するか。これは、用意されたもの多少ありますけれども、人を引き付けるだけのものをこちらで用意する。全国から人が来るようなものをよういするのはなかなか簡単ではないと思いますが、不可能なことではないというふうに思っておりますので、今後とも、そういう方向で町政も頑張っていただきたいなと申し上げまして、質問を終わります。

出典:新十津川町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月5日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる