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新得町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日

新得山スキー場の有効活用による町の活性化を

2025年3月13日、新得町議会の一般質問で、青柳茂行議員が「新得山スキー場の有効活用による町の活性化を」について質問し、教育長 渡會崇善、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
青柳茂行 議員
答弁者
教育長 渡會崇善、町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 青柳茂行

2項目目であります。新得山スキー場の有効活用によって町の活性化を求める質問をしたいなと思います。2.新得山スキー場の有効活用による町の活性化を新得山スキー場は、昭和29年に町民の手によって開設され、親しまれてきたスキー場であります。昭和54年には今のロッジが新築され、平成20年に大規模改修が行われ今日に至っております。平成元年には現在の高速リフトが運行を開始されています。新得山スキー場は市街地からも近く、歩いて行くこともでき、リフト代も安く、1日券で大人2,000円、中学生以下900円、3時間券が大人1,200円、中学生以下600円、シーズン券についても大人2万円、中学生以下5,500円とほかのスキー場と比べても格段に安くなっています。コースについては初級から上級まであり、新得山を滑ることができればどこのスキー場でも滑ることができるといわれています。利用客については、一般のスキー客だけでなく、町内の学校はもちろん、町外の鹿追町、清水町、音更町の小中学校のスキー授業、さらに、帯広、鹿追駐屯地の自衛隊員の訓練など広く利用されています。昨年、メムロスキー場が営業中止のため、帯広近郊の方も多く来られ、「近くにこんないいスキー場があったのか」と感心され、今年もシーズン券を購入された方もいらっしゃるということであります。そこで、新得町の財産である新得山スキー場を生かして、町の活性化につなげていくために2点質問したいと思います。1点目、昨今の雪不足で、当初の予定日にオープンができない、今年については、2月の大雪の後にようやくオープンできる状態となりました。予定どおりオープンができるように人工降雪機の導入が必要ではないかということが1点目であります。また、人工降雪機の導入については、新得スキー連盟からも教育委員会に対して要望書を提出しているとも伺っております。ぜひ、ご検討していただきたいと思います。2点目ですけれども、平成20年にロッジを大改修した際、3階にそば打ちの施設を造っています。スキーシーズンには食堂でそばを提供し、非常に好評でそばだけを食べに来る客もいたということです。しかし、現在は全く使われていないと。非常にもったいないということであります。狩勝寿事業団との調整も必要かと思いますけれども、スキー客を増やすためにも愛好団体等に協力していただき、ロッジのそば打ち施設を利用して、そばを振る舞うことができないものかお尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 渡會崇善

青柳議員のご質問にお答えいたします。1点目の新得山スキー場の人工降雪機導入の必要性についてのご質問でありますが、新得山スキー場は毎年12月のクリスマス前後をオープン予定としておりますが、議員ご指摘のとおり、温暖化の影響や気候変動による冬季の気温上昇など、近年は12月の降雪が少なく、平成30年度以降は、一度も予定どおりにオープンすることができない状況にあります。新得山スキー場の設置目的や利用者層を考えますと、児童生徒が利用しやすい、小中学校の冬休み期間にはオープンできればと考えておりますが、近年はそういった状況にはならないシーズンが多くなってきております。十勝管内スキー場の人工降雪機の導入状況につきましては、サホロスキー場、メムロスキー場、ぬかびら源泉郷スキー場の3カ所で導入されておりますが、今シーズンにつきましては、12月中にオープンできたのはサホロスキー場のみであり、各スキー場も運営に苦慮されているようでございます。また、新得山スキー場の利用者数を見てみますと、リフト1日平均乗車数は平成2年の2,436人をピークに減少傾向にあり、直近5年間の平均乗車数は1,240人とピーク時の半分という状況から、スキー離れが進んでいるようにも思われます。今後も不安定な気象状況の中、人工降雪機の導入にあたりましては、水の確保をはじめ、施設整備、ランニングコスト、人員体制の確保のほか、リフト利用者の負担の在り方など、さまざまな検討課題がありますので、課題と効果を整理しながら、導入の可否について検討してまいりたいと考えております。2点目のスキー場ロッジでの手打ちそばの提供についてのご質問でありますが、食事の楽しみというのも、スキー場利用につながる要素の1つとは理解しております。新得山スキー場ロッジの手打ちそばの提供は、平成20年度から26年度までの間、ロッジ食堂を営業している狩勝寿事業団にそば打ちをされる職員がいたことから、手打ちそばをメニューに加え提供されておりました。その期間には、議員がおっしゃるとおり、昼食時には手打ちそばを食べにスキーをされない方にもお越しいただき、たいへん好評でありましたが、職員の退職により、提供を終えられたと聞いております。現在、ロッジ食堂を営業している狩勝寿事業団に新たな対応等の意向を確認いたしましたが、近年は人手不足のため、メニューや営業日を減らして営業しており、メニューを増やしたり、新たな対応をすることは困難とのお話しでありました。教育委員会といたしましても、手打ちそばの提供がスキー場の魅力づくりの1つとなるとは考えますが、現状の営業体制の中で、新たな取り組みを進めることは難しいと考えているところであります。以上であります。[渡會崇善教育長 降壇]

