鹿追町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日
標題、「公共施設マネジメント(管理)計画について
2020年3月16日、鹿追町議会の一般質問で、畑久雄議員が「標題、「公共施設マネジメント(管理)計画について」質問し、町長 喜井知己、企画財政課長 草野礼行が答弁しました。
- 質問者
- 畑久雄 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己、企画財政課長 草野礼行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 畑久雄
議長のお許しをいただきましたので、通告に従って常任委員会代表質問を行います。標題、「公共施設マネジメント(管理)計画について」お尋ねしたいと思います。要旨、総務文教常任委員会では、令和元年 11 月、所管事務調査を実施しました。埼玉県三芳町では、公共施設マネジメント計画の策定・運用について研修しました。三芳町の公共施設マネジメント基本計画では、公共施設は今後どうあるべきかを各部署が横断的に捉え、住民との合意形成を図りながら方向性を決定していました。また、計画の実効性を確保するために、10 年間の財政計画により、確実に予算措置を行なっておりました。本町においても、平成 28 年3月策定の「公共施設等総合管理計画」がありますが、具体的な方針が示されておらず、策定後4年が経過しております。公共施設のマネジメントは、短期的には解決できない問題であり、実行できる計画作りが必要と考えます。今後 10 年間程度の投資計画を盛り込むなど具体的な公共施設マネジメント計画の策定についてどうお考えになりますか。施設ごとの個別計画により、長寿命化・修繕対応・統合・廃止など、実態に合った実行計画を策定し、実施していくお考えは、ということであります。
答弁 町長 喜井知己
畑委員長からは、「公共施設マネジメント(管理)計画について」と題して大きく2点について御質問をいただきましたのでお答えをいたします。1点目の「具体的な公共施設マネジメント計画の策定について、どう考えるか」についてお答えをいたします。公共施設につきましては、全国的にも施設の更新時期を迎えており、各自治体において老朽化対策が喫緊の課題となっており、本町におきましても今後、更新費用や修繕費用が継続して発生することが見込まれるところであります。また、国においては、地方における厳しい財政状況が続く中で、人口減少等により公共施設等の利用需要が変化していくことなどを踏まえ、平成 25 年 11 月に「インフラ長寿命化基本計画」を策定し、地方公共団体において、行動計画と個別施設計画を策定するものといたしました。こうした国の動きに歩調を合わせ、平成 28 年3月に「鹿追町公共施設等総合管理計画」を策定したところであります。この計画は、長期的な視点をもって、町内公共施設等の全体的な現状把握、及び管理に関する基本方針を定めておりますが、畑委員長御指摘のとおり策定後4年が経過しており、掲載されている公共施設の状況等も変化していることから、令和2年度中に見直しを行い、その中で今後必要となる修繕費などを含めた計画を策定してまいります。また、町民ホール、神田日勝記念美術館、トリムセンター、健康温水プールの大型施設につきましては、いずれも築後 20 年以上が経過し、今後多額の改修費等が見込まれることから、令和2年度に4施設における改修箇所や改修金額などの調査を行い、できれば令和3年度から計画的な改修に取り組んでまいりたいと考えております。2点目の「施設ごとの実態にあった実行計画を策定し、実施していく考えは」についてお答えをいたします。個別施設ごとの長寿命化計画である個別施設計画につきましては、インフラ長寿命化計画や公共施設等総合管理計画に基づき策定するもので、それぞれの施設がどれくらいの面積を有し、何年度に更新時期を迎え、どれくらいの更新費用が必要かなどを把握し、その方向性などを示すものであります。本町におきましては、既に公営住宅や橋梁などの長寿命化計画は策定済みでありますので、その他の個別施設計画につきましては、見直しを行う公共施設等総合管理計画と整合性を図りながら、令和2年度中に策定をいたします。公共施設は、経過年数や利用の頻度などにより劣化や損傷の度合いが異なり、その状況は年々変化していきます。これまでも、修繕にあたっては、利用形態の変化や住民要望などを考慮しつつ、財政状況を見ながら、適宜対応しているところであります。今後におきましても、施設ごとの町民皆様の利用ニーズを把握するとともに、将来の人口動向や財政状況などを踏まえ、計画的な修繕を行うことにより、公共施設の長寿命化を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。
質問 3番 畑久雄
