みんなの議会

士別市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日

士別市まちづくり総合計画のローリングについて

2021年6月16日、士別市議会の一般質問で、苔口千笑議員が「士別市まちづくり総合計画のローリングについて」質問し、市長 牧野勇司、企画課長 大橋雅民が答弁しました。

質問者
苔口千笑 議員
答弁者
市長 牧野勇司、企画課長 大橋雅民

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 苔口千笑

通告に従いまして一般質問をいたします。本市の最上位計画であります士別市まちづくり総合計画がローリングと呼ばれる見直しを行う時期になってまいりました。2021年度の現在、逼迫した財政状況や加速する人口減少に加え、予期せぬ感染症等、本市を取り巻く状況は計画作成当初と比べ大きくさま変わりしております。総合計画は本市の最上位計画であり、本計画との整合性を図りながら各種計画とそれらに付随する事業等が組み立てられていくものでありますことから、幾つか質問をいたします。なお、今回のローリングにおきましては、基本構想は変更せず、将来人口も含め次期の総合計画での見直しであると伺っております。よって見直しを行うのは実行・展望計画と地区別計画、財政の見通しについてという認識でよろしいでしょうか。基本構想にあります推計人口と現状の乖離につきましては、昨年度の大綱質疑において、2026年度からの総合計画に向けて議論を重ねていくとの答弁をいただいておりますことからも今回は差し控えたいと思いますが、将来人口は、まちづくりを勘案する上で非常に重要な要素の一つであると考えますので、機会が参りましたら改めて取り上げたいと考えております。よろしくお願いいたします。それでは初めに、総合計画の検証方法について伺います。各施策の基本方向につきましては、大きく変わるものではないと思われますが、打ち出されている施策とその具体的な取組内容である事業については、このたびのローリングによって検証がなされるものと推察しております。2018年度から2021年度にかけての実行計画期間において、計画に沿って実施した事業と取り組むに至らなかった事業、その理由や予算と執行額の乖離等、検証すべき項目は幾つもあることと思いますが、何をどのように検証し、既に計画立てられている展望計画につきましては実行計画に移行していくのか否か、判断基準等について御説明願います。また、それらの検証結果について議会に示される機会があるのかどうかもお教え願います。次に、地区別計画の見直しについて伺います。地区別計画は、より個々の地域に特化し、各地区の現状や課題の共有を踏まえ、将来の地域づくりの目標や方向性を示す計画でありますことから、検証、見直しにおいては地域住民の声を反映させていくことも必要ではないかと考えます。そのような機会を設けることは検討されているのかも含め、どのように見直しを行うかについてお示しください。実行・展望計画と地区別計画、財政の見通しも含めた今回のローリングは、いずれにしましても本年度より取組を開始した財政健全化実行計画と連動させる形での計画へと組み替えざるを得ないことと思いますので、財政健全化実行計画との関連性についての説明に加え、新たな事業に向けてのスクラップアンドビルドについてはどのようにお考えかも伺いたいと思います。また、財政健全の取組のさなかであっても取り組むべき必要性がある、もしくは取り組まねばならない事業も数々あることと思いますので、それらの優先順位の考え方についてもお示し願います。加えて、これまでに伺いましたもろもろについて、どのようなスケジュールで行っていくのかも併せてお聞かせ願います。最後に、魅力あるまちづくりに向けて、今回のローリングを行うに当たっての主眼について伺います。まちづくり総合計画は、まちづくりを進めるための基本方針となるものでありますことから、魅力あるまちづくりに向けて、どこに、何に主眼を置くかがとても重要と考えます。計画作成当初と現在の差異、前期4年の検証を踏まえ、魅力あるまちづくりに向けて、何を主眼とし、後期4年を組み立て直していくのか伺いまして、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)

苔口議員の御質問にお答えいたします。初めに、士別市まちづくり総合計画の検証方法などについてです。2018年に策定した総合計画も今年度で4年目を迎え、これまでの検証を行いながら次期の実行計画と展望計画を策定するローリングの年となりました。今回のローリングでは、次期の実行・展望計画のほかに地区別計画と財政の見通しについても中間年の検証、見直しを行うこととしています。今回の検証、見直しについては、施策と事務事業の2つの分野で構成する事業アセスメントサイクルに基づく施策アセスメントとして実施します。具体的には、最初に総合計画の基本計画に掲げる施策を関連するグループに分け、このグループごとに達成度や課題などの評価、分析を行います。この結果を基本に、関連する各事業の実績集計や成果などを整理しながら、各事業の今後の方向性を、縮小、廃止、統合、継続などに分類するほか、施策の達成のための新たな取組の必要性などもスクラップアンドビルドの視点も取り入れる中で構築し、市議会や審議会の意見も伺って次期実行・展望計画に反映していく考えです。次に、地区別計画の見直しについてです。地区別計画は、人口減少が進む中で各地区の現状や課題を踏まえ、将来の地域づくりの目標や取組を示すため、総合計画と併せ2018年に本市では初めて策定したところです。今回の検証の方法としては、計画の構成の一つである地域づくりの取組の分野を中心に、各地区でワークショップでの話合いを基本に進めていきますが、コロナ禍であることや各地区の実情に応じた進め方も地域の自治会などと相談して決めていく考えです。各地区の取組実績を踏まえ、今後の取組の推進方法も話し合いながら、自分たちのまちは自分たちでつくるという意識を育み、住民主体の地域力を一層推進するよう努めてまいります。次に、財政健全化実行計画との連動についてです。これまで、まちづくり総合計画の着実な推進に向けて、行財政運営戦略による取組や事務事業の見直しを進める事業アセスメントサイクルの実施、補助金適正化ガイドラインの策定など様々な取組を進めてきたところであり、今後も継続する考えです。さらに、今年度から財政健全化実行計画がスタートし、実質単年度収支の黒字化による持続可能な財政基盤を確立させていくため、10項目の具体的方策を展開しているところです。お尋ねの健全化計画との連動については、総合計画と健全化計画との整合性を図りながら、総合計画のローリング作業を進めるとともに、公共施設の再編、運営の最適化などに加え、あらゆる歳出改革の取組の推進、職員提案などを盛り込む行財政運営戦略の改定を行いながら、最上位計画である総合計画の着実な推進に努め、市民の安全・安心な生活の確保と市民サービスの提供を行ってまいります。次に、今後のスケジュールについてです。今後の策定作業は、7月中に検証を終え、この検証結果と新たな市長の公約を盛り込んだ次期実行・展望計画案の編成を市長ヒアリングを行いながら11月をめどに終える予定です。その後、予算編成に合わせた修正を加え、来年3月の成案化を目指しているところです。市議会に対しては、検証の結果や次期実行・展望計画案が取りまとまった段階で随時御意見を伺ってまいります。最後に、魅力あるまちづくりに向けて、何に主眼を置くのかについてです。まちづくりとは、全ての市民がまちに活気と安らぎを感じ、将来に夢と希望を感じながら心豊かに暮らし、住んでよかったと思えるまちを築き上げていくことにあります。今回の総合計画のローリングは、士別市まちづくり総合計画を着実に進めるために実施するものですが、総合計画の着実な推進こそが住んでよかったと思えるまちづくりであり、ひいては天塩の流れとともに人と大地が躍動するすこやかなまちの実現につながるものと存じます。今後も、地域力を生かしながら総合計画の着実な推進に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 3番 苔口千笑

3つ再質問させてください。まず1つは、地区別計画のワークショップについてです。行うワークショップなんですけれども、どういう形で人選をされるのかということを教えてください。前回どういう形であったのか、そして今回は前回同様なのか、もしくは何がしか人選を変えるのかというところも教えていただければと思います。自治会と相談をしながらということではありますけれども、やはりこういった地域の活動において自治会の方々との連携ももちろん非常に重要なものでありますし、さらには、そこの役員にまではまだ上がらないような若い方の力というものもこれからの地区別計画を立てていく上では非常に重要なものとなってくるかと思いますので、人選の方法をまず伺いたいと思います。そして2つ目は、この総合計画をつくり上げていく、ローリングをしていく上での財政健全化計画の取組の中にあっても取り組まなければならない優先順位の考え方ということなんですけれども、今御説明はいただいたんですが、すみません、もうちょっと詳しくといいますか、具体的に優先順位、どういうふうな形の優先順位をつけて行っていくのかということをいま一度教えていただければと思います。それで、最後になりますけれども、スケジューリングの日程を伺った際に、市長ヒアリングもろもろ行いまして、11月をめどに予算化して、3月に成案という今スケジュールを伺いましたけれども、この総合計画と連動して、例えば昨日大西議員の質問にもありましたような士別市農業・農村活性化計画のような、この総合計画に連動するような形の分野別計画ですとか、あとは個別計画というものがあるのかなと思います。2018年から今回の2021年の4年で計画を組んで、またそれも見直しをかけていくようなものがあるのだと思うんですが、3月をめどに成案になると、それを基に分野別計画を立てていくのであれば、ちょっと日程的に合わないのかなというか、恐らく並行して組んでいく形になるんじゃないかなと思うのですけれども、ちょっとその辺りの整合性をどうやって図っていくのかということを伺えればと思います。

答弁 企画課長 大橋雅民(企画課長は2022年3月まで)

再質問にお答えいたします。まず1つ目、地区別計画の人選についてです。まずは自治会の方との相談で人選をしていくというのがベースになろうかと思いますし、もう一つ基本となるのは、前回参加していただいた方にもお声かけをしていきたいと思っています。また、苔口議員のほうからお話のあった、若い人たちとか、いろいろな活動してる方々、前回のワークショップのほうにも若い方、活動している方、それから女性なんかも積極的に入っていただいた経過がありますので、それを踏まえた人選を自治会のほうと地域のほうと相談をしていきたいと思っています。2つ目です。財政健全化実行計画の中での優先順位の考え方です。今現在検証作業を進めていますけれども、検査作業の結果、それから、それに基づいた新たな事業の組立て、継続事業の考え方、それらを総合的に勘案しながら優先順位をつけていこうと考えています。ちょっと違うかもしれませんけれども、今現在の総合計画の実行計画の中には、300幾つある事業のうち主要事業という位置づけのものが約170ほどあります。優先順位の高い事業を主要事業と位置づけるかどうかというのは今後の協議にもよりますけれども、何らかの形で見えるような形を取っていきたいなと思っています。最後、スケジュールについてです。総合計画と併せて個別計画の策定をしている計画も幾つかございます。成案化が私どものまちづくり総合計画は3月ということですけれども、同じ個別計画で今年度策定するものについては、検証、それから新たな事業の組立てについて連携しながら策定作業を同じくなるような形で進めていく予定でいます。以上です。

出典:士別市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる