鹿追町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
鹿追町との関係人材発掘と地域づくり
2022年12月13日、鹿追町議会の一般質問で、狩野正雄議員が「鹿追町との関係人材発掘と地域づくり」について質問し、町長 喜井知己が答弁しました。
- 質問者
- 狩野正雄 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 狩野正雄
議長のお許しをいただきましたので通告に従い一般質問を行います。標題は、鹿追町との関係人材発掘と地域づくりという題でございます。新型コロナウイルスの影響もあり、ここ数年、観光やビジネスにおいて交流人口が減少しておりました。しかし、国の経済政策として旅行支援が実施されたことで人の動きが戻り、観光施設にも賑わいが感じられます。先月、同僚議員3人で岡山県西粟倉村における村づくりの現場を、政務活動として視察調査いたしましました。その中で学んだことは、地域の持続的発展は「1、ひとづくり、関係人材の活用」、「2、足元にある資源を今一度見直し、その価値を高めること」、「3、規模は小さくても楽しく働ける場所をつくり、いかにして育て上げるか」、西粟倉村はこのような取組を積み重ね続け、関係する人材を増やし、移住者や定住につなげています。鹿追町でも関係人材発掘や交流人口を地域づくりに生かす取組が求められています。10 月 26 日水曜日ですが、鹿追町ライディングパークにおいて、大阪から修学旅行で訪れた高校生約 300 人が人間ばん馬の体験イベントを楽しんでいました。また、現在撮影が進められている映画製作など、本町の景観や充実した施設を活用して楽しい思い出につながっています。ここに住んでいる人が気づいていない足元にある資源や施設を見直し、体験や見学のメニューを開発していく。そのためには民間事業者のノウハウを取り入れることや、活用のアイデアを募集する考えは。西粟倉村では視察、研修を有料で受け入れておりました。村の収入(財源)にしていました。ビジネスという視点で施設の活用方法を研究する考えは。以上です。
答弁 町長 喜井知己
狩野議員から、「鹿追町との関係人材発掘と地域づくりについて」と題しまして二点御質問をいただきましたので、順次お答えいたします。まず一点目の、「関係人材発掘や交流人口を地域づくりに生かす取組が求められていることから、足元にある資源や施設を見直したり、体験や見学のメニューを開発していくために、民間事業者のノウハウを取り入れることや、活用のアイデアを募集する考えは」についてお答えいたします。議員御指摘のとおり、ここ数年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により人の移動が制限され、全国各地で観光地への入り込みが大きく減少しました。本町においても然別湖を中心とした観光産業に大きな影響を及ぼしていることから、減少した観光客を増加させる取組が課題となっております。また、コロナ禍により人々のライフスタイルも大きく変化し、さらにデジタル技術の進展により、テレワークの業務が一気に浸透し、どこにいても仕事をすることが可能になり、旅先において仕事をすることも選択できるようになりました。このような中、本町においてもコロナ禍により減少した「観光客の回復」と地域と深い関わりを持つ「関係人口」の新たな創出などを目的に、仕事をしながら旅行を楽しむ「ワーケーション」の取組を推進しております。この「ワーケーション」の取組については、とかち鹿追ジオパークやエネルギーなど本町の特色ある地域資源を活用し、参加される企業と一緒に学び、考えることでお互いにとっての課題をそれぞれが持っているノウハウやアイデアにより解決に結びつけ、さらに企業側からの提案により、資源や施設の有効活用を新たに図ることを目的としており、今後もワーケーションを中心としたショートステイプログラムを充実し、さらなる交流促進を図ってまいります。さらに、令和4年7月からは総務省の事業である地域活性化起業人(企業人材派遣制度)を活用して、民間企業において培った専門知識・業務経験・人脈・ノウハウ及び外部の視点・民間の経営感覚・スピード感覚を得ながら取組を展開しており、特に観光振興や地域産品の開発・販路拡大を大きな軸として首都圏企業とのコラボレーションによる開発や体験ツアーの企画・実施、移住促進を目的とした情報発信などを業務提案として進めておりまして、現在は、町内事業者の聞き取りなどデータ収集を進めながら分析し、検証を行なっているところであります。今後におきましても、民間事業者の知識・経験・感覚を有効活用いたしまして、固定概念に捉われない多角的な視点での行政運営を進めてまいります。次に二点目の「ビジネスという視点で施設の活用方法を研究する考えは」についてお答えしいたします。本町には2基の集中型バイオガスプラント、国内で唯一の家畜排せつ物を原料とする水素製造施設、マイクログリット、自営線ネットワーク、鹿追町の大地の成り立ちと自然・歴史・産業などを紹介するとかち鹿追ジオパーク、修学旅行生などの利用も多い鹿追町ライディングパークなど数多くの施設がございます。これらの施設のほかにも文化教育面では幼小中高一貫教育や神田日勝記念美術館、さらに環境省の脱炭素先行地域に選定されてからは脱炭素に向けた取組について多くの行政視察者が本町を訪れております。このような中で視察(資料代など)の有料化につきましては、一部の施設においては既に実施しているものもございますが、新たな財源確保の一つとして有効であり、行財政改革大綱で取組事項として定めた「財政基盤強化」の自主財源の確保、新たな財源の創出の具体的な取組となり得ることから、その範囲の拡大について検討してまいりたいと考えております。また、ビジネスとして、これら施設や本町の特色ある取組と然別湖を核とした観光地、先進農業などを紹介する視察をパッケージ化した取組も研究したいと考えているところであります。今後も、町内にある資源を最大限活用して、持続可能なまちづくりを一層進めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げて答弁とさせていただきます。ありがとうございました。
質問 8番 狩野正雄
詳しい具体的な答弁ありがとうございました。その中で施設についてですが、鹿追町ライディングパークを例に取りましても施設の建設から 30 年以上経過してくると人も代わります。施設や設備、備品も古くなってまいります。そんな中で人間ばん馬というものが非常に面白いと思って見ておりました。大阪から300 人近い7台のバスで来たわけですけれども、今まで我々が気づかなかった、考えられなかったことが若いエネルギーの発散場所として活用されたというのはエポックメイキングだと思って見ておりました。そういった施設をこれからどう維持し、活用していくかいろんな人のアイデアも聞くと、人間ばん馬という種目を考えたのは町ではなくてエージェントといいますか、企画会社が申し込んだということでございました。我々が気づかない活用の方法を、もっともっと新しい活用方法が出てくるのではないかと思いました。鹿追町ライディングパークで私もパークゴルフをやるのですけれども、137 メートルと非常に長いコースになっておりますけれども、それも魅力の一つですけれども、高齢になってくると筋力も弱まってくるので、そういった施設が今のニーズに合うのかということも言われます。高齢社会における体力とか気力とか健康にどう結び付けるかも含めて改善していく取組がこれから必要になってくるのではないかと思います。人間ばん馬のとき、高校生から「ここは何というところ」と聞かれたのです。「鹿追町ライディングパークだ」と言うと「そうか」と。その子たちは鹿追町ライディングパークと知らないで来ていたのかと思って。スマートフォンで写真を一生懸命撮っていたけれども「どこかに表示があれば良かったね」と言っていました。そういう看板とか施設の魅力を伝えるものがもっとこれでいいかという視点で考えていく。何年かの間に然別湖の看板がありません。それまであった千畳くずれの看板もありません。なぜか撤去されてきた。今一度観光地の魅力アップの大作戦がこれから必要になってくるのではないか。それから現代の体力・気力に合わせた活用の方法、そういうことも必要になってくるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
答弁 町長 喜井知己
お答えいたします。鹿追町ライディングパークの活用についてお話がありました。人間ばん馬、どこでも体験できることではないということで、そういった形であの場所を観光資源としても活用されることは大変いいことではないかと思っております。併せてあそこのパークゴルフ場は距離が長いということを売りにしているコースでもあります。その在り方についてはいろいろ考えがあると思うのですけれども、町内にはあの場所を含めて3か所パークゴルフ場があるわけであります。それぞれ特色がある施設でありますので、その特色に応じて利用者の方に選んでいただくというのも一つの施設の活用方法ではないかと思っております。町内にあるいろんな施設、年数が経ってきてそれぞれ改善が必要な部分も数多くあると思っております。計画的に長寿命化なりの取組を町の懐具合もよく考えていきながら、計画的に対応していくべきと思っております。看板についても多分瓜幕の鹿追町ライディングパークであればそういった場所が分かる所があるだろうと思っておりますけれども、そういった施設の看板表示についても併せて点検していく必要があると思っております。また、観光地における看板の関係ですけれども、とかち鹿追ジオパークの取組の中でも案内看板等を整備している部分も数多くあります。そういった視点、それから然別湖の看板についても先般も議論になった部分もありますけれども、看板の取り扱いについては然別湖周辺でいえば町とか観光関係者、環境省、いろんな方が相談をして今の観光地における看板の在り方を協議した結果、現状の姿になっていると聞いているところでありますが、いろんな意見もあるということも踏まえて、看板等の在り方については研究していく必要があると認識しているところです。
質問 8番 狩野正雄
ぜひお願いします。それと今映画製作に取り組んでいるということで、鹿追町で映画ができるということですごく期待をしているのですけれども、完成したときにぜひ鹿追の魅力アップにつなげるような取組をぜひお願いしたいと思います。それと西粟倉村で気づいたことは、この村は時代の先取りをしていると思って、というのは施設の充実にEV(電気自動車)の充電施設が村の主要な所に3か所ぐらいありました。旅行者が困らないように設備を整えていると感じました。その充電のことを聞くと充電は結構時間がかかるということで、その間お客さんに道の駅で食事をしてもらう、村の産品を見て買ってもらう、その間に温浴施設を利用してもらう、そのように旅行者、EV(電気自動車)の利用者にそういったものを利用してもらう仕組みというか仕掛けが随所にあって、なるほどと思って見てきました。これから旅行者のニーズに応えるような電気自動車の充電施設を今後計画する考えがあるかどうかお聞きします。
答弁 町長 喜井知己
お答えいたします。西粟倉村につきましては、確か本町と同じように脱炭素先行地域に選ばれている所でございまして、私もバイオマス産業都市の関係の役員をしておりますので、西粟倉村については木質バイオマスの取組が先進的な地域と認識しております。今のお話にありましたEVステーションの関係につきましては、一般的に急速充電器ということで道の駅に設置される例が多いと私は認識しております。急速充電でも相当な時間がかかるということで、道の駅に設置されてその間のお買い物等々というのはよくある姿ではないかと思っております。いずれにしても私は西粟倉村には行ったことはないのでけれども、先行地域ということでいろんな面で脱炭素を含んだ相当先行的な取組と理解をしておりますので、私もいろいろ研究をさせていただきたいと思っております。本町におけるEV急速充電施設については、これから具体的な取組が始まる脱炭素先行地域の事業の中で道の駅の関係についても脱炭素化、改良も含めて道の駅の在り方を研究していきたいと思っております。時代の流れもありますので、道の駅にEVステーションを設置するというのは当然やっていかなければならないことだと思っておりますし、町でも電気自動車が今年度導入されます。役場でも充電器の導入等と併せてこれから実施をしていくことになると思いますので、よろしくお願いをいたします。
質問 8番 狩野正雄
終わります。よろしくお願いします。