新得町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月9日
新得高校支援の在り方は
2012年3月9日、新得町議会の一般質問で、湯浅亮議員が「新得高校支援の在り方は」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 湯浅亮 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 湯浅亮
2.新得高校支援の在り方はそれでは2項目めの新得高校支援の在り方についてご質問させていただきたいと思います。実はこの高校問題、通告の中の頭にも書いておりますけれども、もう早10年でしょうか、平成10年、11年ごろに道、国が高校の配置計画の見直しというものに手を付けたのが始まりだと思います。その後、私どももいろいろな部分で新得高校の存続に向けてどうあるべきか、いろいろ度々、前町長時代から話題となっていたわけでありますけれども、何となく新得高校の当時の状況からみて、早々早まった対象となる高校ではないような感じでいたんでしょうか。議会にあっては、既に11年、中高一貫教育、そういうこともどうなのかと。そんなことから、ときに道外、五ヶ瀬町はご存じのとおりでありますけれども、山形県の国見町というところでしょうか、そういうところの視察もしてきたのが今日までの経過の中の1つであります。前町長から引き継いだ浜田町長は、この7年間、高校問題に明け暮れたと言ってもいいぐらい、また議会もそうであったと思います。これは今、私が申し上げるまでもなく、その都度マスコミも記事にしてきましたし、われわれの議事録にも十分残されているわけでありますが、決して新得高校を存続することに反対する議会の議員もおりませんし、住民の皆さんにも私はそうだったと思います。しかし、慎重論もあったということです。慎重論がひょっとすると新得高校存続に反対ではないかと、そのようなお話しさえ聞かされるのがこの間の事情ではなかったかと、こう考えるわけでありますが。いろいろ議会も高校問題調査特別委員会を設置しながら、議会は議会なりに頑張った議事録もございます。その中では、今申し上げておりますように、いろいろな部分で地元の進学率を少なくても50パーセントは確保するべきだというような提言もさせていただいたり、また、いろいろな部分で道になんとかこの2間口確保のための方策をご提案・ご要望もしてきた経緯にあるわけでありますけれども、私は、その7年間の経過にどうのこうの言うわけではありません。議会も、理事者の提案に対して慎重な意見があったとは言え、議決をしているわけでありますから、とやかくは言いませんけれども、その7年間、町長が支援をとってきたことについての、言葉がどういう言葉がいいのか、不適切な言葉になるかもしれませんけれども、総括した評価をお尋ねしたいと思います。さらに、この先に向けて、町長はどんなお考えでおられるか。本年度の予算を見ても、例年に変わらない支援の在り方であります。そういったことで、現在の町長の考え方、先の見通しについてお伺いできればとお願い申し上げます。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。新得高校の支援につきましては、平成17年度の入学者が33名となり特例2間口の制度がなくなることから、平成18年度から数多くの支援策を実施してきているところであります。ちょうど私が町長に就任した初めての予算編成でもありました。そういった状況の中で、支援策を議論し、その結果、入学者の推移でありますが、平成18年度から入学者が増加し40名を超え2間口を維持し、地元進学率も従前よりは10パーセント以上上がってきたところであります。しかし、北海道教育委員会が、地元や近隣の中学生が減少することから平成25年度から1間口減の1学級募集とした影響もあり、平成23年度は、残念ながら入学者は39名と減少してきたところであります。この間、支援策は生徒をはじめ保護者のかたがたにも浸透が図られたというふうに思っており、その効果が出てきていると考えていたところでありましたので、あらためて北海道教育委員会の決定につきましては、今でもいきどおりを感じているところであります。今後につきましては、本年度募集から定員1学級40名となりましたが、子どもたちの進路の選択肢を確保するためにも、これまで同様新得高校存続というものにつきましても、基本的に町としても支援をしていきたいと考えているところであります。しかし、この間の支援は2間口ということで支援を考えておりまして、現状では、現実に1間口というそういう流れもあります。そういう流れの中についても、十分吟味をしながら対応していく必要があると考えているところであります。なお、参考までに、北海道内の公立高校で1学級の高校は39校現状で存在しているということでありまして、それぞれの地域においても、子どもたちの選択肢というものを十分考えながら1間口の中で高校というものを運営してきていると、そういう認識を持っているところであります。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 湯浅亮
何となく私のほうの受け止めが悪いんだと思いますけれども、しっかり受け止めることができない残念な思いであります。この7年間の反省というんでしょうか、そういうものはもっともっと思いを寄せていただくことがあるわけでありますけれども、それはそれとして、これからの在り方についてしっかりと考えてもらえるものがなかったのかなと。子どもの選択肢だけが、この町の予算で判断していいのか悪いのか。そういうものが私には理解ができないところであります。今回の入試の状況は詳しくは聞いておりませんけれども、新得町内の卒業生30パーセントは確保したと、こういうことで聞いているわけですが、本町にあります新得中学校の進学率を聞きますと、30パーセントどころか20パーセントにも届かないような状況で、本当の教育という視点でそういう考え方のお話しでいいんでしょうか。私は、多くの町民、それが期待される新得高校の在り方でしょうか、そんなことを考える1人であります。実は私が、もはや何年になるでしょうか、たぶん20年、この2間口前後の話だったと思うんですけれども、公式的には議員協議会、プライベートでは理事者とも、どうでしょうかと。こういう事態のときに、町内の学識者、各関係機関にあるかたがた、そういう何人かのかたにお願いをして、どうあるべきかという諮問というんでしょうか、呼びかけ、ご指導いただくことも、ご支援いただくこともどうかというご提案を申し上げたわけでありますが、そういうことも一向にして受け止められていないわけであります。今ここに来て、今申し上げたようなことで、町長はお考えがあるかないかお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
まず、教育の視点というお話しがありました。小規模校だから教育の場としてふさわしいのか、ふさわしくないのかというのは、きっと行き着くところかなというふうに私は思っています。その上で、さきほどお話しをしたとおり、道内にも交通の利便上の問題でやむなく1学級で存続しているところもあるかもしれません。しかし、そこに通う子どもたちは、私は決して教育の視点からも1学級で間違っていないと考えております。しかし、いろんな考え方を持ったかたもいらっしゃるのも事実であります。この間、湯浅議員から町内のかたがたのご意見ということで提案もあったという記憶もありまして、それらについては教育委員会のほうでもどういう状況にあるのかという議論をした結果、最終的にどう取り扱っているか、私の中では若干分かっていない部分もありますけれども、ただいずれにしてもその選択肢は、私はやはりきちんと確保すべきだというふうに今思っています。最後はきっとお金の問題も出てくるかもしれませんけれども、その辺がどうあるのがいいのか、その辺がもしかしたら論点になる可能性もあるかもしれないなというふうに思っていますけれども、現状の認識の中では、あらためてお話し申し上げますけれども、子どもたちの選択肢というものについては地元としても最大限配慮すべきだと考えているところであります。以上であります。
質問 湯浅亮
今、町長は、子どもたちのためには配慮するべきだと、こういうことなんですが。私は、新得町で生まれ育つ子どもというのは、やはりあくまでも平等であるべきだと。行政が支援する上では、なぜ新得高校のみにそういう差別がつくのか。そういうこともご指摘申し上げているところであります。いずれにしても、今お話ししたようなことが諮問機関として設けていただけるならば、そういった部分で私は期待申しあげるところでありますけれども、それぞれこれから課せられる議員各位のご判断も責任ある立場だと考えるわけでありますが、町長にぜひいろいろな部分で高校振興会、そういうものも窓口にする支援の在り方、実際に本町の中学卒業生30パーセント、しかも、控え室にありますけれども、道の配置見直し計画の中には教育という視点が明らかに分かりやすくきちんと示されているわけであります。ただ、2間口が最初の話では4間口以下は切り捨てというような話だったわけでありますけれども、最近いろいろな部分で努力される地域については2間口が確保されているわけでありますが、そういう部分では高校の存続だけでなくて、やはり子どもの教育の視点で示されている部分というものがきちんとあるわけでありますので、そういう部分についても十分触れて判断をいただければと、お願いを申し上げておくだいであります。