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鹿追町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

5月10日に発生した断水事故の状況と将来的な断水等リスクへの対応

2025年6月17日、鹿追町議会の一般質問で、佐々木康人議員が「5月10日に発生した断水事故の状況と将来的な断水等リスクへの対応」について質問し、町長 喜井知己、建設水道課長 髙橋龍也が答弁しました。

質問者
佐々木康人 議員
答弁者
町長 喜井知己、建設水道課長 髙橋龍也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 佐々木康人

通告に従いまして一般質問をさせていただきます。標題は、5月 10 日に発生した断水事故の状況と将来的な断水等リスクへの対応でございます。要旨、5月 10 日、町内の上幌内地域、幌内地域、西笹川地域において約4日間にわたる断水事故が発生しました。この断水により、生活水の確保や農家地区の農業、とりわけ酪農家へ大きな影響を及ぼしました。この断水の原因と対応及び今後の対策についてお聞きします。また、最近では十勝沖を震源とする地震が頻繁におき、十勝全域にわたる大規模な地震災害が懸念されます。2018 年9月6日の胆振東部地震に伴う、北海道エリアにおける日本で初めてとなる大規模停電(ブラックアウト)については記憶に新しいところであります。将来的にこういった大規模停電や断水を想定して町ではどういった対応を行なっているのかお聞きします。

答弁 町長 喜井知己

佐々木議員からは、「5月 10 日に発生した断水事故の状況と将来的な断水等リスクへの対応」と題しまして、2点御質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。1点目の「5月 10 日に発生した断水の原因と対応及び今後の対策について」についてお答えいたします。 この度の断水事故につきましては、上幌内地域、幌内地域、西笹川地域において 5月 10 日午前1時頃に確認されました。全戸の復旧が完了したのが 13 日の午後4時頃でありました。 約 87 時間にわたり地域 109 世帯、261 人の皆様方の生活や営農活動に大きく支障をきたす結果となってしまいました。長時間にわたり御迷惑をおかけしましたことに、改めてお詫び申し上げるところです。原因でありますけれども、担当職員の導水ポンプ操作の不備、誤りと警報装置が正常に作動しなかったことが重なり、貯水池の水が空になったことによるものであります。この断水発生後は、ただちに貯水池へ消防水槽車及び散水車にて送水を行い、水道管路に水を送る作業を開始すると同時に該当地域の住民への飲料水、あるいは生活水の供給と酪農家への牛の飲み水の対応と防災無線により町民の方々へ随時周知も行ったところです。今後の対策としましては、このような人的ミスということですので、人的ミスが二度と起こらないよう、操作手順の再確認、チェック体制の強化、担当職員への教育と訓練等を確実に行い、併せて他の水道施設の警報装置等の再点検を行ってまいります。次に2点目の「大規模停電や断水を想定して町ではどういった対応を行っているのか」についてお答えいたします。「大規模停電の対応」についてでありますが、議員発言のとおり 2018 年(平成 30 年)9月6日に発生した北海道胆振東部地震に伴う北海道全域に及ぶブラックアウトは記憶に新しいところです。鹿追町においても約2日間に及ぶ停電となりましたが、役場庁舎に設置している発電機の稼働によって、町民の皆様に携帯電話やタブレットの充電、あるいは炊飯器持ってこられての使用等の電気供給サービスを行い、多数の町民の方々に利用をいただいたところです。 また、令和2年度(2020 年度)に役場周辺公共施設を自前の電柱と電線で各施設を結ぶ「自営線ネットワーク」いわゆるマイクログリットと呼ばれるものですけど、これの整備を行っており、万が一、大規模停電が発生した場合でも、この公共施設のネットワーク内の指定された施設へ蓄電池から電力が供給されるため、一定期間ではありますが施設の機能を停止せずに業務を継続することが可能となっております。また、外部給電器V2L(Vehicle to Load)設備と付属品を7セット購入しており、平常時にはイベント等でも利用しておりますが、公用車ミライ(電源供給車両)を活用し、公民館や公共施設等で災害時の電力供給を可能にする設備も整えているところであります。今後も、想定される大規模災害に対して、町として最大限対応できるよう取り組んで参りますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただ きます。

質問 1番 佐々木康人

はい。断水の発生以来、その情報については、町のウェブサイト、ミジカ、あるいは行政無線等で私の知る限りは4度ほどの発生状況等、情報提供ございました。飲料水、あるいは生活用水等の供給、できる限りの対策を民間の関係団体、会社を含めて、行政も含めて、対応いただいたというふうに認識しているところでございます。この断水をしていた被害地域、3地域、109 世帯 261 人の方々にこの断水の原因とそれから再発防止策等についての情報提供というのはされているのかどうかお聞きいたします。

答弁 建設水道課長 髙橋龍也

はい。お答えさせていただきます。各地域に、6月1日に地域マネージャーのほうで行政区に伺った際に、全ての地区ではございませんが、メインとなりました上幌内地区につきましては、地域マネージャーを通じ、原因と対策については、御回答、御説明させていただいたところでございます。ほかの地区につきましては、一部説明が足りない部分がございますので、後ほどといいますか、次の機会にしっかりと丁寧に御説明させていただきたいと考えているところでございます。

質問 1番 佐々木康人

よろしくお願いします。次に断水ですけども、大規模な災害に伴って、水道施設の被害というのも想定されます。昨年、能登半島の地震、2024 年(令和6年)1月に発生した地震による水道施設の大きな被害というのも、長期にわたる断水がありまして、非常に住民生活に大きな影響を及ぼして、水道の震災対策の必要性というのが非常に浮き彫りになったのかなと思います。今回の答弁書を見ましたけれども、停電対策については当然、先のブラックアウトを教訓にかなりされているところはあるのですけれども、断水に対する対応、答弁にはありませんのでいま一つ、お答えいただきたいと思います。

答弁 町長 喜井知己

お答えをしたいと思います。断水の対応でありますけれども、現実問題として、今の水道施設の、例えば古い管路を更新していく。機器等をきちんと整備をしていくという対応は当然、順次進めていかなければなりませんが、そういった大変大きな災害を想定して、この水道施設をその代わりになるようなものを準備するというのは、これなかなか正直難しいことではないかなと思っている次第であります。とくに、この今回の地域もそうですけれども、町内全域に大規模な酪農家のいるわけで、あります。生活用水、それから営農用水も含めてこれらの万が一、大きな災害があったときの対応というのは非常に難しい面があるなと思っております。一部、地下水を利用されていたりという方もいらっしゃいますけれども、それが全ての方がそうできるわけではありませんので、まずはこの今の水道施設をしっかりと点検をして、今回あったような事故が起こらないように、そういったことをしっかりやっていくのが先決ではないかと思っている次第であります。非常に難しい課題だなと思っております。

質問 1番 佐々木康人

はい。実は私も質問をしていて、大規模なそういった災害に伴う水の確保はすごく難しいけれども、万が一、本当にあったときにどうするのだろうというような気持ちでちょっと質問させていただいております。難しいのは非常に分かっております。ただ、やはり想定はしなくてはならないのかなと思いますので、防災担当の方を含めて、そういったことも万が一あるぞというような意識の中で、対策といいますか、計画というか、進めていただきたいと思うところであります。以上です。

出典:鹿追町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる