下川町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月17日
(1)10の主要公約と120の約束について/(2)町長の公職について
2016年3月17日、下川町議会の一般質問で、大西功議員が「10の主要公約と120の約束について」「町長の公職について」について質問し、町長 谷一之、建設水道課長 杉之下正樹が答弁しました。
- 質問者
- 大西功 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、建設水道課長 杉之下正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 5番 大西功
私の方からは、町長の 10 の主要公約と 120 の約束について。それともう一つ、町長の公職についての二点について御質問いたします。まずは、一つ目、10 の主要公約と 120 の約束についてお聞きします。昨年の町長就任から間もなく一年が経とうとしていますが、町長が掲げた 120 の約束。最初、120 という数字を聞いたときは、随分多いなと感じたところでありますが、私の記憶では、町長は優先順位を付けて、急ぐものを最初の 2 年で行い、後半の 2 年で残りをこなしていきたいと言っていたと思うのですが、今現在、その進捗状況はどの程度進んでいるのか、細かくなくて結構ですのでお聞きします。以降の質問については、自席にてお聞きします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
大西議員からの「10 の主要公約と 120 の約束について」の御質問に答えたいと思います。私は、昨年 4 月の統一地方選挙の立候補に際し、町民の皆さんとの「120 の約束」、そして「10 の主要公約」を発表いたしました。この 4 年間、私が町政の舵取り役として町政を進めていくための基本的な考え方として、「まちづくりの政策の柱」と「身近なまちづくりのやくそく」を町民の皆さんにお示ししたものでございます。御質問の「今現在、その進捗状況はどの程度進んでいるのか」についてでございますが、「120 の約束」では、町長就任前から継続して実施しているもの及び平成 27 年度で新規、拡充を図ったもの、平成 28 年度予算で新規に取り組むものを含め、約 8 割程度は実施できていると考えております。それ以外の現在検討中のものにつきましては、早期に実施できるよう取り組んでまいりたいと考えているところであります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。
質問 5番 大西功
8 割程度は実施できているものとのことですので、かなりいいペースで公約を実現させてきていると評価できるものであります。その「120 の約束」の中に、職員の意識改革という括りがあります。町長は、職員との意見交換の場を設け、30 歳以下の若い職員との意見交換、また女性職員との意見交換を早々に行ったと聞いています。その意見交換の中で、役場庁舎内のトイレの改修、また残業しない日…ノー残業デーですか…など、様々な意見とアイデアが出て、町長は良いアイデアを早速取り入れて実現しているものと認識しています。しかし、主査職といいますか…中堅職員との意見交換が未だに行われていないとの話を聞きます。中堅職員の方たちは当然自分たちとも意見交換を開いてくれるものだと思っていると思います。良いアイデアもたくさん持っていると思います。中堅職員の方たちとも是非意見交換会をするべきだと思うのですが、なぜ行われていないのか。意見交換のそもそもの目的は何だったのかお聞きします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
今、議員が仰るとおり、若い方の職員と、それから女性職員と、27 年度においては実施いたしました。今後、28 年度以降、私の任期の中で、いろいろなジャンルというか、いろんな世代、そういうところといろいろと意見交換の場をつくっていきたいなと思っています。当然、仰られた主査職については、28 年度の早いうちに実施してまいりたいなと思っています。2 回ほど開催して、非常に良かったなと思うのは、やはりどうしても首長というのは選挙で選ばれてきて、少し遠い存在にみられるところがありますので、そういうところを少しでも近づけていきたいというのもありますし、自分が考えている思いを、単なる会議の中だけで示すのではなくて、意見交換の中でもっとラフにですね伝えていって、そしてそれを吸収していただいて、自分たちの施策に反映していただくと。さらに、自分たちが今、この雇用を受けている中で、環境はどういう具合になっているんだろうと、その一つが実はトイレがあったんですね。役場庁舎というのは、こういう施設でありますので、町民の皆さんが利用するのもあります。しかし、町職員が使うのが圧倒的に多いわけですね。そういう意味では、そういう環境もつくってあげて、より良い仕事をしていただくために、そういう設備投資も必要なんじゃないかなということで意見を反映したところでございます。また、女性職員からは、玄関のところに町民の人が来たら傘を置いたらどうだろうと。傘を持ってこないで来たら、帰り雨に濡れてしまうと。早速、安い傘ですけども、何本か置いてですね、町民の方々に利用していただくという、こういう意見も反映させていただきました。ですから、お金の掛かるものもありますし、お金のあまり掛からないものもいろいろあるので、そのへんはこちらでしっかりと判断して、そして決行していきたいなと、このように考えております。また、そういう意見交換のスケジュールというのは、これから年間スケジュールというのをつくっていきたいと思っています。これは先ほど公区懇談会の話もしましたけども、所管課の中の担当している様々な団体とか住民の組織の中に一つか二つ必ず年間のうちにスケジュールを作ってですね、そして私が出向いて、そしてその組織団体と意見交換をしたりですね、住民の皆様といろんな課題を求めたりですね、そういうことを年間一定程度決めていきたいと。それを住民側のものと、庁舎の主査職とか若手だとか女性職とか、そういうのを分けながらですね進めてまいりたいなと思っているところでございます。以上です。
質問 5番 大西功
年間通じて数回にわたってでもやっていくという、そういうような町長の考えは大変評価できるものだと思います。本当に良いアイデアがたくさん出ていると思いますので、どんどんやっていただきたいと思います。それとですね、先ほど町長も若干言われたと思いますけども、職種ごとですね、保健師さんですとか、看護師さんとかの意見交換も大いにやっていただけたらいいなと思います。次に「10 の主要公約」についてお聞きいたします。「10 の主要公約」の中に、除雪・排雪における町行政と民間との体系的な仕組みをつくりますというのがあります。これについて一つお聞きします。私も除雪業に関わっていることもあり、この公約については賛同できるものがあります。町内の除雪業者が共通の問題点や疑問点などを一緒に解決していくという地域連絡協議会を来年度に立ち上げるべく、準備会も先日開催されています。まだ準備会の段階ですが、多くの業者が…全ての業者が賛同していくためにも、町として相応のバックアップが必要になると思われます。考えをお聞きします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
昨年の経緯は建設水道課長から説明させていただきますけど、私から考え方だけ…。やはりこれは北海道全体にいえることなんですが、積雪寒冷地で住民アンケートをとると、一番最初に問題に出てくるのが除雪・排雪問題なんですね。多くの人たちが住宅環境、職場環境の中で困っている方がいっぱいいると。特に下川のように高齢者が 4 割ということになってきますと、非常に体力的にもそういう除雪・排雪するのが難しくなってくる。そこで、今回この主要公約の中に一つ挙げさせていただいて、まず所管課に指示したのは、実態をしっかり調べてくれということで指示をいたしました。そこから始まって、今後そういう連絡の体制をですね、しっかりとつくっていくことが必要ではないかということで進めているところでございます。今回、前の補正の中でも、除雪・排雪のダンプトラックの補助率を上げたりですね、あるいは今回、町道の排雪等も回数を一回増やしたりとか、こういうことで費用は少し高くなっていますけども、住民の皆さんには…住民サービスとしてはニーズに応えていくことができているのではないかと思っています。そういうことで、ちょっと経過は建設水道課長の方で説明させていただきます。
答弁 建設水道課長 杉之下正樹(建設水道課長は2017年3月まで)
今年度、非常に大きな積雪がありまして、皆さん大変不便を掛けたところでございますけども、皆さんの御協力の下に様々な業者の方が排雪をして、町道等のサービスにはより良い効果が出たと思っております。昨年度、事前に町内の排雪される業者の皆様について聞き取りをさせていただきました。その中で、18 業者の方がおられまして、昨年度 2 社の方が業務をやめられるというようなことを伺いました。また、1 社が…個人の事業者の方でございますけども、増えたということで、全部で 17業者の方、それらの方の実際にやっていらっしゃる箇所…そういうものを地図にまとめまして、我々としても検討を重ねてまいりました。また、その方たちの一部組合をつくってらっしゃる方がございまして、そこの方たちに課題と、それから町に対しての意見等をいただきました。そういう中で、今回またその方たちが何らかの集まりというのを模索しているということもお聞きしておりますので、また、それらがある程度固まった段階で、我々としても参加させていただいて、その課題等の解決に向けていきたいなと思っております。今回…先ほど町長が申しましたように、自主排雪の拡充、また排雪についての一回分の補正というかたちをさせていただきました。非常に今年度は…最初に申し上げましたように積雪が多い中で、的確な方策を取れたなというふうに思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
質問 5番 大西功
今の建設水道課長の答弁、非常に分かりやすい答弁をいただきました。これから業者がですね、今は準備会の段階ですけども、連絡協議会というようなものを立ち上げていくということで、いろんな問題がまだ残されていると思います。それで、やはり町がですね、そこへ入ってきていただいて、町がいろんな考えを示していただくことで、業者間の中でも一つになっていけるんじゃないかなというような思いがございます。除雪の支援を受けたくても受けられない方がまだまだたくさんいます。そういう方たちを一人でも減らす施策をですね、早急にしていただくことを願うところでございます。次にですね、二つ目の「町長の公職について」質問いたします。町長は毎日が多忙で、一日 24 時間では少ないと思えるぐらい忙しいことと思われます。下川を出て、宿泊付きの公務出張なども、議員・議長を務めていた時よりも数段に出張の回数が増えていることと思われます。町民の皆さんが町長についての印象を語る上でよく聞くのが、「出張が多い」「役場にいない時が多い」です。行政端末で町長の行事日程が配信されるようになり、それを見た町民の皆さんの感想とも思われます。町長なんですから忙しくて当たり前、出張も多くなって当たり前なんでしょうが、ここで一つ質問いたします。町長は議員当時からいろいろな職に就いておられます。例えば、NPО日本自治アカデミーの理事長ですとか、平成 27 年 3 月の段階で、私の知る限りでは四つの公職と、三つのまちづくり関連の任意団体に所属されています。町長になった今でも続けられている職がいくつあるのかをお聞きします。また、町長になってから、その職での出張回数はどれだけあったのか、あわせてお聞きします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
大西議員からの「町長の公職について」の御質問にお答えしたいと思います。私は、5 月 1 日に町長に就任してから、行政用務等で数多くの出張に出ておりまして、7 月から町長、副町長、教育長の行事日程を行政情報告知端末、あるいはホームページにより町民の皆さんにお知らせをしていることから、「出張不在が多い」との声をいただくこともあります。出張に関しましては、その用務の意義、効果などを考慮して決定しているところございます。御質問の「現在も続けている役職」についてでございますが、現在、役職に就任しているのは、NPO日本自治アカデミー理事、カルチャーナイト北海道、はまなす財団理事、北海道遺産協議会理事、北海道地域農業研究所集落対策委員であり、町長就任後、日本自治アカデミーでは 3 回、はまなす財団 2 回、北海道遺産協議会 2 回、集落対策委員 2 回の会議に出席しております。これら公務以外の会議につきましては、町長としてではなく、私個人として役職をお引き受けしているものでございまして、公務を優先するとともに、公務に支障がないよう調整して、休日に開催された会議に出席することにしております。以上申し上げまして、答弁といたします。
質問 5番 大西功
その職などで培われた人脈、また下川のまちづくりのためにも有利な点があると思います。しかし、町民の皆さんが町長の出張回数などを気にしているということは、少なからず不安を抱いているということだと思います。そういった不安、心配をなくすためにも、少しずつそういう職を減らして、町政に御尽力していただければいいなと思いますが、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
仰るとおり、私個人で数回そういうかたちで出掛けておりますけれども、5 月 1 日に就任してから土日がほとんどない状況で、ある意味ではパークゴルフをしたいという日…一日、そういうときをこういう出張に…私のプライベートな出張にしているというところでありまして、住民の皆様がそこをトータルでものを考えるというのは、ちょっと私にとっては意外でございます。いずれにしても道の関係の役職は三つ辞退をさせていただいて、5 月の段階で辞表を出しましたので、かなりなところ負担が軽減されておりますし、また、今やっております日本自治アカデミー、あるいはまた北海道遺産協議会、さらにカルチャーナイトの役員については、これ実は下川町に大変優位に働く可能性のあるものでございます。既にはまなす財団については、下川町が取り組んでいる事業に対しての補助関係が出ておりますし、ここの議長をやっております丹保さんという北海道の道立総合研究機構でありますが、昨年 7 月に下川町と連携協定を結びまして、5 か年の今研究をやっていると。こういう関係で、やはりネットワーク形成を、ほかの首長さんとは違うという、ここをしっかりつくっていかないと、下川町は今の地方創生に生きていくことはできないと、私自身は自負をしているところでございます。そういう意味でも、こういう役職はできるだけ…公職は優先させますけれども、いずれにしても私のプライベートな部分でも下川町に役に立つ、そういうものを反映できるように頑張ってまいりたいなと思いますので、御理解いただきたいと思います。
質問 5番 大西功
今、務められている職について、下川町にとって大変有利に動いているということは理解できるものでございます。最後になりますけれども、町長になられてもうすぐ一年、今までの一年は継続事業などを進めてきたことと思われますが、新年度からは本当の意味で谷町政が始まると思っています。町民の皆さんも谷町長はこれからどんな政策を打ち出してくれるんだろうかと期待しています。大変多忙なことは承知しています。かつて下川の若大将といわれた谷町長も、今ではそう若くはないんです。過労で倒れても困ります。自分の身体とも相談しながらですね、健康に留意されて、町政に御尽力していただければいいなと思います。この点について、何か意見があればお聞きして、私の質問を閉じたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
健康管理はうちの家内に常に言われている問題でございますので、しっかり管理できるようにしていきたいと思います。私の人生設計の中に五つございます。一つは、ネットワーク形成をしっかりしていきたいということで、要するに人脈づくりです。それと人と人の意見交換の場をつくっていくと。二つ目は、自分自身の成長を促していきたいと、人格形成をさらにやっていきたいということです。三つ目は、健康管理をしっかりやっていくということで、検診と人間ドックは欠かさないで私は進めていきたいなと思ってます。四つ目はですね、やっぱり社会の中で信用価値形成をしてまいりたいと、このように考えております。最後は、家族との人生設計をしっかり考えていくということであります。この五つを自分の人生の規格として取り組んでいって、これまで何十年と暮らしてきましたけども、これからどのぐらい命があるか分かりませんけれども、でき得ることを下川町のために頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。