みんなの議会

鹿追町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日

(1)認定こども園の待機児童の現状と対策は/(2)自転車ヘルメット着用啓発と防犯見守りについて

2023年6月20日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「認定こども園の待機児童の現状と対策は」「自転車ヘルメット着用啓発と防犯見守りについて」について質問し、町長 喜井知己、子育て支援課長 米澤裕恵が答弁しました。

質問者
山口優子 議員
答弁者
町長 喜井知己、子育て支援課長 米澤裕恵

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 山口優子

議長の許可をいただきましたので通告に従い、2項目、一般質問させていただきます。標題、認定こども園の待機児童の現状と対策は。認定こども園しかおい入園を希望しながら、入園許可が下りなかった待機児童が複数存在し、保護者から不安と疑問の声が上がっています。鹿追町が子供の医療費無償化の拡充や、第2子以降の保育料の無償化、給食費の無償化など子育て支援に力を入れてきている中、保護者が安心して子育てできる環境にするためには、待機児童の早期解消が求められています。保護者にとっては、子供を産んだ後も仕事が続けられるかどうかは、重要な懸案事項で入園できないことで仕事ができない、辞めざるを得ないとなると、世帯の収入や第2子、第3子を考える上での人生設計にも大きな影響を与えます。そこで、以下の点についてお伺いします。1、令和5年4月1日時点で、厚生労働省の定義による待機児童、潜在待機児童数は。2、令和5年4月1日時点で入園を希望しながら、入園できていない児童の年齢別の人数は。3、1と2が整合していない場合、その要因は。4、待機児童に対応できる施設面積は確保できているかどうか。5、待機児童を全て受け入れた場合、年齢ごとに不足している保育士の人数は。6、4と5について、保育の質の向上のため、国の保育士配置基準よりも多くの保育士を配置するなど、鹿追町独自の保育士配置基準や、考え方で運用している点があるのかどうか。7、クラス担当保育士 23 名以外の保育補助職員2名、代替保育職員 22 名、これらの保育士の方々の担当している内容や勤務の状況は。8、待機児童数の改善に向けての対策や取り組みは。続きまして、2項目めです。自転車ヘルメット着用啓発と防犯見守りについて。交通安全と防犯対策について以下3点お伺いします。1、2023 年4月 1 日より道路交通法が改正され、全ての自転車利用者に乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。ただ、罰則のない努力義務のため、全国的に着用率はあまりよくありません。鹿追小学校、鹿追中学校、鹿追高校に通う自転車通学の子供たちを見てみましたところ、鹿追小学校では着用率はほぼ 100%でしたが、中学生、高校生は1、2人のみの着用でした。今月、高校生が通学途中に自転車で転倒し、手を骨折したことがありましたが、この高校生はヘルメット着用だったそうです。自転車でも骨折や骨折などの重傷や死亡事故も起こっています。国のデータでは、自転車乗車中の事故で亡くなられた方のおよそ6割が頭部に致命傷を負っています。鹿追町民の大人にも子供にも自転車ヘルメットの着用を啓発するため、数千円ほどの購入費や商品券を助成してはいかがでしょうか。2、5月 30 日に帯広音更方面から鹿追高校へ登校する生徒たちが乗っている路線バスに不審者が乗り込み、接触、脅迫、付きまといがありました。その際、保護者に対しては、保護者連絡アプリ「マチコミ」による周知がありましたが、一方、一般の鹿追町民に対しては、防災無線や町お知らせアプリ「ミジカ」、町公式LINEによるメール配信はありませんでした。不審者情報は広く知らせて、町内の大人たちで防犯のための見守りを行うことが重要ですし、一般町民が被害に遭うことも十分に考えられるので、一般向けの注意喚起も必要だと思います。こういった不審者の情報などを配信しないという運用ルールになっているのならば、速やかにルールを変更し、情報共有、注意喚起をするべきと思いますが、いかがですか。3、子供たちが登下校中にけがをしたり、不審者にあったりした場合に助けを求めることができる子供の緊急避難場所である「子ども 110 番の家」が町内60 か所ほどありますが、子供たちにどのくらい認知がされているか。また、活用された実態がどのくらいあるのか、現状をお伺いします。

答弁 町長 喜井知己

山口議員からは、認定こども園の待機児童の現状と対策、もう1点は自転車ヘルメット着用啓発と防犯見守り、大きく2点について御質問をいただきましたので、最初に認定こども園の待機児童の現状と対策についてお答えをさせていただきます。政府は次元の異なる少子化対策を掲げ、「こども・子育て支援加速化プラン」を発表し、こども・子育て政策の目指す社会像として、若い世代の所得を増やす社会全体の構造意識を変える全ての子育て世帯を切れ目なく支援する、こういった三つの基本理念を定め、2024年から3年間を集中取り組み期間として、ライフステージを通じた子育てに係る経済的支援の強化。全てのこども子育て世帯を対象とするサービスの拡充、共働き・共育ての推進、こども・子育てに優しい社会作りのための意識改革、こういったことに取り組むこととしております。これらの内容をこども未来戦略方針として、去る6月 13 日に閣議決定がされたところであります。一方、町におきましてはこれまでも、園児の教育・保育の質の向上を進めると同時に、幅広い支援が重要であると考えまして、町の実状に合わせて取り組んできているところであります。さて、1点目の令和5年4月1日時点で、厚生労働省の定義による待機児童、潜在的待機児童数は。このことについてお答えをいたします。待機児童につきましては、毎年、国の調査が行われております。これについては利用申し込みを済ませ、保育の必要性が認定されているにもかかわらず、利用していない子供のことでありますけれども、保護者が求職活動を休止している場合や一定期間入所を保留しているなど、この調査における除外項目これに当てはまるケース、全てがそういうケースであったということでありますから、本町では0名という報告をしているところであります。また、潜在的待機児童については、この定義が明確ではありませんけれども、施設を希望する場合、兄弟が同じ園が良いなどで、他の園に空きがあっても希望しないなどの子供のことを仮定した場合でありますけれども、本町では、これに対象となる御家庭がないということから、この潜在的待機児についても0名と考えているところであります。2点目の、同じく4月1日時点での入園を希望しながら、入園できていない児童の年齢別人数。これについてお答えをいたします。この4月1日時点で、やむを得ず受け入れできていない人数は、1歳児7名であります。0歳児、それから2歳児から5歳児については全て希望どおり受け入れをしております。なお、6月には保育士1名を配置できたことにより、1歳児7名のうち、4名を受け入れることができておりまして、現在3名3件の御家庭に入園お待ちいただいているという状況にございます。3点目の1点目と2点目の質問が整合していない場合、その要因は。ということでありますけれども、4月1日時点で7名が受け入れできていない状況でありましたが、保護者の方に体制が整うまで待っていただけるように了解をいただきまして一定期間、入園を保留している状況であることと、4月1日時点で求職活動を休止している場合、これに該当するということで、待機児童としてはカウントしないということで、1と2が整合をしていないということでございます。4点目の、待機児童に対応できる施設面積の確保ができているかということでありますが、各教室については国の基準面積に基づいて整備をしておりまして、待っている方を受け入れた場合でも十分対応できる面積を確保してございます。5点目の、待機児童を全て受け入れた場合、年齢ごとに不足している保育士の人数ということでありますが、現在入園しているお子さんの様子や状況、あるいは待っていただいているお子さんの状況、特別な支援が必要かどうか、あるいは保育士の経験年数等、様々な事情を考慮し判断をして、保育士を配置する必要があると考えております。待っていただいているお子さんを受け入れるための保育士の人数は、一概に何人とお答えするのは大変難しいことでありますけれども、1歳児クラスの場合だとすれば、1名から2名こういった保育士が必要であると考えております。6点目の御質問で、今お答えした4番と5番について保育の質の向上のため、国の保育士配置基準より多くの保育士を配置するなど、鹿追独自の保育士配置基準の考え方で運用している点があるのかどうかということでありますけれども、まず施設面積につきましては国の運営基準を遵守し、独自の基準というのは設けておりませんが、現状のこども園の園舎、あるいは園庭は子供たちが伸び伸びと遊ぶことができる大変すばらしい環境であるということは御承知のことと思っております。次に保育士の数でありますけれども、現状の国の配置基準どおりでは、一人一人に寄り添った保育、あるいは安全性の確保、保護者への手助けとなる支援がなかなか難しいのではないかと考えております。明確な人数基準は作成してはおりませんが、年齢に関わらず、入園申し込みの調整時点でお子さんの月齢や状況、特別な支援が必要かどうかなど、担当保育者、管理職、子育て支援センター、あるいは発達支援センター職員、保健師等々で連携精査をして、全体を見て、最善な運営ができる保育士の数を状況に合わせて配置をしております。ちなみに国の配置基準を申し上げますと、満1歳未満の園児については、おおむね3人に1人の職員を配置いたします。満1歳以上3歳未満の園児については、おおむね6人に1人の職員。満3歳以上4歳未満の園児については、おおむね 20 人に1人の職員。満4歳以上の園児につきましては、おおむね 30 人に1人の職員を配置し、常時、2名を下回らないこととなっております。4月現在でありますけれども、0歳児で1名、1歳児で1名、3歳児で3名、4歳児で2名。5歳児で1名をそれぞれ基準以上に配置をいたしまして、命を預かる場所ということでありますので、安全を第一に考え、一人一人を大切にした保育体制を整備しているところであります。7点目のクラス担当保育士 23 名以外の保育補助職員2名・代替保育職員 22 名、この保育士の担当している内容や勤務の状況についてでありますが、保育補助職員2名は、無資格の常勤のパートタイム職員でございまして、現在主に5歳児や1、2歳児クラスの補助や清掃、消毒等を行いながら、担当保育士が不在の代替職員として勤務しております。また、代替保育職員は現在 23 名おりますが、その内、有資格者が 14 名、無資格者が9名で、こども園及び地域保育所の担当保育士 30 名の休暇日や土曜勤務の振替休日、会議や研修等で不在等の代替職員として勤務をしております。代替保育職員を確保することで、何とかスムーズな運営を維持しているところでありますけれども、その中でも、1日8時間フルに勤務していただける職員は7名ほどでございまして、これ以外は例えば半日だけだとか、平日なら大丈夫だとか、週に3回、あるいは冬場だけならといったそれぞれの勤務できる条件はこういうことがありますので、苦労しながらシフトを組んでいるところでありますけれども、保育補助職員を2名常勤で確保することで、よりよい保育環境の提供といつでも代替の対応ができる体制をとっているところであります。8点目の待機児童数の改善に向けて対策や取り組みは。これについてでありますけれども、全国的な少子化の影響を受けまして、保育士についても例外なく人材不足が課題であります。管内の状況としては、唯一の養成校である短期大学の毎年の卒業生は、50 名ほどということでございまして、管内だけでも教育・保育施設 100 か所以上ございますのでこれに対応することは大変難しい状況ではないかと思っております。また、保育士のニーズはこども園や幼稚園だけではなく、子育て支援センター、発達支援センター、学童保育所、障害児施設、児童福祉施設等大変多岐にわたっておりまして、資格者・保育者を取り合うというような状況になっているのが現状でございます。このような状況の中ではありますけれども、保育士の募集については、随時実施をするとともに、十勝町村会が実施する保育士資格者の採用試験に採用規模を出しているところでありますけども、全体の応募者も少ないということもございますが、人員を確保するのは、年々厳しくなっていると考えているところであります。また、新聞や町のホームページ、広報で募集をする他に、応募を待つだけではなく養成校へ直接実習や就職の説明を行い、優れた人材には声をかけるなどの取り組みを行っておりまして、これまでも何名か採用するに至っております。今後も継続してこういった取り組みも進めていきたいと考えております。こども園は、子供たちの教育保育の場であるとともに、地域コミュニティの核となる重要な施設でもあります。1日でも早く希望される全てのお子さんをお預かりできる安全な体制をしっかりと整えるために、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。次に、2点目の自転車ヘルメット着用啓発と防犯見守りについて。このことについてお答えをいたします。警察庁の報告書によりますと令和4年において自転車の乗車中に死亡した方は、336 人ということでございまして、平成 27 年の 568 人をピークに減少をしております。このうちですね 65 歳以上の高齢者については、220 人ということで、全体の 65.5%を占めているということでございます。交通事故全体の統計でありますけれども、これは死亡者、重症者数とも年々減少している状況でありますけども、状況別の死者数、この統計を見ますと、歩行中、次に自動車運転中、二輪車乗車中、自転車乗車中、こういった順番となっておりまして、自転車乗車中の割合、これは約 13%ということで横ばいで推移しているようでございます。一方、自転車乗車中の重症者数でありますけども、令和4年で 6,363 人と年々その数も減少しておりますけれども、全体の交通事故、重症者数との割合でいうと 24.4%で、割合については年々増加している傾向にございます。また、自転車事故時のヘルメット装着率でありますけれども、小学生で 25%、中学生で39.1%、高校生で 7.5%となっており、全体では 9.9%、65 歳以上の高齢者においては 3.6%と低い割合になっております。さらに、ヘルメット着用状況別の致死率は非着用の場合、着用の 2.6 倍ということでございます。それでは1点目の、自転車ヘルメットの着用啓発するための購入助成をしてはということでございます。自転車用ヘルメットの着用については議員の御発言の通り、道交法が、令和5年4月1日に改正をされまして従来の児童または幼児を自転車に乗せる場合から、全ての自転車の運転に対して着用が努力義務となったところであります。また、北海道自転車条例におきましては、自転車利用者は平成 30 年4月1日からでありますけれども、ヘルメット着用を努力義務としてきたところであります。これらのことを受けまして、本町では鹿追小学校の3年生以上の児童に対しまして、今年4月に実施した交通安全教室、こういった場所でヘルメット着用、これらの指導をしており、鹿追小学校を除く地域の小学校児童には、町に御寄附いただいたヘルメットを配付しているところであります。また、こども園におきましても、保護者の方々に対してヘルメット着用を指導してございまして、広報の5月号にも掲載をし、町民の皆様へ周知をさせていただいているところでありますが、今後もさらにこの町民全体の周知と併せて、各学校あるいは高齢者、老人会なども含めて、定期的にヘルメット着用についての啓発を行って、着用率の向上を図っていきたいと考えております。町職員の対応ですけれども、町民の模範となるよう、職員で構成する交通安全友の会という組織がございます。毎月、職員から会費を徴収して運営している組織でありますけども、希望する職員が購入した場合に、購入助成を4月から行っているところでございます。それで議員御質問の購入費助成でありますけども、管内はまだ助成を行っているところは今のところないようでございますが、今後、着用率の状況なども見ながら、検討をさせていただきたいと思っております。次に2点目の不審者情報の配信運用ルールでございます。新得警察署あるいは町内小中高校から、不審者情報が提供された場合、これまでも内容を確認し、必要に応じ防災行政無線、ミジカ等SNSなどを通じて、速やかに町民へ周知し注意喚起を行ってきております。当然配信しないという運用ルールはございません。情報の内容や状況によって、状況に応じて対応しているということでございます。今回御指摘の事案につきましては、保護者が登録するマチコミメールへ各小中学校から不審者情報を配信した等を聞いておりますけれども、その後、不審者についての情報が確認できたということでございましたので、さらに防災行政無線等での周知は必要がないと判断したものと承知をしてございます。不審者等の情報につきましては、直近では4月 19 日に放送をしております。今後も当然必要に応じて対応していきたいと考えております。3点目の「子ども 110 番の家」の関係でございます。十勝管内全体のことを申し上げますと、「子ども 110 番の家」については、陸別町を除く 18 市町村において、事業所も含めて 3,145 件の「子ども 110 番の家」が設置をされております。本町の経緯では平成 17 年 12 月、当時の鹿追町防犯協会長へ当時の瓜幕小学校長よりPTA会長の連名で、子供を守る体制作りに関する要望書が提出をされまして、平成 18 年2月に防犯ステーション「110 番の家」を町内各家庭へ依頼し、45 件でスタートをし、現在51 件に「子ども 110 番の家」を設置しているところであります。この「子ども 110 番の家」に駆け込んだ事案について、令和4年度までにおいて、報告は受けておりませんけれども、「子ども 110 番の家」を設置することによる抑止力こういったことも含めて、今後も各家庭と連携を図り、子供たちを守る体制をしっかりと維持し、各家庭児童への周知についても各学校を通じて定期的に実施してまいりたいと考えております。以上、お答えをいたしましたけれども、交通事故、あるいは犯罪等の撲滅、これを目指して今後も必要な政策関係機関と協力しながら実施してまいりたいと思いますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

質問 5番 山口優子

御答弁ありがとうございました。まず、認定こども園の待機児童の件について再質問をさせていただきたいと思いますけれども、4月1日時点では7人、現在は3名というお話でした。保育所、認定こども園の待機児童については、国が毎年調べていますけれども、鹿追町は毎年今までずっと0で報告を上げていますし、待機児童というのは都市部のお話であって、こういった小規模の自治体にはあまりないのかなと私自身は思っていたのですけれども、待機児童になっていて、こども園に入園できないという話が保護者の方から何件も私のところにお話があり、今回の質問をさせていただきました。国の厚生労働省の定義によると、待機児童は0ということですけれども、これは例えば入園、入所できないがために求職活動を中断せざるを得ないですとか、入園できなかったので育児休業を延長せざるを得なかったというような場合をカウントしないということになっているので、実態が把握できないことは全国的にも指摘されています。また、主に都市部の自治体とかですけれども、その自治体内にある保育所全てに入園の申し込みをして、なおかつ入れない場合のみをカウントするというような運用になっています。兄弟が通っている保育園であったり、地理的に職場と自宅とその保育園の場所はどう考えても少し非現実的な場所に存在していても、そこに保育園があるということであれば、待機児童にカウントされないというような定義になっており、それで実態を反映されていないということは指摘されています。それで入所の申し込みをして入所ができなかったというのを、待機児童とカウントするべきだとは思いますが、今回4月の段階では7人ということでした。過去、私が聞いた中では 10 人以上あった時期とかもあったのかなお聞きしましたけれども、今までの推移というのはどういった形になっているのでしょうか。また、長期間にわたり待機しているお子さんとかはいらっしゃるのかどうかお願いします。

答弁 子育て支援課長 米澤裕恵

お答えいたします。今まで入園を待っていただくという状況でございますが、近年なかったということで開園以来ずっと来ておりましたけれども、ここ近年共働きが多くなったこと、また子供を預けてプロにおまかせしたいとかストレスがたまるのでということで、急激にここ2、3年で1歳また0歳児の入園が増えている状況がございます。その中でちょっと調整するまで待ってくださいという御家庭はございました。随時1、2週間待っていただきながら調整して入園していただくという形をとってございましたが、今年度、毎年想定を行っていましたが想定を上回る、去年の倍以上の1歳児の申し込みがございましたところで、急に対応できなかったという現状がございます。ですので、実際待機児童の数には入ってはいないですけれども、現に待っていただいているという状況がございますので、御理解をいただいて今調整しているところでございます。今まで、過去にずっと長期間待っていただくという方ございませんでしたので、今現在早急に対応しているというところでございます。

答弁 町長 喜井知己

今、状況について課長の方からお答えしたとおりでございます。この待機児童の定義については仕方ないですけれども、一つ御理解いただきたいのは、基本的にこの保育の法律だとか条例の中で保育の必要性があって、入園の申し込みをして入園できていない。こういったケースを待機児童と私は理解をしております。鹿追の認定こども園ができてからもそうですけども、基本的にこの保育の必要性の有無に関わらず、基本的に全員をこれまで受け入れてきました。ただ、課長の答弁の中にもありましたとおり、仕事はしていないけども子供を預けて精神的な安定を図りたいですとか、ストレスを何とか取り除きたい、そういったケースも近年、相当増えてきておりますので、できる限りそういった希望にも対応できるということで進めてきたわけでありますけども、やはり申し込みの数、あるいは職員にも当然限りがございますので、そういったことで、今回、やむを得ず何人か待っていただいているという状況でございます。当然、待っていただいている中でも、それぞれの状況に応じて、ある程度優先順位をつけて、入所をしていただくということも当然していかなければなりませんので、まだ全部が解消されているわけではありませんけれども、できる限り早く解消できるように取り組んでいきたいと思っておりますので御理解をいただきたいと思います。

質問 5番 山口優子

はい、分かりました。御答弁の中にありましたとおり、国の配置基準どおりでは一人一人に寄り添った保育や安全性の確保、支援ができないと考えているという町側の御答弁でしたけれども、私も本当にそのとおりだと思っていて、国の配置基準どおりに保育士を配置すれば受け入れができるのではないかということを申し上げたいのではありません。十分に手厚い保育をしていただいて保育の質を確保していただいて、現場の方が判断でき得る受け入れの体制で受け入れていただきたいとは思っております。ただ、短時間の保育士さんも結構数がいらっしゃって、それで令和3年3月の厚生労働省の通知でも暫定的な措置として、短時間保育士2人で常勤保育士1名とカウントしても良いというような通知も出てございまして、それで、常勤保育士の確保が困難でなおかつ市町村がやむを得ないと判断した場合に限り、暫定的な措置として認めるということで、こちらもあまり乱用するのはどうかと思いますけれども、保護者の方々からは疑問の声とかも上がっていますので今回取り上げさせていただきました。保育の質の確保ももちろんですけれども、保育士さんの働く環境についても、正直この待機児童が存在しているという事実イコール保育士が足りないイコール休みが取りづらいのではないかと見られてしまう実態がありまして、それで保育士さんを募集してもなかなか人員が確保できないという話でした。お給料を上げるということもなかなか難しいのかなと思いますけれども、休みが取りやすいか取りづらいかとか、保育士さんが働きやすい環境にあるかどうかで、保育士さんとして仕事に復帰をためらう一番の原因は、やはり保育士という仕事の責任の重さなので、複数の目でお子さんを見て、なおかつ心に余裕を持って休みも取りづらくないような環境であるのかどうかということが、保育士さんの働く環境で大切だと思っています。鹿追町の保育士さん、代替の保育士さんや有資格の保育士さん、無資格の保育士さん含めて、きちんとシフトを組んでやっているというお話でしたけれども、有給の消化率はどのぐらい消化できているのでしょうか。

答弁 子育て支援課長 米澤裕恵

お答えいたします。国の特例として短時間補助それから、看護師、学校教諭の免許保有者を短時間的に入れてもいいという特例などございますが、実際には有資格者は難しいというところと、本町の代替保育士ですけれども人数はたくさんいます。それぞれに働く条件がございまして、継続的にシフトに入れるということが難しい状況なので、どうしても毎月このクラスに貼り付けていくというような状況が難しい働き方をしている方がいらっしゃいますので、希望に合わせながらなるべく穴を開けないようにという形で働いていただいております。それで保育士の休みの消化ですけれども、実際に6日以上、それから夏季休暇3日それから家庭の状況に合わせて本人の都合に合わせて、ほぼ希望通りに取れていると思います。ですので、休みが絶対取れないということはございません。環境も配慮しながら、やはり働き方改革というところで保育士の処遇というところで国全体でも考えているところでございます。当然私たちも働きやすく、またやはり新しい方に来ていただくには環境改善して働きやすい職場にするということが前提でございますので効率よく、なおかつ保護者子供たちが手厚くというところで承知しているところでございます。

質問 5番 山口優子

はい、分かりました。待機児童になった方々については、どのように待機期間を過ごしているのかなというところがちょっと疑問でして、そういった方々も使える一時保育というサービスがあるのですけれども、0歳児は使えないですけれども1歳以上のお子さんが月 12 日まで、1日6名までということで使えるわけですけれども、利用状況が令和3年度(2021 年度)の実績では2年間で 276 時間の利用状況、令和2年度(2020 年度)は 883時間ということで、これ日数に直すと1日8時間勤務の2時間を前後足して 10 時間ぐらいを預けたとしたら、令和3年度(2021 年度)については1か月に2人ぐらいの利用で、令和2年度(2020 年度)については、1か月に7人ぐらいの利用ということで、実際はもう少し受け入れられるようなお知らせにはなっていますけれども、この一時保育についてはどういった受け入れの状況というか、一時保育を受け入れるにしても保育士さんが必要なわけで、この辺りは予約が取れない、取りづらいとかそういうことはないのでしょうか。

答弁 子育て支援課長 米澤裕恵

お答えいたします。一時保育については、ここ3年ほどコロナの状況もありまして、ちょっと預けるのを控えるということもございました。また一時保育を利用したいという方がほぼ入園している状況というとこもございまして、近年少なくなっているという状況もあります。現在、一時保育にも有資格者の保育士が必要となってきますので、こども園の運営というところでなかなか受け入れが難しい状況ではございますが、保護者の状況を把握いたしまして、緊急性のある場合ですとか、相談に応じて、適宜、一時保育を受け入れさせていただいているという状況でございます。

質問 5番 山口優子

はい、分かりました。鹿追は子育て支援に力を入れてそれで少子化を食い止めたいと、移住もしてきてほしいみたいな政策ですけれども、やはりそう言っておいてこども園に入れないと待機児童になってしまうというようなところはちょっと問題かなと思っています。それで3歳未満児の保育ニーズが高まっていまして、長時間の保育ニーズも高まっていって、待機児童が出てしまう0歳・1歳・2歳あたりが全国的にも多いと思いますが、先ほど1歳児では2名、あといれば現在の待機している3名も受け入れ、1歳児の場合は1、2名の保育士さんがいれば待機も受け入れられるというお話でしたけれども、今後、0歳児・1歳児・2歳児の定数というか定員というのは増やしていくというお考えでしょうか。

答弁 子育て支援課長 米澤裕恵

お答えいたします。現在、0歳児の方でも途中入園を希望されている方が数名ございますので、そちらの状況と、あと1歳児それから2歳児の方は大体入園されているお子さんが多いので、未就園児は少ないところで全体の人数を把握してございますし、また御希望も聞いておりますし、状況も把握しております。待っている方の優先順位を決めながら、緊急性がある方を最優先にしながら取り入れていきたいと考えております。ですが、今の段階で把握している状況で、3月までに何とか御希望通りに入れることができたらと考えてございます。

質問 5番 山口優子

はい、分かりました。保育士さんの働く環境も、待機児童になってしまっている方の環境も様々でありますので、保育の質を確保していただきながら支援が必要なお子さんとかもいらっしゃいますので、現場の保育士さんたちとても大変なお仕事をされていると思っています。待機している御家庭に関しても、1軒1軒の状況を定期的にヒアリングしながら状況を見て進めていただきたいなと思っております。続きまして、自転車のヘルメットの着用についてですけれども、着用率を見ながら検討するというお話でしたけれども、現在、着用率とても低い状況なので、ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。中学生、高校生に関してはやはり親がかぶりなさいよということももちろんですけれども、学校でそういうルールを決めていただければいいかなと思います。交通安全教室もされているようですけれども、スタントマンが自転車事故を再現するような交通安全教室を私も見たことありますが、結構ショッキングな映像を見ることになります。スタントマンの方に実際こけていただいてそれを見るみたいな交通安全教室も記憶に残って危ないということがしっかり分かるので、そういうのも検討していただけたらと思います。中学校や高校に朝、自転車で通っている子供が始業時間ギリギリに結構なスピードで飛ばします。時間に間に合いそうにないと、そういう場面に私も遭遇したことありますし、交差点を斜めに猛スピードで走っている中学生、高校生なども実際に町内にいますので、管内ではヘルメット着用の補助はないということでしたけれども、全国的にはこの着用の補助はありまして、大体 2,000 円程度の補助が多いかと思いますけれども、役場職員さんにも交通安全の会で補助があるということなので、町民の方にもそういう補助があれば、着用の後押しになるのかなと思います。自転車のヘルメットについては、シートベルトの着用義務化のときも始まったときは、ちょっと苦しいとか抵抗感が多かったですけれども、今は当たり前のようになっています。自転車ヘルメットもそういう方向になっていくと思いますので、ぜひ前向きに着用を検討していただきたいと思います。不審者の情報についてのメール配信です。実際、不審者が出たけれども、さらに周知する必要がないと判断したと、情報が確認できたので一般町民に対しては、メール配信の必要がないと判断したということですけれども、疑わしいものは発信すればいいと私は思っています。その事案が、実際被害者を生むような事態になるのか、結果何もなくてよかったねということになるのか、これは後からになってみないと分からないことなので、疑わしいものは広くお知らせして、注意喚起をするべきだと思います。誰が判断するのかというところになると思いますが、例えば、今回高校生に向けての不審者、子供を狙っている不審者ということだったので教育委員会でした。ただ、車上狙いや空き巣が目的の不審者で街をウロウロしているとかそういった場合は町民課が担当になっています。こういった場合、全ての情報を一旦、町民課でまとめるべきじゃないのか。1か所でまとめるべきじゃないのか。各課ごとに不審者か不審者でないかというような判断をするのではなくて1か所でまとめるべきだと思いますが、その点はどうですか。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。情報の一元化というかまとめということだと思いますけれども、いずれにしても、そういう不審者、そういう情報については警察なりが絡むことが多いので、基本的には担当で言えば町民課のほうに情報がほとんどのケースは入るのではないかと思っております。今回のケースにつきましては通学等のバスということでございますので、一義的には教育委員会の方にまず情報が入るのかなということでございます。今回のケースも答弁したとおりではありますけれども、その不審者等についての状況がよく分からないと、どこかでも影響がある可能性があるということであれば、恐らく町の方でも情報を流すという判断に多分なったと思いますけれども、今回は先ほどお答えしたとおりの対応をしたということであります。情報を流すということは、基本的に大事だと思います。ただ、状況に応じてお知らせした方がより良い場合、そうでない場合いたずらに不安を煽るとは申し上げませんけども、場合によってはそういったケースも想定されなくはないということであります。いずれにしても、ケースバイケースで対応してまいりますけれども、できる限りそういった情報は、お知らせをしていくというスタンスが必要ではないかと考えております。

質問 5番 山口優子

はい。今回私がたまたま子供いるので、そういう情報を知りましたけれども、子供がいない場合、子供が卒業してしまった場合とか、そういう場合でしたら後からその情報を知ってそれだったら教えて欲しかったなと思います。ですので、熊が出たとか不審者が出たとか、疑わしいものも、今後は全町民に素早く配信してほしいと思いますし、そのためのミジカでしたり、防災無線であると思うので疑わしいものも広く知らせていただきたいなと要望をします。続きまして、そういう不審者に出会ったまたはけがをしたとかそういった場合の子供の緊急避難場所の「子ども 110 番の家」ですけれども、現在は 51 件あるというお話でした。ただあまり認知されていないのかなと思っていまして、この「子ども 110 番の家」がどこにあるのかということを、防犯マップに落とし込んでお知らせするとか、またスタンプラリーのようにして子供たちにウォークスタンプラリーといって回ってもらって、どこに「子ども 110 番の家」があるのか。「子ども 110 番の家」の方に協力していただいて、日程を設定して、普段の下校時に、子供たちにスタンプウォークラリーしてもらうこともできるのかなと思います。子供たちと「子ども 110 番の家」の方の顔つなぎにもなりますし、自分の下校ルートにその「子ども 110 番の家」がないということがわかると、いざというときに助けを求めるのにふさわしい家とか店舗を子供たちに開拓してもらって、ここの家に、ここの店に「子ども 110 番の家」になってほしいというようなお願いを子供たちからしてもらって、「子ども 110 番の家」の数を増やして、子供たちの防犯意識の啓発にもつなげていけると思います。そういう取り組み、交通安全の取り組みですとかそういう対策、今後も力を入れていってほしいと思いますが、最後に町長にお願いします。

答弁 町長 喜井知己

はい。「子ども 110 番の家」の周知等々について、様々御意見をいただきました。基本的には「子ども 110 番の家」というのぼりが立っていると思っておりますけども、今、現状の 51 件全て立っているのかどうかという状況を私はよく承知をしておりません。外観から見てわかるのぼりの設置ですとか、「子ども 110 番の家」の分布ですか、町内の状況などについては、やはりお子さんそれから保護者、町の人も含めてよく理解をしてもらう必要があると思いますので、今一度、しっかり点検をして、周知あるいは新たに御協力をしていただける方もいらっしゃるかと思いますので、その辺は早急にしっかり取り組んでまいりたいと思います。

出典:鹿追町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる