士別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日
現行の士別市まちづくり総合計画で新たに策定した地区別計画の第2次計画での取組みについて
2025年6月17日、士別市議会の一般質問で、大西陽議員が「現行の士別市まちづくり総合計画で新たに策定した地区別計画の第2次計画での取組みについて」質問し、総務部長 大橋雅民、市長 渡辺英次が答弁しました。
- 質問者
- 大西陽 議員
- 答弁者
- 総務部長 大橋雅民、市長 渡辺英次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 12番 大西陽
次に、現行の士別市まちづくり総合計画で新たに作成されております地区別計画の第2次計画での取組について伺いたいと思います。2018年度を計画初年度としたまちづくりの指針となる士別市まちづくり総合計画は、取り組むべき課題が山積している中にあって、今後ますます多様化、複雑化する市民ニーズに対応していくために、市民が主役という基本的な考え方を念頭に、前期4年の実行計画、後期4年の展望計画で構成されており、本年度が計画最終年度であり、同時に第2次まちづくり総合計画の策定年度であると承知をしております。また、現まちづくり総合計画と一体的な計画として位置づけ、市内8地区の現状や課題、歴史などを踏まえ、将来の地域づくりの目標や地域づくりの取組を定めた新たな地区別計画を策定しております。この地区別計画は、各地区においてワークショップを開催して、地区の歴史や施設の状況、産業、文化、芸能、交通など、幅広い課題について、それぞれの地域で市民が主体となって議論や検討を重ね、将来の地域づくりの目標や、あるいは方向性を示すために策定した計画であります。この地区別計画の計画期間は、2018年度から2025年度までの8年間として、4年ごとに見直しあるいは検討を行うとしております。そこでお聞きしますけれども、現在進めている第2次まちづくり総合計画策定の方針で、地区別計画を本計画に格上げするとしているのは、先ほど申し上げた中間の検証や見直しと計画期間満了となる本年度の現時点での検証結果に基づいた判断なのか、また、この方針を決定するに当たって、それぞれの地区と検証結果に基づく事前に協議がなされているのか、併せてこの点についてお伺いしたいと思います。次に、第2次計画の策定に当たって地区別計画はどのような位置づけと内容になるのか、また、各地区の意見や思いをどのように計画に反映させるのかを伺いたいと思います。 (降壇)
答弁 総務部長 大橋雅民
ただいまの御質問にお答えします。初めに、地区別計画を本計画に格上げすることとした理由についてです。現計画の策定から8年が経過する中、人口減少と少子高齢化がますます進行し、全ての地区が縮小している状態であり、地区の課題は今や市全体の課題となっています。この傾向は、4年前の中間評価の時点で顕在化しつつあり、各地区で当初に掲げた地域づくりに取り組んでいただく中、ふまねっと運動やサロン活動を通じた高齢者の健康づくりや自主防災組織の設立、伝統文化の継承、独自イベントの開催による地域の魅力発信など、課題解決に一定の成果が得られた一方で、自治会会員の減少や高齢化、空き家の増加や家業の担い手不足などといった課題については、全ての自治会で未解決であり、改めて自治会単位での解決は困難であることが浮き彫りとなりました。こうした実態を受け、市としては各地区の特色や魅力はそのまま残しつつも、地区に共通する課題に対しては、市の施策として各地域と連携しつつ課題解決を模索していくため、本計画を基本計画に格上げする考えであることを振興審議会にお諮りし、2月に行われたまちづくり懇談会において市民に説明したところです。地区別計画の検証については、4月に行われた自治会連合会役員会議の中で第2次総合計画における地区別計画の考え方を説明した上で現計画の検証作業を各自治会にお願いし、併せて市として積極的に議論に参加させていただくことをお伝えしています。なお、検証作業については、なるべく早期の実施をお願いしていますが、農繁期でもあり、各自治会ごとの事情もございますので、7月中旬頃をめどに取りまとめたいと考えています。次に、第2次総合計画における地区別計画の位置づけについてです。答弁したとおり、市として取り組まなければならない地区に共通する課題については、基本計画に落とし込むとともに対応策を模索してまいります。その上で、残された地区特有の課題や魅力、特色などについては、各地区と連携しつつ、協働で解決や保存、振興に取り組んでいくべきものとして、地域としてどのように取り組むか、また、市としてどのような支援策を講じるかなどを地区の意見を参考としながら第2次総合計画に反映させてまいります。以上申し上げ、答弁とします。 (降壇)
質問 12番 大西陽
私、今回の質問の趣旨は、端的に言うと、進め方、順番違うのではないかということを言いたいんです。本来であれば、地区別計画の検証を、ワークショップをつくっていますから、集まってもらって、地区別計画の検証を2回やるんですね、8年間のうち、4年と最終年と。その結果、地区の見直しなり内容なりを決めるのが進め方として正しいのではないかと。格上げしたと言っていますけれども、こんな言葉は適切でないかもしれません。この地区別計画を格下と見ているのではないですか。そういう意味では順番が違うと。今になって、今農繁期だから、方針決めてから、このありようによって地域の皆さんと話をするということなんでしょうけれども、この辺納得できないんで、私の受け取り方が悪いのか、この辺についてもう少し詳しく聞かせてもらえますか。
答弁 総務部長 大橋雅民
大西議員の再質問にお答えいたします。進め方、地区別計画の進め方、順番が違うのではないかという御質問であります。まず、地区別計画を格下に見ているといったようなことは一切ございません。8年前に多くの方にワークショップに参加していただいて、地区の取組を決めてきました。守るべきもの、取り組むべきもの、ワークショップに参加していただいた人たちで決めてきたところです。総合計画の構成上、基本構想、基本計画、それから実行・展望計画と層建てになっていますので、地区別計画が現計画の中ではたまたまその実行・展望計画のところに位置づけ、新計画の中では1つ上というか、基本計画のところに位置づけると、そういった構成で今つくっているものですから、格上げといったような答弁をさせていただきましたけれども、地区別計画を一切格上だとか、格下だとか、そういった思いで私たちはいるわけではないということを御理解をいただければと思います。計画の構成上のお話をさせていただいています。あと、順番についてですけれども、先ほど答弁したとおりなんですが、地域の課題というのがそれぞれあるのもあります。ただ、担い手不足ですとか、それから高齢化ですとか、多くの地域で共通の課題に直面しているといったような事実もあります。そういった多くの共通した課題については、市も一緒に地域と連携する中で課題解決を図っていこうということで、今回は基本計画に共通の部分を位置づけようと考えたところです。確かに、これから地域でワークショップが開催される地域もありますけれども、そういったときには、もっと細かに詳しく説明をしていきたいと思っていますし、まちづくり懇談会の中でもいろいろと御意見もいただいた経過もありますので、それらを踏まえて今後、地区別計画の在り方について、どのように内容を示していくのかといったところについては検討していきたいと思っているところです。
質問 12番 大西陽
格上げ、格下についてはそんなにこだわりません。少し表現があまりよくないんで。そのことはいいんですけれども。冒頭言ったように、2回目の質問で言ったように、地区の課題、いろいろと整理する中で、一番自分の身に感じているのは、その地区の住民なんです。だから、その人たちが集まって、ワークショップで自分の地元を、足元を見詰め直して、いろいろな課題を掘り出して、それで計画をつくり上げた。その計画に基づいて8年間それぞれの地区で活動してきたんだと思いますし、途中で先ほど言ったように検証、検討もなされてきたんだと思います。ですから、今回第2次計画のときに、この地区別計画を格上げするというのは、それはするなとは言いませんけれども、その前に各地区ワークショップなり、あるいは自治会なりと事前に考え方を示しながら議論する。その上で第2次計画の本計画に組み込むんだという理解を得て、それで今の時期に計画を本計画に織り込むには、地区の課題として改めて今ワークショップを開いて検討すべきではなかったのかと。だから、入り口を間違っていないですかと。この点について再度お願いします。
答弁 総務部長 大橋雅民
再々質問にお答えいたします。私、先ほどの再質問の答弁と重複する部分があるかもしれませんけれども、私どもはこれまでの各地域の方とお話ししていく中で、共通の部分については基本計画にうたうんだと、まずは方針を決めました。それを基にまちづくり懇談会、それから今後開催されるワークショップで意見を伺いながら地域の方と意見交換をし、どのような地区別計画をつくり上げるのかといったところについては今後、内部でも、それと地域の方とも議論しながら進めていきたいと思っています。私どもとしては、今、大西議員から再々質問で順番が違うのではないかというお話、御提案、御指摘をいただきましたけれども、私どもとしては、まず市の方針を示してから意見交換に入ろうといったようなことで、順番は違っていないのではないかと思っているところです。以上です。
答弁 市長 渡辺英次
再々質問に御答弁申し上げます。納得いただけないということで今ちらっと声が聞こえたので私が答弁させていただきますが、我々の考えとしては大橋部長のお話ししたとおりでありまして、今回の計画については、まずベースとなるものは、骨組みですね、骨組みをつくった上でそれをお示しして、その後に肉づけをしていきたいという考えの思いです。この手法について正しいのか正しくないのかで言うと、我々としては手法というのは1つではないという考えを持っております。前回8年前のまちづくり総合計画をつくったときの地区別計画については、それこそ当時、大橋部長も直接関わっておりましたので、現場に入って、各、多寄、温根別、上士別、朝日等、地区の皆さんがどういう思いで地区別計画をつくったというのを全部把握をしております。その中で、一番最初の御答弁で申し上げたとおり、例えば多寄地区はこういう課題がある、温根別はこうだ、朝日はこうだってあります。全体を考えたときに、5地区を考えたときに、例えば多寄さんとしては、先に話をしてほしかったよってあるかもしれないですけれども、全部の地区を見たときに、まずは骨組みを我々つくった上で、共通課題の部分はこちらがやります。それぞれ魅力のある部分は地域でやってくださいねというものをまずつくらないことには話が進んでいかないというのがありましたので、今回は我々の判断としてこういう手法を取らせていただきましたが、今後、これを進めるに当たって、大西議員が心配されている形の、地域の方の理解、納得も含めて、しっかりと我々の考えが理解いただけるように、我々もしっかり説明に取り組んでまいりたいと考えます。以上です。