新得町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月11日
屈足地域医療体制の確立は
2010年3月11日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「屈足地域医療体制の確立は」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 長野章 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 長野章
あらためまして、おはようございます。定例第1回町議会の一般質問の1番ということで、1項目について私は質問させていただきたいと思います。1.屈足地域医療体制の確立は屈足地域の医療体制の確立をということで通告をしてまいりました。平成19年9月に診療所が閉所となり2年半が経過し、この間町は、町内外の医療機関をはじめ、北海道、北海道地域医療振興財団、管内医師会などへ屈足地域の医師の招へいに多大な努力をしておりますことに敬意を表したいと思います。しかしながら、たいへん残念でありますが、今日まで屈足地域の医療体制確立は実現しておりません。浜田町長は、この間一貫して「住民の近いところに医療があることが望ましい」と基本的な考えを示しておりますが、町長は今後においても基本的考えに基づき、屈足地域医療体制確立のために医師招へいを継続する考えがあるか、町長の考えをお伺いいたします。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員のご質問にお答えをいたします。屈足地区の医療体制については、平成19年9月に辻岡医院が閉院後2年半を経過しておりますが、現在まで新たな医療体制の確保には至っておりません。地域の皆様には、ご不便とご心配をお掛けしておりますことをたいへん申し訳なく思っております。この間にも申し上げてきましたが、地域の皆さんの安心と安全を守るための医療体制は、「住民生活の近いところに医療があることが望ましい」との思いは今も変わりはありません。しかし、本町に限らず、多くの自治体病院をはじめ民間医療機関においても、医師確保はたいへん厳しい状況に置かれているのも実態であります。この間、町民をはじめ、医療関係者の協力をいただき、具体的な招へいについて議会側とも協議をしつつ取り進めをしてきましたが、支援内容等を含めて合意に至らず今日に至っているところであります。今後の問題でありますが、地域の医療の確保については、引き続き進めてまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 長野章
今、町長の答弁で、引き続き進めていくという決意をいただいたわけですけども。今まで何人かの議員が不安のない医療体制確立について、一般質問で町長の考えについてお伺いをしてきました。町長も考え方については、さきほども示されましたが、現在まで医師の招へいには至っておりません。今日まで何件か条件が合えば診療所の開設もあるとの報告はありましたが、診療所の開設にかかる費用の面といろんな条件が合わず、開所するには至っておりません。そこで、今後はですね、視点を変えて、開所を希望される医師の条件を聞いて検討するのではなく、募集する段階から本町が屈足地域の医療体制確立のためにかけられる費用、今までは「開業に当たっては3,000万円までの元利補給、10年間の開業」という条件が付いていたわけですけども、「医療施設についても無償で貸し付けをします」という条件に加えてですね、今後は例えばですけども、機械、器具および施設整備に1億円程度をみますよ。運営費についても、これはずっとではないわけですけども、5年間をめどにですね、年間2,000万円程度を支援してというようなことでですね、思い切った決断をしてですね、募集を試みてはどうかというふうに考えるところですけども。これらはすぐに実現はなかなか難しいとは思いますけども、町長も、この万が一ということがあるかというふうに思いますけども、いろんな形を変えてですね、募集を試みてはというふうに思いますので、考えがあればお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。長野議員から具体的に今まで以上の条件を提示すべきではというお話で、ある意味たいへんうれしく思っております。その上で、この間の考え方というのが、この間何回もお話ししたとおり、医療施設の関係については無償で対応と、医療機器類については双方協議と、あと開業時の設備資金については元利補給もしくは損失補償というのが、この間の条件でありまして、そういった枠の中で既存の先生方の開業もしてきたという、そういう事実もありますので、新たな話ということであればですね、そういったことを十分整理した上で、先生方ともまた協議をしていかなきゃならないかなというふうに思っております。なお、あくまでもこれは経営であります。ひとつの経営の枠内で、「そういう条件に合う先生を」というのがわれわれの基本的な考え方ですので、その考え方も含めて長野議員からの提案ということで、それらについても頭に入れながら、これからも努力をしていきたいなというふうに思っております。以上であります。
質問 長野章
検討していただけるかなというふうに思いますけども、やはり条件を付けて募集をかけたとしても、一定程度のやっぱり期間を設けて募集をしてはどうかなというふうに思っています。現在、もう2年半が経過していますから、辻岡医院が閉所になってから3年ぐらいをめどにですね、募集をかけてみたらどうかなというふうに思っています。それで募集期間中に、例えばどこからもアクセスがないというようなことがあればですね、これは私の思案なんですけども、町としての何らかのやっぱり決断をしなければならないというふうに思うわけですけども、その中のあくまでもこれは思案でありますから、検討に値するかどうかは、これは町の判断というふうになるかなと思いますけども。現在もトムラウシ、新屈足の方面に患者輸送車が運行しているわけですけども、これをですね、町内全域に拡大するようなことでですね、医療体制を確立してはどうかというふうに思います。そういうふうになれば、前にもお話がありましたコミュニティーバスの検討というようなことにもなるかなというふうに思いますけども。しかしながら、このコミュニティーバス、患者輸送もそうなんですけども、現在、本町にやっぱり既存の路線バスを運行している会社ですとかタクシー会社の問題だとかあるかというふうに思います。それらとの、どういうふうに問題を解決していくかということが1つには挙げられるのかなというふうに思います。コミュニティーバスもほかの町でかなり検討されているようですし、実行に移されたところもあるみたいですから、今後はいろんな情報が収集できるのではないかなというふうに思います。それから2つ目にはですね、やっぱり地域の医療体制を確立するためにですね、現在、本町にある入院ベッドの増床を行ってはどうかと思います。ただ、これには施設整備を誰がして、たぶん現在のお医者さんの数では間に合わないのかなというふうに思いますので、入院を受け入れているところにやっぱり医師の増員というのは必要があるかなというふうに思います。これらは私の提案でありますから、検討していただければというふうに思いますけども。今後は、この方針転換というようなこともですね、出てくるのかなというふうに思いますけども。どれがどういった形でですね、方針転換することが、屈足の地域の医療問題の解決の1つとなるかどうかというのは今後の課題だと思いますけども、もう1つの提案を申し上げましたので、町長の考えがあればですね、お伺いして私の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
あらためてお答えをいたします。医療に対する基本的な考え方は、きっとこれからも変わることがないというふうに思っています。そういう姿勢の中で考えていきたいというふうに思います。その上で、具体的に提案のありました件なんですけども、医療をあきらめる代わりにこういうものというのも、これはこれで分かりました。現実に医療がない中でどうしていくのかということで、そういう中で提案のあったものについても、考えていけるものについてはもう少しわれわれも勉強していきたいなというふうに思っております。以上であります。〔長野章議員 降壇〕