新得町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日
狩勝高原園地魅力発信事業について
2021年12月15日、新得町議会の一般質問で、森本洋子議員が「狩勝高原園地魅力発信事業について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 森本洋子 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 森本洋子
2項目目になります。2項目目なんですが、これも狩勝という意味で近い場所になるのですけれども、狩勝高原園地魅力発信事業についてということになります。2.狩勝高原園地魅力発信事業について狩勝高原園地魅力発信事業、私もこの事業の中の花部会の部員として参加させていただいております。花部会としては、そこにどんな花が適するか試験植栽をし、花壇の草取りなどの管理をしてまいりました。その活動の中、これは私個人的に気が付いたところかもしれませんけれども、このエリアには魅力的なツルアジサイや梅園などがありますけれども、私たち花部会だけではこの先どうなるのかなと、手に負えない部分があるなというふうに感じるところであります。今後、専門家を入れた梅園の再生、ツルアジサイの花などの保護が必要と感じるところであります。そして、さらに庭園鉄道や炭焼き小屋などもありますけれども、この辺も現在使われておりません。残念であります。付近には、焼酎工場、乗馬施設、トロッコ施設、サホロリゾートなどもありますので、そういったところの方たちと梅園などの草刈りなどの管理をしている方たちも含めたプロジェクトチームをつくって、決してお金をかければいいというものではありません。皆さんで知恵を出し合って再整備を進めてはと思いますが、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
森本議員のご質問にお答えいたします。狩勝高原園地の観光需要を高める活動につきましては、現存する資源を最大限有効に活用しながら、園地の魅力づくりを推進することとし、町民同士のネットワークの構築により地域の活性化を目指すことを目的に、「狩勝高原園地魅力発信事業実行委員会」が平成27年度より活動しております。令和元年度からは、町民参画による「花部会」を新たに設置し、植栽を通じた園地の魅力発信に取り組んでいるところであります。現在の活動状況といたしましては、園地入口看板前の花壇の造成ならびに園地内での試験植栽や環境整備等の活動の中から、園地に適した花きの選定を進めているところであります。森本議員におかれましても、日頃より花部会の一員としてご協力いただいていることにあらためて感謝を申し上げたいと思います。今後、花部会では選定した花きの植栽や園路の造成など、部会員のお知恵をいただきながら、四季の魅力づくりを進めていくこととしています。梅園につきましては、狩勝高原園地再整備計画にある「観賞用」や「実の採取用」など、目的別にゾーニングして管理の集中と効率化を図ることで将来的な再生を目指して整備を進めており、今年度、取り組みの一環として生育状況の思わしくない木を整理いたしました。ツルアジサイにつきましては、できる限り、現在の生育環境を損なうことのないよう保存に努めるとともに、新たな見どころとして周知してまいります。また、園地には、老朽化した施設や情報の更新が必要な看板などがありますので、老朽施設の整理を含め、適切な施設の維持管理に努めてまいります。ご質問にあります周辺事業者の方々との連携につきましては、これまでも取り組んできているところでありますが、新たなアイデアなどご提案いただく中で、行政として必要な整備を進めてまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
再質問 森本洋子
再質問になります。ありがとうございます。新得町の主要な観光地と言えば、大雪山国立公園に位置するトムラウシ山や温泉、そしてこの狩勝高原エリアであると思っております。一時期は合わせて年間100万人近くの観光客が来ました。冬のスキーシーズンが多かったとは思いますけれども、近年の雪不足も気になるところです。昭和50年、第2期町総合計画の観光開発計画、そして、昭和55年の狩勝高原レクリエーション施設開発基本構想によって、この地域にはゴルフ場やスキー場、梅園、総合体育館、キャンプ場などがつくられました。既になくなってしまいましたが、ゴーカートやサイクルモノレール、アスレチックなどもあり、子どもも大人も、夏も楽しむことのできる遊具もありました。私も利用したことがあり、今もあったら楽しいだろうなと思ったりもしています。現在、花部会に参加させていただき、周辺を回ってみますと、崩れた炭焼き小屋や草だらけでネットも張られていないキャンプ場横のテニスコート、ここは今年、産業文教常任委員会でも見学に行っております。そして、キャンプ場に至っては、経路を示す案内板も不備、情報が古いままの看板、最近のものでいうと、庭園鉄道もそのまま放置されたままです。花部会では、園地が広大であり、いろいろな花を植えて、シカの食害もあり、頭を悩ませているところでもあります。ただ、会員の皆さん、それぞれの思いやアイデアを議論して楽しく活動させていただいておりますけれども、梅園については、この数年、実がならなくなり、それを楽しみにしていた町民もたいへん残念だという声を聞いたりしました。梅園の梅を使っている「梅サイダー」の生産も中止になっているような話です。土壌改良をして剪定(せんてい)をすればよみがえるものもあると聞きます。「桜切る馬鹿(ばか)、梅切らぬ馬鹿(ばか)」という言葉もあるくらい、梅はそのようにして剪定(せんてい)をすれば生き返るという話もありますので、その辺、整備をしていただければなと思います。草刈りをされている方々にとっては、あまりにも広い敷地で、それだけでも私は大変だと思いますので、ぜひその辺、専門家を入れるなりして、再生していただきたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。また、先に述べましたように、このエリアの開発は40年以上たっています。看板等の不備もありますし、数年前に乗馬施設前に新しく駐車場とトイレはつくっていただきましたけれども、そこに園地全体が分かる鳥瞰(ちょうかん)図というのでしょうか、そういう看板もあったらいいのではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。先ほど柴田議員のときにもお話ししたのですけれども、やはりスクラップもあればビルドもあるという中で、今後どうするかというのが、一番のわれわれに課せられた使命かなというふうに思っているんですけれども、往々にしてつくった後、そのままでずっと経過して、いつの間にか朽ちていくパターン、あらためてこの行政の中の1人として感じることが多々あります。そういった中で、各議員からいろんな提案をいただいていることを十分加味した上で、次の手を打つものはやはり打っていかなくてはならないというふうに今、思っております。そういった中で、具体的にありました施設の案内看板の問題、それから梅園の問題、朽ちてきた小屋、それらにつきまして、あらためて現地の状況を把握、もう担当はだいたい把握していると思っていますけれども、次の方向性をきちんと明示できるように、今回の予算編成の中でも詰めていきながら、適宜やれるものから対応していきたいというふうに思っているところであります。以上であります。
再質問 森本洋子
ご答弁ありがとうございます。あと、アジサイという花なんですけれども、観光協会の方々が札幌のほうから苗を運んで来られたという苦労も私、分かっております。ただ、残念なのは、シカの食害ということがあって、本当にまだまだ考えていかなければいけないなとは思いますけれども、そのとき持ってきていただいたアジサイもまだ生きているものもありますので、私たち花部会の中でもまた考えていきたいなと思っております。なんとか生かしてあげたいなという思いでもおります。既に、そのアジサイの流れでいきますと、カラマツ林のところにツルアジサイというのが本当に見事に咲き誇っているところがあります。これは帯広の方だったかと思うんですけれども、写真コンクールで最高の賞をいただいたというのも、新聞の記事で見ました。人々が手を加えなくても自然に美しい、そういった花を咲かせてくれるものもあれば、手を加えなければいけない、梅のように手入れをして、手入れを待っているものもありますので、今あるものを生かして、このエリアが観光地として計画されたわけでありますから、花部会のみならず、周辺で生活している方々、営業している方々の皆さんのアイデアも取り入れながら、この辺を盛り上げていっていただければなと思います。インターチェンジを下りて、新得に足を踏み入れてもらえるような、そういう持続可能な園地になればと思っておりますので、その辺、整備をよろしくお願いしたいと思います。町長にとって、この狩勝高原園地魅力発信の魅力というのは何だと思いますか。そこだけ最後お聞きして、終わりたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
まず、戻りますけれども、専門家の意見を聞くというのはもちろんのことだと思っていますので、その辺も踏まえて、担当課のほうで議論を深めていって、今言った魅力的な資源というものを有効的に磨き上げもしなければならないし、活用もしていかなければならないというふうに思っていますので、最大限努力していきたいなというふうに思っています。その上で、私に聞かれたこと全てが魅力の1つかなというふうに思っていますけれども、戻るかもしれませんけれども、やはり歴史の重みというのは私、絶対あると思っていますので、その歴史の重みの中でこの間、その後、手を加えてきたものと一緒になって地域の宝という位置づけの中で、私自身は考えていますし、答えになっていないかもしれませんけれども、そういった位置づけの中で、これからも努力していきたいなというふうに思っています。以上であります。[森本洋子議員 降壇]