先の協議会の中で、令和2年度予算では、公共施設等総合管理計画個別施設計画策定事業に 200 万円の試算がされております。これは計画の内容というのは具体的に教えていただきたいと思います。また、住民との合意をどのように図られるかというこの2点。それからもう1点、三芳町では公共施設を減らすことはサービスを減らすことではないという考え方から、施設維持管理のコストを減らし施設の利便性を高めていくかを重要課題としています。統廃合を視野に入れながらコスト面とサービス面のバランスをとっていく必要があると考えます。将来の人口推計を勘案し、どういう方向で計画を推進されますか、お尋ねしたいと思います。
答弁 企画財政課長 草野礼行
委員長から3点について再質問をいただきましたので、随時お答えをしたいと思います。まず1点目の令和2年度予算に御提案させていただいている 220 万円でございますが、こちらにつきましては、本公共施設、28 年の3月に作られました公共施設の中からそれぞれ町長の説明にもありましたけれども、長寿命化計画を策定されている物、公営住宅、それから橋、下水道を除きまして、本計画の中には 315 施設が掲載されています。この施設数も今回見直しをさせていただきたいと思っていますが、その 315 の内、先ほど話した長寿命化計画の作られているもの以外の施設を、今のところですけど大体 200 程度を選択して、その中から個別の計画を作ってまいりたいと考えてございます。それから合意、町民のコンセンサスはどうなんだろうということでございますが、今回の個別計画、それから総合計画の見直しにつきましては、今後の方向性を示すものでございます。計画の実施にあたりましてはもちろん建物の安全性を第一優先に考えてございますが、住民のニーズ、それから財政も考慮しまして、様々な形で計画につきましては周知をさせていただきたいと思っておりますし、町民の合意につきましても、いろいろなアイデアや御意見等をアンケートですとか説明会等で図ってまいりたいと考えてございます。それから最後のコスト面とのバランスをどう考えるかという質問でございますが、先ほどの答弁とも重複しますけれども、公共施設の利用につきましては、安全性を第一に考えていますし、あとは町民の利用ニーズ、利便性、それから財政的な問題もありますので、今後の財政的な配慮等もバランスよく考えて計画を立てていきたいと考えてございます。以上でございます。
質問 3番 畑久雄
住民との合意を図るための方策ということでお尋ねしたのですけれども、いろんな問題があるかと思います。しかし十分に住民とのコンサンセスをもっていかないとなかなか大変でしょうと思いますけれども、ただこれからわが町で必要とする施設もあります。例えば図書館を建て替えるとか、あるいは古い建物を壊すとか、いろいろあるんでしょうけれども、そういった新規のものも考えながらやっぱり町長はあと任期が3年あります。その後またあるかどうか分かりませんけれども、いずれにしてもそういったものを実現する、それと古い物もやはり壊していかないとならない。古い物でも使える物もあるのだろと思うんですね。そこら辺が住民とのいろんな対話が必要だと思うのです。そういったことで非常に大変なことでしょうけどもやはり一歩一歩進んでいかなければならない、そのように私は考えるんですけれども、いずれにしても将来人口もある程度減っていく可能性もあります。そこでそういった問題も絡めて新しい物も、あるいは古い、そういった修繕しながらも使える物は使えるにしても、やはりだめな物は壊していかなければならないという考え方だろうと思います。そういった面でスムーズにいってほしいなという思いでありますので、答弁はいいのですけれども、そういったことをお願いしておきたいと思います。以上です。終わります。
答弁 町長 喜井知己
答弁はいいということでしたけれども、ちょっとお話をさせていただきたいと思います。先ほど申し上げましたとおり、また課長からも答弁したとおり、施設大小含めて相当な施設がございます。それももちろんどんどん古くなっていくということであります。全体を見て本当に利用頻度の問題だとかいろいろございますので、やはりそれらについては、特に地域の例えば集会場等が想定されますけれども、普段利用している方、そういう方との話し合いは、やはりしっかりしていかなければならないのかなと思っています。最初の答弁でも申し上げましたけれども、大きい4施設が金額的にも相当な費用が見込まれますので、せっかくの施設ですので、ああいった基幹的な施設にはしっかりと長寿命化のための計画的な修繕、これはしっかりやっていく必要があると思っています。また既存の施設以外の話もございました。例に挙げられました図書館、それから将来的には道の駅等々もあるのかもしれません。これらについては既存の施設の見通しも立てていく必要もありますし、財政的な負担、こういうものを総合的に勘案しながら議会と相談をしながら、今後検討をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
質問 3番 畑久雄
答弁はよろしいですけれども、最後にお願いがあります。十分に住民との対話、本当にこれが一番大事だと思うのです。何とかここは円満にいくようによろしくお願いしたいと思います。質問を終わります。