新十津川町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日
心を鍛える実行方策について
2012年3月12日、新十津川町議会の一般質問で、後木幸里議員が「心を鍛える実行方策について」質問し、町長 植田満が答弁しました。
- 質問者
- 後木幸里 議員
- 答弁者
- 町長 植田満
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 後木幸里
議長の指示がありましたので、町長に対し私からの一般質問を行います。事項は、心を鍛える実行方策についてであります。今定例会の前段において平成24年度町政執行方針が町長より示されました。まちづくりや行政執行に対する並々ならぬ決意のほどが力強く示され、議員の立場からこの執行方針に敬意を表するものであります。とともに住みよいまちづくりのため、町民の一人として、議員の一人として一層の努力をいたす覚悟であります。通告申し上げてありました質問事項については、平成21年第4回定例議会において行いましたが、今回同じような質問を行う趣旨は、その後国内や地方においても先行きや将来について確かな見通しが立っていない中で、東日本大震災が起こりました。国家、国民この大難関をいかに克服するか、並々ならぬ強い心構えが重要と思います。執行方針においても、そのような意味のことがうかがえます。我が町も今後起こりうるかもしれない災害に対し、物質的な備えは万全を期していると思います。であるなら、いかなることが起こっても、起きても動じないような心の鍛錬を日頃から施策の中にあれば心強く思います。そのような施策について、町長のお考えをおうかがいいたします。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
ただいま8番議員さんから1つ目の質問をいただきまして、心を鍛える実行方策についてということでございました。心を鍛える方策をまちづくりに取り入れてはどうかということでございまして、今ほど後木議員さんからもお話ございましたように、平成21年の第4回定例会において同じようなご質問をいただいておりまして、心の問題、あまりにもちょっと高度な話なものですから、正直いってどういうふうにお答えをしてよろしいのか、戸惑っているところでございます。心を鍛えるということは、人によって、あるいは団体等によって、様々な考え方がございまして、なかなか適切な答えを導き出すことは難しいと思うわけでございます。そんな中で答弁をさせていただくわけでございますけれども、我が町の町民憲章の第2章に「心とからだをきたえ、健康で明るいまちにしましょう」と謳っており、開町80年に当たる昭和45年10月に、町民の行動規範の一つとして、自分自身を高め、人生のあらゆる事象に素直に向き合い、心身ともに成長し、健康に暮らすことを願い、制定されたものであると思っております。また、本町は開村以来、町づくりは人づくりからを基本に、教育にも力を入れてまいりました。子ども達の健全な成長を願い、文武両道の精神を継承し、たくましい町民となるよう、様々な場所で研修、研鑽機会をもっているところでございます。健全なる精神は健全なる身体に宿るといわれております。心と身体がともに成長することが真の健康ではないかというふうに思っております。心と身体を分けて考えるのではなくて、スポーツやボランティア活動、または各種実践活動を通して、心の豊かさを身に付けることが自然な姿ではないかというふうに考えます。ご指摘のとおり、本町は今後、高齢化率が40%を超える超高齢社会に突入いたします。多くの高齢者が住み慣れた町で、自分らしく住み続けるために、さまざまな支援を受けながら、生きがいをもって過ごすことが、心の健康にもつながるものというふうに思っております。非常に、冒頭申し上げましたように、あまりにも次元の高いお話でございますので、正直言ってとまどっているというのが率直な感想でございます。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。
質問 8番 後木幸里
ただ今のご答弁は平成21年の第4回定例会の答弁とほとんど変わりがないように私は受け止めておりますが、かなり難しい要素はありますけれども、今回の大震災においては、被害に遭われた方でやはり強い心を持った方と弱い心の人とでは、いろんなことに差がついていると思います。心が鍛えられている人というのはいかなることにも打ち勝っていくという、そういうふうな前向きな精神がきっとあると思うのです。それで我が町は、この心を強くするとか、これは非常に幅の広いもので、このことが今や教育、小学校から大学まででも、あるいは国家や地方でも、一切このことにはふれていないのです。難しいからが故だと思います。私は心の鍛えるというところに行政も一歩踏み込むべきだろうというふうに思っているのです。住民の方が自主的にそのことをやるということも不可能ではないと思いますけれども、やはり行政が場所や施設なりを持っているわけですから、行政が前向きに携わっていくようなことになれば、おのずと町民は心を鍛えることについて関心を持ち、いろんな人がその恩恵を受けるようなことになっていくだろうと思うのです。ちなみに町は直接的に農産物ブランド化室というのを作って、予算を組みながら事業を進めていますが、それから今後の農業公社、これも別な角度で経営し、行政が携わっていくことになろうかと思います。ですからこの心の鍛えるという問題についても行政が携わって何も困ることはないだろうと、そのことが充実していけば、この町に住んで良かったということなって全国から注目されるに値するような施策になると思います。これから人口減少が進むと予測しますが、素晴らしい施策がある町に住んでみたいと、あるいは新十津川へ住居を求めてくる人も出てくるかもしれない。私はそれに期待したいと思います。全国自治体尋ねても、このことに踏み込んでいる自治体はないと思いますので、どうぞひとつ植田町長には英断を持ってこの難しい課題に取り組んで、よりよい町の発展につなげていただきたいとそう思うわけです。以上で再質問を終わります。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
先ほど申し上げたとおりでございまして、なかなか人の心を感じ取るというのは難しいことでもあるということは事実だと思います。おっしゃられることについては否定する何ものでもございませんが、私、本を読まさせてもらった中に、心の中にそっと響くということで、珠玉の言葉ということがあって、これ珠玉ということは貴重なというふうな意味なようです。お話があったように、今回の震災等々でもずいぶん変わりつつあります。人はその言葉によっていろいろな励まされたり、そしてなおかつ意気消沈したりする場合もあるわけでございますが、そういった中で困難にも立ち向かって行かれる方もいるということでございまして、そういった人を皆さん同じような目線で見るというのは、不可能でございますので、難しいことだと思っております。そういった中で、否定はするものではございませんが、お考え方についてはなかなか難しい面もあるのかなというふうな思いをいたしております。