新得町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月20日
新得スマートインターチェンジ(仮称)と道の駅について
2022年12月20日、新得町議会の一般質問で、森本洋子議員が「新得スマートインターチェンジ(仮称)と道の駅について」質問し、町長 浜田正利、地域戦略室長 福原浩之が答弁しました。
- 質問者
- 森本洋子 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利、地域戦略室長 福原浩之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 森本洋子
それでは、2項目目になります。新得スマートインターチェンジ(仮称)と道の駅についてという質問になります。2.新得スマートインターチェンジ(仮称)と道の駅についてかねてから国などに設置要望を続けてきました(仮称)新得スマートインターチェンジの設置許可が9月30日に発表され、10月13日に国土交通省より連結許可書を伝達されました。NEXCO(ネクスコ)東日本が設置するパーキングエリアと隣接したところに新得町は道の駅の整備をする予定になっております。これからが勝負と町長も言っておられますが、この先どのような工程で7年後のオープンに向け進められていくのか、お聞かせください。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
森本議員のご質問にお答えいたします。(仮称)新得スマートインターチェンジに隣接した道の駅の整備についてでありますが、今後の議論の参考に、また、町民の皆さまにさらに広く理解していただくために、道の駅設置の経過につきまして、最初に触れさせていただきます。役場の若手職員によります政策検討チームが、観光・経済・人的交流の拠点として地域活性化を図るため、道の駅をテーマに独自でアンケート調査や勉強会を行った結果として、令和2年3月に道の駅整備の提案がありました。これを受けまして、令和2年9月には公募委員5名を含め、さまざまな見識を持つ町民の方10名からなる「道の駅整備検討委員会」を設置し、道の駅の導入機能や規模、整備候補地などを検討してまいりました。その結果、整備候補地を仮称でありますが、新得スマートインターチェンジ付近とすることなどを盛り込んだ基本構想を令和3年4月に策定し、現在、基本計画案の策定作業を進めているところであります。そんな中にありまして、本年9月に、スマートインターチェンジの連結許可と合わせてパーキングエリアの新規事業化が決定されましたので、道の駅を隣接して整備する北海道で初めての事例となり、本町のみならず、広域での経済活性化などの波及効果が期待されております。ご質問にあります今後の工程についてでありますが、インターチェンジのスケジュールにつきましては、これから詳細を協議していく予定ですが、事業主体のNEXCO(ネクスコ)東日本がインターチェンジおよびパーキングエリアの工事完成予定を令和12年3月と公表しましたので、道の駅につきましても同時の完成を目指して進めていくことを確認したところであります。現在の道の駅整備に向けた進捗(しんちょく)状況としましては、検討委員会の皆さまからご意見をいただきながら、今年度中に道の駅整備基本計画を策定し、来年度からは水源の確保に向けた調査や用地買収などの協議、現況測量などを予定しているところであります。また、道の駅基本構想で策定した整備コンセプトである「にぎわいと笑顔が広がる、新得の魅力を発信・体感できる、十勝エリアのゲートウェイ拠点」としての整備効果を最大限発揮するため、民間の経営ノウハウを取り入れた整備手法を検討しております。具体的には、設計から建設・管理運営までを包括する民間企業体などからの事業提案を受けて一括契約をする、デザイン、ビルド、オペレーターの頭文字を取り入れましたいわゆるDBO方式といわれる手法を取り入れることを研究しているところであります。いずれにしましても、NEXCO(ネクスコ)東日本が整備するスマートインターチェンジとパーキングエリア、そして、町が整備するインターチェンジへ連結する町道と道の駅の整備を一体となって進めることが不可欠となりますので、今後も関係機関とともに事業の遂行に努力をしてまいります。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 森本洋子
ご返答ありがとうございます。高速道路にスマートインターチェンジと道の駅、町民の方々が今、駅前再整備とともに一番興味、関心を持っている話題の1つであると思います。11月号の広報しんとくでも、連結許可書伝達式の写真が表紙を飾りました。町長の喜びも伝わるようなものであります。長年の要望が皆さんの努力によって実を結び、新得町にも道東自動車道への出入りが可能になります。道の駅についても、国道38号線という案もありましたが、ここに来て、NEXCO(ネクスコ)東日本も新得パーキングエリアを整備するとのことで、隣接地に道の駅を整備する予定と広報に書かれております。さらに、完成予定は2030年、パーキングエリアの完成に合わせ道の駅もオープンしたいとのことで、今年度中に道の駅整備基本計画を策定し、来年度からは水源の確保に向けた調査や、用地買収等の協議、現況測量等を予定しているとのことですが、これはパーキングエリアを造るNEXCO(ネクスコ)東日本がやるのか、道の駅を造る新得町がやるのか、また、共同でやるのか、水の確保と排水の問題、そのあたりの工事の負担などはどのようにお考えですか。そして、道の駅の整備に関しては、設計から建設・管理運営までを包括する民間企業体から事業提案を受けて一括契約をする、今、町長も言われましたけれども、DBO方式といわれる方法を取り入れることを研究しているところであるということでありますけれども、建築資材も高騰、人手不足の時代、手を挙げてくれるところがあるといいと思いますけれども、そのあたりの不安もありますが、これは私の考えすぎでしょうか、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
物事を関係する人たちがそれぞれの責任でどう動いていって、結果として一緒にやるという選択が今の状況だというふうに思っておりまして、では、その次、具体的にどうするかといったら、今の段階で私の立場で答えられるものは申し訳ないけれどもないので、担当のほうでどこまで今、打ち合わせしている事項が皆さんに公表できるか、それは後ほど担当のほうからお話しをさせていただきたいなというふうに思います。その上で、不安といいましょうか、懸念というもの、これについては、このインターに限らずいろんな意味で物事をつくっていく上では、やはりつぶしていかなくてはならない事項が必ずついて回ってくると思っています。ただ、今回は規模として関係する方が多いという、逆を言えばそういう調整のほうが大変かもしれませんけれども、いずれにしても、懸念は懸念としてわれわれも頭に入れながら、その懸念が単なる心配事で終わるように最大限努力をしていくとしか、今、私の立場では答弁できないので、その辺でご容赦いただきたいなというふうに思っています。その上で、担当のほうから、もししゃべれるようなことがあれば、お話しさせていただきます。
答弁 地域戦略室長 福原浩之(地域戦略室長は2026年3月まで)
今段階でスマートインターチェンジ、パーキングエリアに関しての、実際に詳細についてはまだ決まっておりませんけれども、今、説明できる範囲で話をさせていただきたいと思っております。議員がおっしゃるとおり、施設にかかる水、排水というのはたいへん重要なものでありまして、今年度、水については地下水を利用するということで調査等を行っております。来年につきましては、そこの水が出るであろうという箇所の仮掘削の予算のほうを要望として上げさせていただいているところであります。先ほど町長のほうからありましたとおり、パーキングエリア、スマートインターチェンジ、道の駅、それぞれの各施設の管理者が設置するものに関しましては、当然、それぞれの設置者が調査、建設工事等を負担すると思いますけれども、今の段階ではトイレがどのような形で誰が設置するか、どこに設置するかという詳細が決まっておりません。仮に共同でということであれば、応分の負担はそれぞれNEXCO(ネクスコ)のほうにも求めていくということになると思います。以上です。
質問 森本洋子
ありがとうございます。水の問題は、私も井戸水を使用しておりますので、水量、水質等、いろいろ調査しなければならないということ、私も現在進行形で苦労しておりますので、その辺、よく分かります。ライフラインとして重要な設備ですので、きちんとしたものにするためにそれなりの設備が必要になると思います。まだ何も決まっていないということですけれども、よい結果になるように希望しております。先月、産業文教常任委員会で福島県南相馬市の常磐自動車道にあります道の駅、セデッテかしまを視察してまいりました。新得町が目指す道の駅の見本となるところであるという地域戦略室からの情報もありましたので、ここへ行ってみようということになりました。ここは平成19年の1月に原町商工会議所、小高商工会、鹿島商工会をはじめ、市内に本支店を有する金融機関、企業およびJAふくしま未来、そして、出品者110名の方の出資により、資本金2,000万円で設立された株式会社野馬追の里が管理運営をしております。従業員40名を雇用し、経営方針は南相馬市をはじめ、相双地方の物産販売、観光および伝統文化など多様な地域情報の発信、また、高速道路利用者と地域住民の交流機会の創出により、地域産業の振興ならびに地域活性化を図るものとありました。平成7年にサービスエリアの誘致を表明し、会社設立が平成19年、道の駅セデッテかしまの開所が平成27年ということで、こちらも長きにわたり努力されてきたものと思われます。今、そこの会社の社長さんをされておられた方が当初からの各関係機関に出向き、要望、陳情などを行ってきたということで、この辺の苦労もたいへんあったかと思われます。この方の、このサービスエリアと道の駅に対する情熱、さらにこれから先、未来への投資、その辺を説明していただいて、お話しをお伺いすることができたのですけれども、ふるさとに対する思いに圧倒されてまいりました。やはり人だなと思っております。その社長さんが商いは控えめ、地域振興のお役に立つことという言葉を繰り返し使われていたのがとても印象に残っております。そして、道の駅をやる人たちが初めから話し合いの中に入ることと、私におっしゃっていただきました。私もそう思います。DBO方式を研究しているということですけれども、NEXCO(ネクスコ)さんがパーキングエリアの完成まで7年くらいということ、私、これはきっとあっという間に過ぎてしまうのではないかなと思います。スピード感を持って、行政主導ではいいものはできません。いい箱物は造れるかもしれませんけれども、それで終わらないように希望いたします。最後に新得町の交通体系がスマートインターチェンジができることによってどう変わるのか、新得町を中心にすると占冠やトマムは通勤圏です。病院関係者の方からも近くなり、利用される方が増えるであろうと歓迎する言葉もありました。新得町にはJRもあります。また、すぐに電気自動車、水素自動車、そして、ドローンで空を飛ぶ時代もくるかもしれません。そういったのも近いのでしょう。将来の新得町の交通体系を私はそんな感じで想像していますけれども、これから先、スマートインターチェンジはもっと当たり前に必要な時代になってくると思います。そこになぜ新得町が道の駅が必要かということもこれからしっかりと説明をし、スピード感を持ってやっていってもらいたいと思います。町長は新得町のこれからの将来、どのように描いていらっしゃいますか。それを最後に聞いて、一般論じゃなくて町長の新得町に対する思いを聞いて、最後の質問にしてみたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
まず、施設をどう整備するかというのは、本当に相当いろんな方のご意見を伺いながら、まとめていかなくてはならない。これはこれでもしかしたらお金だけの問題で整備できるかもしれません。しかし、やはりそれを持続してどうその施設を価値のあるものとして皆さんに利用していただけるかというのは運営する側、管理する側の力量というのが当然、議員のほうから話したとおり、問われるというふうに私自身も考えております。では、具体的に今、研究しているものが皆さんの目にどういうふうにこれから写るかがポイントになってくるかなと思っていますけれども、そこも含めて、スピード感も当然かもしれませんけれども、やはりじっくり練っていったほうがいいんじゃないかなと今、そんな気もしているところであります。その上で、将来の問題にいきます。私も想像力があまり豊かではないのですけれども、いずれにしても、ここの出入口を起点にしたものの動きというのは私、相当変わってくるというふうに自分でもそれなりに想定はしています。これから具体的に例えば都市間バスの問題ですとか、それから物流一般の問題ですとか、さらに28年の台風じゃないですけれども、ああいう場合の対応の仕方、いろんなものが当然想定されていくかなというふうに思っておりまして、なかなかこういうものですというのは表現しづらいのですけれども、先ほどの燃料の問題もありました。実を言いますと、もう1つ、高速道路を利用した無人運転というのももしかしたら実証実験が始まるかもしれません。そういったものが新得の中でうまくかみ合っていけば、さらに存在感というのは高まっていくかなというふうに思っていますけれども。ただ、いずれにしても、われわれも努力しなくてはならないのですけれども、町民の方々を含めて周辺の方々を含めて、やはり一緒になって利活用についてお互い知恵を出し合いながら協力をし合っていかなくてはならない時代だというふうに思っていますので、質問とかみ合っていませんけれども、いずれにしても、いただいたチャンスというのは最大限生かしていきたいということしか私、今の段階は申し上げることができないので、申し訳ないのですけれども、現状での答弁とさせていただきます。以上であります。[森本洋子議員 降壇]