士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
渡辺市政1期目について
2024年12月12日、士別市議会の一般質問で、西川剛議員が「渡辺市政1期目について」質問し、市長 渡辺英次が答弁しました。
- 質問者
- 西川剛 議員
- 答弁者
- 市長 渡辺英次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 7番 西川剛
次に、渡辺市政の1期目というテーマで質問します。令和3年9月25日に市長に就任をされ、就任後最初の議会で所信表明において、4年の任期の中で、市民が豊かに、いつまでも安心して暮らせるまち士別をつくるため、全身全霊で取り組んでいく覚悟を述べられております。あれから3年余りが経過をいたしました。御案内のとおり、就任以降この3年間は、令和2年以降、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって未曽有の停滞にさらされて、感染拡大防止のために経済活動の抑制を余儀なくされるとともに、本市の財政状況は財政健全化実行計画初年度でもありまして、極めて厳しい行財政運営を避けて通ることができない状況でありましたが、就任以降そのような状況にあっても、元気な士別の実現に向け、市政課題に一つ一つ丁寧に取り組まれてこられたことに敬意を表したいと思います。さて、先ほど質問で触れております令和7年度予算は、渡辺市長1期目、最終年度の予算となります。そこで市長の公約、所信表明では、市政運営に当たって大切にしたい8つの基本的な視点とその項目とされておりましたが、その進捗についてお聞きいたします。市長就任後最初の予算編成となった令和4年度予算発表時には、令和4年度予算への反映等状況について、市長政策骨子の進捗という資料が併せて発表されております。その際の数字を振り返りますと、8つの大項目にそれぞれの骨子が計38項目ありまして、令和4年度予算で実施・推進する事業を含むものは、そのうち24項目、率は63.2%、一部実施は10項目、26.3%、調査・検討は4項目、10.5%でした。以後3年間、それ以降2回の予算編成を経て、今年度予算までその進捗はどのようになったでありましょうか。実施・推進、一部実施、調査・検討、それぞれの項目数と率をお知らせください。とりわけ当時、一部実施、調査・検討とされた項目事業においては、新たなチャレンジの事業もあり、まだまだ実施には至ってない事業もあろうかと思いますが、調査・検討事業とされていた市外からの外貨獲得に向けた産業の強化、高齢者などの買物や除雪などへのボランティア制度の創設、公営住宅の福祉住宅への転換活用など、地域に合わせた施策の構築、高齢者が安心して療養できる環境整備の4事業については、それら事業の現状、もし実施に至らない理由があれば詳しくお知らせいただきたいと思います。また、令和4年度は、まちづくり総合計画の実行計画見直しの年度でもありまして、これら政策骨子の事業については新規事業としても計画されておりましたが、この計画進捗状況についてもお知らせいただければと思います。その上で、さきの質問でも議論させていただいているとおり、財政的な制約も今後ますます増えることが見込まれることから、新規事業を実施するのも大変な状況かと思いますが、この市長の政策骨子未実施事業についての事業化、予算化といった7年度実施の見込みについて、また、実施時期も含め、政策の見直しなどもあるのか、これを伺うと結果2期目の出馬意向を伺うことになっているかもしれませんが、考え方をお伺いし、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 市長 渡辺英次
ただいまの御質問にお答えします。初めに、政策骨子の進捗についてです。現時点における進捗状況は、実施・推進が33項目、86.8%、一部実施が5項目、13.2%であり、調査・検討にとどまっているものはございません。このうち令和4年度時点で調査・検討としていました4項目について、現状をお答えいたします。1つ目に、市外からの外貨獲得に向けた産業の強化については、合宿の練習環境や受入れ体制の整備、本市のフィールドの特長を前面に押し出した自動車走行試験の誘致、さらには、まちなか交流プラザを拠点とする観光情報の発信などにより、コロナ禍前の交流人口に回復しつつあります。一方で、官民連携による稼ぐまちへの取組については、引き続き検討を行っているところです。2つ目に、高齢者等の買物や除雪などへのボランティア制度の創設については、地域助け合い活動協議体などと連携しつつ事業展開を進めており、買い物サポートについては、利用促進のため、使用料の見直しや対象エリアの拡大を図りましたが、利用にはつながっていない状況です。一方で、本人は店舗に行くことはできませんが、介護保険制度の訪問介護による生活援助で買物代行が利用可能であることから、買い物サポートの利用拡大を図るには、関連する介護事業所などとの調整も必要と考えているところです。また、除雪サポートについては、市内の除雪サービス事業者と協議を行う中、本年7月には個別の調査も行っていますが、労働力の確保や財政的な課題も多いことから、既存の市の除雪サービスを基本としながら、自治会などによる共助や民間事業者によるサービス提供の可否などについて引き続き模索してまいります。3つ目に、公営住宅の福祉住宅への転換活用など地域に合わせた施策の構築については、郊外部に居住する高齢者が安全安心に冬期間の生活が送れるよう、令和5年度から医師住宅を活用して季節移住を開始しましたが、大西議員の御答弁に申し上げたとおり、今後は新たな手法について調査・研究をしてまいります。4つ目に、高齢者が安心して療養できる環境整備については、市立病院において新たに策定した経営強化プランに基づき、本年4月から3病棟体制を再開するとともに、地域包括ケア病床を24床から39床に増床し、回復期機能の強化を図ったほか、地域包括ケアシステムの強化を目的に、この間、市内の医療機関、歯科、介護事業所及び薬局などと協議を進めてきたICT技術を用いた医療介護連携について、今年度中のシステム構築を目指し、現在準備を進めています。次に、総合計画に新たに盛り込んだ事業の進捗状況についてです。令和4年度に総合計画の中間評価として施策アセスメントを実施するのに併せて、政策骨子の実現に資するべく、高校魅力化支援事業や地域循環型住宅リフォーム促進事業など、新たに26本の事業を総合計画に盛り込みました。これらの事業については、ほぼ全てで着手済みではありますが、検討することを事業内容としているものの、市としての結論を出すに至っていないものも残されていますので、現総合計画の最終年度に向け、庁内の議論を加速してまいります。最後に、未実施事業の実施見込みについてです。冒頭に申し上げましたとおり、進捗状況が一部実施となっているものが5本あり、このうちの1本は今年度内に事業を開始できる見込みですが、残りのうち、先述しました除雪サポートのほか、部活動における体制整備と活動支援の部活動の地域移行については、現時点で検討段階にあります。また、教育・体育・文化施設の維持や再構築など、時代に見合う施設整備における社会教育施設の複合化やスポーツ施設の最適化、効率化については、さきの御質問でお答えしたとおり、市として今後施設の在り方をお示ししましたが、継続協議としたものや関係団体との調整を図るものもあります。このほか、市内経済を循環させる仕組みの一つである地域通貨の活用につきましては、谷議員の御質問に答弁したとおり、物価上昇の影響などにより効果が限定的となり、期待値を大きく下回る結果になりかねないことから、当面の間は活用を見送り、社会情勢を注視することとしたところです。議員お話しのとおり、本市の財政状況は今後も厳しい状況が続くことが予想されますが、これらの政策はいずれも市民が豊かに、いつまでも安心して暮らせるまちの実現に欠かせないものと考えますことから、新たな交付金制度や国や道の補助制度など、あらゆる財源の活用について検討を行いながら、任期の最終年度に向け、未実施事業についても一つ一つ実現をしてまいりたいと考えております。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)