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士別市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日

新型コロナウイルスワクチン接種について

2021年3月10日、士別市議会の大綱質疑で、佐藤正議員が「新型コロナウイルスワクチン接種について」質問し、保健福祉センターコロナワクチン接種対策管理監 増田晶彦が答弁しました。

質問者
佐藤正 議員
答弁者
保健福祉センターコロナワクチン接種対策管理監 増田晶彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 佐藤正

通告に従いまして質問をさせていただきます。新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。1年以上に及ぶ新型コロナウイルス感染症との戦いは、依然として収束を見ない中、地域経済はもちろんのこと、私たちの生活にも暗い影を落としております。感染拡大を防ぐためには、医療、高齢者施設での定期的検査など戦略的な検査拡充、感染者の追跡、保護が重要であることには変わりはありません。今回のワクチンは重症化を防ぐ効果は確認されていますが、感染を防ぐ効果や人に感染させない効果は確認されていません。ワクチンが国民全体に行き渡るには、まだまだ先のことだと思います。免疫ができていない多くの人たちの中で感染を広げないよう、ウイルスを封じ込めていく取組が大事です。2月中旬から道内でも医療従事者をはじめ、ワクチン接種が始まりました。本市においてもワクチン接種に向けて庁舎内に対策チームを立ち上げ、万全な体制で臨む意気込みだと思います。厚労省によると、コロナウイルス感染症の患者や感染の疑いのある患者に頻繁に接触する医療従事者、保健所職員、救急隊員などが優先接種を始める計画です。次いで65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、介護従事者、そして16歳以上の順で接種が始まります。コロナ感染症を収束させる切り札は今のところ、このワクチンに頼るしかありませんが、ワクチンは感染収束の有力な手段ですが、未知の問題も多く抱えています。ワクチン接種の実務を担うのは自治体です。感染対策の基本的取組とワクチン接種という2つの事業を担うことになります。ところが、それを支える必要な体制があるとは言えません。特に医療体制の確保は最大の課題となっています。ある新聞社の調査では医療看護師の確保について、本市は確保の目途が立っていない、接種会場の確保はおおむね立った、ワクチン接種の実施方法は集団と個別の組合せという報道がなされていました。国・道からの情報が少ない中、ワクチンがいつどれくらい届くのかは、本市が最も知りたい情報だと思います。接種スケジュールも立たないと思いますが、市民の関心も高く、今現在、市民に公表できる情報はありませんか。本市の接種対象者は1万6,000人を見込んでいるということですが、2月の自治世論調査では接種を希望するは70.1%、希望しない17.5%、分からない12.4%、男女別では男性は73.4%、女性は66.3%という数字も出ています。ワクチン接種はあくまでも個人の自由意思で行われるべきであり、接種の有無で差別することは絶対にあってはなりません。本市の場合、全員受けなくても相当数の接種が見込まれます。そこでお伺いいたしますが、医師、看護師の確保は万全なのでしょうか。市立病院の場合、平常の診察に加え、ワクチン接種の仕事も増え、医療従事者の負担が増すと思います。市内の開業医の応援も得る必要もあるのではないでしょうか。集団接種場所は保健福祉センターとのことですが、1か所で間に合うのでしょうか。ある程度密にならないよう、広いスペースも必要で、接種後も15分くらいは待機し、副反応がないか観察しなくてはならないと思います。特に高齢者の移動手段を考えたとき、多寄、上士別、朝日の各診療所での接種場所として考えてもいいのではないでしょうか。また、高齢者の介護施設や各自治会での個別接種場所として考えてもいいのではないでしょうか。このワクチンは2回接種することになっていて、1回目から3週間以降に2回目を接種することとなっています。一日の接種人数は最大何人くらいを見込んでいますか。また、接種期間も長期化が予想されます。どれくらいの期間を見込んでいるのでしょうか。予定では4月から高齢者の接種が始まる予定ですが、いずれにしてもコロナウイルスを一日でも早く収束させるため、ワクチンが届いたらすぐ接種できる体制を整えなければなりません。4か月後に迫った東京オリンピック・パラリンピックの開催に当たり、ドイツのナショナルチームのマラソン、競歩の合宿の受入れ、ホストタウンに向け、大事な時期に差しかかってきていると思います。万全な体制で受入れに臨まなければなりません。北海道においても、集中対策期間は終わりましたが、コロナ感染対策を徹底して、一日も早い収束を願い、質問を終わります。

答弁 保健福祉センターコロナワクチン接種対策管理監 増田晶彦

佐藤議員の御質問にお答えします。本市のワクチン接種体制につきましては、ただいま議員のお話にありましたとおり、保健福祉センターを中心とします集団接種、それと市内開業医に協力をお願いする中で実施していただきます個別接種、この2本体制で行うことを現在予定しているところであります。そこで、医師の確保状況についてですが、現在市立病院に医師の協力についてお願いをしているところでございます。市立病院の医師につきましては、原則としまして、平日午後の集団接種への御協力を中心にお願いをしているところであります。現在、市立病院から医師の派遣状況等の情報もいただきつつ、調整を進めているところでございます。また、看護師につきましては、週24時間以内のパート職としまして、現在7人の採用を決定しているところでございます。土曜日、それから日曜日についても接種を行うというスケジュールで現在のところ考えておりますことから、看護師の追加募集もつい先日行い始めたところでございますが、引き続き、看護師の確保に努めてまいります。次に、市内開業医との連携についてでございます。市内開業医との連携につきましては、現在士別開業医会を通じまして、各医師への協力を依頼しているところでございます。開業医に対し、各病院での個別接種、それから市が用意する集団接種会場においての集団接種への協力をお願いしているところでございます。各医師からは協力に対しまして、前向きな回答を現在いただいているところであり、この後、各医師と具体的な契約内容等についても詰めていく予定でございます。開業医につきましては、市内の高齢者入所施設の協力医を担っていただいている方も多いことから、各施設に行っていただいてのワクチン接種についても協力をしていただけないかというところも含め、現在お願いをしているところであります。次に、多寄、上士別、朝日の各診療所を接種場所としてはというお話がございました。各診療所の接種につきましては、このワクチンの特性であるんですが、先ほどの議員のお話にもありますとおり、接種後15分から30分程度、副反応を見るために施設内で待機していただくという必要がございます。医師の観察をしていただくということになるのですが、各診療所とも非常に診療所の室内が狭いということもあり、なかなかちょっと施設で接種するのは難しいという回答も現在いただいているところです。これを踏まえまして、現在各地区の研修センター等で集団接種を実施するということについて、各地区の出張所長に対しても会場の確保等について、協力をお願いしているところであります。また、各診療所の医師に対しましても、各出張所地区で行う集団接種への協力について、引き続きこちらもお願いしている状態でございます。次に、一日の最大接種数はという御質問がございました。現在、一日1人の医師が半日予診を行うと仮定する中で、一度の集団接種につき100人の接種を想定して予定しているところでございます。ただ、開始当初につきましては、初めて取り扱うワクチンであるということなども考慮し、実際に接種に従事する看護師等が取扱いに慣れるまでは少し人数を絞った、減らした中で実施するということも想定しております。また、ワクチンが安定供給される目途が立つまでは、例えば高齢施設の入所者等への接種を優先するということも想定して、現在検討を行っているところでございます。次に、接種期間はというところでございますが、接種期間につきまして、去る2月24日の河野担当大臣の記者会見の中で4月5日の週に北海道に対してワクチンを2箱、12日と19日の週にそれぞれ10箱、計22箱のワクチンを北海道に供給するとの情報がございました。それを受けまして、3月に入りまして、このワクチンの供給方法について鈴木知事のほうから体制が整った市町村から供給するというお話もありましたが、今朝の新聞報道の中で名寄市に対して1箱、基本的なこのワクチンの供給方法については、保健所設置市及び道立の保健所のある市に優先的に供給するという情報がございましたので、この19日までの週のワクチンについて士別市に入ってくる予定はないものと判断しているところでございます。また、3月1日に4月26日の週に全市町村に対して、1箱のワクチンを供給するとの政府方針が現在示されております。4月26日の週ということで、何日というところまでがまだ特定されてはおりませんが、4月26日の早い段階で市内にワクチンが届くようであれば、その翌日、もしくは翌々日にはワクチンの接種が始められるという状態で現在整備を進めているところでございます。先ほども申しましたが、本格的な市民からの予約を受け付けてのワクチン接種を開始していくためには、ワクチンが安定的に供給される必要がございますが、現時点で5月以降の入荷についての断言がなされておらず、希望するワクチン量が確保できる保障が現在ないために、今後の具体的な接種期間については、現時点では想定ができないという状況になってございます。以上でございます。

質問 8番 佐藤正

人口の多いところからワクチンが配分されているという情報でありますけれども、新聞報道によると名寄は5月からワクチンが配布され、接種が始まるということなんですけれども、先ほど答弁いただきましたけれども、高齢者の移動手段については、どのように考えているのかなと。施設に行って、個別接種をするという話もありましたけれども、それはそれで大変いいことだと思うんですけれども、あと各出張所、そこに行って個別に接種するという答弁もありましたけれども、いずれにしても今全体的な接種のスケジュールを聞いたところ、まだ医師の配置だとか、看護師の配置だとか、具体的に決まっていない項目が多々あるのかなと思いますので、その辺もう一度、まだ1か月ちょっと時間はあるかと思いますけれども、万全な体制でワクチンが来たらすぐ接種できるような準備をしてほしいと思いますので、その辺でもう一度今考えていることを教えてください。

答弁 保健福祉センターコロナワクチン接種対策管理監 増田晶彦

再質問にお答えいたします。高齢者のワクチン接種につきましては、先ほど申し上げましたとおり集団接種会場、それから各出張所地区においても集団接種を行うという方向で現在進めているところでございます。また合わせまして、例えば温根別地区等につきましては、高齢者用のバス移送等についても現在検討しているところでございます。ただ、こちらの開始時期につきましては、ワクチン接種スタート時はかなりの混雑が予想されますことから、開始と併せてのバス移送の開始というところはなかなか難しいと考えてございます。まずは自力で来れる方というところを中心に1人でも多くの方のワクチン接種を進めていきたいというところで考えております。それから医師、それから看護師の具体的な配置というところでございますが、何日から開始できるのかというところが、ワクチンの到着する日にち頼りになってしまうというところもありまして、この日から間違いなくスタートできるというところがまだ約束できない状況でございます。ただ、先ほど申し上げましたとおり、4月の26日の週には1箱およそ1,000本のワクチンが届くということが現在情報として入っておりますので、26日の前半、例えば月曜日とか火曜日にもしワクチンが届くのであれば、同じ週の水曜日ですとか、木曜日が祝日ということではありますが、金曜日、この辺りがスタートになるかとは思いますが、どうしても週の後半ということになってしまいますと、連休明けということにもなるかと現在考えております。いずれにいたしましても、この辺りを士別市のワクチンの接種開始日ということで始めていきたいと考えておりますが、スタート日がなかなか決まらないということで、予約の受付が決まるまではちょっとできないという状況もありますので、スタート時につきましては、施設入所者等々、前日等に連絡をする中で接種会場に来ていただける方、こういった方を中心に数十名程度、先ほど申し上げましたとおり、少し人数を絞る中で、看護師にも接種の、ワクチンの取扱いに慣れていただくというところも含めての開始をしていきたいと考えております。以上でございます。

質問 8番 佐藤正

万全な体制で接種をしていただけるようお願い申し上げて質問を終わります。

出典:士別市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる