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新得町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日

サホロクリニック改築の考えは

2021年12月15日、新得町議会の一般質問で、貴戸愛三議員が「サホロクリニック改築の考えは」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
貴戸愛三 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 貴戸愛三

通告に従いまして、1項目、質問させていただきます。サホロクリニックの改築というのがテーマでございます。1.サホロクリニック改築の考えは平成25年10月11日、福岡市で発生した診療所火災により10人の方が亡くなり、4人の重傷者、1人の中等症という痛ましい火災事故がありました。これを受け、平成26年10月16日に、有床診療所・病院においては、面積にかかわらず、消火器および火災通報装置の設置を義務化、また、患者の避難の介助が必要とされる有床診療所・病院においては、面積にかかわらずスプリンクラーの設置、自動火災報知設備と火災通報装置の連動を義務化する消防法施行令を公布いたしました。これは、平成28年4月1日から平成37年度(令和7年度)までの10カ年の猶予期間を設けた法改正であり、現在、新得町が土地・建物を所有し、医療法人前田クリニックに運営をお願いしているサホロクリニックもこれに該当する診療所となります。スプリンクラー設置、火災報知器と火災通報装置との連動等はかなりの額の改修費が必要と考えます。その上で、建設から30年を超え、老朽化とともに入院患者の使い勝手の悪いトイレや風呂等の水回りの改修も必要との要望もあります。新得町として消防法改正に対する対応、また水回りに対する対応をどうするか、お伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

貴戸議員のご質問にお答えいたします。サホロクリニックは平成2年に建設をしまして、築30年が経過しております。現在、医療サービスといたしまして、外来診療では、昨年度整備したリハビリテーション科をはじめ、内科、消化器科、外科、放射線科の診療を実施しております。また、町内で唯一の入院病床を備えており、町民ならびに近隣町村の住民の方々に入院医療の提供を行っているほか、町内の健診業務、新型コロナワクチン接種をはじめ各種ワクチン接種業務など、予防医療への協力をいただき、地域医療サービスの中心的役割を担っていただいております。ご質問にありますスプリンクラーの設置についてでありますが、平成28年4月1日に施行されました「消防法施行令の一部を改正する政令等」により、一定数以上の病床ならびに特定診療科を有する診療所は、平成31年3月31日までに自動火災通報設備の連動を実施、令和7年6月30日までにスプリンクラー設備の設置が義務付けられたところであります。この改正を受けまして、自動火災通報設備の連動改修につきましては対策を終え、また、スプリンクラー設備につきましては、設置基準や設置した際の配置、設置後の診療所運営での影響などの課題について、調査、整理をしてきたところであります。その上で、現状の施設を考えますと、スプリンクラーを設置することにより、法令上の基準は満たすものの、建物は30年以上経過しており、老朽化への対応が求められることや、建設当初から年数が経過した中で、近年の病床利用者は支援を必要とする高齢者が大半を占め、入浴施設をはじめとする水回りの使いづらさの解消も課題として残り、スプリンクラー設置と同時に、施設の大がかりな改修も必要であると認識をしているところであります。こうした状況を踏まえ、サホロクリニックと意見交換を行った結果、現状、施設でのスプリンクラー設置による対応は難しいとの結論に至っております。今後、消防法への対応を含め、改築に向けて早急に取り組みを進めてまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 貴戸愛三

改築の方向で考えていきたいということでありますから、法令順守の観点から、できれば令和7年までということになるのでしょうけれども、建設事業をやるときの時間としては非常にタイトなスケジュールになるんじゃないかなという気がしています。この辺、町としてどういう取り組み方をしていくのか、それをまず1点、お伺いしたいと思います。それから、改築ということは、今ある建物のほかに別に造って、そこに病院を造るということであります。そうすると、町民の皆さんの中には、今ある建物はどうするという疑問が出てくることもあると思います。病院施設としては30年経過して、30年前ならたぶん大丈夫だった病院施設が、30年たってしまうと、そこに入院している患者さんのニーズに合わないとか、いろんな問題点が出てきて、水回りの改修とかうんぬんという話が出てきて、改築したほうがいいだろうと結論になるわけですけれども。ただ、RCの建物としては、鉄筋コンクリート造の建物としてはまだまだ20年、30年、絶対、メンテナンスをすればもしかしたらもっと持つかもしれない建物でありますから、その跡地利用、跡地というか、跡の建物をどのように対応するのか。壊してしまうのも1つの手かもしれませんけれども、そうじゃなくて、町民の皆さんが納得してくれる形の中で、どういった使い方をするのか。そういった考え方があるのかどうか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。まず、タイムスケジュールといいましょうか、これについては、私の段階でまだ明言できる状況ではないのですけれども、現実の問題として、対応しなければならない問題があると認識していますので、逆を言えば、なんとかその問題をその日までに解決できる体制で臨んでいきたいなというふうに思っています。その結果、どのくらいの負担がかかるか、申し訳ないですけれども、明言できませんけれども、その日に間に合うようにだけはしていきたいとあえて明言させていただきます。次に建物の跡利用ですけれども、これについてはまだ、今後どうするかという議論の深まりはありませんので、なかなか難しい答弁になってしまうのですけれども、今の中では、あるものはもう少しやはり有効利用したほういいんじゃないかなという、そんな思いもありますので、これらにつきましても、関係する方々を含めて、議論を深めていきたいなというふうに思っています。以上であります。

質問 貴戸愛三

サホロクリニック、町長の答弁にもありましたように、新得町でたった1つの入院施設を持った医療機関でありますから、それがどれだけ新得町民の安心につながっているか。実はあの病院、何回か閉院しているときがあって、町長がまだ役場の職員で保健福祉課の課長をやっているときに一番苦労して、閉院している時期にやっとお医者さんを探して再開させたという経緯があります。今、その病院を今の先生が担ってくれている。ですから、病院を経営するのも大変なわけですから、その大変な病院経営以外の部分でドクターに負担がかかるようなことはなるだけないように、なんとか新得町として先生が治療、医療に専心できる環境をつくっていただきたいとお願いして、最後の質問とさせていただきます。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

医療問題、今、貴戸議員からも話がありましたように、自分自身も担当課長としていろんな先生方と懇談させていただいておりまして、現状で2つの医療機関、町内で頑張っていただいておりまして、本当に感謝するところであります。今後の問題でありますが、サホロクリニックに限らず、両医療機関とも連携を取りながら、地域の安心安全のために共に頑張っていけるような、そういう体制づくりというのも、これからも努力していきたいなというふうに思っています。以上であります。[貴戸愛三議員 降壇]

出典:新得町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる