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新得町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日

新得町温暖化対策について

2011年3月11日、新得町議会の一般質問で、廣山輝男議員が「新得町温暖化対策について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
廣山輝男 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 廣山輝男

2項目めに入らせていただきます。2.新得町温暖化対策について新得町の温暖化対策の関係であります。地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく市町村それぞれの事務および事業に関する温室効果ガスの排出抑制のための実行計画を策定、公表することになっています。平成18年度からの5か年、これを策定、実行されたということは私たちも承っているんですが、その後の計画について2点ほど伺いいたします。1点目は、平成19年度以降の策定計画、この関係についてはどうなっておられるのか。それから、今後、24年度以降の計画について、さまざまな取り組みが検討されると思うのであります。今日分かっている段階で、課題と方針等について2つほど伺っておきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

廣山議員のご質問にお答えいたします。新得町温暖化対策についてのご質問ですが、平成11年4月に施行されました「地球温暖化対策の推進に関する法律」により、「市町村は市町村の事務、事業に関し、温室効果ガスの排出抑制のため、公共施設を中心とした実行計画を策定し、公表すること」となっております。これまでの新得町の実行計画は、平成14年に策定され、18年までの5か年で5パーセントを削減目標として取り組んだ結果、実績として7.2パーセントの削減というふうになっておりました。1点目についてでありますが、平成20年12月までに行われた、新得町エコタウンづくり検討委員会において、実行計画を検証し、次期の取り組みを計画いたしました。この間の取り組み状況ですが、施設整備につきましては、平成20年度の道産木材を利用して富村牛小中学校を改築、平成21年度はなかよし児童館改築に併せ、土壌蓄熱暖房システムと小型風力発電を採用、平成22年度は新得小学校に太陽光発電システムを設置し、電気使用量の一部を担い、道路照明につきましては水銀灯の更新に併せて、省エネタイプのナトリウム灯に切り替えているところであります。今後の検証において、これらの成果が表れるものと考えております。2点目の今後の取り組み、および課題と方針ですが、現在、平成23年度から平成27年度までの5か年の実行計画を策定する中で、平成18年度の削減結果の7パーセントを削減目標としております。課題といたしましては、二酸化炭素削減の取り組みを公共施設を主に実施しておりますが、エネルギー自体は感覚的に把握しにくい性格を有しているため、削減効果が分かりにくく町民に理解を得る上で、難しい面があります。地球温暖化対策は、新エネルギービジョンとしての自然エネルギーを利用した各種エネルギー等の取り組みと併せ、各事業所や家庭でのエコドライブや照明器具の節電、暖房の温度引き下げなど、省エネルギーの取り組み協力が重要となっております。今後に向けては、環境モデル都市として実践している帯広市と、定住自立圏構想において環境活動への支援や取り組みの広域化も検討されておりますので、実践例を参考にして、新得町としての住民の環境意識の向上、環境行動の推進を図ってまいりたいと考えております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 廣山輝男

町長の答弁から伺うと、平成14年の成果は1つあったんでありますが、その後エコタウンづくりの関係が集中しているということで、あとは今後23年以降という、こういう説明がされてような気がいたします。いずれにいたしましても、環境問題というのはたいへん重要な問題になりつつあります。本当になっているわけですが、各自治体でもですね、独自のものをつくったり、今の法律に基づくそれ以外のこともやはり取り組んでいるのも結構あるわけであります。そういった意味ではもっと積極的にこの取り組みを推進する必要があるということで、私は今回取り上げさせていただいているところであります。なおかつ、細かな点をいうとスーパー辺りでもいろんな対策、あるいは企業でも細かな対策は目には見えませんけど、さまざまあるんであります。それだけつまり、自分たちも関心を持ってこの問題に対処していかなければならないという、そういうものはあるわけでありますから、そういったことからしてもやはり新得町、こういう自然を大きく抱えている町でありますし、そういった政策も積極的に立てて町民一体となって取り組むということはやはり必要ではないかなという感じがいたしますので、その環境問題に対する啓もう関係は今後さらにどう描いておられるのか。当然、今具体的に23年、27年、具体的なものを、たいへん難しい部分もありますけどやろうとしておりますし、あるいは今、太陽光だとか、さきほどの木材の関係もあったわけですけど、いろいろやっているのは分かっているですが、そういった基本的なことについてもう少し町長の姿勢も伺っておきたいなと思います。あと、最近のことなんですが、新得市街地、結構電灯が多いんですね。この辺で今最近はやっている LED 電灯とか、これは100パーセント進んでる状況ではありません。100パーセントというか能力として、すべての電灯にこういったものが付けられるかというのは、それはまだ課題がたくさんありますけど。この LED 電灯化等についてですね、どのようなお考え、私としては計画的に実施すべきでないのかなというようなこともあえて問題提起させていただきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

まず、啓もうというお話であります。現状の啓もうというのは、町の広報で町民の方に呼びかけをしているのが現状であります。これが、効果があるかないかと言われたら、ちょっとつらい部分もあるんですけれども、なかなか数字として表れていない部分もあるのではないかなというふうに思っていますけれども、あらためて広報もこれからまた努力をしていかなければならないかなと思っております。その上で具体的に今、街灯の話がありました。新得町には約1,300基を超える街灯があります。現在、LED がそのうち6か所、水銀灯が約1.200か所、ナトリウム灯が約160か所という、そういう状況になっております。LED というお話もあったわけですけれども、現在どちらが経費を節減する上で効果があるかということで、高圧ナトリウム灯というのでしょうか、そういったものにも目を向けて今調査もしておりまして、現状の中でどういうものが一番選択としていいのか考えていきたいなと思っています。その上であえて答弁を付け加えさせていただくんですけれども、せっかくやろうとする CO2の削減が最終的に相当の費用をかけないと削減ができない、そういう現象も出てきているかなというふうに今思っています。これは、国の中での議論のようですけれども、単純ですけれども、国が進めようとする温室効果ガスの排出量を削減しようとした場合、25パーセントという目標を達成するためには、国民1世帯当たり約36万円ぐらい、逆に負担が増えるという、そういう試算もあるようです。具体的にその負担がどこに消えるのかまで私自身答弁できませんけれども、単純な数字を新得町に置き換えると、新得町で約12億円ぐらい、場合によっては家計の負担が増えると、そういうような試算も成り立つというお話もありまして、環境問題というのは私もたいへん重要な問題だと思っています。しかし、負担をしていく上でどこが負担をして、どこが限界なのかということもやはり同時に考えていかなければならないかなというふうに思っています。われわれ含めたそれぞれの家庭に置き換えると、例えば化石燃料の節約ですとか、電気のまめな消灯ですとか、そういう身近な取り組みから少しずつ結果として大きなものになっていくそんな気もしておりまして、行政だけでない廣山議員の言われる町民も含めた、企業活動も含めた、全体の中でどう取り組むのかというのもある意味大きな課題かなというふうに思っております。以上であります。

質問 廣山輝男

いろんな評価とか分析はあります。確かに私も同じ議論に加わったこともあります。原子力発電、これだけたくさんあるのに、あの発電所建設そのもの、廃棄物等を処理するための経費から考えるとどうなのかと、二酸化炭素が減りますよみたいなことが一方では言われつつですね。いろいろあるんでありますが、いずれにいたしましても環境問題はそういう方向に行っていると、だから端的に言えば経費をかけないでそういうことに、あるいは企業も電気を使わないような電気製品をつくろうと、こういうこともそうだと思いますから、そういった面では、むしろそういう負の遺産もないわけではありませんけど、私たちがいい方向に向かって環境問題というのは本当に全国民が、全町民が取り組めるようなものにしていかなければならないかなと思います。さきほどの再質問のときに、23年度から27年度に向けて新たな計画を今考えているんだというような答弁もありましたから、私の最後の提起でありますけど、どうか町民、ある面では今の環境問題の意識も含めてどんな対策をしておられるか等々も含めて、新しい計画をつくるためにですね、町民のひとつニーズというものも聴取しながらですね、アンケート調査みたいになるんですけど、そういったこともやはりやるべきかなというような考えも1つありますので、さきほどの電灯の問題についても私は計画的にやるべきではないだろうかと思います。さまざまなものがあります。確かにすべて LED で今の電灯を処理できるかといったら、そういう機器もまだできていない部分もないわけではありませんから、さまざま検討していかなければならないこともありますけど、ある面ではそういった経費節減、環境問題に寄与するというような方向にですね、努力していただきたいなということで町長にも最後のご認識をいただければと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

環境問題は、議員からもこの間何回か私自身も言われておりました。本当に大切な問題だというふうに思っております。さきほど町民ニーズというお話もありましたので、今後の取り組みにおいて、そういう機会があればですね、積極的に対応していきたいなというふうに思っております。しかし、さきほど言ったように、物事を進める上で相当の費用がかかるというのも、これもまたいかがなものかなという部分もありますので、それらのバランスを考えながら対応をしていきたいなというふうに思っています。それから、さきほどの答弁で林地残材の話が結果的に答弁されてなかったんですけれども、あえてちょっと付け加えさせていただきますけれども、山に捨てているもの、やはりなんとしてもお金にしたいという思いもありまして、環境問題だけでなくて、有効利用という観点の中でですね、それらについても併せてまた取り組んでいきたいなと思っています。以上であります。〔廣山輝男議員 降壇〕

出典:新得町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日 議事録 PDF(87ページ) 間違いを知らせる