士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日
健康保険証廃止とマイナ保険証の一本化について
2024年12月10日、士別市議会の一般質問で、佐藤正議員が「健康保険証廃止とマイナ保険証の一本化について」質問し、市民部長 丸徹也が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤正 議員
- 答弁者
- 市民部長 丸徹也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 佐藤正
通告に従いまして、一問一答で質問をいたします。健康保険証の廃止とマイナ保険証の一体化についてであります。マイナ保険証については、12月2日から現行保険証の発行を停止しマイナ保険証に一本化されました。政府は、マイナ保険証の利用促進に躍起ですが、いまだに利用率は10月時点で15.67%にとどまっています。マイナ保険証で大丈夫なのか。安心して医療が受けられてきた保険証が使えなくなるのではないかという不安が広がっております。これまで、黙っていても保険証が届いて何ら不便も問題もなかったのに、その保険証の新規発行がなくなれば国民皆保険制度の根幹が崩れかねません。デジタル庁によると、9月末現在、マイナンバーカードに保険証として利用を登録しているカード保有者数全体の81.2%に達しています。多くの国民がマイナ保険証を持っているのにもかかわらず、医療機関の窓口では従来の保険証を利用しているのが実態です。マイナンバーカードに対する不信や不安の根強さを表しています。2日からマイナ保険証に一本化され、市内の医療機関での利用状況と問題点をお聞きいたします。開業医が加入する全国保険医団体連合会の調査では、マイナ保険証オンライン資格確認のトラブル・不都合があった医療機関は7割。このうち、約8割は現行の保険証で対応しました。一方、一旦窓口の10割負担を求めざるを得ない事例も寄せられており、中には受診を諦める事例も生じています。マイナ保険証のトラブルで、患者さんも医療機関も不安、負担が増しています。このようなトラブルを避けるため、厚労省も当面紙の保険証を利用でき、マイナ保険証のない人には資格確認書が届けられ、これまで同様の医療を受けられますと言い始めております。マイナ保険証は5年ごとの更新が必要です。更新を忘れてしまい申請漏れが発生することは容易に想像できます。マイナンバーカードの交付は、2020年以降急増しました。今後の期間切れによる混乱がさらに増えると見込まれます。更新手続は自分で行わなければなりません。管理することが難しい高齢者や、障害者は置き去りにされてしまうとの声が上がっております。当面は資格確認書は交付されますが、その先の対応はどうなるのでしょうか。お聞きいたします。全国保険医団体連合会の調査では、高齢者や障害者施設の9割が入居者のマイナンバーカードの管理は困難としており、市内の施設においても同様な状況だと思います。保険証廃止で困るのは国民や医療機関だけではなく、自治体でも膨大な事務作業が発生すると見られます。事務の煩雑さから、全ての人に資格確認書を送付する自治体も広がっております。市民の中にも、医療に関する不安が広がっていると思います。あらゆる機会を捉え、正確な情報を市民に発信していただきたいと思います。そのことをお願いいたしまして、この質問を終わります。(降壇)
答弁 市民部長 丸徹也
佐藤議員の御質問にお答えいたします。初めに、マイナ保険証の市内医療機関での利用状況と問題点についてです。マイナ保険証の利用状況については、市内医療機関全ての状況は把握できませんが、市立病院の外来患者におけるマイナ保険証利用率は、7月分9%、8月分10%、9月分14%となっており、マイナンバーカードの保有率と比較して低調な利用率であることが課題であると認識しています。現在は、現行の保険証と併用することが可能であり、本人が選択して使用できるほか、紛失などカードの管理やシステムの不具合といったトラブル時の警戒感が大きいことも要因と考えています。本市においては、11月末現在市民の約8割がマイナンバーカードを保有し、本市国民健康保険と後期高齢者医療保険被保険者のうち、約7割の方が保険証の利用登録をしています。さらに、市内全ての医療機関がマイナ保険証での受診ができる体制となっており、その利用率は国保において7月15%、8月23%、9月24%、後期高齢者医療において7月11%、8月15%、9月17%と徐々に増加しており、今後利用者は増えていくものと考えています。次に、紙の保険証と資格確認書の取扱いについてです。経過措置として、発行済みの保険証に有効期限の記載があるものはその期限まで。有効期限の記載がないものは、令和6年12月2日から1年間使用することができることとなっています。その後については、議員お話しのとおりマイナンバーカードを持っていない方や、カードを持っているが健康保険証利用登録をされていない方には、資格確認書が交付されます。資格確認書の有効期限は最長5年以内とされ、保険者が決定することとなっており、本市国保や後期高齢はこれまで同様1年間としているところです。次に、高齢者及び障害者施設入居者のマイナンバーカードの管理についてです。全国保険医団体連合会の調査結果にもあるように、暗証番号や保管方法の問題などから、カードの取得・管理に関しては本人とその家族が管理することを基本としている場合が多い傾向にあるようです。市内施設におけるマイナンバーカードの管理については、御家族等の意向にも配慮する中で、施設が入所者を取りまとめカードを取得・管理している施設もあり、引き続き施設と連携し、職員による出張申請受付など申請サポートを行うことでマイナ保険証の利用に向けて対応してまいります。12月2日から新規保険証の発行が停止となり、マイナ保険証の利用が基本となりました。市といたしましては法令を遵守し、市民には本制度に対する理解と信任を得られるよう丁寧な周知に努めてまいります。また、安心して医療を受けられる安全な医療を提供できる体制づくりと安定した制度の構築に向けては、引き続き、北海道や市長会と連携し国に対して要望してまいります。以上申し上げて、答弁といたします。 (降壇)
再質問 8番 佐藤正
再質問をいたします。マイナ保険証は始まって1週間ぐらいだということで、大きな今のところは問題がなさそうなんですけれども、紙の保険証が廃止される約1年後には、マイナカードで受診することになるんですけれども、今までにもマイナ保険証についてはいろいろ問題というか、不都合があったということで利用率は少ないような状況になってきていると思います。マイナ保険証の有効期間は5年ということで、5年ごとに更新しなければならないということなんですけれども、今までの紙の保険証だと何もしなくても自然にというか送られてきたんですけれども、マイナンバー保険証の更新の案内というのは来るのでしょうか。うっかり更新を忘れて、いざ医療機関にかかろうとしても切れているからかかれないような状況に陥ることはないのでしょうか。それと、マイナ保険証を持っている人に資格情報のお知らせというようなお知らせも来ると思うんですけれども、どのような方法で交付されるのかお聞きしたいと思います。これからもいろんなトラブルも発生するかと思いますが、市民に分かりやすい情報を提供することが必要だと思います。今の答弁にもありましたけれども、丁寧な周知を行っていくということですので、ぜひお願いしたいと思います。
答弁 市民部長 丸徹也
まず一点目、マイナカードの更新の関係でございます。議員のほうからお話ありましたとおり、マイナカードにつきましては5年に一度内容の更新。それから10年に一度カード自体の更新という形で制度上なってございます。皆様、まず最初に、5年に一度更新の手続が必要になるんですが、この部分についてはカード自体の内容のICチップの中に書いている4情報、この部分の書換えという形になるんですけれども、この部分については、有効期限の3か月ほど前までにはJ-LISから直接皆様に御連絡が入る形になります。それを受けまして、市町村の窓口のほうで更新の手続をしていただく形になります。当然その時点では、マイナ保険証ですとかそういう連携のほうをされていらっしゃる方については、その部分は継続ということになりますので、お話にありましたとおり5年に一度のそういった手続について必ず更新作業を、手続をしていただくようお願い申し上げたいと思います。それと、資格情報のお知らせについてという部分についてのお話がございました。こちらにつきましては、いわゆる現状皆様が加入されている保険の内容をお知らせしたカードになります。こちらについては、資格確認書とはちょっと違いまして、現時点で加入されている内容を各保険者が市民の皆様にお知らせしているものでございます。例えば本市で言えば国民健康保険、後期高齢者医療の部分につきましては、7月に毎年新しい保険証をお送りさせていただいている形になりますが、今回については、最後の保険証の交付ということになったんですけれども、その時点で資格の内容がどういったものなのかということで、皆様が加入されている保険の内容をお知らせしたものになります。こちらにつきましては、今現状病院等でどうしてもマイナ保険証とか使った場合にシステムの不具合で御迷惑をかけている事象もあるようでございます。そういった場合などに、例えば資格情報のお知らせというものをお持ちになられて、現行の加入状況を表示していただいたりという部分で活用していただくということも可能でございますので、そういった部分で対応できるよう各保険者からお送りさせていただいているということでございます。最後に、先ほども議員のほうからもお話ありましたが、今現状、私どもマイナ保険証の活用の状況というのはなかなか進んでいないという状況は把握してございます。この部分については、まずはこの制度の安定した制度の構築というのが大前提にはなるんですけれども、私ども市としても、この制度の内容、マイナ保険証の部分についても市民の皆様に対しては懇切丁寧に対応、周知に今後とも引き続き努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
再々質問 8番 佐藤正
再々質問ということで、今答弁がありました資格情報のお知らせについていまいちちょっと理解できなかったんですけれども、これはマイナ保険証を持っている人に交付されるというか、お知らせされる制度ではないかなと思うんですけれども、具体的にはマイナ保険証を出して不都合があった場合に資格情報のお知らせを出して受診できるというシステムのものだと思うんですけれども、この資格情報のお知らせというのはマイナ保険証を持っている人に全員に配布されるものなんでしょうか。その辺ちょっと分からないものですから。
答弁 市民部長 丸徹也
再々質問にお答えいたします。ちょっと説明が言葉足らずで申し訳ございません。今回、資格情報のお知らせという部分につきましては、マイナ保険証を持っている方が資格情報を確認するために申請によらず交付するという部分が基本的な考えです。当然、マイナ保険証に手続をされていらっしゃる方、現行でまだ保険証しか持っていらっしゃらない方いらっしゃいますが、国民健康保険の場合におきましては、7月の時点で新しい保険証、こちらについては、今回最後の発行ということでございましたので、被保険者の皆様に配布しているものでございます。この中身というのは、当然このお知らせのみでは受診することはできません。マイナンバーカードとマイナ保険証の手続をされている方が何かしらその内容を病院のほうでも確認できない場合に、お知らせを提示することで資格確認ができるというものでございまして、配布する配布しないの部分については各保険者の考え方にはよるんですけれども、現状としては各保険者のほうで、保険証の今回切替えのタイミング、または時期的に一斉に送らせていただいているんではないかということで思っているところでございます。ただ、12月2日以降については当然紙の保険証というものは廃止になりますので、今後については保険証の送付の機会というのは当然ございません。また、資格情報のお知らせについては基本的にはマイナポータル等で確認いただくというのも原則になってくると思うんですが、そういった部分できない場合については、この資格情報のお知らせをもって資格の内容を確認していただくという形となりますので、その分について各保険者のほうから送らせていただくような形になるんではないかと考えているところでございます。以上でございます。