新十津川町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日
植田町政の4年間の成果について
2011年3月9日、新十津川町議会の一般質問で、樋坂里子議員が「植田町政の4年間の成果について」質問し、町長 植田満、副町長 佐川純が答弁しました。
- 質問者
- 樋坂里子 議員
- 答弁者
- 町長 植田満、副町長 佐川純
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 10番 樋坂里子
おはようございます。お許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。はじめに、先ほど皆さん黙とうされましたけれども、今回の東北地方太平洋沖地震におきまして、被災されました皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。また今町長の方から、支援、町村会で支援ということがありましたが、昨日私の方で老人クラブがありまして、その時に老人クラブの方から、ぜひ町も募金か何かのそういう要請をしていただきたいということをお願いしてくださいということがありましたので、ここで前にお伝えしておきたいと思います。。 、 。それでは質問に入ります まず1点目は 植田町政の4年間の成果についてであります今年は4年に1度の一斉地方選挙の年で、町長も私たち議員も町民の審判を受ける選挙がこの4月に行われます。選挙のある年は予算も骨格で、事業について質問しても町長はやります、できますの答弁はもらえないということですが、せっかくの機会ですので、毎回4年に1度の選挙のある年は過去4年間の町長の施策や抱負について、自分としてどうだったのかを聞いておりますので、植田町長にもあえて4年間の成果についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
ただいま樋坂議員の方から4年間の町政評価をどう考えているのかというふうなご質問でございました。私が見直させていただいて、4年間の町政運営を、 、私自身どう評価するかということでございますけれども 常々私が思っておりますことはその評価については私自身よりもここにおられる議員さんをはじめとする町民の皆さんがやっぱり評価するということになるわけでございまして、あまり自己評価というふうなことについては差し控えたいなというふうな思いも実はあるわけでございますけれども、これではあまりにも素っ気のない答弁というふうなことにもなろうかと思いますので、視点を変えましてお答えをいたしたいというふうに思っております。なお、この内容につきましては、先の第4回の定例会におきまして、6番の長谷川議員さんから次期町長選挙への出馬の意志があるかどうかの質問をいただいた時にも、その際にも回答をさせていただいているところでございます。そういったことから重複することがあるわけでございますけれどもお許しをいただきまして、これからお答えをさせていただきたいというふうに思っているところでございます。19年当時、町長に就任をさせていただきまして、早いもので4年が過ぎようというふうな状況下でございます。町民の皆さん方にお約束させていただきました5つの政策につきまして、毎年度の執行方針の中でも具体的な取り組みを進めさせていただきながら、その実現に取り組んでまいったところでございます。また、議会はもとより町民の皆さん方の力強いご支援とご協力によりまして、概ね達成できたのかなというふうな実は思いをもっております。そこで具体的にそれぞれ公約で掲げましたことにつきまして、少し長くなるかもしれませんですけれども、お答えをさせていただきたいというふうに思っております。まず1つ目の公約でございます健康づくりと社会福祉の充実についてでございます。健康づくりにおいては、生活習慣病の予防や疾病の早期発見に取り組み、独自事業でございます30代女性の乳がん検診事業ほか各種検診、そして予防接種の助成などを実施し、町民の皆さんが受診、接種しやすい環境づくりに努めてまいりました。また、国保加入者全員のレセプトを集計分析いたしまして、その結果に基づきまして、町民健康づくり事業など新たな事業を実施し、町民が自ら健康づくりに取り組むことができるようプログラムを提供してまいりました。社会福祉の充実関連におきましては、子ども元気、高齢者いきいき応援プログラムに基づき、各種の取り組みを実施するとともに、新たに乳幼児等医療費助成事業の拡大や得キッズカードの配布事業など、子育て支援策にも取り組んでまいりました。また今後も安定した事業運営を確保していくため、子ども夢基金を創設し、未来を担う子どもたちに対する子育て環境の充実に進めてまいったところでございます。次に、2つ目の公約でございますけれども、力強い農業と商工業の再生ということでございます。農業者においては、これ前町長から引き継いで来ております事業でございます、 、 。けれども 基盤整備事業についてはほぼ全域において実施 展開をすることができましたまた農業所得を向上するため農産物のブランド化に取り組み、推進組織の立ち上げと認定制度の実施、そして新規品目や品種の生産に取り組む農家への助成制度などを進めてまいったところでもございます。また、今大きな課題となっております農業者の高齢化に伴うところの担い手不足などに実践的に取り組むために、浦臼町そしてJAピンネさんとの共同で、これ仮称ではございますけれども農業振興公社を立ち上げることとしたところでもございます。なんとか23年度中には、是非とも立ち上げてまいりたいというふうに実は思っているところでございます。また商工業面においては、長引く経済不況を乗り切るために、中小企業に対する本町の融資制度の条件緩和や利子の全額補給、さらには国や道の融資制度を利用した企業に対する利子補給なども実施をしてまいりました。また、雨竜町商工会と本町商工会とが連携し、消費流出対策の一環として割増商品券発行に対する助成を継続し実施したところでもございます。次に、町内のにぎわいを活性化するイベントの開催におきましては、内外からその取り組みに対して高い評価をいただいておりまして、ファームイン事業におきましては、近年大きく受け入れ人数も増加しており、本町の大きなPRにもつながっているところでもございます。3つの目の公約といたしまして、みんながいつでも学べる教育環境でございます。人口減少、少子化が進展する中、4つの小学校の統合により新生新十津川小学校は開校し、また小中学校校舎の耐震化と大規模改修も進めたところでもあります。学校教育面におきましては、町単独費による教科専任教師の配置を行い、子どもたちの学力向上を図ってまいりました。また、小学校統合後の旧校舎の利活用につきましては、旧花月小学校は知的障害者支援施設として活用され、旧吉野小学校は新十津川アートの森として活用されることになっておりますし、旧大和小学校につきましては、まだ具体的には決定をしておりませんですけれども、その施設の一部であります体育館については町民体育館として活用されているところでもございます。4つ目の公約でございます。豊かな自然を守り生活環境の向上を目指すということでありまして、本町の豊かな自然環境を次世代に引き継ぐために、環境基本条例を制定するとともに、その実施計画を策定いたしまして、町内一斉クリーンキャンペーンの実施や、綿製品や廃食油のリサイクル活動にも取り組んでまいりました。また、住環境の充実につきましては、青葉公営住宅の建設や計画的な道路整備、そして除雪機械の更新などによる除排雪の充実など、住み良い生活環境づくりにも努めてまいったところでもございます。5つ目の公約でございます。行財政改革を進め住民との協働をということでございますけれども、本町の行財政改革に大きく貢献をされました前町長の取り組みを継承するとともに、安定的な財政運営に努めた結果、経常収支比率は80%台前半を維持しており、平成21年度決算においては80.3%と空知管内では3番目の好数値となってございますし、実質公債比率についても徐々に下がり、平成21年度決算では10.6と管内で最も良い数値になってございます。また、町の借金でございます町債はこの4年間で28億4千万円を減少させました。一方、預金にあたります基金は11億1千万円が増加となっており、管内でも健全財政団体として認められるに至ったところでございます。次に、住民との協働でまちづくりを進める上でのまちづくり基本条例が住民の皆さんの手によって作られました。本年1月から施行されているところでございます。この条例は、まちの最高規範、行動規範でございます。町民の皆さんの一層の理解を得るべく、今後その条例を理解をしてもらうべく、その浸透を図ってまいりたいというふうに考えているところでござ。 、 。います また最後に 昨年はご承知のとおり開町120年という節目の年でございました町民の皆さんとこの喜びを分かち合い、将来への夢を託したいということで取り組みました記念植樹や移住ウォーク、ラジオ体操、なんでも鑑定団インしんとつかわ、タイムカプセルなどの記念事業は、まちの歴史を振り返りながら、一緒に未来を創造していく良い機会となったものというふうに思っております。以上、私が4年前に公約として掲げさせていただいた主な取り組みを申し上げさせていただきました。冒頭申し上げましたとおり、本来、私の町政に対する評価は町民の皆さん方が行っていくものだというふうに考えております。ただいろいろなご意見もあるわけでございますけれど、そういったものについては真摯に受け止めて、より良い取り組みにつないでいくことが私の役割というふうに思っております。ちょっと口幅ったい言い方ではありましたですけれども、これで10番の樋坂議員さんに対する答弁とさせていただきます。
質問 10番 樋坂里子
今あの町長の4年前の公約、いろいろお聞きいたしまして、ほ、 。 、とんどのことはできているなというふうに 私も思っております それに評価というのは先ほど町長が言われましたように本人が評価するべきでなくて、町民が評価するべきでありますので、何年後か、この今の植田町長の成果が現れた時には、皆さんそれぞれ評価していただけるものと、私も思っております。それで次期、今度めざしていただけるということで、選挙あるわけですから、ちょっとそこらへんは選挙になるかどうかということはわかりませんけれども、次期に目指しての抱負というのですか、そういうのでは一応農業の、農業振興公社ですか、それをメインにして立ち上げていきたいというのがメインスローガンというようなふうにはうかがっているのですけれども、今後4年間について、私はひとつ要求したいのですが、選挙あるかないかというのを念頭に置いてこういうこといったら困るのかもしれませんけれども、私は町長は選挙ないものだと思って言いますので、それでちょっとお願い、お願いしてもダメだというのですけれども、お願いですね。新十津川町の福祉についてですね。この間プレスに載りましたことについてちょっとお話ししたいのですが、新十津川のくじら館の前にあるトイレにホームレスの方が約1ヶ月間あそこで寝起きをしていたという話は、プレスをお読みになった方は皆さんご存知だと思うのです。それであそこに1ヶ月間いて、かなりの人が目にしていたのではないかなというふうに私は思っているのですけれども、誰も町として対応しなかったというのがあるのですね。確か。それで最終的には滝川の職安の方から砂川の労務士の黒沢さんというところになんとか助けてやって欲しいという、そういうような要求がいったそうであります。それでいろいろその人の話を聞きますと、結局新十津川でも、役場かどっかへ行ったような話をしているのですね。だけどそこでは何もしてくれないで、結局たらい回しをされて、滝川の市役所にも行ったけれども、結局滝川の市役所もそのままたらい回しをして、結局、その方は職安に仕事ないかということで探しに行って、それでその職安の方も見かねて、それで何とかしてやらなくちゃということ、 。 、で その黒沢事務所の方に電話をしたみたいなんです それで砂川の方でいろいろやってなんとか生活保護をいただいて、住宅も確保されて、生活できるように今はなっているみたいなんですけれども、そこでそのそういう方を救う施設というのが、その歌志内になんという名前なのかわかりませんけれども、SOSのそういう施設があるそうなんです。それを結局私も知りませんでしたけれども、町の職員の方もたぶん知らなかったのではないかなというふうに思うのですね。それで新十津川は福祉で町民が住みやすいまちだとかということをいろいろスローガンに掲げていますけれども、その話を聞きますと、新十津川ってなんて冷たいのかなというふうに私は思ったのです。それで次期の時にはそういう方がみられましたら、ぜひ助ける方法を施策の中に入れていただいて、困っている人を助けるという、そういう方向に行っていただきたいなというふうに私は思っているのです。数年前にも旭川から歩いてきたというホームレスみたいな方がうちに来たことがあります。その時もやっぱり電話したんだけど、やっぱり住所がここにおいていないので、どうすることもできません。住所があるところへ行って生活保護をもらったらどうでしょうかという、そういうことでありました。私は札幌の方に行けばなんとか仕事もあるんだろうなというふうに思っていましたので、札幌へ行きなさいということで、これも本当は公職選挙法違反になるかもしれませんが、汽車賃をあげて行っていただきました。ですからね、そういう方がいた時、仮に個人の家にそういう方がポッと来た時に受け入れ態勢というのはなかなか個人では難しいと思うのです。それでなるべくもし、今後あまりそういう方が現れて欲しくないのですけれども、今の世の中いつどんなときに自分もそういう身になるかわからない状態でありますので、ぜひこの新十津川町もそういう困っている人には優しい態度で接していただけるような役場の体制というのか、そういうのを作っていただきたいなと、それは今後の課題として、私はこれを町長に提案したいなというふうに思っておりますで、その辺についていかがでしょうか。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
今ほど紹介がありました件につきましては、私も副町長の方からお話をおうかがいしておりまして、ただあのそういった方に対して、先ほど申し上げたように粗末に扱ったという経緯はまったくございませんので、そういう方については適切にアドバイス等をしながら、対応をしたというふうに考えておりますので、今ほどなんかこうずいぶん不親切というか不適切に扱われたというふうなお話のようでございますけれども、それは決してそうではない。ただあの本当に真にやはり困っている方については、これは町民はもちろんでございますけれども、町外の方もそういったような方が助けを求めてこられた場合については、それは役場として当然のこととして適切に対応しなければならないというふうに考えております。詳細につきましては、経緯を副町長よく、経緯を今ほど申し上げますので。
答弁 副町長 佐川純(副町長は2015年3月まで)
それではちょっと情報がといいますか、お聞きされている内容と現状とちょっと差がありますので、その辺についてかいつまんで申し上げますけれど、私どもがそういう方が物産館前のトイレに夜居られるという話を聞いたのが、正月の休み明けといいますか、そのような状況でありました。お話、その方を連れて物産館の職員が福祉課の方に連れて行って、いろいろな相談というのですか、いろいろな話を聞いたところでありますけれど、その方は住所は新十津川にはありませんけれど、新十津川出身者の方であったということは事実であります。いろいろな経緯があって来たのですけれど、それまではホテルに泊まっていたようでありますけれど、金銭的なものがなくなったということで、夜だけ物産館のトイレが暖かいものですから、そこに夜いて、朝方出ていったということで、日中は違うところにいたということでありましたので、そういうこともあってわからなかったという面はあります。夜中に来て、朝方はいなくなるということだったものですから。それで何回かそういうことがあって、福祉課の職員としてはいろいろな相談にのって、本人の今後の対応の希望も聞いてあれしたのですけれど、本人の希望としてはですね、住所は愛知県の方にあるということもあって、ぜひそっちに帰りたいのだということもあって、ただ飛行機賃等が手持ちがないので帰れないということで、そういうこともあったものですから、それらの対応について空知支庁の指導も受けてどのような対応をしたらいいのかと、あるいはそういう希望に添ってなにか名古屋の方で働いていた社長といいますか、雇用主の方とのこともあるものですから、そういう希望もしているということですから、そういうことでどのようにしたらいいかということで、本人を交えて何回も話をしております。その中で支庁の方もそういう今お話ありましたとおり、生活保護等については住所の問題が出てきますから、北海道といいますか、新十津川に住所がありませんので、生活保護を受けるためには住所を移転するということになるわけですけれど、本人の希望も新十津川に住所を移してそのようなという希望もないということだったものですから、名古屋の方に帰りたいということもあって、その対応をいろいろ検討していたわけです。ただ、どうしても寝泊まりの問題がありましたから、その間については、知友、 。人が近くにおられたということもあって その方々のところに行ったりしていたようですそれからまた時には物産館のトイレに夜を過ごすこともあったようですので、またそのような何回か対応をしたわけです。結果的には、空知支庁としても指導としてはなかなか難しいということで、市町村としては対応できないと。生活保護等の処置はできないのではないかということでの指導もあって、また本人の希望もあったものですから、相談中でありました。そこで休み中に滝川市内で働いていたところがありまして、そこの賃金が未払いだったということもあって、その相談をしに今おっしゃられた国の機関に申し出てといいますか、その中からそういう対応についてはということで、砂川あるいはその施設ということになって、現在施設の方で収容されているといいますか、生活されているというふうに聞いております。ご指摘のとおり、非常に住所のないという意味での対応、病気であれば病院の方に処置するということも可能でありますし、あるいは新十津川、そこに住んで生活をしたいということであれば住所を変更した上での生活保護等の措置もできるわけ、 、 、でありますけれど 本人のそういう希望もあって なかなか市町村としてはといいますか町としては対応できなかったというのは事実であります。また、空知支庁の対応といいますか、指導においてもそれらの状況の中では非常に難しいということであったわけですけれど、結果的には砂川の方でそのようにやっていただいたわけです。議員がおっしゃられるとおり、私どももそういう緊急避難施設というものの情報も知らなかったという意味では、承知していなかったという面では非常にありますけれど、そういう指導もなかった点からいってもそういうことであります。もう一つ、冷たいのではないかという面でお答えをいたしますけれど、実は職員が、本人は名古屋へ帰りたいということだったものですから、職員でカンパをして飛行機代片道ですむわけですから、なんとかカンパをして帰して上げようかと、そういう話もありましたので、決して冷たいわけではありませんので、どうぞその辺も誤解のないようにご理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
質問 10番 樋坂里子
経過、今詳しく説明されましたのでわかりましたけれども、歌志内にそういう施設があるということを今後わかっていただければ、また再度そういう方がみられた時には、速やかな対応、そこの施設もなんか1週間くらいしかいられないみたいですね。そこが1週間過ぎて、ダメになると、今度道の方、札幌の方ですか、そこにそういう施設があって、そこの方に迎え入れるというか、送られるというのか、そういうようなことになっているようですので、ぜひ新十津川町もそういう方のために、困っている人を助ける福祉のまちということで、町長の方針に入れておいていただきたいなというふうに思います。