士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
日向保養センター(日向温泉)の運営について
2021年12月14日、士別市議会の一般質問で、大西陽議員が「日向保養センター(日向温泉)の運営について」質問し、副市長 法邑和浩が答弁しました。
- 質問者
- 大西陽 議員
- 答弁者
- 副市長 法邑和浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 14番 大西陽
最後の質問でございます。日向保養センター、日向温泉の運営について、確認も含めてお伺いをいたしたいと思います。日向温泉は多寄町の西側に位置して、その高台からは天塩川と穀倉地一帯を眺望でき、周辺にはキャンプ場を備えた日向森林公園や日向スキー場が隣接しており、市民をはじめとして、多くの方々に利用をされております。歴史は、明治33年に山形県出身の貴族院議員日向三右衛門が多寄町の天塩川左岸一帯の払下げを受け、明治35年に日向農場の本格的な入植が始まりました。明治時代の末期に、日向農場の田口善治郎が河岸に湧き出している鉱泉を発見して、そこに2階建ての温泉場を開き、日向温泉と名づけたのが始まりと言われております。多くの地域住民に利用されてきましたが、火災により焼失したことから、昭和38年に、地元有志により鉱泉の分析調査と再開発により再建をされております。昭和52年11月に、第2次林業構造改善事業で、林業従事者の研修と宿泊を目的に士別地区林業センター日向温泉として建設をされ、昭和58年に事業主体を士別市に移管をして、同年12月に管理運営を旧多寄農協に委託をして、平成16年に合併により発足したJA北ひびきが指定管理者として運営に当たって、現在に至っております。平成25年には、入浴と食事が主体の施設として、名称を日向保養センターに改めリニューアルオープンしており、今後も歴史ある日向温泉は、市民の憩いの場としての役割と本市の貴重な財産であることから、その明かりを消すことがあってはなりません。そこで、士別市指定管理者制度運用ガイドラインでは、指定管理者に管理を行わせる期間は、管理業務を開始する日から起算をして3年を基準としております。ただし、施設の性格や設置目的等を勘案して施設ごとに設定するとありますが、令和3年度の指定管理者であるJA北ひびきとの協定の更改では、期間を1年としておりました。その理由と、令和4年度以降の運営方針についての考え方を併せてお伺い申し上げます。 (降壇)
答弁 副市長 法邑和浩
ただいまの御質問にお答えします。初めに、本年度からの基本協定の期間についてです。日向保養センターは、大西議員お話のとおり、明治末期に日向温泉と名づけられた温泉場としてスタートし、昭和52年には、士別森林組合により、士別地区林業センター日向温泉として、現在の場所に建設されました。昭和58年市に運営が移管され、当時の多寄農協に管理運営を委託し、平成18年度からは北ひびき農業協同組合を指定管理者として、現在に至っています。この間、平成25年のリニューアルオープン以降においても、利用者の利便性を損ねることなく、経費の節減や原価率の見直しなどを実施し、安定的な運営に努めてきました。しかしながら、入館者の減少、レストラン、宴会の利用者減少などにより増収は見込めない状況の中、指定管理者である北ひびき農業協同組合から、基本協定期間が終了する令和2年度をもって、日向保養センターの運営を取りやめる意向が示されました。本市としては、令和3年度において、本施設運営の在り方を抜本的に見直すこととし、北ひびき農業協同組合には、令和3年度に限り継続して当施設の運営を担っていただくこととしたところであります。次に、令和4年度以降の運営方針についてであります。本施設では、本年6月下旬から、地下水を使用している入浴施設のシャワーや水風呂、レストラン等の飲み水が不足する事態となり、タンク車による施設内への給水や原因調査を試みましたが、回復せず、9月13日から全面的な臨時休業となりました。今後の施設運営を検討するに当たり、第1には浴室やレストラン等で使用する水の不足が天候によるものなのか、あるいは設備の故障に起因するのか、また、温泉水のくみ上げ設備や泉質の現状把握など、施設運営継続の前提となる事案を早急に確認する必要が生じました。その後、飲料水等の供給調査では、給水管の亀裂により配管内に常時空気が入っている可能性が判明し、配管復旧工事に向け、さきの第3回定例会において補正予算を計上し、給水管敷設工事を実施しました。あわせて、水源供給量の調査、温泉の源泉水量調査及び泉質の調査を実施してきたところであります。調査の結果としては、飲料水及び温泉水共に必要量が確保されていることを確認することができ、泉質においても引き続き温泉を標榜できることが確認できました。これらのことを踏まえ、施設運営の在り方を総合的に勘案し、厳しい財政状況の中、今後の指定管理料など課題はあるものの、運営を継続するとの判断に至ったところです。現在、日向保養センターのレストランについては、日向スキー場のオープンに合わせ11月27日から、また温泉施設は12月8日から営業を再開しております。今後においては、市民の交流活動の推進、健康増進と余暇活動の充実を図る交流型観光レクリエーション施設とする設置目的を踏まえ、これまで以上に隣接する日向スキー場との連携による相乗効果を最大限に発揮し、本市が求める要求水準を満たすことを前提に、令和4年4月から施設運営が可能な事業者との指定管理者協定に向け、現在諸手続を進めているところです。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 14番 大西陽
私が心配するのは、1年間の指定管理契約ということは、この1年をもって、現在の指定管理者、北ひびき農協はこの温泉の経営から一旦下りるということなんだと思います。今の副市長からの答弁のとおり、4月1日からは、空白の空くことなく経営を継続すると答弁がありました。しかし、あと3か月でありますから、公募をして指定管理者を正式に決めて、さらに引継ぎ、当然、事前に入浴券等々お客さんがもう既に取得している方が相当おりますから、この辺の引継ぎ、それから、指定管理者のJA北ひびきが独自にそろえた備品等々もあるように聞いていますので、それらの引継ぎに相当な期間を要するんだと感じておりました。そういう意味では、今の答弁では、これから、今進めているということでありますけれども、取組が非常に遅れているんではないかという気がしますけれども、そんなことはないでしょうか。
答弁 副市長 法邑和浩
4月の指定管理に向けては残り3か月余りということで、あまりにも短い期間だということで、御心配をいただきました。確かに通常の手続から見ますと、相当これから急いでいろんな手続をしていかなければなりません。例えば要求水準にしても、募集要項にしても、通常であれば、ある程度余裕を持った期間で作成をしておりましたし、指定管理の公募に向けた告示期間についても、一定の余裕を持った期間ということにしておりましたけれども、今回4月に向けて、作業時間としては本当に余裕がないところでありますけれども、そこは何とか担当部局に頑張っていただいて、4月の指定管理に向けて間に合うように鋭意努力をしてまいりたいと思っております。
質問 14番 大西陽
分かりました。副市長から空白は空けないと、特に声を大きくしておっしゃいましたので、期待をして、私の質問は以上で終わります。