みんなの議会

下川町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月19日

谷町政一期目の総括について

2018年12月19日、下川町議会の一般質問で、宮澤清士議員が「谷町政一期目の総括について」質問し、町長 谷一之、農務課長 市田尚之、森林商工振興課長 宮丸英之が答弁しました。

質問者
宮澤清士 議員
答弁者
町長 谷一之、農務課長 市田尚之、森林商工振興課長 宮丸英之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤清士

それでは通告に基づきまして、一般質問を行います。谷町政の一期目の総括についてということであります。町長は、町民の皆さんとの「120の約束」をまちづくりの基本概念及び政策の柱として、五つの項目を掲げています。活力と潤いのある下川ということで、一つ目に経済の循環。資源をいかした魅力ある町ということで、二つ目の資源の循環。それから、優しさと幸せのあふれる町ということで、暮らしの循環を掲げております。それと、四つ目に情報の循環。これは人と人との豊かなコミュニケーションということであります。五つ目に人材の循環、住民が主役で活躍のできる町。これら町政を担い、4年が経過しようとしていますが、これらの項目の達成割合と安斎町政から継続したものは何項目あるのか。また、「幸せ日本一」はどの程度達成したのか伺いたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

宮澤議員の「谷町政の一期目の総括について」の御質問にお答えしたいと思います。御承知のとおり、私が平成27年の5月に下川町長に就任して以降、「幸せ日本一のまち」を目指し、政策の柱となる「経済の循環」、「資源の循環」、「暮らしの循環」、「情報の循環」、「人材の循環」の五つの概念の施策が長期にわたって繰り返し反映されるよう、「社会循環」を礎に、本町の活性化等のため「120の約束」を掲げ、町政を担ってきたところであります。具体的には、その実現に向けて、各政策の柱を軸に様々な施策を実施してきておりますが、はじめに「経済の循環」では、農業、林業・林産業、商工業、観光などの施策として、各種産業の振興等に向け「産業連携会議」を設置するほか、下川町産業活性化支援機構に「タウンプロモーション推進部」を設置し、人材確保に努めるとともに、畜産クラスター事業の推進などにより、各種基盤整備を進めてきているところであります。次に「資源の循環」では、森林資源の活用を促進するため、高性能な林業機械・設備導入支援に係る林業・林産業振興事業や、国の制度を活用した空き家対策総合支援事業などにより、空き地・空き家の有効活用などの施策を進めているところであります。次に「暮らしの循環」では、医療、福祉、生活環境などの施策として、「福祉医療連携会議」を設置し、福祉・医療従事者の人材確保に向けた手当等の処遇改善や子育て支援、町立病院へのCT導入、電子カルテの整備、情報連携など、医療環境の充実、住宅の整備などの施策を進めているところであります。次に「情報の循環」では、情報告知端末などの活用による情報の拡大などの施策を進めております。最後に「人材の循環」では、教育施策や町職員の意識改革などの施策として、ICTを活用した教育環境の充実や人事評価の実施などの施策を進めております。「120の約束」全体においては、概ね90%弱の達成度となっているところであります。安斎町政から継続している施策等につきましては、約7割でございまして、今後の住民ニーズを的確に把握し、新規施策の追加や継続事業の拡充を行いながら取り組んでいるところでございます。また、「幸せ日本一のまち」はどの程度達成したかでございますが、これら以上のことを踏まえて、私の実感としましては、8割程度かと感じているものでございます。まだまだ十分なものではないと認識してございますので、今後も町民の皆さんや議員各位の御意見をいただきながら、幸せ日本一のまちの実現に向けて努力してまいる所存でございます。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。以上です。

質問 2番 宮澤清士

120の約束は概ね90%弱ということであります。残り10%の約束はどのようなものなのか。それと、安斎町政から継続した施策などの残り3割の施策はどのようなものなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

ちょっと手元に公約の…がございませんけれども、現実に着手はしましたけれど、なかなか熟度を高めていくことができなかったもの、それから新規でも着手に間に合わなかったもの、こういうところが施策の中に…公約の中にいろいろございますので、残された期間の中で限りなく100%に近いところまで努力をしてまいりたいと思います。以上です。

質問 2番 宮澤清士

手元にないから分からないということなんですけれども…ここに今あるわけなんですけど…自分が立てた公約なので、それは全部…町長は当然頭に入っているものと思っておりました。先ほど、同僚議員がかなり質問をしておりますけど、私の方からは特に経済の循環ということで、農業施策…その中で12項目ほど挙げております。町長の公約を見て言っているわけなんですけれども、その中で、施設栽培の拡充を図り、バイオマス熱供給を含めた営農システムの構築を行うというのがあります。農業施策の4番目です。それと5番目に、農産ブランドとしてのフルーツトマト、キヌサヤ、小麦など…ということは蕎麦も入っていると思うんですけれども、これの安定生産と商品開発を推進するということになっております。それと、遊休耕作農地の解消と活用を図るとなっているんですけども、これについてお伺いしたいと思います。今、申した点について、どのように実施をしたのか、また、できないものがあったのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

まずはバイオマス熱供給を含めた営農システムの構築についてでございますけれども、これについては昨年、熱電併給の事業に取り組む提案をさせていただきましたけれども、残念な結果になりまして、これはかなわない段階になりましたけれども、ただ、民間事業者の方が来春から供用開始するということで、この点についてはまだ可能性が残っているんではないかと考えているところであります。農業者の方からも要望書、要請書が挙がってきておりますので、どういうかたちでそういう取組ができるかというのは、また今後検討をしてまいりたいと、このように考えております。また、下川町のフルーツトマトをはじめとした様々な品種でございますけれども、本町は平成5年から約25年かけまして施設栽培に支援をしてまいりました。特にビニールハウスへの補助を強化してまいりまして、今年度、10棟を含めまして、およそ600近くのビニールハウスが設置される予定をしております。そのうち町としても大体8割ぐらいの支援を…25年間の中でさせていただきまして、一定程度、後継者が戻ってきたり、あるいはまた新規就農者が増えたりと、こういう結果に相成っているんではないかと思っております。そこで下川町がブランド化を…フルーツトマトに限らず…していく上では、農業生産者の方はもとより、JA北はるか、さらに関係する機関の方々と協力し合って、そして下川町のブランドづくり、そして生産の強化を図っていければよいのではないかと考えている次第でございますので、御理解いただきたいと思います。また、遊休耕作農地の解消でございますけれども、これも農業委員会ともいろいろ協議をさせていただいているところでございますが、離農する方々の考え方もございますでしょうし、そしてまた新たに拡充をしていきたいという現状の農業者の方々もいらっしゃるでしょうから、そういうマッチングもいろいろと考えていきながら、こういう耕作放棄地のないように、これからも継続して取組をしてまいりたいと考えている次第でございます。以上です。

質問 2番 宮澤清士

先ほど言った120の約束のうち、90%の残りの分、それがどのようなものだったのか。それと、安斎町政から継続した施策の残りの分はどのようなものだったのか…報告がなかったのでお願いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

全部言うと…あれなんですけども、主なものを考えますと、今のバイオマス関係が…熱電併給の関係が営農システムとして一つ考えられるのではないかと思っています。また、観光施策の面で見ましても、サイクリングロードのマップ作成、あるいはサインの設置、こういうところもまだ未実施のところがあります。さらに、手延べ麺のものに関しましても、着手をして調査、聞き取り等いろいろやってまいりまして、最終的にはまだ未解決のところがございまして、こういうところもいろいろと検証していく必要があるんではないかと考えております。こういうところが120の公約の中で未実施、あるいは着手したけども熟度が高まらなかったというものでございますので、御理解をいただければと思っております。以上です。

質問 2番 宮澤清士

バイオマスのところで、営農システムとあるんですが、この営農システムとは具体的にどのようなことだったのでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

後援会の中での提案もございましたので、明確な計画を立てての政策ではないと考えておりますけど、いずれにしても施設栽培を中心に下川町が進めておりますので、こういうところの仕組みづくりをしっかりして、システム化していくということであると考えております。以上です。

質問 2番 宮澤清士

先ほど、この件に関して、農業団体から要望書ですか…きているという話を今聞いたんですけれども、それについてはどのような内容だったんでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

現在、下川町では上名寄のおうるのところにトマトの育苗施設をつくっておりますけれども、これも今…新規就農者や農業生産者の方々の生産拡充によって苗が足りない状況にあります。そういう意味でも、増設をしながら苗の確保ができないのかという…そこで熱利用というのが出てまいりまして、そして今回の…民間事業者が出されます熱を利用しての施設利用であるということで考えてございますので、そのへんに応えれるように今いろいろと検証をしているところであります。以上です。

質問 2番 宮澤清士

それはまだ未確定の…まだ実証するに至っていないということですね。それと、今、新規就農者が入ってきているわけなんですけれども、次年度からの営農に向けて二人ほどが既に段取りに入っているわけなんですけれども、その人たちの喫緊の悩みとして、上名寄の実験農場に入っていたんですけども、そこから住宅が決まったので移っているんですけれども、その人たちの営農する場所で住宅がないんですよね。今、実験農場に、離農した人が…農地を新規就農に譲った人が…売り渡した人が、そこに入るということの前提であの建物はつくっているんですけども、なかなか…土地は売っても、住めば都で、そこから動きたくないという人が結構いると思います。そんな中で、冬場は町から通ってもいいんですけども、夏場ですね…特に施設園芸などですと温度管理、それから突然吹いてくる強風の対策だとか、それを管理するのに離れたところに住んでいて行くとなると大変な御苦労もあると思うので、そのへんは町で一つ…今テレビ等でも話題になっておりますトレーラーハウスですね、このようなものを町が用意して、それをリース契約をして、そのリース料の30%になるか…50%になるか分かりませんけども…そういう支援の仕方というのは考えられないのでしょうか。

答弁 農務課長 市田尚之(農務課長は2019年6月まで)

今仰るとおり、新規就農者2件ほど来年に向けて就農する予定でございます。土地の確保につきましては、先ほど仰っているとおり、本来ならば土地と住宅がセットというのが非常に理想的でございますが、なかなかそのように理想的な土地と住宅がセットというところが現状見つかっていない状況でございます。私ども農務課といたしましても、なるべく農地と住宅が近い場所にというふうに今回も考えてございました。2件とも住宅と土地については…離れてはいるんですが…なるべく近い距離、もしも何かあった時も歩いて行けるような距離というようなところに一応今回住宅と農地を構えることになりました。農務課といたしましても、今後とも住宅と農地がセットで…一緒なところについて確保を目指していきたいなというふうに思っております。そういった場所についてのトレーラーハウスとか…御意見もございますが、そのへんにつきましては需要ですとか、新規就農者または受け入れ部会とですね、そういったところも協議しながら考えてみたいなというふうに思います。以上でございます。

質問 2番 宮澤清士

そのようなかたちで鋭意努力をしてほしいと思います。それとですね、農産ブランドとしてのトマト、キヌサヤ、小麦などの安定生産と商品開発を推進するということなんですけども、この件について私も9月に…特に蕎麦、麦の関係ですね…それで一般質問をさせてもらいました。去年、施設を整備しているわけなんですけども、今生産者も物財費等が値上がりして大変な状況にあります。そんな中で、その施設に対しての…確か貸付料に対して7年なら7年の間でそれを案分したかたちの中で補助できないかということを申したつもりなんですけれども、それについて町長含めて内部で協議したんでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

いろいろ宿題を頂いておりますが、検証しているところで、まだ結論には至っていないところであります。また、今、農業振興審議会も始まりましたので、いろいろとそういう有識者の方々の意見を聞きながら、今後も進めてまいりたいなと思います。また、今商品開発のお話も…ありましたけども、一部農業者の方々で新たな商品づくりもされている方々がいらっしゃいますので、情報提供、あるいはまたどういう支援ができるかという…いろいろと検討してまいりたいなと思います。以上です。

質問 2番 宮澤清士

農業情勢は皆さん…特に町長も…今テレビ報道等でいわれますTPPの問題、それからオーストラリアとの経済連携の問題、いろいろ問題が山積しております。やはり下川の産業ですから…農業、林業といっているんですから、特にそういう農業政策については怠りのないように一つよろしくお願いしたいと思います。それから、次に、林業、林産業の施策でありますけども、この中で14番目に国有林との連携とか、15番目に林業生産の効率を高めるため高性能機械の導入…この高性能機械の導入はある程度進んでいると思うんですけれども、生産から流通までの安定したシステムを構築する、それで共に林産業の付加価値事業や新規事業を積極的に支援するとなっております。それから、17番目に一の橋地区におけるバイオビレッジ構想の一環であるコンテナ苗、シイタケ栽培についてはある程度順調に進んでいると思いますけれども、今後また手を抜くとどのようなことになっていくか分からないと思います。コンテナ苗の生産なんですけど、これはどの程度、実証に向けて進んでいるのか。それと、林産業の付加価値事業や新規事業を積極的に支援していくとなっているが、このへんはどのような新規事業が…町長になってから出来たのか、そのへんをお聞きしたいと思います。それと、林業、林産業従事者の人材確保と人材の育成の強化を図るとなっていますが、さっきの福祉の話ではないですけども、これも非常に喫緊の問題であると思います。そのへんどのように町長は取り進めてきたのか、今後進めていくのか、お伺いしたいと思います。

答弁 森林商工振興課長 宮丸英之(森林商工振興課長は2019年3月まで)

私の方からコンテナ苗の御質問について、お答えさせていただきます。コンテナ苗の栽培につきましては、これまで実験的に栽培の事業を進めてまいりました。それを持ちまして、来年度以降、母樹園の整備に向けて事業を取り組んでまいりたいと考えております。以上です。

質問 2番 宮澤清士

もう実証可能な状態になっているんですか。生産能力はどれぐらい…下川の循環型森林経営で50ha伐って、植えてということになっているんですけども、その何割ぐらい対応できる状態になっているんですか。

答弁 森林商工振興課長 宮丸英之(森林商工振興課長は2019年3月まで)

まだこれからスタートするというところでございますので、栽培数ですとか…数につきましてはまだ未定のところがございます。いずれにしましても、これから母樹園の整備に向けて拡大をしていきたいというふうに考えております。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

御質問いただきました内容等について、お答えしたいと思います。まず、林産業の付加価値事業や新規事業を積極的に支援するということでございますけれども、平成29年、林業振興の基本条例を改正いたしまして、そして制度の見直しをいたしまして、現在2年目を迎えているところでございます。また、これは継続でございましたけども、山村活性化支援交付金という事業がございましたけれども、これについては下川町も広葉樹の取組をさせていただきまして、現在、規模は小さいわけでありますけども、今後非常に可能性のあるものではないかと期待しているところでございます。また、人材確保と人材育成の関係でありますけども、公約にもうたってございますように、旭川の農業高校の森林科学科の生徒さんを実習体験ということで下川町に招へいをいたしまして、1年生から3年生…それぞれテーマを別にいたしまして、実習をしているところでございまして、その成果が地域内の事業所に入社するということにつながっているところでございます。また、御承知のとおり、これはまだ設置されておりませんけども、林業大学校…道立でございますけど…これに向けての取組について、下川町でのあるべき姿をしっかりと道の方に示しまして、その受け皿づくりの準備に入ったところでございます。国有林につきましては、既に協定を結んでおりまして、共同施行をこれまでも進めてございまして、システム販売等の御協力もいただきながら、森林管理署との連携を深めているところでございます。また、毎年、それぞれの職員の方々で情報交換の場を設けてございますし、また、上川全域での国有林の情報交換の場も積極的に参加させていただいて、情報収集等をさせていただいているところでございます。以上です。

質問 2番 宮澤清士

循環型の森林経営のことなんですけれども、今非常に国からの補助金が減額になっておりまして、結局…町有林の施行などをしていくのにもかなり支障を来してきていると思うんですよ。それで、昨年と比べて施行が…仮に100町として、今年はどの程度減少したのか…率ですね…去年より減少した率とか。それと民有林の…結局…補助金が下がれば民有林の施行も滞ると思うんですよ。そのへんの状況はどの程度のものなのでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

資料がございませんので、もし必要であればお出ししたいと思います。

答弁 森林商工振興課長 宮丸英之(森林商工振興課長は2019年3月まで)

先ほどの宮澤議員の御質問にお答えいたします。造林事業の昨年と今年の数字でございますけども、町有林の昨年の造林事業の面積が37haです。それに対して、今年…平成30年度におきましては、これはまだ年度途中ですから見込みになりますけども、約21haになると見込んでおります。この要因としましては、議員が仰ったとおり、補助金の配分の減額等が主な要因となっております。以上です。

質問 2番 宮澤清士

29年度の決算書と今年の予算と比べて、金額的にどれぐらいになるんですか。

質問 2番 宮澤清士

次年度においても、そういうことが予測されるんでしょうか。

答弁 森林商工振興課長 宮丸英之(森林商工振興課長は2019年3月まで)

国の事業でございますので、あくまでも予測でございますけども、厳しいのではないかというふうに考えております。以上です。

質問 2番 宮澤清士

以前から、町の産業は農業と林業と言っているわけでありまして、このことが双方とも衰退することなく、町長は今後の町政の発展に向けて御尽力を頂きたいと思います。それと、エネルギー政策で、氷等を活用して…雪氷ですね…そのようなものを活用して今後進めていくんだというのが町長の公約の中にあったと思いますけども、それについては協議等をした経過があるんでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

過去にも氷室などの…いろいろ研究をしたことがありましたけれども、今情報収集をいろいろしている中で、下川町においては公約を掲げたものに着手というのは優先順位が低いところがございまして、これからの取組の中でこういうことも検証していく必要があるんではないかと思っております。以上です。

質問 2番 宮澤清士

ということは、120の公約を掲げているわけなんですけれども、5つの項目を掲げてますよね…それで120の項目があるんですけども、先ほど全部達成していないというんですけれども、その中から減っていく公約があるという判断でいいんでしょうか。それとも、それを今後とも積極的に推進していくという考えなのか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

当然お約束したものでございますので、未実施のものについては着手しながら…ただ、どうしても社会情勢の中で公約で掲げたものとマッチングしないものもあろうかと思います。そういうところは先送りしていかなければならないのかなと考えてございますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

質問 2番 宮澤清士

当然ですね…公約を掲げておりますけれども、時代背景でそれにそぐわないものも出てくると思います。それを新たなものに展開していかなければならないという項目もあると思いますが、特に今後とも…町の産業…一次産業でございます。その産業が衰退すれば、結局人もいなくなると思います。やはり産業のあるところに人の循環が見込まれると思いますので、今後とも一次産業の発展に向けて尽力をしていただきたいと思います。後、福祉関係の人の問題とか、学校の教育の問題とか、そういうのは先ほど同僚の議員が申しておりますので、私の方からは言いませんけれども、特に…活力と潤いのある町下川ということを掲げておりますので、是非この公約が絵に描いた餅にならないように、今後とも努力をしていってほしいと思います。それと、今後に向けて…時期も時期ですし、私は今後こういうことを目標において…当然次期に臨んでいくと思いますけれども、そういう考えがあれば…今後の町政発展に向けて…私はこういうことで次期に挑戦するんだという意気込みがあれば聞かせてほしいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

27年5月1日に、この下川町のかじ取りを担うことになりまして、3年8か月経過したところでございます。先程来…120の公約についていろいろ御質疑を頂きましたけれども、先般…9月25日に、これは後援会の中にある組織でありますけれども、オンブズマン会議におきまして、町民の方も含めて後援会の方々…50名ぐらいの方々にお集まりいただいて、3年6か月のこの公約に掲げる検証をしていただき、いろいろ評価を頂いたところでございます。そしてその結果を踏まえながら、10月24日でございますけれども、町民の皆さん190名の方々に参集いただきまして、2期目に向けての出馬要請を頂いたところでございます。それから2年余り経過したわけでございますけども、この間、家族や信頼のある知人、友人に相談をしながら熟慮を重ねてまいりました。その結果、結論として2期目の出馬に向けて決意と覚悟を決めたところでございます。1期目の公約において、今ほどいろいろと御質疑いただきましたけども、まだ熟度が高まっていないもの、それから着手がかなわなかったもの、そしてスピードの速い時代潮流におきまして方向性を切り替えていかなければならないもの、さらに既成概念や固定概念など、こういう理念を払拭して、そして変革をもたらしていかなければならないところなど、引き続き挑戦し続けねばならないものと確信した次第でございます。今回のSDGsに絡む総合計画の中にも、7つのありたい姿を掲げましたけれども、一つ目の、その目標に挑戦し続けるまち下川町というのを掲げてございます。そういう意思を持って、私がテーマにしてございます幸せ日本一のまち下川をつくるために、きめ細かな政策公約を打ち出してまいりたいと、このように考えております。その方向性として、今ほど議員が仰いました下川町の基幹産業である、農業、林業を中心として、内発的な発展と…そしてまた企業誘致などのバランスの取れた産業振興を図るとともに、積雪寒冷地の大きな課題でございます通年型の仕事づくりを目指して、後継者対策、あるいはまた担い手対策というのを図ってまいりたいと、このように考えてます。そして、福祉政策におきましては、結婚、出産、そして子育てにおけるセーフティネットの構築をしっかりと図り、さらには高齢者が健康で生きがいの持てる生活環境を創造してまいりたいと、このように考えてございます。さらに、医療政策におきましては、現在、町立病院で外科医師が不在となってございまして、この町立病院の経営は大きな課題でございますけれども、こういう医師の確保や看護士の確保を積極的に行いまして、安定した病院経営ができるように、さらには医師確保や看護士確保ができる…そういう情報の受発信をしっかりするとともに、体制づくりを図ってまいりたいと、このように考えている次第であります。教育政策でございますけれども、優先すべき命題というのは、先程来の一般質問でも出ておりましたけれども、下川商業高校の存続という問題がございます。これにつきましては、関係者の絶大なる支援や協力を頂きながら、持続可能な取組をしてまいりたいと、このように考えてございます。さらに、町立でございます小中学校におきましては、特色ある学校づくりとして、例えばITを活用した教育環境の充実や児童生徒が町民と多く触れ合う機会をつくり、それとともにキャリア教育などのきっかけづくりをしてまいりたいと、このように考えております。最後に、地域政策におきましては、自然災害等が多発している状況から、自治防災組織を含めた多機能な自治組織の確立を図ってまいりたいと、このように考えてございます。まだまだ申し上げたいことはたくさんございますけれども、これからの公約づくり、方針づくりなどを踏まえて、考え方の一端を述べさせていただいたところでございます。以上、2期目へ向けての決意と覚悟の中、それぞれの社会構造における領域での方向性をお示しさせていただいたところでございます。今後は後援会や町民の皆さんと議論を重ねて、確固たる選挙公約を創造してまいりたいと、このように考えてございますので、御理解いただければと思います。以上です。

質問 2番 宮澤清士

今、町長いろいろ申されたんですけども、これ僕自身ですね…この3年数か月振り返って、前町政と今の谷町長の違い…はっきり言って違いは何かなと思って考えました。前町長も非常に気の短い方で、いろいろあったんですけれども…一つね、足りなかったのは…安斎町長と谷町長の違いは本気度だと思います。今年の漢字が、災害が多いので災いという字になったんですけども、個人的にですよ…谷町政の今期を何に例えるかといったら、混迷の迷ですね…迷いだと思います。それはどこにあったのか…人のせいにするんでなくて、やはり自分の本気度がなかったというのが一番の原因だと思います。そういうことを踏まえて、是非この次に挑戦するに当たり、町政を担うようになれば、本気度を…下川町をこうするんだという本気度をやはり示してほしいと思います。その本気度が谷町政の一番欠けているところだったと思います。それがなければ、職員が一番混迷するんですね。そういう意味で、谷町政の今期の字を何で表すかといったら、迷いの一言ではないかと思いますので、今後、町政をもし…担うようになれば、是非是非今まで以上に…今までも俺は本気度を持ってやっていたというかもしれませんけど、これは僕から見たら本気度は足りなかったと思います。かなり足りなかったと思いますので、是非そういうことを念頭に…次期の表明を決意したわけですから、そのことを是非心に秘めて臨んでほしいと思います。町長、それに対して何かあればお願いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

ありがとうございます。大きな激励だと確信しているところでございます。私も一生懸命発してきたつもりでおりますけれども、議会議員を自分で務めていた時とは違って、執行者の難しさも十分分かりましたし、また、なかなか歯がゆいところもありました。外から見たら本気度が足りないという面もあったんではないかと思います。2期目へ向けては、そのへんが…どのようなところが足りなかったのか、そこはしっかりと自分で認識しながら、2期目に向けて準備を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

出典:下川町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月19日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる