新得町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
平成29年度当初予算編成は(予算編成の考え方、浜田町政3期の総括)
2016年12月13日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「平成29年度当初予算編成は(予算編成の考え方、浜田町政3期の総括)」について質問し、町長 浜田正利、教育長 武田芳秋が答弁しました。
- 質問者
- 長野章 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利、教育長 武田芳秋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 長野章
通告を許していただきましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。私は今回の一般質問で、浜田町政3期目の最終年度の予算になることから、浜田町長の公約について伺いたいと思います。いまだ実現できていない課題についてはどのように考えているかお伺いをし、また次年度の予算編成の考え方および公約実現のための予算、台風による災害復旧に係る予算およびスケジュールについて、議論させていただきたいと思います。まず、1項目目ですけれども、平成29年度当初予算はということで。1.平成29年度当初予算編成は(予算編成の考え方、浜田町政3期の総括)平成29年度の予算に向けて、各課からの予算要求が終了したところだと思います。私は、毎年この時期の議会において、次年度の当初予算編成の考え方、取り組もうとしている事業などをお伺いしてきました。当然今年も同様の考えでお伺いしたいと思いますが、今回は浜田町長の3期の最終予算編成ということもあり、この3年間に多くの議員が一般質問を通じて町政の課題、重要施策、公約等について議論をし、その結果として検討課題が多々残されていることと思います。私もこの間、毎回定例議会において、まちづくりの課題、町民が求めていること、あるいはこれからの新得において早急に取り組まなければならないことについて議論させていただきました。浜田町長にとって3期目の仕上げの年となることから、公約の実現に向けて具体的な予算が計上されることと思いますが、私が質問したことの中で検討したいとしたことを含めてどのように予算編成をするのか、お伺いをしたいと思います。今回、7点に絞ってお話しをさせていただきたいと思うんですけれども、この7項目については、ある程度進んでいるもの、また進んでいないものというふうに私なりに考えて7項目に絞らせていただきました。私の任期中に質問した項目で、私も3期目ですからそれ以前もあるわけですけれども、今回は今期に限って質問させていただきたいと思います。それぞれ今まで質問してきた事項ですから、初めてではないわけですけれども、町長から「検討をする」というような回答をいただいたものについて、どのようになっているか、再度お伺いをしたいと思います。まず、人口対策についてですけれども、役場内の検討委員会、各界の委員による検討委員会、若年層によるワーキンググループなどからどのような提言があったのか、どう取り組むのか、お伺いしたいと思います。移住者対策ですけれども、移住者相互の意見交換、交流の場、どのようなことが提言されているのか。また予算化するのかということもお伺いしたいと思います。移住されたかたでいろんな話し合いをしているというのは聞いておりますけれども、それらを後押しするような形で予算化していくのかどうなのか、お伺いをしていきたいと思います。それから、空き家、空き地対策ですけれども、役場内の検討委員会あるいは地域、建築、福祉、防災等に関わる協議会において出された意見をどのように反映させていくのか、お伺いします。それから、高齢者が安心して暮らせるまちづくりの1つとして、除雪対策がありました。広報でしたか、今回、企業を巻き込んで企業ボランティアといいますか、ボランティアではないですけれども、有償の除雪をしていくというようなお伺いはしていますけれども、そうした企業も含めて、どうやって町行政として一緒に取り組んでいくのか、その辺お伺いしておきたいなと。今の段階では、たぶんそれぞれの利用者が業者さんにお金を払ってということですから、あまり希望はないのかもしれませんけれども、今後どのようになるのか、お伺いをしていきたいと思います。それから、そば道場の整備なんですけれども、いろんな人のお話しを聞いて進めていくというお話しを前にいただいておりますので、それらが進んでいるのかどうなのかというのを含めて、お伺いしたいと思います。歴史的建造物の行方はということなんですけれども、たぶんまだあまり話は進んでいないのかなというふうに思いますけれども、これらもあまり時間はおけないんじゃないかなというふうに思いますので、早急に結論を出す必要があるのではないかなということで、今回どのような考えでいるのか、お伺いしたいと思います。それから、最後になりますけれども、公約にある交流宿泊施設ですけれども、住と食の環境整備を図りたいとの考えでしたが、具体的な施設の考え方および予算措置についてどうされたのか、お伺いしていきたいと思います。以上、私がこの間質問した中で、予算計上が必要であり、あるいは今後の取り進めをはっきりすべきものと認識しているものでありますので、これは私が認識しているものでありますので、町がどのように考えるか、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。まちづくりの課題、あるいは早々に取り組みを必要とすることについて提案、あるいは考え直すべきだと申し上げてきました。浜田町長は、課題が出されることに対し、「スピード感を持って取り進める」と繰り返し説明をされてきました。私は町民の思うスピード感と町長の思うスピード感が違っているような気がしますので、その辺をお伺いしておきたいと思います。その上で、3期目の締めくくりの予算編成にあたり、具体的な取り組みが見えないものについて明確に示していただきたいし、一般質問を通じて検討するとした課題について相当な時間がありましたので、十分検討されたと思いますので、ぜひ具体的な予算措置について、町長の考えをお伺いしておきたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員のご質問にお答えいたします。まず長野議員におかれましては、この間、さまざまな視点、それからさまざま時にいろんな提案をいただいておりますこと、まずもって感謝を申し上げたいと思っております。その上で、個別具体的にご質問がありますので、その辺につきまして、答弁をさせていただきます。まず、1点目の人口対策についての提案に関してでありますが、昨年策定しました本町の人口ビジョン、総合戦略の検討過程それぞれで、各界、各層の委員からなる町づくり推進協議会委員を母体としまして、労働団体、報道機関を加えた策定会議やパブリックコメントなどでご意見を伺い、出された意見を加味して計画をまとめてきたところであります。人口対策は、これまでにも申し上げていますが、まちづくりのために行う施策全てがつながっていくものと考えておりますので、総合計画や総合戦略に盛り込んだ施策を着実に進め、新たな視点での施策も加えながら取り組んでまいりたいと考えております。2点目の移住者との意見交換に関してでありますが、これまでに移住されたかたや地域おこし協力隊のかたがたと随時情報交換を行っておりますが、具体的な提言というものはないというふうに考えております。移住対策は人口を維持していくために継続して取り組んでいく必要があり、これまでに行っている事業に加え、人材確保にもつながるように工夫を凝らした取り組みを検討しているところであります。3点目の空き家、空き地対策についてでありますが、空き家の除去と活用を促進するため、平成26年に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されております。新得町においては、平成27年7月から関係する課による庁舎内検討会議と、法務・福祉・町内会・警察・議会関係者などによる対策協議会を設置し、この中で議論をいただき、平成28年4月に新得町空家等対策計画を策定したところであります。次に4点目の除雪対策に関してでありますが、昨年度、試験的ではありますが、有料の除雪・排雪支援事業を2月1日からスタートしまして、2月、3月の2カ月間で5回の除排雪を行ったところでありまして、新得で8世帯、屈足で2世帯の利用がありました。今年度はシーズン当初から事業を実施しまして、町民の皆さんのニーズを確認しながら、今後もどういう形がいいのか検討を加えながら取り進めていきたいというふうに考えております。また、福祉除雪対策につきましては、社会福祉協議会と引き続き連携を図りながら個人ボランティアの募集、町内会単位での協力体制、企業ボランティアへの働き掛けにより除雪体制の充実を図り、高齢者のかたがたが少しでも安心して暮らせるための体制を整えていきたいと考えております。5点目であります。そばの振興としてのそば道場の整備についてでありますが、「そばの町新得」の振興を図るためのそば打ち場所として、公民館や保健福祉センターなど、既存の施設の活用も含め、専用施設の必要性について検討をしているところであります。施設整備に関しましては、そば博覧会の実行委員会や復興しんとく新そば屋台村の反省会などで、今後の課題について意見交換を行っていますが、整備に関係する具体的な議論までには至っていないのが現状でありまして、今後も引き続き関係するかたがたの意見を聞きながら検討していきたいと考えております。6点目につきましては、教育長からお答えさせていただきます。7点目の交流宿泊施設についてでありますが、町内で働く若年層や単身赴任者、独り暮らしの高齢者の居住を確保するとともに、食生活の改善や町民の交流空間を備えた多目的交流宿泊施設を整備し、定住ならびに町民のコミュニティの醸成を図ることを目的に、庁舎内で打ち合わせを進めているところであります。現段階では、施設の規模の妥当性や食堂・交流棟の設備仕様、運営方法について検討しているところでありますので、施設の具体的な考え方が整理された段階でお示ししていきたいと思っております。次に新年度の予算編成の考え方でありますが、ご承知のとおり、台風被害に対する復興・復旧が急務でありまして、それらの関係事業を最優先ということで臨まざるを得ないのが現状であります。よって、その他の事業につきましては、義務的な経費を除き、事業内容を十分勘案しながら、方向性を含め、取りまとめをしていきたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
答弁 教育長 武田芳秋(教育長は2023年3月まで)
6点目のご質問にお答えいたします。歴史的建造物の行方についてということでありますけれども、先般6月定例議会で、部分的な保存方法などそれ以外の可能性を含めて検討するため、もう少し時間をかけて結論を出したいとお話しさせていただきました。それ以降、検討は行っておりますけれども、現状では進展していない状況であります。今後もどのように進めるか、いろいろな角度から引き続き協議をしていきたいと考えているところであります。以上であります。[武田芳秋教育長 降壇]
質問 長野章
ご答弁をいただきました。予算編成の考え方については、災害復旧、復興を最優先に実施すると伺いましたので、私もそのように進めていただければなというふうに思っております。今回の質問でちょっと残念なのは、私は項目ごとに、できれば何かどこかで予算措置がされているのかなというふうに思ったわけですけれども、残念ながら私の質問で1つも予算措置にはなっていないというのが状況だというふうに思います。進んでいるのは、さきほどもお話ししたように、除雪対策については利用する人の希望もありますから一概には言えませんけれども、この中で行政として何らかの手助けをしてやることができないのかなというふうに思いますので、今後の課題かなというふうに思っています。それから、そばの話をしていただきましたので、そばの振興の話していただいた中に、そば博覧会の話もありましたので、今後どのように、考えているかどうかはまだ何も考えていないということなのかどうか分かりませんけれども、一応町長からそばの振興の中でお話しをいただきましたので、何かあればお聞かせ願いたいなと。まだそういう状況ではないということであれば、それは私の質問事項から少しは離れるかなというふうに思いますので、それは特に強力にお願いする事項ではないというふうに思いますので、あればということでお伺いをしておきたいと思います。その上で、災害および一般的経常経費以外に、平成29年度の重要課題あると思うんですよね。その中で、その事業をもし計画していれば、お聞かせいただきたい思うんですよね。私なりにいろんな課題があるというふうに思っていますけれども、やはり今後、駅前周辺の整備だとか、それから役場庁舎をどういうふうにしていくのか、これは1回、一般質問させていただいて、もう少し検討を要するということでしたけれども、今回の災害を含めて、やはり早急に検討していかなければならない事項でないかなというふうに思いますので、そういったことが今後庁舎内の検討委員会だとか、またそういった中で検討されていくと思うんですけれども、そういう課題があるというふうに私は認識しておりますので、またどこかの時点で一般質問で議論させていただきたいなというふうに思っております。それで、浜田町長が町政、今回で3期担当してこられて、町長の公約が具体的にどう実現され、本町の発展にどのように寄与してきたかということをどういうふうに考えているか、お伺いをしたいと思います。これはいろんな項目がありますから項目ごとにというのは、たぶん無理だと思いますので、総体的にどういう考え方なのか。それから、また今後、本町が発展していく上で、最重要課題と思われるものに対して考えがあれば、併せてお伺いしておきたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。まず、長野議員の提案が予算の問題の中でどう反映されたかという、その辺、若干かみ合っていなかった部分があるかなと思っていますので、担当のほうとしてはいただいた意見というのは十分加味した中で、計画の策定づくり等には十分生かしてきたという、そういう認識で今回答弁をさせていただいたところであります。それから今、そばの話がありましたけれども、新得町の特色の1つでありまして、これからも機会があれば、そばを切り口にした振興策というものは当然続けて、われわれはいきたいと思っております。しかし、全てが行政だけでできるわけではないのも現実でありますので、関係するかたがたとまた相談をしながら、少しでも町の特性の1つを伸ばしていけるような施策というのは、取り組んでいきたいなというふうに思っております。それから今、3期の総括的な若干話があったのですけれども、まだまだそういうことについて手を付けていないというのが正直なところでありますけれども、しかしこの間、自分自身の中で1期、2期、3期、全部そうですけれども、われわれの仕事というのは、町民の生活を支えるというのをこの間、職員に話をしてきました。では「町民の生活を支える」というのはどういうことなのかと。それぞれ職員が思っていることとわれわれが思っていることは、当然差があって私は仕方がないというふうに思っていますので、その辺の差をどう埋めていくのかということで、この間合意形成というものをきちんとやはり職員全体の中であらためて進めるべきだということで、結構口を酸っぱくして今、言ってきておりまして、どうしてもやはりいろんなものを支えるのは人材ということでありますので、組織としての人材育成というのも、同時に進めるという、そういった観点で今、進めてきております。その上で、長野議員の質問の中にもスピード感という話がありました。あえて、あえてと言ったらたいへん失礼な言い方なんですけれども、1回目の答弁では私、しなかったんですけれども、全て相手のあるものでもあり、また職員がどうつくっていくのかという、そういった課題もあって、長野議員の考えているスピード感と結果としてわれわれが今やっているスピード感に、場合によってはやはり差があるというのも現実かなというふうに思っていますけれども、その辺、職員全体のレベルアップを図っていくという意味で、今しばらく温かい目で見ていただければなというふうに思っております。また個別具体的にいいますと、財政運営全般については、将来の負担をなくしていくというのが財政運営の基本としながら施策全てを取り組んできたつもりでありまして、今回の予算についても、重要な取り組みになるかなと思っております。しかし、災害という特殊事情でありますので、この辺についてはちょっと申し訳ないですけれども、将来の負担は増えるかもしれませんけれども、それはご容赦いただきたいなというふうに思っております。その他懸案であります、この間、公約の中にもあります、いろんな問題がたくさんあるのが現実でありまして、どう整理していくかというのが、残された時間の中で方向性というものをきちんと整理させていただきたいなというふうに思っております。いずれにしても、われわれ役場というチームで仕事をしておりますので、これからもそういった中で職員と一緒になって対応していきたいなというふうに思っております。長野議員の質問と私の答弁、若干ずれもあるかもしれませんけれども、現状での答弁とさせていただきます。以上であります。
質問 長野章
3回目になりますので最後になるかと思うんですけれども、いろんな課題があるということで、私も理解しています。それから、1回目の質問でいたしました、行政は継続性ですから、特にダメだということではないんですけれども、一定程度もし予算措置がされればなというようなものもあったものですから、今回質問をさせていただきましたけれども、やはり急ぐ問題というものもあると思うんですよね。ですから、それが今回、私の項目の中では急ぐ問題ではなかったのかなというような、そういった捉え方もしていますので、また後で議論させていただければなと思います。そこで、町長の公約の話を最後にお話しいただきましたけれども、私もいろんな問題があるし、たぶん3期の中で全て解決というか、公約を実行できないというふうには思いますけれども。しかし、この任期中というか、3期目に町民のかたに約束した公約はやはりある程度完結するというような形で、町長が責任を持って解決していくというようなお約束をしていただければなというふうに思いますので、しつこくなりますけれども、ぜひ公約実現に向けて努力していただければなというふうに思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
最初の質問のほうにもう一度戻りますけれども、さきほど言ったように、長野議員の質問とわれわれのほうの答弁がかみ合っていない部分ということの、今もお話しがあったかと思うんですけれども、予算措置の問題については、あらためてそれぞれ担当課、今回の質問を含めて洗い直しさせていただきたいなと思っています。それから公約の問題でありますけれども、頭出しをして、その任期中に終えることもあったと思っています。これは1期目もそうですけれども。しかし、1つの方向性を出すのも、結果として公約の1つかなというふうにも思っておりますので、その辺約束した事項については、そういう道筋というものをやはりきちんとできるように残された時間、努力していきたいなというふうに思っております。以上であります。