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鹿追町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月17日

ストニィプレイン町及び台東区との自治体交流について

2024年9月17日、鹿追町議会の一般質問で、佐々木康人議員が「ストニィプレイン町及び台東区との自治体交流について」質問し、町長 喜井知己、教育長 渡辺雅人が答弁しました。

質問者
佐々木康人 議員
答弁者
町長 喜井知己、教育長 渡辺雅人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 佐々木康人

それでは通告に従いまして、この一般質問をさせていただきたいと思います。標題、ストニィプレイン町及び台東区との自治体交流について。現在行われている、鹿追町とストニィプレイン町及び台東区との自治体交流が、2020 年(令和2年)に発生した新型コロナウィルスの影響により、停滞を余儀なくされていました。ようやくコロナも落ち着き、交流事業も再開しつつある状況下で今後の交流についてお伺いします。ストニィプレイン町とは、昭和 60 年(1985 年)8月 26 日に鹿追町と姉妹都市になり、以来、同じ北方圏の町として友好関係を築いています。姉妹提携が結ばれてからは、多くの町民がカナダを訪れ、また平成8年度(1996 年度)からは鹿追高校の新入学生全員をストニィプレイン町へ体験留学生として送り出し、高校の存続の観点からも意義のある事業になりました。そこで、交流事業と鹿追高校の独自性を高めるためにも、短期留学だけではなく長期留学としてカナダの高校、大学に留学することができるサポート体制を構築することが必要ではないかと考えます。町外から鹿追高校に通う多くの生徒が、高校の英語教育に魅力を感じて入学を決めたと聞いております。さらに、ストニィプレイン町のメモリアルコンポジット高校や近接のエドモントンのアルバータ大学へ学ぶ道筋が鹿追高校にできたのなら、特色ある高校として全国公募の中でも、より魅力ある教育の場として認識されるのではと考えます。また、来年 40 年を迎える同町との交流について、今後どのような展開を考えているのか、町長の所見を伺います。次に、民間交流から始まりました鹿追町と台東区との交流は、平成 18 年度(2006 年度)の仲見世通りでの農産物・物産販売による訪問を皮切りに、近年では町内児童の派遣や台東区児童の受け入れが行われていました。平成 29 年(2017 年)4月1日には「両自治体での特定分野(産業・環境分野)における連携協定」が4年間の期間で締結されました。令和3年(2021 年)3月 31 日にその連携協定を令和7年(2025 年)3月 31 日までの4年間の期間で再締結したほか、新たに「災害時相互応援協定」の締結を行いました。この台東区との連携協定が継続されるのか、さらに交流を進めるべきと考えますが、町としてどう今後進めていくのか、町長の所見を伺います。

答弁 町長 喜井知己

佐々木議員からは、「ストニィプレイン町及び台東区との自治体交流について」と題しまして、2点御質問いただきましたので、順次お答えさせていただきます。ストニィプレイン町との姉妹都市交流につきましては、議員御発言のとおり、昭和 60年(1985 年)8月に姉妹提携を締結しており、来年は姉妹都市交流締結 40 周年を迎えるところであります。その間、平成3年度(1991 年度)からはストニィプレイン町の協力によって英語指導助手の受け入れを開始、平成8年度(1996 年度)からは鹿追高校短期留学派遣事業を開始するなど、「カナダ学」の名称にもありますとおり、その後に続く、文部科学省の研究開発指定を受けた幼小中高一貫教育における英語教育及び国際理解教育の礎にもなっております。また、ストニィプレイン町との交流から発展した「花と芝生のまちづくり」は、日本・カナダ両国において高い評価を得て、「国土交通大臣賞」及び、カナダで開催された「花のまちづくり国際コンクール」での受賞など、現在においてもまちづくりにとって欠かすことのできない事業の1つとなっております。これらの交流事業が評価され、平成 22 年(2010 年)には姉妹自治体交流表彰において最高賞である「総務大臣賞」を受賞しております。平成 27 年度(2015 年度)には、専用住宅であるSSハウスを整備し、ストニィプレイン町民による長期滞在体験事業を開始するなどし、町民同士の一層の交流が図られているほか、滞在中にはこども園や学校にも訪問していただき、町内の児童生徒にとっても、カナダ・ストニィプレイン町がより身近なものになっていると感じております。また、交流事業と鹿追高校の独自性を高めるための取り組みにつきましては、姉妹都市交流締結の2年後に当時の鹿追高校生の熱意によって短期留学派遣事業が開始され、その後については、鹿追高校の一年生全員による事業として英会話の実践による英語力の向上に加え、異国文化や生活の違いを知る国際理解教育に取り組んでいるところです。事業開始から昨年度までの派遣人数は、中高生合わせて 1,687 名、受け入れは 191 名で、中高生の国際理解教育に大きな成果をあげており、それぞれの留学生は全て両町の家庭でホームステイとして受け入れており、全国的にみても類をみない事業であると考えております。この事業に加え、日本青年会議所が主宰し全国から 30 名程度が選考される「グローバルユース国連大使」や、北海道とアルバータ州で実施している6週間の高校生交換留学促進事業、さらに留学事業会社を利用して年間の長期留学や夏休みなどの期間を利用した語学留学など、様々な方法で意欲的に外国語を学ぼうとする生徒が数多く見られるようになってきております。鹿追高校では、こうした留学に意欲のある生徒へのサポートを積極的に取り組んでおり、英語科の教員を中心に本町が地域おこし協力隊として高校に配置している「鹿追高校みらい留学コーディネーター」と共に留学の実現に向けて各種の調整や連絡を行なっているところです。また、今年の入学者数の増加を受けて、今後、さらに戦略的にPR活動を行うため、本年5月に入学理由などを生徒から確認するアンケート調査を実施しており、鹿追高校の魅力として探究学習への取り組みや在校生が明るく積極的に活動する様子への好感度などが挙げられておりますが、中でも英語教育やカナダ短期留学への人気が非常に高く、志望理由の中では群を抜いた調査結果となっております。これまでにも、メモリアルコンポジット高校で2週間以上の長期個人留学を希望する生徒はおりましたが、町が毎年実施している短期留学派遣事業と違い、個人で留学する際には高額な授業料やホストファミリーの確保、渡航費を含めた大きな経済負担など様々な課題があり、実現に至ることはありませんでした。しかし、今年度はコーディネーターを中心にカナダの関係機関と折衝を重ね、授業料とホストファミリーの課題を解決することができたことにより、現在、鹿追高校の生徒1名がメモリアルコンポジット高校で3か月の留学を行なっているところです。これらのことから、鹿追高校と町教育委員会でメモリアルコンポジット高校での3か月以上の留学事業について制度の検討を始めたところであり、コーディネーターが持つ海外留学支援の豊富な実績と人脈で、より幅広いサポート体制を模索しながら検討を行なっているところです。また、在学中の長期留学事業に加え、卒業後にはワーキングホリデー制度を活用し、海外での様々な体験を求めて渡航する生徒や、海外での大学進学を目指して努力している生徒もいると伺っております。こうした海外留学の関心の高まりもあり、今年度のカナダ短期留学時の視察先としてアルバータ大学での現地視察も実現できたところです。議員御発言の通り、大学を含めた留学へのサポートは、鹿追高校の魅力を一層高めることにつながるものであり、町の総合計画や教育大綱でも掲げております、グローバルな人材を育成することに大きく貢献するものと考えております。来年、ストニィプレイン町との姉妹都市交流締結 40 周年を迎えるにあたり、今後も継続した良い関係を築きながら、例えば鹿追高校とメモリアルコンポジット高校が姉妹校を締結して英語教育や国際理解教育をさらに発展させ、カナダの文化や国際的な多様性を学ぶ機会や両町の交流が深まるような展開を期待しているところであります。また、締結 40 周年を迎えるにあたり、今後、ストニィプレイン町や、同じく締結 45 周年の節目を迎える北海道、カナダ・アルバータ州との協議や調整を重ね、交流の節目をお祝いするために相互訪問団の派遣事業や記念式典等の開催を計画していきたいと考えております。両町の交流が 40 年間継続し、絶え間なく発展してきたのは、両町の議会議員や教育関係者、そして訪問団及び留学生の受け入れを行っていただいているホスト家庭などの深い御理解と御協力の賜物です。この場をお借りし、これまでの交流事業に御尽力、御協力いただきました関係者の皆様に深い謝意と敬意を表しますとともに、今後も、姉妹都市交流に関係する皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げ、ストニィプレイン町との交流事業に係る答弁とさせていただきます。次に、台東区との自治体交流についてお答えさせていただきます。議員御発言のとおり、台東区との交流は鹿追神輿会による民間交流がきっかけであり、その後、長崎県鹿町町との国内姉妹都市交流が同町の佐世保市への編入合併のために終了した平成 22 年(2010 年)頃から、台東区及び鹿追町の議会議員の皆様による積極的な協議や相互訪問等の交流等を経て、平成 29 年(2017 年)4月に「産業分野及び環境分野の特定分野における連携協定」を締結することができました。4年間の協定期間を経て、令和3年(2021 年)3月 31 日に再締結され、来年、令和7年(2025 年)3月 31 日に再度その期間を満了することになっております。この間、コロナ禍における中断等はあったものの、町内小学生の台東区への派遣事業を継続して実施しているほか、産業分野ではアンテナショップ「ふるさと交流ショップ台東」への出店、ふるさと交流ショップ台東があります「浅草千束通り商店街」の納涼大会イベントや、台東区の姉妹・友好・連携都市が文化や特産品のPR及び販売等を行う「ふるさとPRフェスタ」への参加、町内民間事業者における「台東区産業フェア」への出展などの取り組みを実施し、環境分野においては「エコフェスタたいとう」への鹿追町産の花の苗の提供や、イベントへの参加協力を通して鹿追町のゼロカーボンシティなどの環境の取組みをPRしております。しかしながら、コロナ禍における事業中断や民間事業者を中心とする相手方の事情、国内姉妹都市2つ、友好都市6つ、鹿追町以外の連携都市2つなど、多くの交流自治体を抱える台東区側の事情などもあり交流が継続できなくなった事業が一定数あります。台東区にはすでに8つの国内姉妹都市及び友好都市があり、いずれも深い歴史的な背景や鉄道等の発着点などの地理的つながりをもっており、鹿追町が同様に姉妹都市や友好都市となるのは現状では難しいかもしれません。しかしながら、環境省の第1回脱炭素先行地域に選定されるなど、環境分野で先駆的な取組を進める本町と台東区の間においては、環境分野で更なる交流や連携の余地があり、産業分野においても「ふるさと交流ショップ台東」への出店などを重ね、一定の知名度や販売実績を上げてきた本町の特産品の販路拡大等のためにも今後も更なる交流事業の実施が必要であります。また、過去に2回、国の交付金事業などを活用して実施した台東区の子どもたちの鹿追町への派遣事業も、様々なハードルはあるものの両自治体における子どもたちの相互交流となるよう継続してその可能性を模索していきたいと考えております。本年7月には、連携協定締結はもとより、台東区との交流を協議し始めて以降、はじめて台東区長による鹿追町への訪問も実現し、本町の特色や魅力、そしてこの交流の重要さを御理解いただけたものと思っております。来年3月における特定分野の連携協定の3度目の締結を目指し、今後どのような交流ができるのかを含め、台東区側との協議を進めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解、御協力をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 1番 佐々木康人

ストニィプレイン町との鹿追高校の留学の関係でありますけれども、鹿追高校未来留学コーディネーターに活用、それと今現在3か月以上の留学事業について、制度の検討を始めたということ、カナダ短期留学時にアルバータ大学の現地視察も実施したということでありますので、アルバータ大学はやはり日本の大学と環境が相当違って、現地視察はモチベーションが子供たちにも上がるような事業だと思いますので、さらに進展を進めていきたいていただきたいと考えますとともに、そういったことの情報発信をきっちり全国公募にむけても進めていただきたい。それから台東区の関係ですけれども、3度目の締結を目指すということでありますので、これはぜひ実施していただきたいと思います。また台東区とは連携協定この連携協定を基本に様々なアプローチが必要と考えております。答弁にもありましたけれども、先だって服部区長、それから区議会議員との交流の中でも職員交流という話題も上がりました。そういった都市と地方の交流がさらなる物産の交流ですとか、子供たちの交流にも進展させるものと私は考えますけども、この協議の中に職員の交流というのも協議のテーブルの上に乗せていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 喜井知己

私のほうから職員交流の関係についてお答えをさせていただきます。先ほど答弁でも申し上げましたとおり、来年4年間の期間が来る特定分野、産業環境分野の拠点については、ぜひ継続をしていきたい。また継続していただけるものと思っております。災害時応援協定については期間の定めがございませんので、そういう事態がないように越したことはないのですけども、そういったかたちで進めていきたいと思います。先般、服部区長さんがお見えになって町のいろいろな施設を見ていただき、それから懇親会の場もあったわけであります。佐々木議員からお話があった職員交流の関係ですけれども、これについてはいろいろ様々な課題はあると思っておりますけれども、これは非常にもし実現すれば大変両方の自治体にとって非常に有益な事業になるのではないかと考えておりますので、これは積極的に協議を進めて実現できるように努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

答弁 教育長 渡辺雅人(教育長は2025年6月まで)

1点目の海外留学等への情報発信もしっかりというお話でございます。町長の答弁でも答弁差し上げたとおり、今やっている長期留学への検討、実施もできている部分もありますが、さらに制度化に向けてというところがこれからの鹿追高校のさらなる魅力につながるものと感じておりますので、おっしゃるとおり検討状況を見ながらしっかり全国にPRをし、さらに全国から選んでもらえる高校になれるように努力をしていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

再質問 1番 佐々木康人

再質問させていただきます。いずれも前向きな姿勢ということでありますのでよろしくお願いしたいと思います。カナダの関係、英語教育の関係につきましては、今、鹿中、瓜中のバカロレアが進展している最中でもあります。それとこの高校の短期留学、そして長期留学というようなものが実現するとさらに魅力ある鹿追町の教育体系みたいなものが全国に発信できるものと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。回答は要りません。

出典:鹿追町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月17日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる