新得町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月9日
旧小学校跡施設利用の現状と課題は
2012年3月9日、新得町議会の一般質問で、湯浅亮議員が「旧小学校跡施設利用の現状と課題は」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 湯浅亮 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 湯浅亮
ご指名をいただきましたので一般質問をさせていただきます。その前に、一問一答方式で対面でご質問させていただく初舞台であります。たいへん精神的にも自分なりに気を遣い心配をしているところでありますが、私がお伺いしようとする質問通告と、また、質問の内容に十分ご理解いただけないような質問になるか、また、答弁をいただきながら、その答弁を理解することができないままになるのか、そんな心配をしながら嘱する時間をちょうだいいたしまして、3点についての質問ということで、たいへん時間が長くなるかと思いますけれども、よろしくご理解のほどお願い申し上げたいと思うところであります。さらに議長にお願いを申し上げます。通告もしておりますけれども、今申し上げておりますように、通告を超える部分、そういう部分があったときには、ご遠慮なくご指摘、ご指導いただくことを前もってお願い申し上げたいと思うところであります。1.旧小学校跡施設利用の現状と課題はそれでは1点目の質問に入らせていただきます。実は私は、この小学校跡地のことについて、かねていろいろ懸念する部分があるわけでありますけれども、新得町内には小学校跡地というのは岩松小学校、屈足小学校、佐幌小学校、上佐幌小学校、新内小学校とあるわけでありますけれども、今使われているのは佐幌小学校、新内小学校跡地だと思います。屈足小学校もほぼ手放しはしているものの、先行き不透明な状況にあります。上佐幌小学校でありますけれども、これも一時期は使われておりましたけれども、今、地域にあって若干使うこともありますが、水、トイレ等の不便から使っていないというのが現状であります。新内小学校は、これも冬期間は使っていないと思いますが、いろいろな部分で使っているわけでありますが、私の本心は、新内小学校にございます資料館での保管の在り方、また、ホールとしても使っておりますけれども、上佐幌小学校の跡地に移転することは可能ではないかと。そんなことから質問に入らせていただきます。よろしくお願い申し上げます。新内小学校の改築は昭和36年10月となっているわけであります。その後、49年に廃校となり、跡利用については、いくらか新内牧場で体育館などを使っていたようでありますけれども、その後いろいろなかたのご要望等があって、映画祭とかコンサートとか、そういう活用の在り方であります。今後、前段申し上げておりますようなことから、見直す考えがあるかどうか、まず伺いたいと思います。上佐幌小学校も既にご承知、ご案内のとおりでありますが、平成5年閉校以来、グループホームとしてたいへん大きな脚光を浴びていたわけでありますけれども、町の責任か道の責任か、いろいろ施設の不備等々があって移転をやむなくさせられて、現在、休館のような状況にあるわけであります。いろいろなことで施設そのものは、地域のかたがた、そしてときには町民のいろいろな部活というんでしょうか、ミニバレーとかカーリングとか、そういうことでお使いになっているときも多々あったようであります。その利用が今、不可能になっていることも事実であります。そこで、今申し上げました上佐幌小学校跡に新内小学校の移転をというのが私の提案であります。郷土資料の格納の状況でありますけれども、郷土資料研究会の皆さんがたはどれほどの思いで、また、その思いにかなうべく町内会、町内在住のかたは無論でありますけれども、そういう貴重な資料を提供いただいた皆さんがたのためにも、私どもの地域にあります校舎の利用を私は望んでいるところであります。体育館についても、幸いにしてレディースファームスクールの研修生、そして多くの地域、これは私どもの地域だけでなくて、今、屈足小学校の体育館も児童館と併設ということで多くの町民に不便をかけるわけでありますが、そういった部分で上佐幌体育館を、いろいろな部分で文化・体育振興策の面からも利用可能ではないかと考えるわけでありますが。以上、旧学校跡地利用の課題について、私の考え方、提言をさせていただきます。ご答弁をよろしくお願い申し上げます。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
湯浅議員のご質問にお答えいたします。旧新内小学校は昭和8年、南新内・北新内尋常小学校を統合しまして現在地に開校し、その後、昭和36年に改築され、昭和49年に廃校となっております。現在は、新内ホールおよび郷土資料収蔵庫として利用しております。新内ホールにつきましては主に平成4年から新内ホールコンサートに利用されまして、これまで87回開催されてきております。また、民間団体によります映画祭にも定期的に利用されているほか、札幌の音楽学校の記念行事としてのコンサートが開かれたり、昨年は夏ですけれども京都の演奏家による音楽祭が開催されておりまして、多くの町民のかたがたに鑑賞していただいているところであります。利用されるかたがたには、建物のつくりから生まれる音響効果や窓から見える風景、外観に魅力を感じていただいており、旧新内小学校でしかできない事業であると考えております。建物としても、旧新内小学校の施設として残っている校舎で最も古く、町の史跡にも指定されている貴重なものであります。また、利用状況から見ても、町の情報発信施設としても今後も残していきたい施設というふうに考えております。適宜修繕等維持管理をしながら活用していきたいというふうに今考えているところであります。また、もう1つの利用方法であります郷土資料収蔵庫ですが、平成3年度に体育館を内部改修しまして、生活用具、農業・林業関係の資料を中心に約2,100点の郷土資料を収蔵し現在に至っているところであります。利用にあたっては、小学校の郷土学習や一般のかたがたの見学、また、公民館に移動しての展示会などを行っておりますが、現在の収蔵庫は狭く収納スペースも限界にきており、年代別や資料種類別といった区分ができないため、貴重な資料をうまく紹介できていないと感じているところであります。今後の問題でありますけれども、現在の郷土資料の保存・活用状況を改善するため、郷土資料の収蔵庫としての在り方、また、上佐幌小学校での活用を含め、検討を進めていきたいと考えております。なお、旧上佐幌小学校跡の有効利用でありますが、閉校後の施設の利活用につきましては、この間、将来にわたる維持管理費を町が基本的に負担しない方向での取り進めを考えてきております。地域との協議を行った上で、昨年2月から民間への公募を行うとともに、本年1月には文部科学省で実施している廃校プロジェクトに登録し、活用先の募集を行ってきたところであります。しかし、現状では利活用を希望する企業・事業所などの申し出もないというのが現状でありまして、その中で、さきほど申し上げましたとおり、1つの利活用の方法として収蔵庫というものにつきましても検討を進めてまいりたいと考えております。なお、あらためてお話し申し上げますけれども、新内ホールとしての機能につきましては、旧新内小学校に残し、各種事業に継続して活用していきたいと考えております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕
質問 湯浅亮
たいへん丁寧なご答弁、お話しを聞いたところでありますが。実はその新内ホールのお話しであります。今まで改築にどれぐらいかけたか、まだ私には計算をしていないところでありますけれども、このホールの部分については町が年間80万円、昨年も本年も予算をつけておりますし、あの校舎を利用するための管理維持費というのは約70万円弱かけております。今回予算を見ると120万8,000円を改修費ということでお金をかけているわけでありますけれども、財政豊かな町ということですから、そういう財政にものを押し付けはどうかと思いますけれども。私は、たいへん好ましいということであればそういう判断なのかと考えますけれども、そのコンサートは景観がいいとか音響がいいとか、私ども町民一般、いろいろおられますから、そうは言えないのかもしれませんけれども、そういうお金をかけなくても、新得の大ホールではだめなのかとか、例えば上佐幌小学校跡の体育館でも校舎でもだめなのかと、そんなことを強く感じるところであります。それから、いろいろ郷土資料のお話しがございました。上佐幌小学校の校舎にも考えられるということでありますから、ぜひ私は、上佐幌小学校近辺にはレディースファームスクールもございます。この管理も町がしているわけでありますが、それといろいろな部分で共有して管理はできないかと。そういうことも今ご提案申し上げているところであります。ぜひ、そういういろいろな機関がございますし、とりわけ郷土資料をいろいろと集められた会のかた、多くの町民のかたのご意見を聞いて、十分果たせる施設だと私は考えておりますので、ぜひ移転をしていただきたいと思うところであります。どうしても新内ホールについては維持するとなると、私はこれからどれぐらい使えるのかは別として、本当にそれがいいのか悪いのかということも十分検討させていただく価値があると、そういう考えを持っているところでありますが、再度伺いたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
まず、一般論からいきます。私どもの行政として各町内にいろんな施設があります。老朽化してきている施設も当然あります。そういった施設の今後をどうするかという基本的な考え方は、やはりお金をかけるにしても程度と限度というのはどこかで出てくるかもしれないと、そういう認識を持っています。しかし、その程度と限度の中に施設の利用価値として多くのかたがたに認められて、町の1つの情報発信基地として存在感が高いということになれば、さきほど言った程度と限度の中で将来とも維持管理をしながら使っていくというのが一般論の考えであります。今回の個別具体的な問題について、今、現状で具体的に数字というものをお話しできるような状況にありませんけれども、しかし、この間の多くのかたの利用、それから今利用されているかたも含めて、いろんなかたのお話しを聞きますと、やはり新内ホールとしての機能というものは大いに価値のあるものというそういう認識をしておりまして、現状では、さきほど答弁をしたとおり適宜維持管理をしながら対応していきたいと考えております。しかし、いずれにしても、どこかの時点で何かまた違う議論が出る可能性もあるかもしれませんけれども、それはそのときにまた判断をさせていただきたいなというふうに思っております。また、郷土資料の収蔵庫に関しては、担当の教育委員会でも現状のままでは満足できないというそういう認識を持っておりまして、町民のかたがたの貴重な財産をこの間われわれ預かっている身として、ぜひ後世にものを伝えるという立場も含めて有効利用していきたいと考えております。以上であります。
質問 湯浅亮
今、どうしても新内ホールについても、いまいまそういうことにはならないというお話しであります。十分先のことも含めて、再認識と再検討をお願いしたいと思います。今、体育館、資料館の話がございましたけれども、実は私どもの地域のですね、最近、子ども会などを結成されたり、町長直々だと思いますけれども、学校の再開はならないかとか、保育所の再開はならないかとか、たいへん熱のあついお話しをされていると思います。私自身も地域としては全く恵まれている地域だなと。お医者さんも住んでおられますし、いろいろな部分で個人的に活発な活動をされておりますかたもおられます。そういったことから、地域にあっては定住も住宅も分譲計画の8割というんでしょうか、6戸のうちの5戸まで、それから個人的な公宅も4戸ほどございます。それも満室になっておりますし、借家等もございます。そういうことから、いろいろな部分で地域の行事は無論、また、そういう若い後継者等々を通じて、町内外から体育館利用のために来られるかたもおられるわけです。管理運営について今申し上げましたように、事務局的なかたは十分レディースファームの管理人のかたもできると思いますし、その他の来られている多岐なかたができる可能な考えも私にはございます。そういったことで、ぜひ早急に前向きに考えていただきたい。空き学校というのは今、全国あちこちたくさんあるわけでありますから、そう簡単に公募してもできないと思いますし、屈足の不動開発についても、かなり私どもの議会は要注意ということで申し上げたのですが、その結果、今の姿になっているわけですので、十分ご配慮をいただきながらご検討いただければと思います。もう1回、町長のほうから少し加えていただければと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
上佐幌地域のそれぞれのかたがたの活躍というものにつきましても、私自身認識をしているというふうに思っております。とりわけ、それぞれの農家のかたがた、また、今お話しがあった分譲地のかたがた、レディースファームのかたがた、そういったかたがたが地域でご活躍いただいているということでありまして、それらにつきましても十分頭に入っている部分というふうに認識をしております。その上で今、空き建物の有効活用というのは、われわれも当然望むところでありまして、さきほどお話しをしたとおり教育委員会でも悩んでいる部分も相当あるということでありますので、その辺がお互いのちょうどいいタイミングで物事が決着できれば、これにこしたことはないというふうに思っておりますので、どこかの時点できちんとした方向性が出るというふうに考えております。以上であります。