みんなの議会

新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月28日

(1)エコスクール事業への取組みについて/(2)和牛センターについて

2022年6月28日、新ひだか町議会の一般質問で、池田一也議員が「エコスクール事業への取組みについて」「和牛センターについて」について質問し、管理課長 田口寛、農政課長 及川敦司、総務課長 上田賢朗、副町長 田中伸幸が答弁しました。

質問者
池田一也 議員
答弁者
管理課長 田口寛、農政課長 及川敦司、総務課長 上田賢朗、副町長 田中伸幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 池田一也

それでは、通告に従いまして2点の質問をさせていただきます。初めに、「エコスクール事業への取組みについて」質問をさせていただきます。エコスクールとは、環境を考慮した学校施設の整備推進事業のことです。今SDGsや2050年のカーボンニュートラル達成へ向けてさらなる取組が急務となっています。この状況の下、国では学校施設での教育環境の向上とともに、学校施設を教材として活用し、児童生徒の環境教育を行うエコスクール事業が行われております。そこで、まずこのエコスクール事業に町はどのような取組をされているのかをお聞きいたします。特にお聞きをしたいのは、省エネルギーへの代表的な取組とされる既存学校施設でのLED化や二重サッシなどへの取組です。直近の状況をお答えください。次に、「教育的効果はどの様にとらえているか」をお聞きいたします。このエコスクール事業により、太陽光発電や自然採光などを取り入れた学校施設での身近な教材を通じて仲間と一緒に環境問題や環境対策を学ぶことができ、科学技術への触発や最新デジタル技術などを学ぶ貴重な教育機会となるのではないかと考えておりますので、教育長のお考えをお聞きいたします。1点目の最後に、エコスクール・プラスについてお聞きをいたします。エコスクール・プラスは、文部科学省をはじめ、関係各省が連携、協力し、学校設置者である市町村がエコスクールとして整備することで国から認定された学校のことを言います。このエコスクール・プラスに認定されると、施設整備費に単価加算措置や補助事業優先採択などの支援が受けられることになっています。そこで、私は学校の新築や増改築事業のときには国のエコスクール・プラスを実施すべきと考えますが、その御所見をお伺いいたします。次に、2点目の「和牛センターについて」お聞きをいたします。まず、開設に至ったその経緯。次に、開設時の目的、主な業務と時代の変化による変更があれば、現在の主な業務をお聞きいたします。次に、私なりに伸び悩んでいるなと感じている町内における飼育頭数、繁殖、哺育、育成、肥育の推移と生産者戸数、転換や複合、新規就農者の推移をお聞きいたします。私は、今から18年度ほど前、合併前の旧静内町議会議員時代に、当時はあった政務調査費を活用し、東京食肉市場で視察をさせていただいたことがあります。その際、幹部との懇談会もさせていただき、特に社長からみついし牛の流通とブランド化を熱く語られたことを鮮明に覚えております。そこで、現在のみついし牛の流通状況とみついし牛のブランド化への取組をお聞きいたします。最後に、「和牛センターの今後の方向性は、どのように考えているのか」をお聞きいたします。町は、令和2年10月に開催された厚生経済常任委員会において、新ひだか町和牛センター運営の状況及び方向性について情報共有としてその考え方を説明されておりました。その後の経過や作業スケジュールの進捗状況についてお答えをいただきたいと思います。以上、1回目の質問とさせていただきます。御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

池田議員から御質問の「エコスクール事業への取組みについて」御答弁いたします。1点目の「国のエコスクール事業について、町はどの様な取組みをされているか」についてでございますが、エコスクールは環境負荷の低減や自然との共生など、環境を考慮した学校施設として整備し、それを児童生徒の環境教育の身近な教材として活用するとともに、教育を通じた環境保全活動に資するものであり、近年の地球規模の環境問題に対する取組の強化としても重要なものであると認識しております。当町における取組実績といたしましては、現在の国のエコスクール・プラス事業の前身制度でありますエコスクールパイロット・モデル事業として文部科学省から認定を受けて、平成15年度に三石中学校において教室床面のフローリング仕上げなど室内環境の木質化を行うことにより、木材の特性を生かし、温かみ及び潤い並びにやわらかみのある教育環境の整備を図ったところでございます。次に、2点目の「既存の学校施設では「LED」や「二重サッシ」などの省エネへの取組状況は」についてでございますが、高静小学校では平成25年8月に御寄附により教室照明のLED化を実施しております。また、三石小学校では令和2年3月から、三石中学校では令和3年3月から、それぞれ学校施設内の全ての照明器具のLED化を実施しているところですし、三石中学校では学校建設時から二重サッシとなっております。また、本年度は国、文部科学省の学校施設環境改善交付金を受けて、学校施設の脱炭素化を図るため、静内小学校と静内中学校の全ての照明器具をLED化する改修工事を実施するほか、静内小学校の暖房機を高効率化等を図るための改修工事を予定しております。次に、3点目の「教育的効果はどの様にとらえているか」についてでございますが、環境問題は全世界共通の緊急かつ重要な課題であり、環境への負荷の低減や自然との共生を考慮した施設整備により、環境教育の教材として、あるいは環境、エネルギー教育の発信拠点としての活用や地球温暖化対策の推進、啓発の先導的な役割を果たすことが期待されます。ゼロカーボン社会の実現に向け、将来持続可能な社会の担い手となる児童生徒が環境問題について理解を深めるとともに、環境を守るための行動を取ることができるよう、課題を発見し、解決する能力やよりよい環境づくりを目指す態度を育むため、学習指導要領に位置づけられる環境教育とともに、地域の特質等を生かした環境教育の充実にも努める必要があると考えております。次に、4点目の「学校の新築や増改築事業の時には、国の「エコスクール・プラス」を実施すべきと考えるがいかがか」についてでございますが、エコスクールの認定を受けるためにはZEB、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル・レディーとして、空調、換気、照明、給湯、昇降機の1次エネルギー使用量が改修前と比べて50%以上削減される見込みであること、さらには将来的に全てのエネルギー消費量を再生可能エネルギー等で調達し、エネルギー消費量を収支でゼロとするZEBを達成する計画を策定する必要がありますので、ハードルが高く、実質的には建て替え事業を想定したものになると言えます。学校施設の整備は、児童生徒への教育的効果を踏まえ、環境を考慮しながら進めることが必要不可欠であると認識しておりますので、御指摘のありました国のエコスクール・プラスの実施につきましては今後の建て替え事業の際には十分に内容を検討しながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

池田議員からの御質問の大きな2点目、「和牛センターについて」御答弁申し上げます。1点目の「開設に至ったその経緯は」についてでございますが、国の減反政策における生産調整が強化される中、水稲を補う転作作物として肉用牛の生産基盤を安定化し、自立する目的として、旧三石町時代の昭和63年に先進地である島根県の経済農業協同組合連合会と覚書を調印し、平成元年に国営等草地開発附帯事業により町が現在地に牛舎等を設置し、和牛センターの運営を開始いたしました。次に、2点目の開設時の目的と3点目の現在の主な業務についてでありますが、開設時は島根県より導入した繁殖素牛からの産子販売や一部を町内生産者で保留することによって地域の牛群の改良を図ってまいりました。その後平成3年からのアメリカとの牛肉輸入自由化を控え、和牛繁殖経営における子牛販売価格の低迷が想定されたことから、肥育を導入した一貫生産体制を進めるため、平成2年度から牛舎を整備して肥育を開始したところであります。現在は、受精卵移植技術を活用した優良繁殖牛造成、町貸付牛事業による受益者から返還された産子等の肥育成績を活用した牛群改良及び一貫経営における産地化形成を主体として取り組んでおります。次に、4点目の町内における飼養頭数の推移でありますが、繁殖頭数は町合併時の平成18年が1,486頭、令和3年が2,590頭、肥育素牛出荷頭数は平成18年が549頭、令和3年が1,511頭となっておりまして、平成15年以降、軽種馬からの経営転換や複合化などで飼養頭数が大幅に増加してきましたが、近年はおおむね横ばい傾向となっている状況にあります。肥育牛出荷頭数は、和牛センターを含む町内のみの頭数となりますが、平成18年が432頭、令和3年が311頭となっており、120頭余りが減少しております。次に、5点目の「町内における和牛生産者戸数・転換や複合・新規就農者の推移は」についてでありますが、令和3年度における和牛生産戸数は70戸となっており、また町の貸付牛事業を利用して軽種馬からの経営転換、もしくは他の作物との複合化などに取り組んだ生産者は42戸となっております。なお、合併時から令和3年度における新規就農者は、法人1件を含む4戸となってございます。6点目のみついし牛の流通の現状と7点目のブランド化への取組についてでありますが、現状みついし牛の生産者は和牛センターを含む町内12戸とえりも町、浦河町及び新冠町の生産者8戸の計20戸で、基本的に全頭を東京食肉市場へ出荷しております。平成3年における出荷頭数は507頭でありましたが、生産者の高齢化や後継者の不足により、10年前と比較しますと200頭余りが減少し、東京食肉市場での販売を基本としているみついし牛にとっては販売力の低下が懸念されるところであります。今後大幅な生産頭数の増加に課題が多いことから、飼料などの経費削減やさらなる肉質と重量の向上による特徴のある和牛生産を生産者及び関係団体等と一体となって取り組み、みついし牛ブランドを維持していく必要があるものと考えております。最後の御質問の「和牛センターの今後の方向性は、どのように考えているのか」についてでありますが、町といたしましてはこれまでの和牛センターの取組などを検証し、今後の在り方について和牛センターの運営の現状及び方向性としてお示ししてきたところであります。その後、議会常任委員会、両農業協同組合、和牛肥育組合や和牛生産改良組合など関係団体等との協議を重ね、御意見や御提言をいただき、現段階においては町による直営での運営を継続することとしております。今後におきましては、和牛センターが行うべきことを改めて整理し、センターの方向性及び当町の和牛振興策を関係団体と連携を図り、策定してまいりたいと考えております。

