士別市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日
高校魅力化支援事業について
2024年3月5日、士別市議会の大綱質疑で、真保誠議員が「高校魅力化支援事業について」質問し、総務部長 大橋雅民、市長 渡辺英次が答弁しました。
- 質問者
- 真保誠 議員
- 答弁者
- 総務部長 大橋雅民、市長 渡辺英次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 真保誠
通告に従い質問をさせていただきます。まず1つ目に、高校魅力化支援事業についてお尋ねいたします。高等学校の魅力化支援事業につきましては、令和2年4月に内閣府の地方創生推進室というところで、交付の公募が始まっております。内容的にはかなり違うんですけれども、ここでいう国の支援事業は、高校の地域留学推進に特化した支援事業であります。将来的な関係人口の創出拡大を目指して、高等学校の段階における地域留学を推進するため、全国から高校生が集まるような高等学校の魅力化に取り組む地方公共団体を支援するというものであります。北海道では、令和2年の初回から幌加内高校、それから鵡川高校、斜里高校が採択校として、そこからずっと継続しまして、継続を実施しております。各3校では、こういった独自の各学校の特徴をうたったホームページに出ておりますけれども、これで留学の生徒を募集しています。例えば幌加内高校であれば、そばの授業を通じてそば道を学び、人間力の成長を役立てますとか、これは知床、斜里です。斜里では、自分と出会い成長を実感できる学校、世界遺産の知床玄関口として、斜里町で、自分の在り方、生き方を見詰めて、地域留学により成長した自分を実感できる教育を目指しますと。こういったいろんな内容で、各学校がPRをして、毎年留学生を募集しているということであります。毎年2名から4名ぐらいの地域留学生が募集を行っています。各校の存在意識、それから社会的な役割を明確にして、生徒の資質、能力の向上を目指すとしたことを前提として、各学校やその立地する自治体の関係者と連携を強化して、教育活動に反映しているようであります。加えて、地元の住民との触れ合いを通じて人間力の成長と人間ネットワークの拡大を目標としているようであります。文部科学省も高等学校の魅力化について、義務教育ではないが、新しい時代の高等学校教育の在り方に動きを強めているようにもうかがえます。さて、本市での高校魅力化支援事業につきましては、本市独自のものでホームページによりますと、高等学校下宿等費用の助成金、高校生に向けての下宿・住まいの情報、それから学力向上助成金、士別翔雲高等学校魅力化支援補助金、最後に士別市高等学校バス通学補助との5項目であります。この中の学力向上助成金は、翔雲高校が奨励する検定試験や模擬試験、及び翔雲高校が指定する学習支援アプリの一部を助成するものであります。もう一つ、士別翔雲高等学校魅力化支援補助金につきましては、対象者が、翔雲高校のほか、翔雲高校の魅力化を推進する事業を実施する団体への補助金であります。これらの支援事業につきましての財源は、本市の一般財源となります。財源のことをどうこうということではありませんが、これらの支援事業につきましては、士別翔雲高等学校の魅力化支援補助金を除いて、学校の魅力というよりも、保護者、親御さん含めて保護者の魅力目線に見えて仕方ありません。資金助成や補助金は確かに魅力的でありますけれども、本来学校の魅力というのは、その学校の独自性とか、特性ではないかと考えます。学科や部活はもちろん、地域との触れ合いや魅力についてを知り、地域課題を理解して打開策を考える。そして地元に残ってもらう、堅苦しくなく市民と触れ合って意見交換の機会を増やすことも必要かと思います。これは一般的なことかもしれませんけれども、地元にある2校には、きちんと独自性のある魅力化推進を官民一体となってやるべきだと思います。道立高校等の指導内容に本市がなかなか関与できないことは承知しておりますけれども、担当機関と十分協議していただいて、地元ならではの色や色合いを出していただきたいと思いますが、見解をお尋ねして、1つ目の質問を終わります。
答弁 総務部長 大橋雅民
真保議員の御質問にお答えいたします。初めに全国高等学校魅力化の経緯についてであります。現在、全国の各自治体で取り組まれている高校魅力化プロジェクト事業は、島根県海士町にある県立隠岐島前高等学校で、平成18年にスタートしたのが先駆けであります。入学生の減少が続く中、その地域にしかない有利条件を探し、地域と連携した様々な取組を進めることで地元からの進学率が向上するとともに、県外からも生徒が集まるようになったと紹介されています。また、議員お話しの国が支援している地域みらい留学は、2つのパターンがありまして、地域みらい留学高2留学として実施されているもの。在籍する高校に籍を置いたまま高校2年生の1年間を国内、他地域への高校へ留学する制度で、近隣では、幌加内高校が活用されております。類似の制度として、地域みらい留学高校進学、これは全国から入学生を募り、高校入学から卒業までの3年間を地域の特色ある学校で学ぶものです。こちらの制度は活用に向け、士別翔雲高等学校と検討を行った経過がありまして、その結果、道教委のほうから道教委が定める方針において、道立高校においては、1学年2学級以下の学校のみを全国募集の対象としているということから、制度の活用には至らなかった経過があります。この制度については、近隣では、おといねっぷ美術高等学校が活用されています。現在、本市が行っている支援については、学力向上や部活動支援、探究学習の充実など、学校の魅力アップにつながる支援を中心としています。下宿費の助成についても、基本的に、士別の高校に進学したい生徒の受皿となるよう制度を設けたところです。魅力化に関する予算要求に当たっては、学校関係者の方と協議を重ね、高校の魅力化の向上、または魅力の発信強化を図る視点で反映させています。また、市民、それから地域性を生かした学校との連携については、これまで天サイダー味のアイスバーの開発・商品化、ベンチアートの制作、チカほっかいどうへの出店、地域課題研究事業の実施、サフォーク研究会など地域団体と連携した取組への協力、直近でいけば、翔雲高校野球部が雪まつりに参加するなど、様々な機会を活用して学校と地域の連携に取り組んでいるところです。また、今年度新たな特色として、翔雲高校国際局が設立され、国際局中心に、姉妹都市ゴールバーン・マルワリー市との交流も行っていただいているところです。議員お話しのとおり、道立高校に対して市が関与することについては、一定程度制限がありますけれども、引き続き翔雲高校が掲げるビジョン、文武両道を実現する道北の拠点校、このビジョンに沿って我々もサポートしていきたいと考えているところです。翔雲高校のように、地域と学校が連携して特色ある様々な活動を行う学校が増えており、道内の事例では、地域との連携組織コンソーシアムを設立しながら進めているところもあります。本市においても、地域と連携した活動や魅力化をより推進するための組織体制の確立を検討し、これまでの地元ならではの取組のさらなるPR、また見せ方も含め、学校と協議を重ねてまいりたいと思っています。以上です。
質問 9番 真保誠
今高校とのやり取りの中で、現状としては、例えば行政側と高校とのいろんな協議される場合のやり方というのか、例えば学校から提案してくるのか、それとも行政側から高校に提案して協議するのか、そこら辺の協議の仕方というのはどのような形でされているのか。ちょっとお尋ねします。
答弁 総務部長 大橋雅民
再質問にお答えいたします。学校との協議の仕方、在り方ですけれども、それぞれいろいろなパターンがありまして、学校からこのような事業を行ってほしいという提案を受ける場合もありますし、行政側のほうからこのような事業どうですかと持ちかけることもあるところです。以上です。
再々質問 9番 真保誠
再々質問でありますけれども。先ほど、野球部の雪まつりへの参加というのがあったんですけれども、ぜひ翔雲高校を甲子園に行かせるとか、そういった形のきっちりした市民挙げての目標を設定して、やはり地域が一体にならないとなかなか高校の魅力化というのは上がらないと思います。行政と高校だけでのやり取りでも、その魅力化が実際に市民にどれだけ伝わるのかというところもありますから、ほかのいろんなスポーツ、それから文化系の部活もありますけれども、私個人的な意見で本当に恐縮ですけれども、本当に士別翔雲高校を甲子園に行かせるために、ぜひ市民挙げて、魅力ある学校になればいいなと思っております。その他のいろんな部活につきましても、ウエイトリフティングもそうですけれども、非常に特色ある高校だと思いますので、士別東高校も含めて、ぜひ高校を魅力化するために、行政側と市民を巻き込んだ、魅力ある高校のつくり方というのも、ぜひ高校の関係者の方たちと協議しながら、ぜひそこは力を入れていただけないかと思いますが、最後の質問ですけれども、よろしくお願いいたします。
答弁 市長 渡辺英次
真保議員の再々質問にお答えいたします。ただいま、例として野球とウエイトリフティングがありました。昨年御承知のとおり、夏の大会で翔雲高校がベスト4に、北大会です。ベスト4に上がったということで、あのときも救急ではあったんですが、140名ほど大型バス1台と少し小さい中型のバスで行ったんですけれども、あのときに私も現地に行きましたが、市民の方も、ぜひこのような取組はすばらしいということを聞きましたし、併せて急な取組だったんですけれども、市民の方からのその評判を得て、今後真保議員からの提言も含めて、行政、学校、それと市民が、情報を共有する中で取組が進められるように、今後もさらに協議を深めてまいりたいと考えています。以上です。
再々質問 9番 真保誠
これは最後のあれですけれども。今実際に、小学生、中学生で野球やっている方々も少なくなっているので、ぜひそこからの育成も含めて、いろんなスポーツへの指導者の方もいろいろ大変なんでしょうけれども、ぜひ、小・中学校を含めた高校の魅力化も合わせてやっていただければと思います。これは答弁は要らないので、終了いたします。
再々質問 9番 真保誠
午前中に引き続きまして、2つ目の質問をいたします。市政執行方針について、3点ほどお尋ね申し上げます。まず、市政執行方針の中にあります地域循環型住まいづくり促進事業についてお尋ねいたします。令和6年度から住宅新築への助成金が開始されましたけれども、この助成金制度の詳細、それと地域循環型にどのように付随してるのかというところをまず1点目の質問といたします。