質問 青柳茂行

教育長の答弁をいただいたわけですけれども。人工降雪機については、今後、整理して検討するということで、まるっきり100パーセント否定したわけではないので、若干まだ希望はあるのかなというような印象を受けております。そばの関係は、本当に人手不足ということで、先ほどの福祉関係の話でもないですけれども、全てにおいてそうですから、これは本当にしょうがないかなという気もしますけれども。しかし、今現在の新得町は、役場も新しくなって、駅前もすっかり全く町並みが変わるということで、今後新得町は、やはり右肩上がりに元気な町になっていくというのが相場でなかったら困ると思うんですよね。ですから、そういう意味では、多少困難はあるかもしれませんけれども、やはり最大限努力していくということが必要じゃないかなというような気がしております。確かに先ほど教育長の答弁では、1日平均2,436名をピークにして、5年後には1日平均1,240人まで下がっていると。これは北海道どこでもそうですよね。恐らくサホロでもそうではないかと思いますよね。ですから、スキーの状況は確かにそうなっています。ただ、これもやはりこの新得に限っては、雪不足というのも相当あると思うんですよね。オープンからスキーを滑れないという状況もたぶんあると思うんです。現状とすれば、オープンにはせめて中間から滑る状態にしてほしいという旨の要望書というのが、教育委員会のほうにスキー連盟のほうから昨年上がっていると思います。全面開通というのは、なかなか大変だと思いますけれども、せめて1段目のリフトから滑れるようにしてほしいというのが、確か要望ではなかったのかなというふうに思います。今年の新得山スキー場学校授業等団体利用予約状況という表があるんですけれども、新得山スキー場を利用している学校というのは意外とあるという印象を受けました。まず、御影中学校です。清水中学校、音更の駒場中学校、東士狩小学校、鹿追の瓜幕小学校です。今年限りでは、鹿追駐屯地の自衛隊員の訓練、こういう方々が予約しているわけです。これが1月7日から2月8日までの開設日まで、どのくらいの方々がキャンセルされたのかということを申し上げますと、まず、町内の小中学校、5日間で262名です。それから、町外の学校、先ほど言ったように清水とか音更とか、これが9日間で381人です。学校だけで643名です。それと、自衛隊の訓練が21日間で471名となっています。ですから、こういう方々が予約したけれども、結局は新得山スキー場が利用できなかったという結果であります。合わせて1,114名の方々がキャンセルされたという、非常に大きな数字だと思うんですよね。ですから、先ほど教育長が5年間で1日平均1,240人に減りましたというけれども、この1,114人だけでも最低の数字まではいっていることになるわけですよね。ですから、合わせると軽くフルに活動すれば、少なくとも2,000人以上3,000人くらいは、見積もりですけれどもなるんじゃないかという予想がつくわけですよね。ですから、そういう意味では、いかにオープンから使用することが大事なのかということが必要じゃないかなと思います。それからもう1つ、これは令和4年の3月の予算委員会で、当時、吉川委員が質問して、それに当時の桂田社会教育課長が答えているところがあるんですけれども、吉川委員がスキー場の管理経費のことで質問しているわけですけれども、スキー学校、今、新得山でやっているかどうか。それから、近年、日数が少なくなってきたものだから、新得山スキー場に経費をかけて守る意義を教えていただきたいという質問をしているんですけれども、当時の桂田社会教育課長は、営業日数については、今年度において、雪が降るのが早くて1月16日にオープンした。3月13日まで57日間ということで、昨年度に比べて、15日間長い営業となっていると。新得山スキー場の意義については、現在、小中学校等の授業等々で利用、また自衛隊の訓練等もあって利用されており、それなりの意義があると考えているというふうに答えております。それからもう1つ、当時の武田教育長にも聞いております。滑る日数が少なくなってきたときは、検討しなくてはダメだ、そういう声が上がるのはそんな何年も先ではないと思う。だから、全然検討する余地もなく新得山を愛していると。教育長の言い方だったらそんな感じなんだけれども、もう1回、学校なりスキー場をあそこに残しておいてくれという思いを述べてくださいというふうに、吉川委員が質問しております。当時の武田教育長は、思いだけでなかなか、将来においてずっと営業できるかというのは危惧されるけれども、新得山スキー場、昔から営業していて、札幌から新得まで特急列車に乗ってきて、あそこを見て、ああ新得に来たんだなというか、その場所にあって素晴らしいところかと、私はずっと思っているというふうに新得山の思いを答弁しております。この点から、恐らく渡會教育長も同じ思いだと思うんですけれども、先ほど多少の、多少といったらあれですけれども、検討する余地があるということで答弁していますけれども、さらにお聞きしたいなと思います。

答弁 教育長 渡會崇善

今のご質問に対して答弁させていただきます。まず1点目の、人数うんぬんの話ですけれども、付け加えさせていただきますと、キャンセルされた期間の各学校、全てではないですけれども、一部日程を変更してスキー場の利用をいただいてもおりますので、単純にその分の数がプラスになるかというと、そうとも言えないかなというふうにこちらでは押さえております。あと、新得町にとって新得山スキー場というのは、非常に大きなシンボルであるし、諸先輩方がこれまで培ってこられた歴史あるスキー場だというふうにも認識しております。ただ、人工降雪機1台いくらとか、いろんなことを考えますと、簡単に分かりましたとお返事できないのも正直なところでありますし、何よりも、人工降雪機を稼働させるには大量の水が必要であるということで、そういった部分もきちんとした調査をした上で、今度はその水をどこに蓄えるだとか、人工降雪機を使う際には、当然、さまざまな機械を動かすために電気を使用するだとか、いろんなことも考え合わせた上で、検討してまいらねばならないということで、青柳議員としては分かったというお返事をお待ちされているのかとは思いますけれども、申し訳ありません、この部分繰り返しになりますけれども、今後、検討させていただくということで答弁させていただきます。

質問 青柳茂行

3回目、これは町長にお聞きしたいと思うんですけれども、確かに渡會教育長が言ったように、なかなか厳しい面、それはもう十分分かります。メムロスキー場が今年の冬から開業したわけですよね。そこで芽室町の町民の談話、マイ広報紙といって、芽室で定期的に出している定期紙だと思うんですけれども、ここに芽室スキー協会の方が、閉業してから気軽に行くことができるスキー場を失って残念な気持ちだったと。市街地から車で20分で行くことができるスキー場は魅力的だ。営業再開にあたり、また週末のたまり場になることを願っている。何より子どもたちの成長の芽を摘まずに済むことがありがたく思っているというふうに答えています。それからもう1人、芽室スキー少年団関係者だと思うんですけれども、メムロスキー場は家族で楽しめる優しいコースが特徴で、帯広から近いという点も魅力的だ。降雪機があるおかげで早いうちから営業し、終了も比較的遅いため、長く競技できる点もまたその良さだと。営業再開はうれしい報告だというふうに、そういう談話が載っているわけですよね。そういう意味で、スポーツは非常に町を元気にして明るくすると思うんですよね。これはどこの町でもそうですし、十勝管内では、幕別からオリンピックの選手も出ていますし、そういう意味で、やはり町の雰囲気がそういう点ではまるっきり変わってくると思うんです。先ほども言ったように、今の新得は右肩上がりに元気になっていく必要があるんじゃないか、そういう立場から、最後、町長の答弁をお願いしたいなと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

昨日、屈足中学校の、今回卒業する3年生と、次どうするかという、そういう切り口の中で意見交換させていただきまして、その中に、新得山スキー場の活用という、その部分もありまして、中学生も関心持っていただいているんだなという、昨日、認識をしました。その上で、今回の問題なんですが、私もサホロリゾートの方と意見交換したことがあったので、最大のポイントは、水をどうやってただで確保できるか。これが解決すれば次の段階に進むことも、私は可能かなというふうに、今、感じています。初期投資、いろいろあるんですけれども、その中で、やはり最大のネックは、繰り返しになりますが、水の確保をどうするか。単純にスキー場の隣に流れているあの水を使えるかといったら、簡単なものではないというふうに伺っていますので、その辺の切り口から、教育委員会でも詰めていくというふうに思っています。その上で、子どもたちのことも含め、やはりスポーツというのは、私も町を元気にしていくための1つのジャンルかなというふうに思っていますので、そういった中で、どこまで交通整理できるか、なかなか言いづらい部分もあるんですけれども、先ほどのそばのことについても頭に入れましたので、極端なことを言えば、狩勝寿事業団の中にプラス何かを加味することによってそばの提供というのを、もしかしたら考えていかなくてはならないかなという、そんな今、気がしています。極めて曖昧な答弁で申し訳ないんですけれども、いずれにしても、次どうするかという中で、ただ現状で仕方ないという、そういうことだけは避けながら、次のことを考えていきたいなというふうに今、思っています。中途半端な答弁になってしまっているかもしれませんが、今の感想はそういうふうに思っているところであります。以上であります。[青柳茂行議員 降壇]

出典:新得町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる