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士別市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日

士別市財政健全化実行計画に対する実践の経過と結果について

2022年6月16日、士別市議会の一般質問で、大西陽議員が「士別市財政健全化実行計画に対する実践の経過と結果について」質問し、副市長 法邑和浩、市長 渡辺英次が答弁しました。

質問者
大西陽 議員
答弁者
副市長 法邑和浩、市長 渡辺英次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 大西陽

次に、士別市財政健全化実行計画で定めた具体的方策の取組状況についてお伺いいたします。本市は、人口減少や少子高齢化において、社会経済環境の変化による市民サービスの多様化や市立病院を核とした地域医療の確保、行政コスト、行政課題の拡大が続いている中で、安全で安心な市民生活と市民サービスを継続していくために、2021年度から2025年度までを計画期間とした士別市財政健全化実行計画を策定し、将来に向けて持続可能な財政運営の強化を図るとしております。そこで、計画初年度の具体的方策10項目に対する取組内容と効果額に対する進捗率の見込みをまず伺いたいと思います。次に、計画前のことですけれども、現状のままで推移することを前提としたとき、財政推計では令和3年度から7年度までの5か年で31億7,300万円、3年度だけ見ると6億3,900万円の収支不足が発生すると推計しておられました。健全化実行計画を確実に進めることにより、計画初年度の収支不足は当初の推計額より4億9,200万円圧縮をして1億4,700万円の収支不足としておりますが、計画と決算見込みとの比較を伺いたいと思います。次に、実行計画による財政指標目標は、経常収支比率95%以下、実質公債費比率14%以下、将来負担比率140%以下としており、計画初年度は経常収支比率97.1%、実質公債費比率14.4%、将来負担比率158.6%と推計をしておりますが、決算見込みではどのような状況になるのか、その概要について、今の現段階についてお伺いをしたいと思います。 (降壇)

答弁 副市長 法邑和浩

ただいまの御質問にお答えします。財政健全化実行計画初年度における令和3年度の取組内容については、定員の適正化と独自削減を合わせた人件費関連で2億3,000万円、計画に記載の8事業をはじめとする事務事業の見直しのほか、除雪対策費、負担金補助金、委託料等の歳出抑制で1億4,400万円、市立病院の許可病床数見直しで6,800万円、開館時間や日数の見直しによる公共施設の最適化で2,000万円、警備や清掃等の包括発注で2,000万円、遊休財産の売却をはじめとする歳入確保で1,000万円、これらの合計で4億9,200万円を見込んでいたところです。御質問の効果額の進捗率についてですが、5月31日をもって出納閉鎖となり、この分析に期間を要することから現段階でお知らせできるものは限られますが、把握できている範囲で申し上げますと、人件費はおおむね達成の見込みとなっています。許可病床数の見直しでは、新型コロナウイルスの影響を考慮し実施時期を3月末としたことから、見込んでいた特別交付税6,800万円が次年度から措置されるため未達成となりましたが、病床見直し等により繰出金の縮減を図ったところです。包括発注については契約段階の効果額として約2,900万円、予算上見込んでいなかった遊休財産の売却で約2,430万円となる見込みであり、このほかの効果額については分析後になりますが、目標数値を下回ることはないものと考えているところです。次に、計画上の収支見通しと3年度決算との比較についてです。本計画における3年度の収支は計画上の効果額を見込んでも1億4,700万円の収支不足が発生するものと推計していましたが、3年度の決算状況については、11年ぶりの水準となる約7億円の黒字決算となり、大幅に収支が改善されたところです。この主な要因は、市税で約1億5,000万円、譲与税・交付金関係で約9,500万円、普通交付税で約2億7,100万円、特別交付税で約2億1,800万円など、計画に対して歳入の大幅な上振れがあったほか、歳出においても想定を超える不用額が発生したことなどによるもので、これらの要因について詳細な分析を行ってまいります。次に、計画上の財政指標目標との対比についてです。経常収支比率については、先ほど申し上げたとおり現段階での数値はお示しできませんが、決算状況から見て好転するものと考えているところです。実質公債費比率については、3年度の計画上の推計値14.4%から大きなブレが生じることはないものと考えており、ほぼ計画どおりの数値を見込んでいるところです。将来負担比率については、昨年度に引き続き2年連続で財政調整基金を取り崩さずに済んだことや推計上見込んでいた国営農地再編整備事業の起債償還について繰上償還が認められたことなどから、改善に向かうものと考えているところです。計画初年度の効果額はおおむね達成できる見込みであり、決算も大きく好転していますが、新型コロナウイルス感染症や燃料、物価高騰の影響などを的確に見極める中で、計画の進捗状況の分析作業を進めるとともに、その結果等については議会をはじめ行財政改革懇談会などにお示しするほか、ホームページ等で公表してまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

質問 12番 大西陽

見込みでは1億4,700万円の収支不足が約7億円上振れしたということですから、単純に言うと8億5,000万円ぐらい計画より上振れしているということです。これは決して悪いことではないと、いろんな要因があるんだと思います。そこで、この実行計画策定する上で随分議論になったのは、まず職員の採用抑制、これについては各年齢層の職員の割合が一定程度平準化が必要だと、将来に向けてという思いがあるものの、財政健全化実行計画では苦渋の選択として採用抑制。もう一つは、人件費独自削減のうち職員の給与削減についてであります。これは当時きちっと記憶にあるわけでございませんが、印象としては一定の計画が達成できた時点でなるべく早い時期に、この緩和について優先順位一番として検討したいという答弁をいただいた記憶があります。そういう意味では、今見込みですから断定はできないんだと思いますけれども、令和3年度の決算が確定した時点、数字を精査して職員の採用抑制と職員の人件費の緩和について当然考えるべきだと思います。これは今のところの思いを市長から答弁いただきたい。

答弁 市長 渡辺英次

大西議員の再質問にお答えいたします。ただいま健全化計画での現段階での、決定ではありませんが、報告に対しまして、新規の採用に対することと給与の独自削減に対することの2点の御質問があったかと思います。これ私が議員のときに、それこそ皆さんと一緒に議員として議論したときも給与の削減は反対の立場でございました。それから市民サービスを低下させるという懸念もあることから、人数も5年間で30人削減ということに対して、私は当時議員の立場からも反対ということを申し上げておりました。そして昨年9月に市長に就任をいたしまして、当時1期目の健全化計画期間ということもあり、まず1年様子を見ようということでやっておりまして、ただいま申し上げたとおり、現段階ではおおむね当初の計画からすると8億円以上の上振れがあったということになっておりますが、今回のその要因の主なものが平時に考えられることが想定されることではなかったことから、しっかりと分析をする必要があると思いますが、仮にこの5年の計画期間の中で見通しが改善できるとなれば、早い段階で優先順位としては人件費を考えなければいけないというのは今も変わりございません。現段階では最終的な結論は出せませんが、もちろん議論は進める中で、来年度の予算編成までには下げられるものなのか、このまま当面いかなきゃならないかということはお示しをしようと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

質問 12番 大西陽

今のところのお考えなんで、それは理解させていただきます。それで、私もこの人件費について大きくこだわるのは、やはり何といってもモチベーションなんです。誰も人間ですから今までの待遇を悪くして頑張ってくれといってもなかなかそれは頑張り切れない、そんな思いがどうしてもあるんじゃないかということです。ただ、やたら給料を上げればいいということでなくて、そういう給与体系で確認をして採用試験受けて入ってきた職員ですし、長くいる職員もそうですけれども、そういう意味ではできるだけ頑張って市民のために知恵を出し合ってしっかりと頑張っていただくためには、やはりこれが全てと言いませんけれども、モチベーションを上げるためには、市長、真っ先にこれは決算確定したときに、数字の分析も当然必要だと思いますけれども、これは踏み切ってください。これはきちっと約束していただきたいと思います。

出典:士別市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる