みんなの議会

鹿追町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月16日

(1)屋内ゲートボール場新築計画の再考を/(2)学級編成・少人数学級について

2017年3月16日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「屋内ゲートボール場新築計画の再考を」「学級編成・少人数学級について」について質問し、町長 吉田弘志、福祉課長 佐々木康人、学校教育課長 大前健也が答弁しました。

質問者
山口優子 議員
答弁者
町長 吉田弘志、福祉課長 佐々木康人、学校教育課長 大前健也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 山口優子

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。私からは2項目お伺いします。1項目、屋内ゲートボール場新築計画の再考を。平成29年度に鹿追町健康増進センター整備事業として屋内ゲートボール場の新築が計画されている。高齢者が生きがいを持ってスポーツができる環境の整備は重要である。町内でも、パークゴルフやゲートボールなどのスポーツに汗を流す高齢者がたくさんいて、それは大変喜ばしいことである。現在、町内には屋内でゲートボールができる場所が介護予防センター、瓜幕のゲートボール場、笹川のゲートボール場、その他にも地域の公民館と数多くある。また、屋外でもゲートボールのできる場所はたくさんある。それに対し、町内のゲートボール愛好者はおよそ60人である。今後、ゲートボール人口がもっと増えると仮定しても、現在の3カ所の屋内ゲートボール場、地域の公民館、屋外のゲートボール場に加え、さらに新しい屋内ゲートボール場の必要性を疑問視する声もある。現在の介護予防センターが使えない日は年平均30件の葬儀のときである。それらの日は屋外のコートを使うか、笹川や瓜幕のゲートボール場を使ってもらうようにすれば良いと思う。ゲートボール愛好者の方にお話を伺ったが、ゲートボールに対応した人工芝を入れてほしいとのことであった。ゲートボール用の人工芝があれば大会などにも対応できると伺ったので、介護予防センターの人工芝を入れ替えるという対応で、ゲートボールをされる方の要望には応えられると思う。今2億円から3億円をかけて新しく屋内ゲートボール場を新築するよりも、今鹿追町の課題となっている、不足している施設、図書館や子どもが自由に集える居場所である児童館や、大型遊具と高齢者健康遊具のある公園等の整備を優先するべきと思う。その方が鹿追町民全体の福祉の向上に寄与すると思う。また、高齢者福祉を考えるなら、施設の充実よりも、元気に安心して年を重ねていく日常生活の充実に力を入れるべきである。例えば、移動手段の確保としての高齢者タクシー券の助成などをさらに広げる方が、町内の高齢者全体の福祉の増進につながると考える。以上のことから、屋外ゲートボール場、健康増進センターの新築計画を再考するべきと考えますが、町長のお考えをお伺いします。続きまして、2項目めです。学級編成・少人数学級について。鹿追町の教育行政は、幼小中高一貫教育の推進、地球コミュニケーション、新地球学などの特色ある教育カリキュラムで、文部科学省の研究開発学校の5期目の指定を受けており、教育に力を入れている町だということが町内外から高く評価をされている。中でも少人数学級の推進は第6期鹿追町総合計画の中にも示されており、目の行き届いた教育環境の実現のために重要な施策であると考える。先日、鹿追小学校において、学級編成の人数の基準を見直すとの保護者説明会があった。具体的には、小学3年生以上は国の学級編成基準どおりとする。1年生と2年生は可能な限り2学級編成とする、ということである。今まで継続してきた少人数学級について、どういう効果があったのか。また、子どもの学力向上にどういう影響があったのか。今までの経緯と今回の決定の理由、今後の方向性についてお伺いします。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

山口議員からは2点についてご質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げますが、屋内ゲートボール場新築計画の関係ということであります、再考ということでありますが、屋内ゲートボール場につきましては、町の第6期総合計画にあります生涯現役で生きがいの持てる高齢社会のためを実現をするために、高齢者が生きがいを持って運動のできる環境整備と、積極的な健康づくりのために年間を通して使用のできる健康増進センターとしての現在計画を進めているところであります。屋内ゲートボール場の建設構想は、平成25年の本町の高齢者の会を対象とした議会のまちなか会議の中で、上幌内、瓜幕、笹川、上然別等それぞれゲートボール専用の施設の建設の要望があり、平成25年7月に議会から私宛にその要望について検討をするようにとの情報の提供をいただき、そうした経緯の中でこれらの計画をしたところであります。その後、老人会等での聞き取り、先進地の視察等の内部検討を行いました。12月21日の定例議会最終日におきまして、実施設計の予算を可決をいただき、3月末までの期間で実施設計が完成をし、納品される予定になっているわけであります。現在、町内のゲートボール場は、ご質問のとおり鹿追の介護予防センター、瓜幕と笹川の室内ゲートボール場の3カ所に設置をされております。笹川の施設、昭和63年に建設、瓜幕の施設、平成元年、鹿追の施設については平成2年と建設されておりまして、全ての施設が30年近くを経過をしていることから、老朽化も大きく、これらの改善と修繕等々も今大きな課題になっているところであります。また、介護予防センターに人工芝を入れ替える対応というご意見でありますけれども、この介護予防センターも建設から26年を経過している中で、これまでも人工芝の入れ替えを何回か実施をしてきたところであります。福祉の向上、増進に関する事業の優先順位にはいろいろな論議のあるところでありますが、現在、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができる地域包括システムの構築が図られる中で、こういった生きがい活動は大きな役割を果たす事業であるだけに、ゲートボールをメインとしての利用施設として、私は建設を決心をし、今進めているところであります。しかし、独立した施設で多額の予算も投入をするわけでありますので、空き時間については広く活用できるような、そういう内容のものにしていきたい。そんなふうに考えているところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。次に、学級編成・少人数学級についてのご質問にお答えを申し上ますけれども、最初の鹿追小学校における少人数学級の効果についてでありますが、鹿追小学校において、平成23年より保護者等の要望を受けて全学年において2クラス編成を実施してまいりました。具体的な効果でありますが、学力の経年変化を調査するCRТ検査によりますと、少人数学級をスタートいたしました平成23年に入学した児童についてでありますけれども、現在6年生でありますが、この児童の国語と算数の経年変化の検査結果によりますと、学校における授業改善との効果もあって、徐々にではありますけれども、学力の向上が図られているということでございます。次に、具体的な学級編成等について説明を申し上げます。学校に配属される教職員は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づきまして、道費負担教職員の定数の配置基準があり、基準日の児童数により算出をされます。小学校1年生及び2年生については、35人までは1学級、3年生以上は40人までは1学級とされ、これらを合計した学級数に基づいての職員の配置となっているわけであります。ちなみに平成28年5月1日現在の鹿追小学校における教職員の配置基準数は、校長、教頭を除き普通学級の教員8名、特別学級教員7名が配置をされているわけであります。平成28年までは、鹿追小学校においては各学年の児童数が基準を満たしていなくても、全学年2学級編成を実施をして、不足する教員については、北海道教育大学等を卒業され教員資格を有するものの、北海道の教職員試験については合格をしていない方等をですね、お願いをする中で臨時的な教員としての配置をし、2学級の実現を図ってきたところでございます。具体的な学級編成は、配置基準に基づき配属された普通学級教員に加え、特別支援学級担当として配属をされる教員を普通学級担当教員として配置し、少人数学級編成を行い、特別支援学級の担当を町で採用した臨時教員を充てて特別支援の質を保ちつつ対応しておりました。もう少し具体的に申し上げますと、いわゆる普通学級の方だけではですね、2学級というには、小学校6年生までですから、12学級、普通学級職員8名ですから、学級担任としては12学級をやればですね、それは不足をするわけでありまして、これは、学校と教育委員会の配慮によって一部特殊学級の先生もですね担任をしてもらうような形でこれまで実施をしてきた。そして不足分を町が雇う助手、この職員をもってカバーをしていくという方法での少人数学級の実現、全ての学級において2学級というものが実現をしてきたわけであります。しかし、これらについては道教委の方から指摘をいただきまして、今後については、やはり法にのっとっての編成、教職員の活用ということになりまして、そのことからですね、実施不可能ということになったわけでありますが、町の方としても、この問題については、これまで少人数学級等々の実現を目指してきただけに、何とか町の方でですね、普通学級担任のできる教員を雇ってですね、実施をしたいというお話をもさせていただきましたけれども、教員の試験等々については、昔はA登録、B登録ということで、合格をした教員が、ある程度の人数が確保されているという状況でありましたけれども、今日ではそうした人材はいないということでありますから、そうすると2学級を実現をするということになれば、どうしても配置をされている教員資格のある特殊学級の先生にもですね、一部学級担任ということになるわけでありますけれども、これは何としても認められないということでありますから、どういうふうに町がですね、考えてもこの実現は今の現在の状況の中では不可能というふうに考えているところであります。私はこれまで町長になってからですね、ほとんどの期間、北海道の政策委員会の中で、30人学級の実現を図ってですね、教育府県としての、やっぱりそういう環境を作るべきではないのかと、古くは秋田県がですね、そうした政策をもって実現をして教育力、学力の向上をしているだけにですね、北海道もそういうことをやってはどうかというお話をさせていただいておりますけれども、ようやく国の方ではね、小学校1、2年については35人という若干の私は進展を見ておりますけれども、残念ながら公式には実現をほとんどしていないということでありまして、これは、今後についてもですね、町村会、北海道の町村会等々での国へ要望のときには、この問題について入れてですね、要望改善をしていただくように、時々ですね、そうしたことが実現するやに報道されることがあるんですけれども、なかなか現実のものになっていないというのが現状でありますから、そうした努力をさせもらうということで、ご理解をいただきたいというふうに思っております。ありがとうございました。

質問 1番 山口優子

ご答弁ありがとうございました。今鹿追町が進めている大きな事業として、新しいこども園の建設があります。このこども園の総事業費、補助金の額などが今現在出てきておりませんので、これらの額が確定してからこのゲートボール場の予算の執行の方が良いのではと思いました。この事業を優先して町の財政悪化を心配する声もあります。この健康増進センターの総事業費、財源、補助金、町の負担額はおいくらでしょうか。

答弁 福祉課長 佐々木康人

ゲートボール場の総事業費につきましては、現在実施設計を行なっておりますので、実施設計が終わりまして整理された後に総事業費が出てくるものと思います。また、財源につきましては、緊急防災減災事業、これで防災備蓄庫という役割を付与いたしまして財源とすることを今予定しているところでございます。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

こども園のね、事業費等々が確定してそれにどのくらいかかるのかということが決まってから、やった方がいいのではないかというご意見であります。当然私は財政的にですね、そういうことを考えながらこっちを先に云々ということもですね考えながら、あるいは需要に対してどう応えかということも考えながらですね、実施をしていますから、財政的な心配いただくことは当然でありますけれども、今の健全化をね、大きく心配されるような方向に行かないようにやっていきたいという計画を今作っておりますので、心配はないのかなというふうに思っておりますし、ゲートボール場というかね、健康センターを造ることによって、こども園の予算がどうだとかね、ということにもならないように、この限りある財源の中でこうした施設を作るわけでありますから、そう頻繁にですね、こういう事業が実施をされることではない状況の中での計画でありますのでね、私はそうした努力を精いっぱいやるということについてご理解をいただければというふうに思ってます。それから、この健康施設についてはね、議会でも議決をいただいているわけでありますけれども、やはり今ある施設等々については、ご案内のように老朽化をしてですね、雨漏りをしたり、常に寒いだとかいろんなご意見があって、苦情等々も来ているのも実態でありますし、このご質問の中にも年間30の葬儀等が入っているだけだというお話がありましたけれど、私は30ものそうした事業がですね入っていて、これは初めから施設に付与されたものではなくて、葬儀場としての、そういう課題からですね、使用しているわけでありますけれども、30人の方が利用すれば大体これの倍以上の日数がこれに本来の目的に使うことができないという状況の中で、私は今回集約をすると、そして将来のいろんな問題を解決をしていくひとつの策として集約をしたものを作ること方がですね、財源的にも長期展望に立った施策というふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。以上であります。

質問 1番 山口優子

新しいゲートボール場の建設にあたって、ゲートボール人口の推移というものが一つの指標となると思いますけれども、現在60名のゲートボールをされる方がいらっしゃって、今後このゲートボール人口の推移をどのように想定されているのか、現在の介護予防センターについては、利用方法を変えていくのかについてお伺いします。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

まずあの当然新しいところができればね、ゲートボール場としては使わなくてもいいわけでありますから、そういう意味では介護センターとして使っていける状況が出てくるであろうと思っております。そして、あそこはですね、葬儀だけではなくて、その他にもね、冬期間における子どもたちの野球の練習場、ネットを張ってあるのもそうしたものに応えるための方策としてやっているわけでありますけれども、そうしたものが充実をして活用できるというふうに考えておりますし、もう一つは何だった、ゴルフでも使っていますね、あそこね。そういうことであります。人口の関係ですけれどもね、確かに私は今利用者は少ないと、利用者少ないというよりも、やる方が少ないというふうに思ってます。しかし、高齢化社会はますます人口は減っていく一方の中でね、増えているのも事実ではあります。75歳が今度は後期高齢者ということになるわけでありますけれども、それでも520の方がいらっしゃるわけであります。もっと前にいけばですね、敬寿会、これの対象は800人くらいいたわけですね。しかし、現在そこに参加をしている方は大体250人ぐらい。ゲートボールは60人ぐらいということでありますが、これは私は非常に良い傾向としてのね、一つのあり方というふうに思っています。夏はパークゴルフをやる方は結構いらっしゃるし、それからゲートボールをやる方もいらっしゃる。ですから、60人というね、人数だけではね、この問題を必ずしも推し量ることはできないというふうに思っておりますし、やはり利用がなければね、建てる場所についてはご案内のような今度建てるこども園のほぼそばということになればですね、そうした雨天のときの活用も過分にあってまいりますのでね、私は有効活用が図れる施設になるだろうというふうに思っていますし、60人というね、固定した人数ではない。これからやはり愛好者もですね、私は健康づくりのための社会体育としての位置付けをしっかりとしていけばですね、それをして楽しむという方も増えてくるというふうに思っておりますので、この辺、今の数字を見てですね、私は対応はしておりませんので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。

質問 1番 山口優子

空き時間に関しては有効活用ができるように考えていくというふうにおっしゃっていただいていたので、鹿追町は町民ひとり1スポーツに取り組んでいる町でもありますし、今後鹿追町からもトップアスリートを輩出できるような子どもたちのためのスポーツ環境の整備というのも、高齢者の健康づくりと並行して進めていっていただきたいと思います。現在あの、総合スポーツセンターは利用者が多くて、予約が取りづらいという状況にある時期もあると伺いましたので、こういった課題の解決のためにもゲートボール専用の、高齢者専用の健康づくりの施設というのではなくて、さまざまなスポーツに対応できるような、多目的に使用できる施設にする方が町民全体の福祉の向上に役立つと思いますので、せっかくお金をかけて建てるのですから、使い勝手の良い、多目的に使えるような施設にしていただくようにしていただきたいと思いますが、その点についてお願いします。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

私あの、本筋というかね、そこは変えるべきでないというふうに思ってます。やはり今の施設でのいろんな不便さ、そういうものがですね、やはり使う人たちにも大きな不便を与えているわけでありますし、そうした私は城としてのね、何と言うかな、健康センターという位置付けをですね、しておかないと、またあれもこれもで利用できないということになれば、また新しいものを造ってくれということに私は結び付きかねないというふうに思っていますので、基本はやはり高齢の方の健康づくりという基本を持ちながら、おっしゃられるように空いているときにはですね、大いに有効活用していくべきというふうに考えておりますので、ただそれはね、譲り合いの精神で上手に使うというのも手法でありますから、この辺については、高齢の方のご理解もいただく必要があるというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 1番 山口優子

はい、了解しました。この健康増進センターの計画の進め方についてなんですけれども、私もこの過去、議会も絡んで高齢者の方からの要望が上がってきて検討されてきた事案であるということは重々理解はしております。ただ、一般の町民の方にとっては、主要懸案事項説明会で初めて聞いたという方が多い。もっと言えば、ほとんどの町民の方は、建物が建って初めてこれ何の建物っていうことになってくるかと思うんです。そのときにこの新しいゲートボール場に関しての必要性を疑問視する声というのも現在もありますし、出てくると思います。この必要性を疑問視する声に対してどのようにお答え、必要性を疑問視する声があることについてどのようにお考えですか。

答弁 福祉課長 佐々木康人

ゲートボール場の建設に至る経過の中でですね、昨年も老人会ですとか、ゲートボールの代表者、それから今年に入りましても老人会、ゲートボールの代表者の方の意見を伺うような、そういう場を設けまして説明それから協議等を行なったところであります。そういった意味では、競技される方、あるいは高齢者の方への周知という部分では完全ではありませんけれどもできているものと思います。またあの、町民への周知というところではですね、まだ十分ではないというご指摘ですので、そこは確かに周知不足という部分もありますので、これから周知させていただくように検討したいと思います。

質問 1番 山口優子

この計画を知って、実際私の方には疑問視する声というのがたくさん届いておりまして、これらの声を町側へ伝えるということも議員の役割の一つかなと思いまして、一部ご紹介をさせていただきます。Aさん、ゲートボール専用じゃなくて、子どもやお年寄りが集まる室内施設を作ってください。Bさん、雨の日や、冬に遊べるように屋内の大型遊具や砂場を作ってほしい。Cさん、高齢者と孫世代の交流の場として、幼児から体験できるゲートボールコーナーを併設してみてはどうか。Dさん、子どもが室内で遊べる場所が欲しいです。先日も支援センターに行こうと思ったら、行事で使用できない日で、どこか他にと考えたけれどどこも行く場所がなく、利用できる違う場所があればいいのにと思いました。Eさん、図書館を先に建ててほしい。一部ご紹介しましたけれども、他にも疑問の声を持っている方というのはいらっしゃいました。町側にそういった意見は届いてないという形だと思いますけども、意見が言い難い環境があるのではないのかなと思います。町から示されるときに、主要懸案事項説明会についても、決定事項ですという形で説明されてまして、決定事項に対して意見を求められてもいないですし、意見は言いづらいと思います。町民参加共同のまちづくりが重要であると思いますので、例えばたたき台の段階で、町民に意見を求めていたらまた違った意見が出てきたかもしれませんし、意見が出てこないっていうのは、町民が会議に参加したり、意見を言ったりしたことが有効であると、意見を言って良かったというように町民自身が感じられていないのではないかと。この件に関してだけではないんですけれども、町民からの合意を十分に得られるようなやり方で提案していただければと思いますし、決定事項を報告していくだけのやり方ですと、今後町民の方々がまちづくりに意見を言っていこうという意欲が薄れていくと思います。それは決して町のためにならないと思います。ですから、町民の方も意見を言いやすい環境づくりについて取り組んでいただきたいと思います。その環境づくりについてお伺いします。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

いろいろとご意見ご紹介をいただいて感謝を申し上げます。意見を言う機会というのはね、懸案事項説明会ももちろんですけれども、いろいろあるはずであります。そこに参加をした方のご意見ですか、今のは。参加をして言い難かったのであればそれは失礼をいたしましたけれども、しないでおいてね、そういうご意見ということになれば、私は何をか言わんやでないかなというふうに思っております。世の中さまざまな考え方がありますから。お一人お一人伺えばねそれはもう百人百色、それだけの意見はね出てくるだろうというふうに思います。しかし、行政、議会、それに対してどう応えるかをね、やっぱり多くの方、多数決、いろんなこう原則がありますよね。そういうものを基本にしながら、その中にいろいろな配慮をしながらの政策展開ということになるのが私は普通であろうというふうに思いますから、なかなか全ての方のね意見を聞くというのは難しいとは言いませんけれども、できれば本当に私どものところにもねいろんな意見入ってきます。それから、鹿追の議会、まちなか会議、他の議会でやってませんよね。そういう機会を持ってね、議員さん方に直接言う機会も本当に十勝の中で議会活動、議員さんの活動というのはね、2番目に多いですよ、日数的に、時間的に言ってもね。それだけの機会がある中でね、できるだけ町民の方の意見を吸い上げようというふうに考えながらやって、お話については否定はしません。よりしっかりとね、受け止める必要はあろうかというふうに考えていますので、ご理解をいただきたいと思います。以上であります。

再質問 1番 山口優子

ありがとうございました。それでは2項目目の再質問をさせていただきます。学級編成少人数学級についてです。平成23年度から少人数学級を鹿追町ではされてきていて、鹿追町以外の他の市町村の地域の小学校は国の基準に従ってどんどん統廃合されていく中で、鹿追町長は地域の小学校も守っていく、少人数学級も推進していくという方針で大変すばらしいと思っています。全ての子どもに目が行き届く、しっかりと子どもを見ていく、その基本は少人数学級であると思います。今回、道教委の方から指摘を受けたということでしたけれども、これ結構重要な政策の転換だと思います。少人数のメリットについて、先ほど町長がおっしゃっていましたけれども、学力の向上が図られているということです。他にも少人数学級のメリットというのはたくさんありまして、もちろん学力、中でも理数系の向上、あと、トラブルの解決率が向上する、先生との対話が増える、生徒一人当たりの発言量が増える、問題行動が減少するというようなことなどがあるようでございます。国の調査では、欠席や不登校は減って、学力は向上するということでありますし、少人数学級というのは日本全国において子ども、保護者、教職員の願いでもあると思います。人数が増えると、先生の負担も増大すると思います。今、先生はすごく多忙で、生徒一人一人としっかり向き合う時間がとれないというのが共通した先生の悩みであるというふうに伺いました。鹿追小学校で平成26年度、27年度、28年度においては高学年5、6年生、4年生についても、36人、34人で2クラスにしていた過去があります。今度新年度からは38人、34人で1クラスになるということです。この間、教室1クラスに38人分の机を入れてみたそうなんですけれども、そうなるとかなりぎゅうぎゅうで、先生の机は教室には入らなかったそうなんです。教室にゆとりがないので、スペースを活用してグループ学習など、子どもたち同士の話し合いによる学習というのがやりづらい、机の移動がやりづらいので、そういった自主的な学習の時間が減ってしまう。3年生以上になると、体も成長してきて体がぶつかったなどのトラブルも増えるということだそうです。先ほど町長もおっしゃっていましたけれども、秋田県など先進地の事例では、30人学級を導入して学力の向上が図られたということなので、町独自の裁量をして少人数学級というのを維持していただきたいというのが、これはお願いというような形になってしまうのかもしれないんですけれども、思います。教員不足についてなんですけれども、今までその教員免許を持っているけれども、道の採用試験に受かっていないという人を探して採用してきたというふうに伺いました。例えば教員の退職者の活用についてはどうでしょうか。今の年代、定年退職される方たくさんいらっしゃいますし、経験値も高くてやる気もある先生がたくさんいると思いますが、そういう先生に、例えば定年することは1年前から分かっているわけですから、1年前から採用の働きかけというのもできるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

少人数学級の必要性、効果等々については、今おっしゃられたとおりでありますから、私もやりたい。やりたいけれどもできないというのがある。先ほどから申し上げているけどね。現実です。ですから、私あの先生の採用は基本的には道教委ですから、そうするとその中でこれまで私は校長先生がその学校でいる人材を有効活用して、可能な限り私どもと心を一つにして対応してきたものをですね、8人しか雇わないのに12学級あるというのはいかがなものだという指摘を受けて、それは駄目よと。それじゃうちで雇ってやりますからと言ったらそれはいないと。どうやったってできませんね。今退職者を活用してということになればもっと難しくなるんじゃないかなと私は思います。もちろんこれまでの経験をしてきた先生ですから、教員としての私はまだまだ働ける方もいらっしゃるだろうけれども、非常に難しいなと。そこでですねやはりこれまでどおり私はやっぱりそういう不都合というか、学校経営は校長が一応責任を持ってやっているわけですから、校長が良かれと思えば、そういうやり方については認めていくという姿勢がねやっぱり必要ではないかというふうに考えておりますので、そういう意味でもぜひとも、山口議員さんも政治家でありますから、そういう意味で道に対してもね、アプローチもしていただければありがたいというふうに思っております。引き続き私は少人数学級についてのですね、主張はしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。以上です。

再質問 1番 山口優子

ぜひあの国の方や道の方への働きかけもしていっていただきたいと思います。全国的に30人から25人の学級を目指しているところも多いですし、国の標準を下回る学級編成を独自に行なっているというところも多いです。近隣でも鹿追町を見習って少人数学級を導入してほしいと言われています。これはすごく自慢であったのですけども、町独自の基準というのも今後考えていっていただきたいと思います。なるべく40人ぎりぎりのクラスというのをなくすような努力と、実現に向けて積極的な予算も取っていただきたいなと思います。あと、学力についてなんですけれども、平成28年度の全国学力学習状況調査が、これあの鹿追町がはっきり言ってあまりすばらしいという成績ではありませんでした。小学6年生においては、国語で7項目中4項目が全国平均より下、算数においては8項目中5項目が全国平均より下、中学3年生においては、国語が6項目中3項目、数学においては、8項目中7項目が全国平均より下回っているというような結果を受けて、これらの学力向上策として、町としては結果の分析を元に授業内容の改善、少人数指導や習熟度別学習指導によるきめ細かな指導を今後行なっていくということなんですけれども、少人数学級ではなくて、少人数指導というのも学力向上のためには有効であると思いますが、少人数指導などの新しい取り組みをするというお考えはありますか。

答弁 学校教育課長 大前健也(学校教育課長は2017年3月まで)

お答えいたします。少人数指導、既に鹿追小学校の事例で申しますと、わくわくチャレンジ教室のですね年に5回ほど実施いたしておりまして、まず学ぶことの楽しさ、また、どうしても高学年になっても、小学校高学年になっても算数の例えば掛け算があまりちゃんとできないというようなお子さんもいらっしゃるというような部分についてはですね、個別に指導もしているというふうには聞いてはおります。ただ、具体的にプログラムがあってですね、少人数指導というですね、というものを計画的にやっているかということになりますと、それは個別のですね指導の中で今は取り組んでいるというのが現状でございます。よって今のものを参考にですね、学校現場との状況も確認しながら今後検討して参りたいと考えております。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

それで私もね、学力の向上というのは、非常に大事だというふうに思ってましてね、研究して15年間やってどれだけ一般教科で伸びているのか、国語だとか算数については一部あの全道平均を上回っているところありますけれども、そこに到達していないというのも結構あるというふうに承知をしています。それであの分かる教え方というかね、そういうことについてもいろんなメディアをとおして私も見たり聞いたりしているわけでありますけれども、そうした研究もね、してみる必要もあるしということで、今本町では教育現場のIT化、これについては多分十勝だけでなくて全道一番でないかというふうに思っているんですが、まずそれだけの機器もですね、揃えているということでこれも宝の持ち腐れになってはいけないということで、今、教育長とねお話をして、まず先生のね、教え方、文句をつけるわけではないけれども、この研究をね、しっかりとやってもらうということが大事ではないかということで、研修をね、しっかりやれるような環境を作るべきでないかということで、今予算的にもね、相談をしているところでありますので、山口議員おっしゃられるように、そうしたことについての配慮もしていきたいというふうに考えておりますから、よろしくお願いを申し上げます。以上であります。

再質問 1番 山口優子

理数系については、課題がありましたけれども、英語などは研究開発学校の効果が出てて、全国平均よりもかなりいい成績の鹿追町の状況であると思います。この研究開発学校の指定5期が今年いっぱいで、新年度いっぱいで終了ということになりますけれども、6期の指定についてはどのようにお考えですか。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

議長。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

この問題は質問の中に入っていませんよね。だからどこまで具体的にお許しいただければしっかりと。かなり入っていない部分にも答えてはきているけれども、やはりどこかで止めないと。

再質問 1番 山口優子

今後も教育環境の充実には力を入れていっていただきたいと思いますし、現場の状況を見ながら、あと保護者の意向も聞きながら教育行政を進めていっていただきたいとお願いして、私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

出典:鹿追町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月16日 議事録 PDF(68ページ) 間違いを知らせる