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下川町議会 令和4年6月会議 2022年6月21日

火災時における町内の消火栓及び防火水槽の数の増設について

2022年6月21日、下川町議会の一般質問で、大西功議員が「火災時における町内の消火栓及び防火水槽の数の増設について」質問し、町長 谷一之が答弁しました。

質問者
大西功 議員
答弁者
町長 谷一之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 大西功

長時間にわたり…一般質問、私が最後でございます。聞くところによりますと、町長…この定例会議前にちょっと腰を痛めたということを伺っております。立ったり、座ったり、本当にちょっと大変じゃないかなというふうに思いますけども、一日も早く治られるようにお見舞い申し上げます。私の質問はですね、確認の意味で、もう一度ちょっと町長にどうしてもお聞きしたいことがございます。私の質問、とにかく短く熱くいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、去る 4 月 29 日、町内の割箸工場が全焼した火災は記憶に新しいところでございます。火災通報から消防団員を招集するための大サイレンが鳴ったのが、午前 9 時 46 分でございました。それから鎮圧宣言されて団員が現場から引き上げたのが、午後 4 時 45 分です。実に、7 時間消火活動を続けた大きな火災でした。署員の方々は、さらに夜通し消火活動を続けたと聞いております。工場の規模的に長時間の消火活動になるのは当然なのですけども、今回の火災場所は、木工場密集地帯といっても過言ではない場所だと思います。その割には、消火栓、防火水槽の数が明らかに少ないと感じます。水利が少ないために思うような消火活動ができなかったことも、鎮圧まで長時間有した原因となったことも考えられます。そういった木工場が数軒集まってる場所に、防火水槽の増設が喫緊の課題と思われますけども、町長の考えをお聞きします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

大西議員の「火災時における町内の消火栓及び防火水槽の数の増設について」の御質問にお答えしたいと思います。はじめに、4 月 29 日に不幸にして発生した南町の製箸工場での火災におきましては、ゴールデンウイーク中にもかかわらず多くの消防団員の出動により鎮火することができました。改めて消防団員の皆様の献身的な活動に対し、町を代表して感謝申し上げる次第でございます。さて、御指摘の消火栓及び防火水槽についてでありますが、現在町内では、国の定める消防力の整備指針に基づき消防水利の効果的な配置を実施し、現在、消火栓 112 基、防火水槽 32 基がございます。議員の御指摘の火災現場となった南町の東側地域についても、消防力の整備指針上の「準市街地」として基準に沿った設置がなされていたものでありました。しかしながら、火災時に燃え広がりやすい材木等の原材料の大量の集積が常時なされており、防火上考慮しなければならない実態もあることから、消火栓・防火水槽の増設について検討してまいりたいと思います。引き続き、万全な消防力により町民の安心安全な生活環境の維持について努めてまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。以上です。

質問 3番 大西功

私は、平成 27 年の 9 月ですね…消火栓と防火水槽の増設の必要性を訴えて一般質問をしています。その時、特に市街地にある木工場周辺の防火水槽の増設を訴えて、町長の考えを伺っています。その時の町長の答弁は、「必要箇所への重点的な強化を含めながら、全町的な消防水利の充実強化を図る。」と答弁されているんですよ。そして担当課長も「今後、全体的に消火栓を増設できる所は増設する。また、必要とする所で消火栓の増設が難しい場合には、防火水槽を増設するというような…そういう計画をもって、今後、全町的な消防水利の強化を進めていく。」と答弁されているんですね。そして、翌年の平成 28 年 9 月にも、私はしつこく…その後どうなっているのかというような質問をさせてもらいました。その時も…ほぼほぼ同じ答弁。私…今回で 3 回目になるんですね。それで、町が消防水利の強化として行ってきたというのは、全くやってないわけではなくて、まず、北町の木工場前の消火栓を細い水道管から 200 ㎜の太い水道本管への移設、防火水槽の新設では、北町のごみ集積場に 1 基、五味温泉の周辺にも 1 基、新しく防火水槽が建てられました。それ以降、全くもって消火栓新設、また防火水槽の新設の実績はありません。私が指摘した市街地の木工場周辺の防火水槽増設は、結局今日まで増設されていないという形になりました。そこで町長は、それをもってといいますか…その 2 か所の防火水槽新設をもって、一旦の強化は終了と考えて、その後の増設…ましてや検討もなかったのか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これは…なかったわけではなくてですね、常に防火水槽、あるいは消火栓も含めてですね、町内の様々な設備については検討しているわけであります。ただ、どうしても財源の問題があってですね、それを計画的に進めていく上で、その財源と見合う…そういう計画を今後も立てていく、そういう予定はしてございますので、そのへんはまた…議員が期待されるだけの規模になるかどうかというのは、まだお答えできないところがございますけれど、いずれにしても、常に消火の設備については検討している状況でございますので、御理解いただければと思います。以上です。

質問 3番 大西功

まず、今回の火災が起きた工場周辺にはですね、私も調べたところ、消火栓が 4 か所あるんですよ。その消火栓をつないでいる水道本管は、直径 100 ㎜…10㎝の細いもので、しかも四つの消火栓全てが…その 1 本の水道本管につながっているんです。周辺に 4 か所も消火栓がある、そしてちょっと離れた所に防火水槽が一つあるといって…まだ大丈夫だろうというような考えをお持ちでしょうけども、1 台の消防車がですよ…どれか 1 か所の消火栓につないで水を吸い上げたら、ほかの消防車が残りの消火栓につないでも、ほとんど水が出てこないんですね。ちょろちょろは出ますけども、満足な水量を得られないんです。これはもう水の取り合いですね。直径 10 ㎝というような水道管の細さからくる原因だと思いますけども。繰り返しますけども、消防署員、消防団の方々が必死の消火作業をしても、思うように水が出ないのも、消火まで長時間費やした原因の一つと考えてもいいと思います。しかも、その時の周辺の家庭では、何時間も…消防車両が水を引っ張るもんですから、家庭にはほとんど水が出てこないというような状態が続いてたわけなんですね。それで、浄水場の更新もこれから計画されているんですけども、現在の浄水場の貯水量よりも、新しい浄水場はもっと少ない貯水量の計画と聞いています。そういったことから、町内の水道本管を太くするということは少々無理があるのかな…町長がよく言う財源、これはもっとお金がかかるんではないかなというふうに思います。であるならば、やはり防火水槽を増設するというのが…もう水を貯めておくというのが得策というふうに私は考えるわけでございます。また、今回の火災の起きた割箸工場ですけども、事業承継の話も進み、従業員の方々も仕事を続けられると喜んでいた矢先の火災だったわけです。火災の火は消えましたけども、消してはいけない…消えてはいけない産業の火まで消えることになってしまったんです。今後、そのような火災が起きないと言い切れない以上、素早い消火のためにですね、消防署と協議を重ねていただき、もう少し…財源のこともありますけども…優先順位を上げていただいて、もう一度全町的な消防水利の強化を進めていただくようお願いしてですね、私の質問はこれで本当に閉じますけども、最後に町長の…まだ何かありましたらよろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

災害は想定できないことがたくさんあってですね、完璧な整備をしていても、どうしてもその災害を治めることができない場合もあります。しかし、一定程度、整備をすることによって、災害の対策を図っていくことがかなうことがありますので、そのへんは念頭に置きながら、今後、防火水槽についての計画等を、消防の方としっかりと協議してまいりたいと思いますので、御理解いただければと思います。以上です。

出典:下川町議会 令和4年6月会議 2022年6月21日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる