下川町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月17日
森林バイオマス地域熱電併給事業化に向けての木質原料の確保と今後の対策などについて
2016年3月17日、下川町議会の一般質問で、宮澤清士議員が「森林バイオマス地域熱電併給事業化に向けての木質原料の確保と今後の対策などについて」質問し、町長 谷一之、森林総合産業推進課長 三条幹男、建設水道課長 杉之下正樹が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤清士 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、森林総合産業推進課長 三条幹男、建設水道課長 杉之下正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤清士
おはようございます。それでは、通告書に基づき一般質問をさせていただきます。まず、通告書のとおり、森林バイオマス地域熱電併給事業化に向けての木質原料の確保と今後の対策などについてであります。町長は平成 28 年度の執行方針の中で、林業、林産業施策の中で、豊かな森林資源を基盤として、森林産業の振興を図るため、林業、林産業システムの革新を強力に推進し、計画的な森林路網の整備や木材の安定供給、雇用の確保・創出や、木材産業の経営安定化を通じ、地域の活性化に資するとともに、エネルギー自給を目指す森林バイオマス地域熱電併給システムを構築するため、六点の項目中、五点目の森林バイオマスエネルギーの推進についてでありますが、次の点について、町長の所見を伺いたいと思います。既に、下川町ではバイオマスボイラーが稼働しておりますが、それの使用量は 3,000t程度と聞いております。原材料にして 4,500tぐらいに及んでいるところでありますけれども、これらの熱電併給のための木質原料の確保について、どのように今取り進めているのかお聞きしたいと思います。なお、二点目、三点目については、自席でさせていただきます。よろしくお願いします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
おはようございます。宮澤議員の一般質問に対しまして、答弁を申し上げたいと思います。「森林バイオマス地域熱供給事業化に向けての木質原料の確保と今後の対策など」についての御質問にお答えをしたいと思います。平成 23 年度に環境未来都市の選定を受け、森林バイオマスエネルギー利用を中心としたエネルギーの自給により、林業・林産業の活性化、雇用創出を含めた地域経済の活性化などを図ることを目的に、市街地における熱電併給システムの導入に向けた調査を進めているところであります。熱電併給システムの導入のためには、木質原料の安定供給が重要であることから、木質原料の確保に向け、森林バイオマス原料供給体制構築調査を実施しております。本調査事業におきましては、昨年 9 月と 11 月の 2 回、町民説明会を開催し、その後、町内の林業・林産業関係者等 11 社から原料確保等に関する聞き取り調査を実施し、聞き取り調査を実施した 11 社と原料供給のための勉強会を 2 月に開催したところでございます。木質原料の確保のためには、原木などの間伐材等由来の木質バイオマスを収集することが重要であることから、間伐材等由来の木質バイオマスを収集可能な町内の林業関係者等で準備会を設立し、木質原料確保について協議を進めているところであります。御質問の「熱電併給のための木質原料の確保」につきましては、町内関係者の聞き取り調査の中では、10,000t程度は見込めるとの調査結果がでているところでございます。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上です。
質問 2番 宮澤清士
ただ今、答弁が行われたところなんですけれども、11 社から聞き取りをしているということなんですけれども、今現在、町内の町有林が 4,700ha…これは国有分収林も含んでいるわけなんですけども、それから私有林が 4,000ha。この中から、今現在、生産されている素材、当然間伐材も含めてなんですけども、その量はどのぐらいなのでしょうか。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
お答えいたします。今現在、町有林、それから私有林から出ている原木の量としては、約 20,000 ㎥でございます。
質問 2番 宮澤清士
20,000 ㎥ということなんですけれども、その 20,000 ㎥のうち、全てが熱電併給に回る原料では当然ないと思います。このうち間伐材がどのぐらいあるのか…半分もないと思うんですね…となった場合に、11 社の中で 10,000t程度は見込めるんだということなんですけども、この見込量というのは、調査結果なんですけども、ちょっと難しいのかなと僕は思うんですけれども、この 10,000t程度の量を見込めるというのは、あくまでも町内ということなんでしょうけれども、町内で果たしてこの 10,000t確保するということが可能なんでしょうか。お願いします。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
11 社の聞き取り調査の中で出てきた数字でございますので、現状は確保できるというふうに考えてございますけれども、なお一層細かな調査を今現在進めているところでございます。
質問 2番 宮澤清士
今、課長の方から答弁があったわけなんですけども、今、現に町内の稼働しているボイラーで 3,000t、原材料において 4,500t、それに今度…先ほどの答弁の中にもありましたように、熱電併給をすれば 20,000 ㎥ぐらいが必要だということでしたね。そういうことであれば、町内での原料の確保というのは、かなり黄色信号が点って、赤信号に近い状態でないかな…町内で確保するのにはですよ…なのかなと思います。そして、電気だけであれば、燃料が無くなった場合は電気が止まって…町内の電気が止まっても、北電などから供給される電気で賄えるんですけども、熱の供給となると、燃料がそこで終ったら、そこでストップしてしまいますよね。そういうことを鑑みても、そのへんが果たして…今、課長の答弁にあった量では、かなり厳しいと思うんですけど、そのへんはどうでしょうか。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
今、計画をしております熱電併給システムの発電量でございますけども、今現在、2,000kw 以下ということで計画、調査をしてございますが、それに必要な原料としては約 20,000tを計画予定をしております。さらに、今現在、木質バイオマスで公共施設のエネルギーをつくっておりますが、それが年間 3,000tということで、11 社の調査では年間 10,000tでございますので、当然町内だけでは足りないということで、道北エリアの森林資源が下川町に集まる仕組みですとか、さらに国有林ですとか道有林と協議をさせていただきながら、原料が集まる仕組みをつくっていきたいというふうに考えてございます。
質問 2番 宮澤清士
言っていることはよく分かるんですけれども、仮に町外に求めるとなっても、隣の美深町においてもバイオマスのボイラーを設置して、現に稼働しているんだったかな…近隣の市町村でも計画が進んでいる中で、そして皆さん知ってのとおり、北海道で大手企業が三社、発電に取り組むわけなんですけども、三社で 89,000kW ぐらいでしたか…電力量が、それが実際、年間必要としているバイオマスの量が…これ新聞報告ですから、実際のところはどうなのか知りませんけど、これが多いのか少ないのか分かりませんけども、600,000 ㎥というような報道がされているわけなんですけども、これもですね、それぞれの大手各社は、木質だけでは間に合わないから、ほかの化石燃料なり、活性炭を使ってですね、何でも燃やせるといったら語弊があるかもしれませんけども、そういう化石燃料を燃やせるバイオマスボイラーで対応していますよね…計画していると思うんですけども、下川町はやはり木質専門のバイオマスボイラーということなんですかね。木質専門のバイオマスボイラーであれば、近隣の状況を鑑みてもですね、町外から原料を確保するというのは、町内だけでは、かなり…今の毎年 50ha の町有林の主伐計画、それから私有林から生産される素材生産からみても、町内での確保はかなり厳しいものがあるのかなと思うんですけれども、再度、質問したいと思います。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
今現在、町で計画をしておりますのは、あくまでも木質原料で熱電併給を行っていくということでございます。今、宮澤議員が仰られたとおり、本当に町内だけでは足りないということでございますので、この原料の確保については、町外の事業体も参画していただけるようにこれから調整をさせてもらいながら、原料が集まる仕組みを構築していきたいというふうに考えてございます。
質問 2番 宮澤清士
それぞれの方面に協力依頼をしていくということなんですけども、それが本当に可能なのかどうか。下川が先行してやっているんであれば可能かもしれません。先ほどいったように、もう既に 600,000 ㎥必要だといって三社が原料を各方面から集めているようです。それでも道内で量を確保するのが難しいということで、ほかの…化石燃料も併用できるボイラーを予定して、稼働に向けて…稼働しているところもありますけども、そういう方向で進んでいるんですけども、聞くところでは、紋別辺りでは、今利用しているだけで一年分は何とかなるんだけど、二年目以降はちょっとどうなのかなと言っているような話も聞いております。正式な情報ではありませんけども、かなり信頼できる話ではないのかなと思います。そういうことからみても、確かに下川町は熱電併給に向けて取り組んでいるということに…決してブレーキを掛けるという意味で言っているんではありません。今一度、立ち止まって、やはり下川町の林産業の川下対策をきちっと整備する中で、改めて間をおいて、再度、林産業の方たちとも話し合ってですね、解決方法に向けてこれから取り進んでほしいと思います。それからですね、仮に熱電併給事業が進んだ場合に、公共施設にも供給していくと思うんですけども、そうなった場合、今、公共施設で稼働している…庁舎のボイラーもそうなんですけども、小学校、中学校、病院、あけぼの園、あるんですけども…全てが熱電をひけるかどうか分かりませんけれども、そうなった場合にそれらのボイラーをどのように利用していくんでしょうか。お願いします。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
まず前段のお話でございますが、一旦立ち止まってというお話もございましたけれども、町としては立ち止まることなく、きちっと関係機関、それから事業体とも協議、または情報収集に努めながら、一歩ずつ進めていきたいというふうに考えてございます。二点目のお話でございますが、今現在、公共施設に導入されているボイラーに、新たに熱電併給施設ができあがって、熱導管も含めた熱利用が始まったときに、既存のボイラーをどうするかということでございますが、既存のボイラーについてはバックアップ用として置きますし、さらに熱需要の大きな時期にはそのボイラーを稼働させていくという考えで、常に使っていくというかたちで考えてございます。
質問 2番 宮澤清士
原料徴収の取組に向けて、立ち止まることなくやっていくということなんですけれども、本当にですね…これもしできなかったとき、量が集まらなかったとき、稼働して一年目の原料は集まると思います。二年目、三年目の原料が確保できなかったら、その熱電併給施設が遊休施設となったら大変なんですよね。やはりそうならないためにも下川町内の林産業の川下対策をきちんと整えてですね、それをすることが…今全然そういうことをしていないというわけではないですよ、さらにこれからそういう取組を進めていって、それからこの熱電併給事業…立ち止まるといっても永久に立ち止まれというのではなく、少し冷却期間をおいて、もっと町内林産業界の意見を聞いて取り組んでいくべきかなと思います。また、下川町外の協力…本当に可能なのかどうか、そのへんもきちっと調査した上で、この熱電併給に取り組んでいくべきだと思います。それから、現在稼働中のバイオマスボイラーをバックアップボイラーにするということなんですけど、いつ熱電併給のボイラーが止まって、それが事前に分かるんであればいいんですけど、そういう時はおそらく急にそういう状態が発生すると思うんですね。その時に重油ボイラーあたりでしたらスイッチを入れれば直ぐ立ち上がるんですけども…直ぐではないにしても、木質バイオマスボイラーよりずっと早く立ち上がると思うんですけども、それもちょっと…非常に疑問に思うんですよね。せっかく多額の投資をして設置したボイラーが、新たな施設…それは 20 年も 30 年も経ってからならいいです、まだ設置してから 10 年も経っていない、そういうものをバックアップボイラーに併用していくんだという考えはちょっといかがなものかなと思うんですけれども、そのへんについてお願いします。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
止まっているバイオマスボイラーを…熱電併給施設が止まったとして、それをバックアップにするということでございますが、立ち上げる時間的には 3 時間から 4 時間程度、さらに貯湯槽もございますので、熱を受給する側にとってはそう大きな迷惑を掛けないのかなというふうに思ってございます。
質問 2番 宮澤清士
そういう心の内はよく分かるんですけれども、もしこれを稼働するよとなった場合、今の原料製造施設、あの施設の規模はあれで間に合うんでしょうか。土場はかなり広いからいいのかなと思うんですけども、土場についてはどこか他所に仮置きということもできるんでしょうけれども、現に製造している施設ですね、ストックヤードとか、能力的に…聞いたところでは今の新しい破砕機であれば大丈夫かなというように思ってるんですけど、問題はストックヤードですね、そのへんがちょっと心配なんですけどもどうでしょうか。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
確かに原料の貯木場…ストックヤードについては広い方がよろしいわけですが、仮に原木を生のまま持ってきて、大体含水率を下げるために 3 か月から半年程度置いてと考えますと、今の状況では大体約 2ha 程度の面積があれば原料をストックできるというふうに考えてございます。ちなみに今現在ある木質原料製造施設の広さは、約 1.5ha 程度でございます。
質問 2番 宮澤清士
ストックヤードについてはどうなんでしょうか。原料のストックヤード…破砕した原料の…製造した原料を置いておくストックヤード、そのスペース。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
含水率を下げて、そして木屑にしていって、それを直接熱電併給施設の方に投入していきますので、そう大きなですね…木屑の燃料用チップのストックヤードは必要がないのかなとは思っていますが、詳細についてはまだまだこれから検討していかなくてはならないところだというふうに考えてございます。
質問 2番 宮澤清士
ただ今、課長から説明あったわけなんですけども、是非ですね…この件については、まだ稼働するかどうか正式に決まったわけでは…この事業のゴーサインが出ているわけではないんですけれども、仮に稼働した場合に、先ほど言ったような諸問題が起きないように、特に原料が集まらない、Aという町村に協力を依頼していたんだけど、蓋を開けてみたら駄目だったとか。そういうことにならないように、十分熟議を重ねてですね、そして町内林産業界の同意も得て、プラス町民の理解、当然それには議会の議決も必要なんでしょうけれども、全ての人に、それならやってもいいんじゃないかというような答えを是非見出してほしいと思いますが、そのへんは町長どうでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
課長が答弁しましたので重複してしまいますけども、いずれにしても、この原料確保については、精度を高めていかないと、しっかりした計画実行ができていかないんではないかなと考えておりますので、いずれにいたしましても町内だけではなくて町外にもですね、そのへん担保できるような、そういう調査をしっかりやってまいりたいと思っています。さらに、20,000tだけではなくて、余裕のある確保が必要じゃないかと思っておりますので、そういうとこも含めて今後調査と研究を進めてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
質問 2番 宮澤清士
一番目の原料確保についてはですね、町長並びに課長から答弁がありました。そのとおりですね実現に向けて、やってしまって後からやっぱり駄目だったということのないように、しっかりした議論を深めて、皆さんの賛同を得るように努力をしてほしいと思います。それでは、次に二点目のですね、これに伴いまして、事業参画企業等との推進についてということなんですけども、その進捗状況についてでありますけれども、この企業は町内限定なのか、それとも町外企業なのか、この点について伺いたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
町内の企業をまずベースにきちっと考えていってですね、町内でそういう事業者が見出せない場合は、次には町外へ求めていかなければならない場合もあろうかと思います。いずれにいたしましても、町内事業者にしっかりと説明をいたしまして、そして参画していただける、そういう方向をつくってまいりたいと思っております。以上です。
質問 2番 宮澤清士
現状において 10,000t程度の原料の確保が見込める状況ですので、それ以上の原料が必要となる場合は、町外企業からの協力も必要となっているんですけれども、現状では 10,000t程度の原料の確保が見込める状況ですので、それ以上の原料…10,000t以上の原料の調達が不可能になった場合は町外企業に協力を求めていくということなんでしょうか。お願いします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
10,000tが今、町内事業者の中で用意できるということでありますけれども、いずれにしても、今計画されている必要量としては 20,000tぐらい必要ですので、10,000t差し引きますと残り 10,000tが不足しております。そういう意味では、町外事業者に求めていくことになるんではないかと思います。
質問 2番 宮澤清士
それでは、今までに町内事業者とどの程度の話し合いを行っているんでしょうか。お願いします。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
まず町内 11 社の事業体の皆様には 2 回ほど…町民の皆様も含めてですが説明会を開催させていただきまして、具体的に集めれると…集めようと言っていただけた事業体については 2 回ほど…その原料を集めるための準備会も含めてですけども、集まっていただいて議論をしているところでございます。
質問 2番 宮澤清士
まだ 2 回程度ということなんですけど、まだまだ必要なんですから…これからそういうことが。数多い会議をして、議論を深めていってほしいと思います。もし、町内事業者が駄目で、町外事業者となった場合、町内事業者が駄目だったから直ぐ出掛けていって町外事業者に声を掛けるということが、あまりそれが可能だとは思わないんですけども、答えれる範囲で結構です。町外事業者で、この事業体というのがわかっておれば、話せる範囲で結構です。まだ確定していませんというんであればそれでいいんですけども、そのへんについてはどうでしょうか。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
前段にも申し上げましたけども、今現在、町内だけではなかなか原料を集めることができないというふうに判断しているんですが、その中で町外の事業体も入っていただいて、一つのグループ…企業体をつくっていただいて原料を確保するということを目指していきたいというふうに考えてございます。今現在ですけども、町外の事業体…名前は差控えさせていただきますが、何社かいろいろお話などもさせていただいている事業体もございます。ただ、どれだけ集まるかという数量のところまではまだまだいっていませんので、これからの議論、また情報交換だというふうに考えてございます。
質問 2番 宮澤清士
前向きにそういう調査を行っているということなんですけども、もし仮にこの熱電併給施設が稼働した場合に、町内の雇用はどの程度見込めるんでしょうか。新たに増える雇用ですね。
答弁 森林総合産業推進課長 三条幹男(森林総合産業推進課長は2016年3月まで)
熱電併給施設を動かすためには、はっきりとした数字ではないんですが約 10 名程度かというふうに考えます。さらに原料を集める事業体、またそこに携わる雇用の確保も生まれてくるというふうには考えてございます。
質問 2番 宮澤清士
課長の答弁で理解はできました。是非、前向きにそのへんの調査は進めていってほしいと思います。あとで困ったということにならないように、この件については町民もすごく関心を持っていると思っておりますので、そのへんは慎重に取り進めていってほしいと思います。もし駄目ならどうして駄目なのか、そのへんも…駄目であった場合ね、そのへんは町民に速やかに説明できるようにしていってほしいと思います。それから、三点目の、新たな自然エネルギーの開発についてでありますけれども、現に太陽光エネルギーとか、美桑でヒートポンプとか、一の橋ではバイオマスガスのプラントが稼働しております。それ以外に、町内にも今回新しく…クラスター推進事業などで規模拡大をする酪農家もいるんですけども、そういうところもこのバイオマス発電にはちょっと興味を示しているようでありますので、そのへんも含めて、町がそのへんは是非大きな協力をしていってやってほしいなと思います。それから、今、下川では、非常に…今年もそうですけども雪が多くて、非常に厄介者にされております。この雪を利用してですね、雪氷熱のエネルギーを利用してですね、雪氷熱の予冷庫だとか…今度は駅前にまちおこしセンターもできます。それからまだどのようになるか分かりませんけども、計画しております地域商業再生に向けての宿泊施設ですね、そういうものできるようですけども、そういう施設に雪氷熱を利用して…早い話クーラーのような…建物の中の冷房に供給するような施設も是非必要でないかと思います。それから、8 月末でしたか、うどん祭りをやるわけなんですけど、そういうものがあれば夏にアイスキャンドルだとか、そういうものも展示して、町外から人を呼び込めるというようなことも可能でないかなと…これは持論で前からこのようなことを思っているわけなんですけども、それからあそこにはJA北はるか下川支所が野菜の選果をやっております。そんなことでそこの予冷庫にもそういう冷熱を送って、そういう野菜の貯蔵とか、そういうものに利用できないのか。それには、昔の人がよく…農家の人が野菜畑に…家の横に雪室をつくってですね、野菜を保管していました。今もしている人がいますけども、非常に雪が降ってから掘って食べてみると旨みが増しているというような、そういう状況もあります。ですから、農協あたりでも夏場ですね、アスパラでもトマトでもそうなんですけども規格外品、特にちょっと差別化されて値段的に安いようなものもあります。そういうものを施設で保管してみて、その鮮度がどういうふうに変化するのか、トマトであれば糖度がどのようにのっていくのか、アスパラも同じですね、旨みがどのように増していくのか、そのへんの調査もですね、新たな自然エネルギーを開発するということで、そういう考えも必要ではないかと思います。これからの下川の産業を構築していく上でも必要だと思いますので、そのような考え方があるのかどうなのか、町長の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
私は詳細に過去の例を知り得ておりませんので、正しい答弁にはならないと思いますけども、道内でもいくつか雪氷を使っての運用をしているところがあるようであります。ただ、聞くところによるとやはりその設備投資、あるいはまた利用期間、さらには維持費、こういうところに非常に負担が掛かってるという話も聞いております。下川町でも一時、雪氷を使っての研究をしたことがあるようでございますけど、ちょっとその結果については、私、熟知しておりませんけれども、いずれにいたしましても自然エネルギーのうちの一つではあると思いますので、そういう研究することが必要かどうかというのを少し調べてみたいなとは思います。私も過去に室蘭工業大学の雪氷の専門家といろいろと議論をしてきて、美唄でのマンションですとか、沼田での米の貯蔵とかですね、いろんなところを視察させていただいたこともあります。ただ、その後あまり普及していないというのも実態であります。そういう意味でも、今言いました費用面、あるいはまた維持費等のコストのところがどういう具合になるのかというのは、少しそういうところも確認していく必要があるんでないかなと思います。以上です。
質問 2番 宮澤清士
バイオマス発電とかそういうのは今、現に一の橋の酪農家が…法人がやっているように、あれは非常に可能性のあるものだと思います。ただ、雪氷熱については、沼田町の米の予冷庫とか、あんな大々的なものは必要ないのかなと思います。ただですね、駅前に産業連携の場としてまちおこしセンターもできます。それから今計画している新たな事業もあります。そういうところでも当然、予冷施設とか、宿舎あたりでは当然食材も扱いますので、そういう食材を保存していく、そんな大々的なものでなくてもいいと思います。それから夏場の祭典をやるときにですね、夏場なのに下川へ行けばアイスキャンドルが見れるというような、そういうキャッチフレーズで呼び込めば、町外からかなりの入り込みの客も来るんでないかなと思います。そういうことで是非…是非といえばちょっとあれになるかもしれませんけれども、是非そのへんは可能性を含めて、可能であれば調査を進めていってほしいと思います。それと、ヒートポンプなんですけれども、今、美桑でヒートポンプが設置されているわけなんですけど、これについて今後ですね、町内であと数箇所予定があるように聞いているんですけども、そのへんについてお願いしたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
ヒートポンプについては、美桑で既に実施済みでありますけども、現在、建設中のまちおこしセンターで、今、ヒートポンプを整備しているところであります。さらに、今提案させていただいております予算の中での宿泊交流施設、これについてもヒートポンプを考えているところでございます。以上です。
質問 2番 宮澤清士
今、町長の口から、まちおこしセンターでヒートポンプという話を聞いたんですけども、僕もどちらかというと記憶力がよくないほうなのであれなんですけども…なにか初耳なような気がするんですけれども、このへんはどうなんでしょうか…まちおこしセンター設計に当たって、このような話、当初から…途中からを含めてもいいんですけど、そして実際の…これを議会で承認したその時点で、このヒートポンプという話はあったんでしたかね。お願いします。
答弁 建設水道課長 杉之下正樹(建設水道課長は2017年3月まで)
ヒートポンプにつきましては、当初から自然エネルギーという分野で着目しておりまして、現まちおこしセンターでもその効果を高めたいということで設備を考えておりました。説明につきましても、以前よりお話していたことと思います。
質問 2番 宮澤清士
この件について、言ったとか、聞いたとか、聞かなかったとか、そういうことは差控えたいと思います。それから、今、北電がですね、当然町長も聞き及んでいると思うんですけども、LNGですとか、液化天然ガス、それで大規模な発電計画をしているようであります。これから電力においても、また再生可能エネルギーではなく、そういう新たなエネルギーを利用した電力の開発がこれから進んでくると思います。ですから、こういうことも踏まえてですね、熱電併給の関係もそうですけれども、是非、そういう情報網を取り入れて、今後とも慎重に発電については取り組んでいってほしいと思います。北電がそういう計画をしているということは聞いていますか…是非ですね、今進めている熱電併給事業について、十分そのへんの調査をした上で、これは絶対可能だということが…原料の確保も含めてですね、できなければ着手するべきでもないと思いますので、是非そのへんを十分…周りの情勢も勘案して、調査して、町長の正しい判断をこれからもお願いしたいと思います。これで、私の質問は終わりたいと思います。どうもありがとうございました。