みんなの議会

新得町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日

チャレンジショップ及び、旧産業振興会館の今後のあり方について

2019年9月18日、新得町議会の一般質問で、湯浅真希議員が「チャレンジショップ及び、旧産業振興会館の今後のあり方について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
湯浅真希 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 湯浅真希

おはようございます。それでは、私から1項目、通告いたしましたチャレンジショップ及び、旧産業振興会館の今後のあり方についてお伺いしてまいります。1.チャレンジショップ及び、旧産業振興会館の今後のあり方について2013年、当時町内にはなかったスイーツ業種での起業を応援するためチャレンジショップの制度を設け、遊休施設でもありました旧産業振興会館の改修をし、出店者の募集をかけてこられました。その後、チャレンジショップの実施要綱目的を業種に限らず、「町内において新規出店を目指す者を支援するため、試験的に営業するための店舗」と改正し、2017年から2019年、本年の4月まで、1店舗の出店がありましたが、契約満了となり現在は空き店舗となっております。そこで、次の2点についてお伺いいたします。1点目、スムーズに出店につながりにくいのが今の現状と思われますが、今後もチャレンジショップの制度はこのまま続けていかれるのか。2点目、旧産業振興会館は駅前で立地としてはたいへん良い場所ではないかと考えますが、町として駅前の立地の重要性をどのように考え、今後どう活用していかれるお考えがあるのか、お伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

湯浅真希議員のご質問にお答えいたします。チャレンジショップ事業は、平成25年1月に、贈答品やお土産用としてのスイーツを販売する店が少ないこと、また、町内において新たに起業を目指す方などを支援するため、試験的に営業する店舗として旧産業振興会館を改築し、事業を開始したところであります。しかし、業種を菓子類の販売に特化したことや、新規開業のみを対象とするなど、出店範囲を限定していたことから、応募がない時期が続きましたが、平成28年に要綱を改正し、出店者のニーズに近づけた結果、同年8月に、お弁当のテイクアウトの店がオープンし、その後契約を更新しながら、平成31年4月末までの2年8カ月間、営業が続けられたところであります。その後、新たな出店者の募集を行っているところであります。なお、旧産業振興会館は昭和56年12月に現在の建物が完成し、観光案内や小物の販売とバス利用者の待合所として、2階は喫茶店として利用されてきたところであります。その後、現在の駅舎が建てられ、同時にバスの乗降場も駅に集約されたことから、利用者数が減少したため、産業振興会館としての利用を廃止し、2階は喫茶店として継続して貸し付け、1階は民間事業者へ貸し付けをした後、現在のチャレンジショップとして活用しているところであります。建築から38年が経過しておりますが、駅の正面に位置し、立地としてはたいへん良いものの、専用の駐車場がなく、また、駅から二度、道路横断が必要など、利便性において若干のマイナスポイントもあると認識しております。そこで、ご質問について1点目、2点目が一緒になりますが、今後も、出店者の要望にできる限りお応えできるよう検討を進め、新規チャレンジを少しでも後押し、商工業の活性化へつなげられるよう、事業を進めてまいりたいと考えております。なお、新たな事業者が10月中のオープンに向けて、準備が進められていることを申し添えておきます。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 湯浅真希

新たに10月中のオープンに向けて出店される方、いらっしゃるとのお話しありましたので、新規出店につながるよう、応援したいと思います。一方、チャレンジショップの事業は今後も続けていきたいとのことですが、平成28年にいただいた資料の中に、なかなかチャレンジショップの開店に至らない理由として次のようなことが挙げられております。この店舗の中ですけれども、家庭用キッチンが設置されているため、店舗の調理スペースとして使うには小さすぎる。2年間の使用なのであれば、イニシャルコストなどを考えると、最初から自分で店舗を持ったほうがいい。また、出店後もまちなかに空き店舗が少ないために、次の新規出店につながりにくいなど、さまざまな問題点が挙げられております。こういった根本ともなる問題点に向き合わなければ、この制度を活用したスムーズな出店には今後つながっていかないのではないでしょうか。旧産業振興会館というこの場所で事業を続けていくのであれば、例えば家庭用のキッチンではなく、しっかりと業務用を入れるなど、それなりにコストを掛けるですとか、まちなかの空き店舗の状況把握をして、その後、商売をしやすい環境を今後整える必要が出てくるかと思いますが、そこまでのお考えがあるのかどうか、お伺いいたします。また、駅前の立地というのは、にぎわいや景観からもたいへん重要な場所だと思います。今年の4月末から現在まで、ずっと明かりがともらず閉まった状態です。多くの町民の方から、「北海道の観光シーズンの良いときに、せっかくNHKの『なつぞら』が放映され、たくさんの観光客の方々が新得にもいらっしゃっている中、なぜ、あの駅前のあそこが閉まったままなんだ、暗いままなんだ」という声をたくさんいただきました。私もそう思います。チャレンジショップは次の出店者が手を挙げてくれない限り、ずっと閉まったままです。また、次の出店者に店舗を明け渡すまで準備期間も掛かるというふうに伺っております。そういったことを考えると、旧産業振興会館の活用としては若干不安定ではないかと考えます。現状を考えれば、同時並行して旧産業振興会館の新たな活用方法というものを考えるべきではないでしょうか。チャレンジショップとしての活用だけではなく、オープンなスペース、コミュニティスペースとしても活用を今後お考えになられてはいかがかと思います。駅前の公共の建物として、やはり常に開いている、景観が保たれ、明かりがついていることが望ましいと考えますが、町長はどのようなお考えがあるのか、この2点、お伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

(発言の訂正)それでは次、湯浅議員にお答えするんですけれども、まず、起業を興すというのは自己責任であります。これはやはり私が言わなくても分かっていらっしゃることというふうに思っています。その上で、われわれ行政の役割ってどこまでなのかがポイントになってくる。そのときそのときの考え方によって私、いろんな判断があるかなということを踏まえた上で、あらためて言いますけれども、やはり明かりのつかないところにどう明かりをつけるかというのがわれわれの1つの役割だというふうに思っていますので、そういった意味で、やる気のある起業者の背中をどう押すかというのは、いろんなところで相談をしながら個別具体的に対応していきたいというのが、まず基本的な考え方であります。そこには当然、商工会も入ると思っていますので、その中で一緒になって議論をしていきたいというのが基本的な姿勢であります。その上で、次のインフラの問題です。今の会館をどういうふうに今後の利用に向けてより使いやすくしていくかというのはなかなか今、答弁できない状況にあります。今後の問題として提案いただいたことについては、十分関係する方々も含めて、今後必要なものというものをどうしていくかということは、議論していきたいなと思っています。それからもう1点、町内の空き店舗の状況、これはもうなかなか現実難しい部分もあるかなというふうに思っています。この間、いろんなやり取りの中で、こういう店舗がありますという紹介をしてきた事例があるのですけれども、現実にそこを利用して前に進めようとしている方とのどうしてもギャップというのが結構あったというふうに伺っておりまして、これらについても、やる気のある起業の方とやはり卒業後の次の在り方というのは十分にお互い連携しながらコミュニケーションを深めた中で、その中の1つに議員から提案あったものが次につながるということもあれば、きちんと対応していけるような、そういったことを体制としても考えていきたいなというふうに思っております。以上であります。

質問 湯浅真希

自己責任というのはもちろんなんですけれども、この事業の目的自体がやはり新規チャレンジを少しでも後押しして、商工業の活性化につなげられるようにということで作られた事業というふうに認識をしております。このチャレンジショップ、契約期間、最長で2年間ですけれども、6カ月単位での更新です。短ければ次の方、6カ月でまた退店ということも可能性があるということですよね。そうすると、やはり6カ月が来る前に、行政のほうでも同時並行していろいろな活用方法というのを考えていく時期だというふうに私は思います。このチャレンジショップの制度として、次の希望者が現れるだろうという、希望的観測で活用を決めるような場所ではないのではないかということを申し上げておきます。やはり駅前というのはまちの顔でもありますし、明かりがともらない時間があるというのは、町民から見てもやはりさみしいというふうに声が挙がります。私もそう思いますので、ぜひ、その点しっかりと検討していただきたいなというふうに思います。空き店舗、この状況、なかなか整理するのが難しいということですけれども、やはりこういった支援がないと、もし町外から新しく参入された方がいた場合に、どういうふうにその店舗を探していいのか分からないというふうな声も聞いております。町の中の空き店舗、住宅も兼ねておりますので、なかなかつないでいくというのは難しいところも分かるんですけれども、ではこの制度を活用していくにはどうするのかということもしっかりと検討するべきではないでしょうか。出店者の希望をできる限り聞きながらというふうにいつもおっしゃいますけれども、コストを掛けるのもなかなか難しい、専用の駐車場もないため、利便性にもなかなか欠けると。新規出店するにしても、まちなかにはいい空き店舗、紹介できるような状態ではないということであれば、ではどうするのかなというふうに映ってしまうんです。問題点、挙がっていても、聞きっぱなし、改善難しいということであれば、やはりチャレンジショップの制度は一区切りつけてもよいのではないかというふうに思います。当初の目的でもありましたスイーツ、お菓子屋さんの出店はまちなかではありませんけれども、町内にも増えました。違う方向から商工業の活性化というものを検討されてもいいのではないかなというふうに思います。駅前にある町が管理されている建物の利活用としては、もう一歩ではないでしょうか。やはり先ほども申し上げましたけれども、常に開いている、景観が保たれている、明かりがともっているかということが、大きいウエートを占めると思います。もう次年度に向けての予算、検討される時期かと思います。ぜひ次につながるものというものを再構築していただきたい。あの駅前のスペース、数カ月閉まっていても仕方がないかなというお考えなのか、それともやはり積極的にさらなる利活用を検討する方向性なのか、いま一度、町長のお考えをお伺いして、最後の質問とさせていただきます。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

議論のために整理させていただくのですけれども、産業振興会館の有効利用の中のチャレンジショップの制度をどうするかという議論と、あの建物のそもそものの在り方をどうするかという議論と、私はきちんと分けて考えるべきだと思っています。その上で、チャレンジショップというのは、やる気のある人間がそこをいったん利用して、商売としてこれからも新得町でできるかどうか、それを自ら体験する場だと私、思っています。その結果、経営として成り立つということになれば、その期間の中で次の店舗を探す人はきちんと探しています。問題は、本人のニーズに合う空き店舗があるかないかが1つ。仮にあったとして、自己資金を含めて自分の能力からいってそこまでできるかどうかというポイントが2つ目。その上で、建物があって、今の自分の経済的な能力からいってなかなか難しいということであれば、それはまた背中を押す、われわれ政策として材料を作っていくと。それはもうこの間も話しているとおりであります。その上でもう1つは、われわれ行政だけでなくて、やはり商工会全体の中でどうするかというのは、商工会としてもきちんと議論してもらわなくてはならない。そして、われわれと一緒になってともに歩んでもらわなくてはならないというのが基本的な考え方です。その上で次、もう1つ。チャレンジショップとしての建物をどうするかという議論は、私、別な議論だというふうに思っていますので、制度としては私はチャレンジショップというのは問題ないというふうに思っています。ただ、使いづらさをどうするかという問題は確かにあるかもしれません。それはそれで整理をさせていただきたいなというふうに思っています。戻りますけれども、建物自体のあの在り方の議論をということであれば、また私は違う議論をさせていただきたいなというふうに思っています。答弁と質問が食い違っている部分もあるかもしれませんけれども、私はそう思っております。以上です。[湯浅真希議員 降壇]

出典:新得町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる