士別市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
反社会的集団との関わりについて
2022年12月14日、士別市議会の一般質問で、佐藤正議員が「反社会的集団との関わりについて」質問し、副市長 法邑和浩が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤正 議員
- 答弁者
- 副市長 法邑和浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 佐藤正
次の質問に移らせてもらいます。反社会集団との関わりについてということで、先ほど山居議員も若干触れられておりましたけれども、重複になる部分も一部あろうかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。反社会集団との関わりについてお聞きします。反社会集団とは、暴力や威力あるいは詐欺的な手法を駆使し、不当な行為により経済的利益を追求する集団であると定義されています。今回は旧統一教会について、本市の対応についてお聞きいたします。旧統一教会は、霊感商法、高額献金、合同結婚式など、裁判で断罪されている反社会的な団体であることは広く知られています。旧統一教会の霊感商法は、1980年代以降に大きく社会問題化しました。全国弁護士連絡会によると、1987年から2021年までの霊感商法の相談件数は3万4,537件、被害額は1,237億円強に達しています。これは、あくまで弁護士連絡会や消費者センターに相談してきた数字であり、あくまで氷山の一角であり、実際の被害は数十倍に上るとの指摘もあります。7月8日、安倍晋三元首相を襲撃、殺害事件が発生しました。どんな理由であれ、このような殺人という行為は断じて許せません。同時に、この衝撃的な事件を通じて、旧統一教会の実態が改めて明らかになりました。霊感商法や集団結婚式、高額献金の強要などの反社会的行為による被害の深刻さが改めて浮き彫りになりました。また、旧統一教会と政治家の癒着の実態も明らかになりました。現職国会議員179人、9月8日の時点で何らかの形で関係を持っていたことが判明しました。この集団による政治への介入や教団へのお墨つきを与えたことになりかねません。この問題でも、旭川の議員などが旧統一教会の団体の役員をしたり、関連団体の集会に参加するなどの関係が明らかになっております。いろいろな団体を隠れみのにし、信者を集めてマインドコントロールし高額な献金をさせるなど、今でも多くの信者や家族が苦しんでいます。本市では、このような反社会的集団、勢力に今後どのように対処していくのか、してきたのかをお聞きいたします。あわせて、このような集団に公共施設の貸出しがなかったのかもお聞きいたします。次に、関連がありますので、安倍元首相の国葬についてお伺いします。政府は、賛否が拮抗する中、9月27日国葬を強行しました。安倍元首相に対する弔意を個々の国民に対して事実上強制することにつながることが強く懸念されます。弔意というのは、誰に対するものであっても、弔意を示すかどうかも含めて全て内心の自由に関わる問題であり、国家が弔意を求めたり弔意を事実上強制することはあってはならないと考えます。この国葬について、政府は、国民一人一人に弔意を求めるものではないとして、地方自治体や教育委員会に弔意表明を求めないことを決め、対応は各自治体に委ねられています。本市においても、国葬に合わせて半旗の掲揚をしました。道内129市町村では、半旗を掲揚したのは全体で約3割であったという報道がありました。どういう判断で掲揚したのかをお聞きいたします。また、安倍元首相の葬儀が行われた7月12日に、帯広市教育委員会が、半旗の掲揚を9割の学校で掲げたという報道がありましたが、本市においてはそのような指導はなかったのでしょうか、お聞きいたしまして、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 副市長 法邑和浩
ただいまの御質問にお答えします。初めに、佐藤議員から、世界平和統一家庭連合、旧統一教会を反社会的集団として取り扱うものとして、本市のこれまでと今後における対処方法について御質問がありました。本市は、暴力追放・防犯都市を宣言しており、また、士別市安全で安心なまちづくり条例を制定し、これらに基づき対応してきたところです。反社会的勢力への具体的な対策としては、平成26年に暴力団排除条例を制定し、暴力団排除についての基本理念を掲げ、市や市民及び事業者の役割を明らかにするとともに、市の公共事業等からの排除や、公共施設が活動に利用されないよう必要な措置と、市民等が紛争の解決などに暴力団を利用しないこと、利益を供与しないことなど、必要な事項を定め、対策を行っています。現在、旧統一教会を取り巻く問題については、多くの報道がされており、この問題をきっかけとして宗教団体など法人等から寄附の勧誘を受ける者の保護などを目的とした、法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律が今月10日の国会において成立したところです。しかしながら、本市では、現段階において旧統一教会を一つの宗教団体として取り扱っており、暴力団などの反社会的勢力と同様の排除などを行う考えには至っていません。また、こうした考えから、旧統一教会に特化した公共施設の利用実態の把握は行っていない状況です。次に、半旗掲揚についてです。9月27日に執り行われた安倍晋三元内閣総理大臣の国葬儀に際して、本市では、庁内で協議を行い、今後も含めて国葬儀が執り行われる場合は、市として半旗を掲げ、弔意を示すこととしました。国葬儀の実施に対しては国内で賛否が分かれている状況にありましたので、国で実施基準を設けるなど、取扱いを明確化する必要があると考えています。なお、本市教育委員会から、7月12日の葬儀及び9月27日の国葬儀のいずれにおいても、各学校に半旗の掲揚を求めるような指導は行っていないところです。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
再質問 8番 佐藤正
再質問をさせていただきます。本市としては、統一教会の関わりはないということで今御答弁をいただきました。今後とも、反社会集団の関係についても毅然とした態度で臨んでもらいたいと思います。あと、半旗の掲揚の考え方ということで庁内で協議をしたということなので、今後も国葬の場合は半旗を掲揚すると承ったのですけれども、そういう理解でよろしいでしょうか。
答弁 副市長 法邑和浩
再質問にお答えします。今後も、反社会的な勢力に対しては毅然とした対応を取っていってほしいといったようなことでありますけれども、これは当然ながら市としましては、これまでもそうですし、今後においてもそうした対応をもって当たっていきたいと思っております。特に市民の安全・安心に関わることでありまして、これまで暴力団中心のそういった対応をやっておりましたけれども、そうした部分については、現在、暴力追放運動推進協議会、あるいは防犯協会、あるいは自治会などと連携をしながら、市民の安全・安心なまちづくり、こういったものについては取り組んでいきたいと思っております。それから、半旗の掲揚についてでありますけれども、これは答弁でも申し上げましたとおり、庁議において、今後においては国葬がもしあった場合については半旗を掲揚すると、弔意を表すために半旗を掲揚するといったような判断をしておりますので。ただ、国葬に当たっては、やはり国において一定のルール化、基準を設けてやっていく必要があると考えておりまして、この部分については岸田首相もそうした考えを示しておりますので、そういったことについてはやっていっていただきたいと思いますし、市としては、そういった基準でもって対応してまいりたいと思っております。以上です。