士別市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日
コンサルタント会社への支出について
2021年3月10日、士別市議会の大綱質疑で、国忠崇史議員が「コンサルタント会社への支出について」質問し、財政課長 丸徹也、企画課長 大橋雅民が答弁しました。
- 質問者
- 国忠崇史 議員
- 答弁者
- 財政課長 丸徹也、企画課長 大橋雅民
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 国忠崇史
それでは最後のテーマに移ります。最後は、コンサルタント会社への支出について、取り上げるものです。どうしてこういうテーマを思いついたかというと、直接的には、まちなか交流プラザについて、整備計画が出たときに、もうそのときに収支計画まで出ていました。それで、それによると、年間12万人の立ち寄りがあって、入り込みがあって、そして105万円の黒字が出るんだという収支計画が出ていたので、これは市役所で計算して出したんですかと聞くと、コンサルタント会社の計算だということで、非常に疑問を持ちました。確かにいろんな道の駅だとか、そういった施設の収支を見ている会社だとは思われるんですが、そんなふうに交通量に比例して立ち寄りの台数が分かるだとか、そういうふうに答弁もいただいたんですけれども、そんなことでしたら、赤字になる道の駅は発生しないんじゃないかと。前、私、日本全国にたくさんある道の駅の約1割ちょっとは、赤字体質になって、その市町村の議会でも大問題になっていると、お荷物施設になっている道の駅があるよという話をしたんですけれども、やはりそういうところの収支まで、果たしてコンサルタント会社に任せていいのかどうかと。非常に不思議に感じました。そこで、新年度予算に関連して、今度の予算書を見ると、委託料という字がいっぱいあるんですけれども、その中で委託するもの、いわゆる施設の建設に当たって、設計図を描くとかそういうのは別として、いわゆるシンクタンク系のコンサルタント会社への支出についてどの程度なのか、何件あって、額は幾らくらいなのかということを直近、3から5年間、そして新年度のそういった支出はどのくらいになるのかをお聞きしたいと思います。2番目に、こういったコンサルタント会社への支出というのも、これは公共調達の一環ではあるとは思うんです。それで、やはりコンサルタント会社同士の競争性を確保したり、ちょっと難しいかなと思いますけれども、地元発注ということもありますから、地元でそういうシンクタンク系のコンサルタント会社があれば、そういうところに発注も意識しているのかどうか。そこら辺の確認を行いたいと思います。それで、3番目です。さっきのまちなか交流プラザ、道の駅も含めたコンサルタント会社への委託です。コンサル会社にいろんな計画を委託しています。例えば公共交通形成計画だとか、そういったものも、計画づくりもコンサルタント会社へ委託していますが、その計画自体の検証というのは行われると思うんです。いろんな公募の委員も含めた各種諮問機関がそういった計画の検証を行いますが、それとともに、私が思うのは、コンサル会社に委託したこと自体の効果というのは、これは検証しなきゃならないと思うんですが、そこら辺はちゃんと委託してよかったのかどうかというのは、誰がどういった局面で行っているのか、お答え願いたいと思います。それで最後に、何か市を擁護するわけじゃないんですけれども、やはりコンサルタント委託しなくても、本市が手弁当でできることというのはあります。例えばさっきの公共交通形成計画でも士別駅の利用者だとか、路線バスへの利用者へのアンケートというのは、これはコンサル会社に任せないで、市の職員が自ら駅やバス停に出向いて、利用者にアンケートを取っています。そういったことをどの程度コンサル委託しなくても、本市が自前、あるいは手弁当でできること、どの程度と考えているのかを最後にお聞きします。
答弁 財政課長 丸徹也(財政課長は2022年3月まで)
私からは公共調達の一環として意識しているのかという問いの部分と、それから、この委託の効果、検証について、誰がどういった形で行っているのかという部分について、この2点についてお答えさせていただきたいと思います。まず公共調達の部分ですけれども、本市が発注する建設事業と委託事業も含めてですけれども、こちらについては公共調達基本方針に基づいて行っております。方針の中では基本理念において、公平性、透明性及び競争性に基づき、より高い成果品の品質と適正な履行を確保することと定めているとともに、基本目標の一つであります地域経済の活性化と企業の育成を掲げているところでございます。まずは公平で透明な競争性を確保し、さらに地元企業に対する優先発注に努めることで、地域経済の活性化、また企業の育成に努めており、これによって、より高い品質、適正な履行を確保していくという考え方を持っております。また、入札参加者の指名に当たっては、2年に一度行います入札参加資格審査の申請において提出される事業実績経歴書というものがございまして、その中で他官庁の同様の業務に契約実績があるかどうかという部分も含めて確認いたしまして、履行が十分なされると判断できる業者を選定させていただいているという状況でございます。それから、計画の検証とともに、委託したこと自体に効果等問題にしなければならないのではないだろうかという部分で、どういった時点で誰が効果について検証されるのかという点ですけれども、各発注業務の検証については発注時の仕様書に基づきました検定を市が実施する中で行っております。計画策定など、ソフト的な事業の成果物につきましては、アンケート結果ですとか、計画書が成果物ということになります。市民ニーズを把握するアンケートなどについては、設問項目、こういった部分の組立てですとか、分析について、結果に基づく専門的な見地から課題の洗い出しなどが主な業務となります。これまでも単にコンサル任せという形ではなくて、本市の現状や過去のアンケート結果等を提供するほか、自らの実施も含めて、コンサルのほうと連携した事務の推進を図っているところでございます。それから委託したことの効果についてですけれども、これもコンサルの専門的な見地から、成果品が示されてはおりますが、それぞれ分野において効果があるものと考えております。コンサル会社への業務発注につきましては、行政側が主体的な企画立案や必要な助言を行う中で、コンサル会社の専門性を活用させていただき、分析などによって能率的な行政運営ができるものと考えております。今後においても、この専門的な意見等、必要な場合については、当然費用対効果ですとか、内容を見定めながら、事業アセスメントサイクルの視点も検討しながら、コンサル会社への活用を検討してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
答弁 企画課長 大橋雅民(企画課長は2022年3月まで)
私のほうからは、コンサルタント会社への発注状況、それと自前でやっていることについて答弁をさせていただきます。近年のコンサルタント会社への発注状況については、計画策定業務及びアンケート調査業務、シンクタンク系の会社に委託しているものですけれども、平成30年度で6件、3,424万円、令和元年度で4件、4,546万3,000円、令和2年度で1件、180万9,000円となっているところです。参考までに新規建設及び大規模解体に伴う設計業務については、平成30年度3件で2,047万6,000円、令和元年度で1件で345万6,000円、令和2年度はありませんでした。ちなみに令和3年度においては、計画策定それから大規模な建設、解体の予定がないことから、予算は計上していないというところになっています。次に、本市が自前でやっていることといったところでお答えさせていただきます。国忠議員がお話のように、公共交通の策定業務において、バス車内に乗車したりですとか、JR駅舎で利用実態を把握するための聞き取り調査を市民自らがやったところです。あとアンケートの集計や分析は委託させていただいているものの、計画書の策定は自らがやるといったような手法も取り入れたりしています。また、昨年12月に策定した士別市強靭化計画ですけれども、当初は380万円の予算を計上しておりましたが、改めて仕様書や策定スケジュールを検討した結果、委託をせずに自前で策定をしたところであります。アンケートの分析だけを委託する場合もあったり、業務内容によって、依頼する発注形態も様々であります。今後も仕様書を作成する段階で、予算の計上をする段階で職員自らができることがないのかなどを検討しながら発注を進めていきたいと思っております。以上です。
再質問 12番 国忠崇史
今の企画課長の答弁への再質問になりますけれども、ちょっと細かいかな。結局、新年度はゼロ件ということで、そういう答弁をいただいたんですけれども、コンサルタントという大体外来語ですけれども、相談するということだと思うんです。一つの計画を委託して入札しました、それで何百万円委託で払いますということではなくて、例えば分かりやすい例でいえば、私、議員になりたての頃はいろいろあった、はまなす財団、ありました。今また日向温泉のほうがちょっと収支がいまいちということがありまして、はまなす財団に、あなたの財団の大体答申をいただいた、あれを下敷きに新しく日向温泉をつくったんだけれども、ちょっとどうしたら、もうちょっと立て直せるのかということをスポットでちょっと聞きたいと。例えばちょっと三日間くらい調べてもらって、それなりのレポートを出してもらうと。そういうスポットでの委託というのはできないものなのですか。
答弁 企画課長 大橋雅民(企画課長は2022年3月まで)
お答えをさせていただきます。スポットでの委託というのは可能だと思っていますけれども、令和3年度では予定がないというところです。