士別市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日
コロナ禍での生活保護状況
2021年6月16日、士別市議会の一般質問で、佐藤正議員が「コロナ禍での生活保護状況」について質問し、健康福祉部長 田中寿幸が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤正 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 田中寿幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 佐藤正
次の質問に入ります。コロナ禍での生活保護状況についてお伺いしたいと思います。コロナウイルスの感染拡大が長引き、雇用情勢が悪化したことで、全国で10万人を超える人が解雇や雇い止めで仕事を失っています。自宅待機、勤務時間の削減など、特に女性と非正規労働者に多く、統計に現れない、生活に困窮している方も増えているのではないでしょうか。生活保護申請は、全国的には2009年度に過去最高を記録したリーマンショック以来11年ぶりの増加となっています。生活保護は、憲法25条、全ての国民は健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有するの理念に基づき制定され、生活保護法により国民の生存権を保障する制度であります。本市においてもコロナ禍の中で申請が増えているのではないでしょうか。生活保護の申請数と受給件数についてお伺いします。ここ数年の推移を教えてください。また、申請する際に行われる扶養照会について、多くの方が困窮していることを身内に知られたくないと申請をためらっている方もいるのではないでしょうか。窓口の対応も含めてお知らせください。生活保護の申請をした人の親族に援助が可能かどうかを問い合わせる扶養照会については、厚労省は10年前後親族と連絡を取っていない場合は照会しなくてもよいとするなど運用を見直しました。扶養照会は、自治体が生活保護の申請をした人に、親族の経済的な状況などを聞き、援助を受けられる可能性があると判断した場合、親族に問い合わせることです。しかし、親族に知られたくないなど、扶養照会を理由に申請をためらう人が相次いで、厚労省はこれまでの運用を見直しました。見直しの理由について厚労省は、今の時代や実態に合った形で運用できるようにしたと言っております。これまでは、親族からDVや虐待を受けたり、親族と20年以上にわたり連絡を取っていないなど、扶養照会をしなくてもよいとされていました。今回の新たな運用で、照会しなくてもよいケースとして、親族と連絡を取っていない時間をこれまでの20年から10年程度としたほか、親族に借金を重ねていたり、相続で対立するなど著しく関係がよくない場合などとしています。また、親族がDVや虐待の加害者だった場合は、照会を控えるよう求めています。国会でも、田村厚労大臣は、扶養照会は義務ではないと答弁、道も扶養照会は保護の要件と異なる位置づけと答え、義務ではないとの認識を示しました。本市の場合はどういう認識でやっておられるのか、お知らせください。 (降壇)
答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)
ただいまの御質問にお答えします。初めに、過去3年間の生活保護の申請件数についてです。平成30年度は24件、令和元年度22件、令和2年度18件と減少傾向が続いており、本年4月から5月までの申請件数は2件となっています。また、過去3年間の生活保護世帯数については、平成30年度では168世帯、令和元年度、2年度ともに171世帯と横ばいで推移しています。次に、申請に関わる窓口対応についてです。コロナ禍における保護の申請に当たっては、令和3年1月7日付厚生労働省社会・援護局保護課事務連絡、今般の緊急事態宣言等に伴う生活保護業務における対応についてに基づき、申請の意思が確認された方に対しては速やかに保護申請書を交付するとともに、就労や年金などの収入、家屋、土地などの資産の保有状況など、保護の要否判定に直接必要な情報のみ聴取することとし、負債や既往歴、通院状況など援助方針等に関わって必要となる情報については後日電話等により聴取するなど感染のリスクを最小限とするよう努めています。また、申請段階における扶養義務者の状況の確認については、申請者が扶養照会を拒んでいる場合においては、扶養義務者との現在までの関わりを丁寧に聞き取った上で、親族に扶養が期待できる状態かどうかを確認し、扶養が期待できる場合に限って照会を実施しているところであり、扶養照会を理由に保護の申請を行わなかった実績はありません。新型コロナウイルス感染症の影響を直接受けた方の申請実績は現在のところありませんが、今後も生活保護を必要とする方が適正かつ速やかに制度を活用いただけるよう努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 8番 佐藤正
今、申請数はお聞きしたんですけれども、申請数と実際の受給数というのは同じということで判断してよろしいんでしょうか。
答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)
お答えいたします。申請数はあくまでもその年度に申請をされた方ということで、受給世帯数というのは今現在保護をお受けになられている世帯数ということで答弁申し上げました。以上です。
質問 8番 佐藤正
私の考え方がちょっと違っていたのかもしれませんけれども、申請数というのは、窓口に来て申請するのが申請数だと思うのです。そして、受給数というのは、実際に申請して受給された方の数だと思うのですけれども、そういう捉え方で私は思っていたものですから、申請数と受給数が同じであればいいんですけれども、その辺の判断は、ちょっと教えてください。
答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)
お答えいたします。申し上げた申請数については、全て決定数と一致しているということでございます。以上です。