質問 14番 池田一也

はい。

質問 14番 池田一也

議長、上着外させていただきます。

再質問 14番 池田一也

それでは、一通り答弁をいただきましたので、再質問させていただきたいと思います。それで、まずエコスクールの部分です。答弁の中で平成15年、三石中学校を造ったときにエコスクールのパイロット・モデル事業というのが認定されて、木材をふんだんに使った学校を造ったというお話がありました。僕は平成11年に初めて議員にさせていただいたのですけれども、翌年の平成12年だったと思っているのですが、平成12年頃に静内中学校が移転改築されたと思うのです。三石小学校よりも3年前の話ですけれども、そのときに、エコスクールの様々な事業メニューがありますから、そういうものの中で取り入れて静内中学校はそういうことはやらなかったということでよろしいでしょうか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

静内中学校は、議員おっしゃるとおり、平成11年の11月に竣工しています。そのときには既に、エコスクールの前身事業であります、これは壇上でも申し上げましたが、エコスクールパイロット・モデル事業、この前身事業、確かに平成9年から構築されていまして、そのときにはあったと思いますけれども、このエコスクールの事業には申請はしていないと。また、静内中学校の改築に当たっては平成8年から実は民間の方も入った改築検討委員会というのを設置して議論していまして、平成8年なものですから、平成9年に制度ができた、その情報があったのかどうなのかというのは確かめることはできませんでしたが、そこら辺の情報の伝達は間に合っていなかったのかなとは認識をしております。

再質問 14番 池田一也

確かにこのエコスクール、様々に事業形態変えながら、いろんなメニューを足したり減らしたりというところで、私調べたら平成9年、今も管理課長答弁で言ってくれたと思っていますけれども、平成9年から始まっているようです。ですから、平成12年に開校した学校には計画の段階でそこがタイミング的に取り入れられなかったのかなと思っております。次に、二重サッシのことにこだわってお聞きをしたいのですけれども、近年建具の性能というのは飛躍的に性能がよくなったというのです。二重サッシも、断熱性というのですか、これが前と比べると非常に効率的ないいものになったというところで、これは国が示している実証結果なのですけれども、北海道でやったのか、沖縄でやったのか、そこまで僕調べれなかったのですが、二重サッシに替えた学校で省エネ効果を実際に測定したら、夏場では38%、冬場では27%の電力が削減された。こういう検証結果があるのです。コストだけを考えると13年で大体回収できるだろうと、二重サッシにしたコストが。設置後20年では約800万円の導入効果があるという計算を国では出しています。それがこのような効果が大きいとなれば、今後増改築計画があれば、平成15年に建った三石中学校も含めて、もう19年たっているのですか、平成15年だから。だから、サッシの性能がよくなっているということを考えると、次に増改築予定があればこの二重サッシというものも取り入れるべきと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

二重サッシの件についてでございます。池田議員、省エネ効果が高いということでおっしゃられていましたが、多分国の結果は夏場、冬場トータルしての導入効果、コスト論だと思っています。というのは、夏は、北海道はちょっと少ないですけれども、エアコンがついているところが本州のほうではほとんど今はそれが標準化になってきています。そのエアコンと暖房を併せてそのコスト論は国のほうでも示しているのかなと思っていますけれども、北海道はエアコンのほうは少ないものですから、そこら辺おっしゃられた年数で回収できるかというのはちょっと分かりませんけれども、二重サッシは今後、ある意味標準化していると認識もしておりますので、増改築、または改築、統合改築の際には当然二重サッシの議論は標準的に出てくるのかなと思っております。

再質問 14番 池田一也

エコスクール事業、先ほど平成9年から始まったと申し上げましたけれども、今までで全国的に見ると全国で1,663校がエコスクール事業をやっているそうなのです。ここ10年を見ただけでも、道内だけでも50校がエコスクール導入しております。近隣では苫小牧市の拓進小学校や様似町の様似小学校、これもエコスクールでやっているそうであります。それで、増改築全部含めて、僕は取りあえずは、この近隣というのですか、近くの先ほど言った苫小牧の拓進小学校だとか様似小学校、ここをまず見てくるべきではないかなと思っておりますけれども、どうでしょうか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

現時点で統合改築とか大規模な長寿命化改修というのは予定が決まっているというものはないのですけれども、その際には当然エコスクール・プラスの実施を念頭に置くとすれば、道内でも議員おっしゃられたとおり50校ですか、ただ前身事業の分も入っていると思いますので、実はエコスクール・プラスになりますとハードルがすごく高いのです。エコスクール・プラスを計画して実施した学校が平成29年度以降も二、三十ありますので、近隣でいくと安平にもあるものですから、札幌はもうかなりあるのですけれども、そこら辺の自治体もできれば視察しながら検討を進めていく必要があるのかなとは思っております。

再質問 14番 池田一也

先ほど教育長が教育行政執行方針述べられました。その中で学校再編整備基本計画のことについても触れられていらっしゃいました。それで、先日の総務文教常任委員会でも情報共有ということでお話は担当課からはお聞かせ願っているわけですけれども、年限を言うことは今のところ無理かなと思うのですが、近い将来という表現にさせていただきますけれども、近い将来静内地区においては高静小学校1校にするのだという方針・計画、これはもう既に発表されています。ですから、高静小学校は建て替えた上でという説明でした。統合改築という言い方になるそうなのですけれども、高静小学校を統合改築することになった暁には、幾らハードルが高いと言われようが、答弁にもありました環境教育の教材だとか、教育を通じた環境保全活動だとか、環境問題の取組強化に取り組むためとか、そういうことを考えても、何年後か、でも近い将来ですから、もう既にこの場で統合改築の際にはエコスクール・プラス、これの認定を受けられる学校建設を目指すのだと私はこの場で明言してもいいのではないかなと思っていますけれども、いかがでしょうか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

先ほど壇上でも申し上げましたとおり、かなりエコスクール・プラスのハードルはやはり高い。ただ、地球規模、人類の未来のことを考えますと、国を挙げて脱炭素化、カーボンニュートラル、これ2050年を目指してゼロにするという目標を掲げていますので、高静小学校の移転改築、統合改築の際には当然カーボンニュートラルを念頭に置いた設計を考えていく必要があるのだろうとは思っております。エコスクール・プラスについては、省エネで50%基準より下げて、つくるエネルギーで50%、その分を埋め合わせしてニュートラルにするというような計画になってまいります。今様々なエコに関する設備ありますので、その際にどのようなエコ設備を使っていくのがベストなのか、そこら辺十分に検討しながら、施設整備の際には検討材料にしていきたいと思っておりますし、脱炭素化について言いますと、文教施設だけではなくて公共施設全般に関することになってまいりますので、今後全庁的にも改築の際には、そのようなエコ設備の改修だとかそういう考え方になってくるのかなと思っております。

再質問 14番 池田一也

エコスクールとエコスクール・プラス、これの違いというのは明確ですよね。エコスクール・プラスというのは、学校設置者である市町村、ですから新ひだか町、学校設置者は新ひだか町なわけですから、町に対して認定をするものと私は認識をしております。それで、町長にお聞きをしたいのです、ハードル高いというお話もありました。ただ、いろんな設備など、いろいろかかるものはかかるのでしょう。そういう中で、1回目の質問でも触れましたけれども、整備費の補助、これがメニューによって違うのですが、3分の1とか2分の1の整備補助があるのです。国庫補助の単価引上げ、これが単価加算8%、また地域産材を利用すると補助率2分の1の支援が受けられますという資料がありました。そういう財政的なことも考えればエコスクール・プラスを考えると、理事者のほうからもエコスクール・プラスでいきたいぐらいの答弁はいただけないでしょうか。

答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)

財源等のお話でございますので、私のほうからお答えしたいと思います。先ほどから管理課長等が御答弁していますとおり、やる規模、事業費、そういったものがかなり関連してくるのかなと考えてございます。こちらのエコスクール・プラスにつきましては、かなりハードルが高いというふうなもので、かかる事業費が例えば5億円で終わるもの、それがエコスクール・プラスのほうでやることで例えば事業費が3倍以上に上がるというふうなものになれば、また考えもちょっと変わってくるのかなと。ただ、今の世の中の流れとしてゼロカーボン社会を目指す中で何もやらないという考えはまずないのかなというものもございます。町で今後、国が今ゼロカーボンに向けて進んでおりますので、町においてどの程度のものが対応可能なのか、どの程度のものをしなければならないのか、そういったものについては今後精査をしていかなければならない。そういうふうな流れの中で学校の例えば建て替えだとか、そういったもので根本的に作り直すというふうなものになれば、一定程度の環境に配慮した建物を造らなければならない、基準をクリアできる施設を目指すのであれば、計画を立てて、財源を使って実施していきたいとは考えてございますけれども、今の段階で町のどういうふうな方向でいくのかというものがまだ整理できてございませんので、今後の整理の中で一つの事業の財源というものを有効なものを活用しながら行っていきたいとは考えてございます。

再質問 14番 池田一也

明言はしていただけなかったところですけれども、さっき答弁の中で静内中学校を造るときに、検討委員会を立ち上げて、その中で話し合ってどういうのを造ろうかと決めたのだという答弁がありました。そこで私も思ったのですけれども、高静小学校、これは統合のために建て替えるのはほぼ決まっていると認識をしておりますので、どのような手法で建て方を考えるか分かりませんけれども、静内中学校を建てたときとそう変わらないやり方するのではないのかなと思っているものですから、そういう検討をする。各界から集まって恐らく検討委員会みたいのをつくるのでしょうけれども、その場には少なくともエコスクール・プラスに合致する、実施となれるような、そういうところをまず目指しましょうぐらいは、少なくともそこから始まるべきだと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

統合改築、いつの時点になるかは今まだ不確定なところはありますけれども、大規模な建物になりますとその設計の手法というのもいろいろとあります。例えば設計コンペ、プロポーザル、従来型の入札方式というような方式もありまして、検討段階では事前には静内中学校建て替えのときと同じように庁内での発注者側としての考え、コンセプト、そういったものはやはり検討しなければならないと思いますので、いずれにしましてもこのような検討委員会の設置は念頭に出てくるとは考えております。

再質問 14番 池田一也

庁内のいわゆるコンセプト、基本理念から、そこら辺は町の姿勢として打ち出して、この計画を進めていくべきだと改めてお話をしておきます。では、エコスクール終わりまして、次、和牛センターについて何点か再質問させていただきます。それで、和牛センターは平成2年10月の厚生経済常任委員会で説明があったのだと壇上でもお話をさせていただきました。それを受けて、厚生経済常任委員会としては調査項目に掲げて、そして12月には調査報告書を出して、同じく12月には町長に対して政策提言も行わせていただいております。そういう意味で、12月に出した政策提言をどのように生かされ、どのような考えを今お持ちなのか。そういう意味も含めて今回和牛センターについて質問をさせていただいております。まず、お聞きしたいのは、先ほど来出荷頭数だとか教えていただきました。それで、和牛センターだけでは年間何頭出荷しているのでしょうか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

和牛センターの年間出荷頭数の関係でございますけれども、昨年の令和3年度の出荷頭数では89頭出荷してございます。それで、これまでの和牛センターの出荷頭数の推移ですけれども、平成13年頃までは大体160頭から170頭の出荷をしてございました。その後令和元年頃までは100頭から120頭、そして令和2年度頃からは70から90頭というような出荷をしているところでございます。

再質問 14番 池田一也

先ほど答弁で、みついし和牛の流通で聞いたときに戸数は他町も入れて20戸だと、出荷頭数は令和3年度で507頭で、10年前に比べたら200頭減っているという答弁でした。令和3年度ですと507頭中89頭が和牛センターから出荷されたということになります。ですから、和牛センターはみついし和牛の大きなウエートを占める牧場となっていると思うのです。それで、さらにお聞きしておきますけれども、新規就農者が法人も含めて4戸だと、ここ数年あまり僕は新規就農が入ったと聞いた記憶がないのですけれども、直近で新規就農となられた法人・個人は何年度が何人、この4戸の部分だけでいいですから、いつ新規就農となったのか教えてください。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

新規就農者の就農年度なのですけれども、合計で法人含めて4戸就農してございますが、令和2年度に1件、個人です。令和元年度に1件、これは法人。そして、平成28年に2件、個人です。それで本来新規就農する場合は研修を経て就農するような形態を取ってございますけれども、この4件のうち1件、平成28年に就農した1件の個人農家の方だけが和牛センターで研修を終わって就農していると、その他につきましては直接研修を経ないで就農したというような状況になってございます。

再質問 14番 池田一也

ですから、和牛センターの存在意義というのは新規就農者への技術指導だと思っているのです。ですが、言ってみると和牛センターを活用して新規就農にたどり着いた方というのはここ数年で1件しかないというのが現状ですよね。さらに、頭数も随分減ってきている。農家戸数も減ってきている。これは肥育の話を私していますからね、素牛だとかはちょっと考えから外して、肥育の部分のお話に限って言わせていただいておりますけれども、令和2年の10月に常任委員会で言ったやつの議事録今手元にあるのですけれども、これは職員、課長が言ったことなのですけれども、肥育農家の経営技術向上は現在は特に技術指導などは行っていないと言っています。それと、私今一番そうだなと思っているのは、和牛センター条例に定める和牛の飼育や管理技術の向上目的はおおむね達成され、現状みついし牛の生産・出荷が主な業務となっている状況と言っています。ですから、さっき主な業務は何ですかとお聞きをしました。明確な答弁はなかったかなと思っていますけれども、技術の向上を農家さんたちに伝える。少しでもA5ランクとなる牛を多く生産できる技術を得てほしい。そのために和牛センターというのはあるのだと私は思っているのです。昭和50年代だったと思いますけれども、北海道知事からもそういうことで技術のことで表彰されている。僕10年も前に和牛センターの質問したことあるのですが、そのときにお話もさせていただいたことがあります。そういうのがあって、新規就農だ、技術の伝承だ、いろんなことを和牛センターが開設時は担っていたはずなのです。ただ、今現在は一番多頭数を出荷できる牧場となっている。そうなってしまった。そう思いませんか。どうですか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

確かに開設当時はまだ肥育技術がなくて、これから繁殖の素牛がアメリカの輸入自由化によってなかなか農業所得が上がらないというようなところから、肥育技術を導入して肥育農家を育てていこうというようなことでやってきました。それで、議員おっしゃられるように、今現在約20%の牛を和牛センターが担っているというような状況もあります。これまで30年間和牛センターを通して農家さんの技術もかなり向上してきております。それで、牛の格付もA5・A4というようなものがございますけれども、そのA4・A5の率も70%を超えるようなかなり高い技術になってきております。そして、A4も含めた上物率は95%以上のかなり最高級のお肉を出せるような技術になってきてございます。そういったことも含めて、当初の和牛センターの役割というものは今は大分状況が変わってきていると認識してございます。それで、令和2年のときに和牛センターの方向性というものを打ち出して、一度そこら辺の見直しを考えたところではあるのですけれども、これまでの議会、農業協同組合、農業者との意見交換を経て、もう一度必要となる和牛センターの在り方について再度見直しをしていきたいというような思いでいるところでございます。

再質問 14番 池田一也

ですから、壇上で和牛センターが開設時の目的、主な業務は、そして現在の業務はと聞いているのです。開設したときは、その時代背景があって、そういう目的があって開設をいたしました。時代が流れました。そして、皆さんの努力によってA5・A4、かなりの率になりました。ただ、市場価格はどうでしょうか。いろんなところの和牛の生産地が増えて、みついし和牛がブランド化されたといったって五百何頭ですよね。私さっき東京食肉市場へ行ったことがあるとお話ししましたが、そこの社長が力説していたのは600頭作れと。大分前にも議会で言ったことありますけれども、600頭作らないとブランドとは言わないのだというお話がありました。それが残念ながら今500頭台、500頭ぎりぎりぐらいまで下がってしまった。そういう中で、みついし和牛がどうやったら生き残れるのだろうか。それと、個々の農家の収益性がいかに上がるかなのです。今は飼料の高騰、資材の高騰でさらに厳しくなるのではないかということが心配をされておりますけれども、今までと同じことをやっていたらみついし和牛の価格は変わらない。上がることはまずない。だからこそ、僕は新たな業務を打ち出すべきだと思っているのです。それがいろんな方、先輩方にお話を聞くとA5の牛、A4の牛、それは皆さん大体技術はできた。飼い方も、餌をやって、みついし和牛だといって出して、結構東京食肉市場でも評判いいと。ただ、これから大事なのはおいしいお肉だと思うのです。おいしいお肉というのは、個々で好みがあって、差があるだろうと思われるでしょうけれども、今うまみ成分って計算できるのです。その数値まで出るのです。やっぱり市場価格は、うまみ成分の数値が大きい牛ほど高値で取引されます。だからこそ、私はA5・A4多数出荷できるような技術を得たみついし牛の生産農家、この人たちに次は和牛センターが中心となって、おいしいお肉を作るためにはどうしたらいいか、こういう研究をすることが私は和牛センターの存在意義になるのだろうと思っているのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

これまでも牛肉の格付は、高い肉が高値で取引されるということで、みついし牛におきましても最高級ランクのA5を目指して今までは出荷してきてございます。ただ、近年は池田議員おっしゃられるように、格付のほか、肉の味、脂肪の質、いわゆるおいしさというものが着目されてきております。そういったことで、みついし牛におきましても既においしさを数値化したおいしいと判断されるオレイン酸という割合が一定基準を達成したものについてはそれを開示して、そして差別化した市場出荷をしているという状況にございます。今後につきましては、この格付も当然大事なのですけれども、おいしさというものが非常に重視されてきていることが考えられますので、引き続きA5・A4を出す、上物率を高めるというのは基本に、おいしさの数値となるオレイン酸の数値も高めるような肥育技術にやはり取り組んでいかなければならないかなと考えてございます。

再質問 14番 池田一也

そこで大事なのは、和牛センターの技術としておいしいお肉を作るのだと、一定基準以上の数値になるように肥育するのだ。これはもちろん大事です。ただ、和牛センターは町営でやっているからこそ、個々の農家に、農業協同組合も含めてその技術のフィードバックというものをした上で、個々の農家が生産する肥育牛も一定基準以上のうまみ成分を得れるような飼養管理の仕方だとかを含め、餌も含めですよ、全部含めてこれをフィードバックするのが和牛センターの存在意義とすればいいのではないかなと思っているのです。ちょっと観点ずれるかもしれません。私この奥の豊畑というところに住んでいます。高校は静内高校酪農畜産科、牛の勉強をしていました。馬がやりたくて入ったのですけれども、牛もやっていました。そこで、新冠種畜牧場ありますよね、今名前は変わっていますけれども、当時はいい種牛を作るための施設だったのです。いろんなデータを取っていました。種牛の精液を人工授精して結果を見るのです。だから、その種牛からどれだけの乳量、いいミルクが出るか、これのデータを取るために雌牛をいっぱい飼っていたのです。これは、研究のためです。その上で、そのデータをいろんな酪農家に示していた。だから、酪農家の技術が向上した。僕はそう思っているのです。またちょっと話それるかもしれませんけれども、だからこそ、古い人なら分かっているのです。ディーンウォーカー・スカイラーク・ミソノという種牛が生産されました。これ古い話で、知っている人はまずいないと思うのですけれども、私はああいうところできっちりと研究したから、そういういい種牛が生産されたと思っているのです。だからこそ、同じようなもので、いい和牛を生産しようと思ったら、和牛センターがしっかりと調査研究、そしてフィードバック、そうすることによって個々の和牛農家が収益も上がるし、収益が上がれば新規就農、また後を継ぐ人も増えてくるのだろう。だからこそ、そこに僕は和牛センターの存在意義を求めるべきだと思っています。しつこいようで悪いのですが、何か御感想があればお聞かせください。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

これまでの和牛センターは、20%ほどの出荷を担っているということで、どちらかというと出荷をする施設だというような見られ方をしておりました。ただ、確かにそういうところもあったのですけれども、今回この時代に入りまして、そこも含めて和牛センターの本来担うべき役割、業務をしっかりと農業者、農業協同組合と協議をしながらやっていかないといけないという認識でおります。それで、今現在、先ほど肉質の話になりましたけれども、おいしい肉、格付の高い肉を作るためにはいろいろな試験関係をやっていかないといけないということで、今既にそこら辺のサイレージを使った給餌方法の研究・試験も進めております。そういったことを農家さんが独自でやるということはリスクが高いものですから、そういった部分を和牛センターが担って、農業者、農業協同組合にフィードバックをして、今後、農家の農業所得の向上に向けて進めていかなければならないかなと考えてございます。

再質問 14番 池田一也

和牛センターの今後についてちょっとお聞かせ願いたいと思います。和牛センターの今後の方向性です。さっきも言いました。令和2年10月に所管の委員会で説明があったと。そのときの説明では、この計画の完了が令和5年度となっていたのです。令和5年度に、中身をよく見ると要は町直営をやめると取れる内容のものです。令和5年度、だから正確に言うと令和6年3月いっぱいまでと考えていたとしても、1年半以上はあるけれども、2年は切ってしまっております。私の耳には具体的に和牛センターどうするのだというのは全く聞こえてこないのです。ですから、あと1年数か月、2年弱となった今の時点で計画どおりいっていないのではないのかなと思っているのです。令和5年度で終了するはずの計画は今どうなっているのでしょうか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

和牛センターの方向性なのですけれども、先ほど壇上のほうでもちょっと触れさせていただきましたが、令和2年に策定した方針では令和5年度をもって町直営を廃止するというような方針を打ち立てました。その間いろいろな関係機関・団体と協議を進めてきて、いろいろな御意見をいただいて、今段階では町の直営を継続するというような方針に転換いたしました。そういうようなことで、継続していくということでやっております。

再質問 14番 池田一也

確認させてもらいますけれども、当面の間という、いついつまでときっと言わないだろうから、当面の間といったら、皆さんそれぞれ受け止め方はいろいろあるでしょうけれども、当面の間は町直営でやるということですね。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

はっきり時期は申し上げられないのですけれども、町直営でまずは行っていくと。ただいつまでも町直営でやるという考えも持っておりませんので、これにつきましては関係機関・団体と協議しながら、どういう運営体制がいいのかということを模索しながら検討してまいりたいと考えてございます。

再質問 14番 池田一也

しつこい聞き方になりますけれども、計画があったわけですよね、令和5年度末で終わるであろう。その計画の終了年を延ばしたという意味なのか、その計画を全て白紙撤回した上で関係団体とゼロから協議する、そういう姿勢なのか、どちらなのでしょうか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

白紙撤回ではありませんけれども、まずは町直営を廃止するという考えを見直して、まずは和牛センターでやるべき役割を再度関係機関と確認しながら、再出発ではないですけれども、そのような再生和牛センターみたいな考えでやっていきたいなと今考えているところでございます。

再質問 14番 池田一也

町が令和5年末で町直営をやめるのだと、そういうのを令和2年に打ち出した。そのことによって、農家の方も農業協同組合も含めて、動揺というか、うまく思いが伝わらなくて、いろんな意味で疑心暗鬼になって、何を町がやっても廃止のために今これをやり出しているのだみたいな話になってきましたよね。これは、去年やった厚生経済常任委員会の調査項目でしたので、委員会として現場に行ってお話聞いたりという中で出てきた。私たちもそれは見聞きしました。そういう意味では、令和5年度末というのはなくなったのだというときに、関係団体と話しするときに、あの計画を先延ばししただけなのだと言ったら、また農家の方は、町直営をやめるのが年度が延びただけで方針変わっていないではないか。またそこで疑心暗鬼的なものになりませんか。私は、全部白紙にした上で、フリーにした上で今後の和牛センター及び和牛の生産という産業をどうするのか、そこから皆さんと一緒に考えるべきだと思うのですけれども、いかがでしょう。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

今回の町直営の廃止見直しにつきましては、一旦打ち出しましたけれども、それを白紙ということではなくて、まずいろいろな関係団体と相談なり意見交換をして、まずはもう一度和牛センターの今までやってきた業務が果たして農家さんに求められているものだったのかどうか、そういったところも含めて、本来役場、行政がやるべき施設として町民の理解を得ながらやっていくにはどういったものが必要なのかというところを再度改めて考えながら再スタートしたいなと思っております。

再質問 14番 池田一也

関係団体との意思の疎通というのは本当に大事だと思うのです。ちょっとした言葉の行き違いで誤解されたりするわけですよ、悪く取られたり。まさに今回それだったのかなと思うものですから、もう一度みんなと一緒に考えましょうと言われても、僕はそこに信頼関係があるのかなというとっても心配なところがあるのです。町長が先ほど所信表明で言っていましたけれども、3つの「ワ」と言っていましたよね、まさにそこだと思うのです。今産業建設部長と名前を変えましたけれども、部長も替わった、副町長も替わった、そして町長は今までどおり町長。幹部たちも一緒になって、関係団体との議論の中に入り込んで一緒に考えるということが大事ではないのかなと思うのです。要するに前の反省点を述べているのですよ、原課だけでやるのではなくて、町全体の基幹産業だと捉えて、町長も参加した上でいろんな協議だとか、そういう場も設けるべきではないでしょうか、どうでしょうか。

答弁 副町長 田中伸幸

昨年、一昨年の経過も含めて私のほうからお話しさせていただきたいと思います。厚生経済常任委員会に提出した資料をもちろん両農業協同組合にも提出しておりまして、2度ほど上層部のほうと打合せはしたのですが、はっきり言ってその時点で、おまえらの考えは要らないというような感じで話合いが何もさせていただけなかったのです。それが1年ぐらい続いて、このままでは何も進展しないということで、直接当時の組合長のほうに私と課長で伺いまして、時間もたったことなので、これを白紙撤回するだとかなんとかという話ではなくて、この資料をベースに皆さんとお話合いをさせてくれということで、農業協同組合の幹部とかでなくて、例えば肥育組合となってしまうと上の方も下の方もいるので、いろんな世代の方と打合せは実はやっております。これは、三石の生産者だけではなくて、静内のほうの和牛を取り扱っている生産者、もちろん農業協同組合も含めて打合せしておりまして、今、素牛生産者も肥育に興味を示している方もおりますし、逆に肥育の若い世代の方は和牛センターなくたって俺らで十分だよねという考えの人もおります。そういうことを、もともと何年か前は町の考えは何だ、まかりならぬ、和牛センターは絶対必要なのだという考えが1つありました。そういう方ももちろんおりますけれども、今まさに若い世代が中心になって肥育やっておりますので、そういう方たちは実はそれほど求めてはいないというのが分かって、逆にこれから始めようとしている子牛を生産している方々はセンターが必要なのではないかという考えも私たちのほうで十分分かりました。これはまだまだ話合いの途中でして、結論が出た話ではないのですけれども、そういうことを総合しながら、誰かのためにとか、肥育組合のためにではなくて、町全体でみついし牛のブランド力を上げるにはどうしたらいいかというのを産業建設部全体で取り組んでいるところではあります。また、種牛についても、今は町というよりオール北海道でジェネティクス北海道というところで、優秀な種を見つけてはそれを持っていって、そこで研究して、肥育してフィードバックしていくというやり方をしておりますので、町内にも何頭か、和牛センターも含めて肥育農家から種牛を持っていって、研究して、それを育てていいものを回しているというやり方しておりますので、種だけの研究でやるとなると改良センター規模のものが必要になりますので、これからそういうことも含めて肥育組合だけでなくて、いろいろな方の意見を聞きながら、どうしたらいいかというのを、近いうちに方向性は示したいと思っております。

再質問 14番 池田一也

新冠、あっちは種牛の例を私出しました。それも和牛センター、種牛のことも関わりながら、おいしい肉、それを作るためにはどういう技術があるか、技術開発、餌も含めて。さっきサイレージと話されましたよね。そういうところの研究をすることによって、何せ単価が上がって収入が上がるのですよ、粗収入が、農家収入が。そこが大事ではないですか。だからこそ件数も増えるのだと思うのですよ、そうなれば。だからこそ基幹産業だとさらに言っていけるだろうと思うものですから、今後の展開は期待していきたいなと思っております。最後に、令和5年度末までに町直営やめるという計画は、白紙撤回か先延ばしはちょっとはっきりしないので別として、令和5年度末に直営をやめるということはないようだと。では、いついろいろな話合い、いつまでもというわけにもいかないものですから、いつまでに一定の結論を出すのだと、そういう考えがあるのでしたら、教えていただきたいです。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

現段階においての和牛センターの直営期間につきましては、先ほど申し上げたとおり明言はできないのですけれども、和牛センターで担うべき役割というものをしっかりと今年内部で検討し、あと農業協同組合・農業者とも協議を進めて、できれば来年、令和5年度から新たな事業というか、和牛センターでそういった業務を進めていければというような考えは今持っているところでございます。

再質問 14番 池田一也

あまりしつこく聞いてもあれなので、これで終わりますけれども、本当に関係団体全てが全てということないのかもしれませんけれども、町長がもちろんリーダーシップを取りながら、この基幹産業を発展するためにはどういう方法で和牛センターを活用したらいいのか、そこら辺は、くどいようですけれども、いろんな方と十分な話合いの下で方針なり計画なりを決めていただきたいと思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。

出典:新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月28日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる