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新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月30日

当町におけるいじめの報告件数について

2022年6月30日、新ひだか町議会の一般質問で、蚊野芳春議員が「当町におけるいじめの報告件数について」質問し、管理課長 田口寛、管理課参事 池ヶ谷北斗、教育部長 片山孝彦が答弁しました。

質問者
蚊野芳春 議員
答弁者
管理課長 田口寛、管理課参事 池ヶ谷北斗、教育部長 片山孝彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 蚊野芳春

蚊野でございます。通告に従いまして一般質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。今回は、いじめに関しての具体的な対処方法についてということで進めさせていただきます。いじめ問題の発見の遅れが大きな社会問題となっておりますが、当町におけるいじめの報告件数についてお伺いしたいと思います。直近の集計されている件数で結構でございますので、よろしくお願いします。2番目は、道内で現在では解決されているとは思えないケースが若干報道されましたが、当町ではいじめの問題について現在どのような対策が取られているのかをお伺いいたします。今のところ、現在人間社会である以上必ずいじめみたいなものがあるように思うのですけれども、学校、会社、職場など、サークル等も人がいれば必ずトラブルというのが若干あるようなのですが、これを解決するのも、一人の能力だとは思うのですけれども、そういう中で学校で万が一いじめられた場合にどこに相談したらいいのかということも含めてよろしくお願いいたします。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

蚊野議員からの御質問の「いじめの具体的対処方法について」の1点目、いじめの問題の発見の遅れが大きな社会問題となっているが、当町におけるいじめの報告件数と認定件数について伺いますについて御答弁申し上げます。初めに、北海道教育委員会では毎年道内全小学校、中学校、高等学校を対象としていじめの問題に係る調査を実施しております。新ひだか町教育委員会におきましても、この調査に基づき、町内全小中学生を対象としたいじめの把握のためのアンケート調査を6月と11月の年2回実施しております。アンケート調査の結果から、各学校におけるいじめ問題への対応状況について年3回、いじめ問題への取組状況について年2回、北海道教育委員会に報告をしているところであります。現在いじめの捉え方が変わっております。以前はいじめの発生件数と捉えていたものが現在はいじめの認知件数となっています。これは、いじめである、いじめではないという判断を学校側が行うのではなく、いじめられた、嫌な思いをしたと訴えた児童生徒全てをいじめと認知するものであり、いじめの認知件数は児童生徒が嫌な思いをした数と同じになります。そこで、議員御質問の報告件数と認定件数についてですが、昨年、令和3年11月に実施したいじめの把握のためのアンケート調査において集計した数字が最も新しいデータとなりますので、この結果に基づきまして御報告いたします。当町における昨年11月現在のいじめの認知件数は274件です。そのうち、学校がアンケート調査回収後すぐに実施している個別の聞き取り調査によって継続性があるもの、悪質性の高いものと認定した件数は8件でありまして、内訳は小学校が3件、中学校が5件でありました。これらの事案につきましては、その後の聞き取り調査によって現在は8件全てが解消していることを確認しております。次に、2点目の道内では現在では問題が解決しているとは思えないケースが報道されていますが、当町ではいじめ問題について現在どのような対策が取られていますかについて御答弁申し上げます。新ひだか町では、「いじめ防止対策推進法」の目的や基本理念を踏まえ、全ての子どもがいじめをしない、いじめに遭わないよう、町民全体でより一層いじめの防止等に対応するため、新ひだか町いじめ防止基本方針を策定し、その基本的方策に基づき対応しているところでございます。町いじめ防止基本方針の中では、教育委員会、学校や教職員の責務だけでなく、保護者、地域の責務や役割についても明確にしており、いじめ、特に重大事態と呼ばれる児童生徒の生命や財産が脅かされたり、身体や精神に被害を負ったりしたケースの対処の在り方についても示しております。重大事態に関しては、発生した際には学校は直ちに教育委員会に報告し、教育委員会を通じて町長に報告します。教育委員会は、学校主体の調査では重大事態への対処及び同種の事態の発生防止に必ずしも十分な結果を得られないと判断する場合や学校の教育活動に支障が生じるおそれがある場合には、第三者から成るいじめ防止委員会の設置について判断して、調査を実施し、対応することとなります。学校のいじめ対策については、全学校において学校いじめ防止基本方針を策定し、その基本的方策に基づき対応しており、学校だよりや学校ホームページ等で周知しております。具体的な取組としては、1点目の質問の答弁の際にも述べましたアンケート調査を年2回実施し、嫌な思いをしたことがあると回答した児童生徒に対して追加や個別の聞き取り調査を実施していじめの有無を把握、認知をし、確認して対応しているところであります。また、生徒指導の機能を生かした教育活動や情報モラル教育を行うとともに、関係機関等との連携の下、学校いじめ防止基本方針に基づき日頃から教職員一人一人が研修などでスキルアップを図り、児童生徒との信頼関係を築く中で児童生徒の様子をしっかりと見守り、児童生徒が発するサインやちょっとした変化を見逃さないよう、積極的な認知を進め、未然防止や早期発見、早期対応に努めておりますし、担任や特定の教員が一人で抱え込まないよう組織的な対応を行うこととしております。さらには、生徒指導などで課題がある場合には教育委員会に早急に報告するよう各学校長に指示しており、学校と連携を密にして、迅速な対応により最善を尽くすよう努めているところであります。いじめが起こったときの対処はもちろんですが、いじめに向かわない子どもたちの育成、いじめを起こさない学校づくりにも取り組んでおり、互いのよさを認め合う大切さを学ぶ道徳科の授業等で子どもたちにいじめは絶対に許されないという人権感覚といじめのない社会をつくろうとする資質や態度を育成する指導にも取り組んでいるところであります。

質問 6番 蚊野芳春

回答ありがとうございました。今いじめの報告があったのが274件で、その中で悪質と思われたものが8件、この8件も追跡調査によって解消されたということで問題がなかったということなのですが、今回247件のうちの8件ではなくて、この残り、一旦報告された中で取りこぼされた部分の中で悪質ないじめが続いたということがほかの他市町村で起きたように見受けておりますけれども、今回道新の6月28日の火曜日に、北海道教育委員会でいじめ解消チーム始動という記事が載りました。この辺は地方と北海道との連携というものが問題があったことによって発生したというような報告が若干ありまして、そこの部分というのは今御報告のあった後、ここ直近として変化があったのかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗

課長の壇上答弁の中にもあったのですけれども、いじめの問題に係る調査、これを実施しております。その中で特に悪質なものに関して、それからあとは児童生徒がいじめの行為が止まった後もまだ心ですとか体に不調を訴えるような場合、それからあとほかには例えば保護者との対応がうまくいかないような状況につきましては、北海道教育委員会のほうに相談をしながら対応に当たっているところです。ですので、274件というような数字がありまして、8件ありましたけれども、今回この8件に関しては、それから残ったものに関しては、非常に悪質なものがあって北海道教育委員会に相談するというようなことはしておりませんが、各学校において引き続き継続して子どもたちの様子を見守るといったようなことで対応しているところです。

質問 6番 蚊野芳春

御回答にありましたように、274件のほかの件数で8件以外が悪質ではなかったので、いじめとして認定されなかったという中で、訴えた生徒がその後また継続的にいじめを受けるケースがまれになのですが、あると思うのですけれども、そのときに訴えると今度またさらに悪質になっていくというケースが若干だけあると思うのです。ですので、そちら側の追跡というのは報告が上がらないと追跡されないものなのか、またさらに生徒が父兄に話をして教育委員会のほうに言うようなスタイルを取るべきなのか、そこの辺をちょっとお教えいただきたいと思いますが。

答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗

報告の上がっていないものに関してということなのですけれども、例えばまだ引き続きいじめがあります、嫌な思いをしていますということであれば、児童生徒のほうから担任の先生ですとか、それから学校の先生に相談するというようなことになっております。それから、あとは学校の先生でもちょっと担任の先生に言いづらいというような子どももいるものですから、そういう場合には割と相談しやすいというようなところでは養護の先生に相談するというようなことがあります。もちろん保護者に相談して、そこからというようなこともあるのですけれども、基本的には分かったところで学校のほうに報告が行き、直接教育委員会のほうに連絡が来るということはあまりないです。

質問 6番 蚊野芳春

今のお話でほぼ99.9%いじめというのは起きないなというのは分かるのですけれども、私の経験で、子どもが東京から北海道に帰ってきて北海道弁が分からなくていじめに遭ってしまったということを学校に相談にお伺いしまして、24年前ですから今とは状況全然違うと思うのですけれども、そのときに学校の教頭先生が出ていらっしゃって、うちの学校にはいじめはございませんということを言われてびっくりしたことがあったのです。それは、現在はいじめがあれば教育委員会に相談をし、教育委員会が即座に対応する。ただ、当時学校側がそういういじめというものに対して過敏になっていて表に出したがらないという、何かそういう時代であったのか。それが今現在になっては、いじめということを公にしても学校で隠さずにスムーズに情報が共有されているのか、そこの部分をもう一度質問したいと思います。

答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗

国のほうでも北海道のほうでも、いじめは積極的に認知しましょうということを言っております。ですので、例えばいじめがゼロですというような学校が調査をした場合も、学校のホームページですとか学校だよりで、うちの学校はいじめがゼロですというようなことを公表して、保護者にちゃんと検証を得るというような取組をしておりますので、むしろいじめがありませんというようにして隠すというようなことはないと思います。

質問 6番 蚊野芳春

今御答弁のとおりに動いていればまず安心なのですけれども、ただ1つ、こちら側に日本教育新聞の6月6日のほうに出ておりまして、自民党案として校長先生に加害生徒の登校を拒否する権限を与えるということが出ていまして、どういう流れでこういう形になっているのかなと。学校側できちっと解決できていれば、校長先生にこの権限を与えるというのは一体何を意味しているのか、私この記事読んで意味分からなかったのですけれども、何かお分かりでしたら御回答いただければと思います。

答弁 教育部長 片山孝彦(教育部長は2023年3月まで)

議員今おっしゃいました記事の関係はちょっと承知していない部分もありますので、それについてお答えすることは今の状況では難しいのですけれども、今参事のほうから学校の状況というのはお話ししましたけれども、子ども自身がいじめに遭ったこと、嫌な思いをしたことというのがもし誰にも伝えれなかったとしたら、そこが一番問題になるということになりますので、身近な学校の先生に相談できないということもちょっと想定もありますから、いじめ相談ダイヤルですとか、電話ですとか、メールですとか、チャットですとか、そういう形での取組というか、できる限り子どもの声を漏らさないような体制ということで今教育委員会のほうで取り組んでいるところでありますので、そういったことで当然学校では日々一人一人の先生が子どもたちの様子を注意深く見守るということは当然なのですけれども、そういったことで漏らさないような体制ということで進めておりますので、そういうことで御理解いただきたいと思います。

質問 6番 蚊野芳春

ありがとうございます、いじめ相談窓口というのがありますと、それからあと学校の例えば山田先生という方がいじめ窓口になっていますというようなものが、例えばですけれども、入学式とか、そういう皆さんが聞いている場所で広報といいますか、お知らせするような方法というのを考えられていると困った子どもも相談しやすいかなと今ふと思ったのですけれども、その辺はいかがお考えでしょうか。

答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗

先ほどの壇上の答弁の中にもありましたけれども、各学校で学校のいじめ防止基本方針というのを策定しております。これにつきましては、例えば入学式の際ですとか、それからたくさんの保護者の集まるPTAの総会ですとか、それから参観日の後の全体懇談会ですとか、そういったあらゆる機会を通して周知するようにということで努めているところです。また、口頭だけの説明では分かりにくい部分もあると思いますので、学校だより、それから学校ホームページ等で周知しております。恐らく各学校の窓口は教頭先生になるのかなと思いますけれども、そういった部分も併せて周知はされております。

質問 6番 蚊野芳春

そのように窓口があって、相談して、しかも認知していただいて助けてくれるということが分かればまず安心なのですが、今お話あったように、困った子が脅されるわけです。しゃべるなよとか、陰湿に裏でいじめられたりとか。そうすると、今度相談ができなくなる。ですので、今言われたように父兄の方が、あるいは先生が、友達がいろんな形で見守りながら連携するというのは非常によい方針だと思うのですが、あと解決策として今何種類か考えられるのですが、どうしようもないいじめに関しては転校するですとか、学校に言わないで教育委員会に直接相談するとか、いじめる子の家にじかに行って直談判するとか、父兄会の中でいろいろ訴えるとか、いろんな方法があると思うのです。そういう解決策を取らなくてもいいように、今現在は30年前と比べればかなり風通しがよくなっているということであれば私としては十分満足するものなのですけれども、北海道に帰ってきたときに北海道弁を知らないということで、席ばくるべとか、はんかくさいなとか、いろいろ不思議な言葉が東京で教育を受けた者は分からないのです。ですので、そういうような、若干方言の教育と言ったらおかしいですけれども、そういうのも含めて、いじめに遭わない防止策というのを書いていただけるとありがたいなと思うのですが、その辺はいかがお考えでしょうか。

答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗

方言に特化してというようなことにはならないのかなとは思いますけれども、今学校のほうでも社会のほうでも多様性というのを認めるというような世の中になってきていると思いますので、様々な背景を持った子どもたちがいます。それは、生まれた場所であるとか、育った場所であるとか、もっと言えば国籍であるとか、そういったものも含めて違いを認めていこうというような教育をしているところです。壇上の答弁にもありましたけれども、いじめは絶対に許されませんというような人権意識を各学校のほうで特に力を入れて取り組んでいるところですので、そのように御理解いただければと思います。よろしくお願いします。

質問 6番 蚊野芳春

どうもありがとうございました。これで一般質問を終わりたいと思います。どうも失礼します。

出典:新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月30日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる