みんなの議会

士別市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月17日

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止について

2020年12月17日、士別市議会の一般質問で、村上緑一議員が「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止について」質問し、市長 牧野勇司、市立病院事務局長 加藤浩美、教育委員会生涯学習部長 鴻野弘志が答弁しました。

質問者
村上緑一 議員
答弁者
市長 牧野勇司、市立病院事務局長 加藤浩美、教育委員会生涯学習部長 鴻野弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 村上緑一

第4回定例会に当たり、通告に従いまして一般質問を行います。今回、新型コロナウイルス感染症で質問が多い中でありますので、重ならない程度で質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。それでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止について伺います。11月に入り全国的に新型コロナウイルスの感染症が拡大し、11月30日現在では国内感染者数14万8,206人になり、死亡者数は2,126人になっています。今もなお1日の感染者が拡大する中にあり、重症者の増加により医療体制が限界に近づき、医療従事者の人手不足、風評被害、経営難などが毎日のように報道されています。北海道でも1日の感染者数が200人以上続く中、感染拡大を押さえ込むため、集中対策期間を延長するなど対応をしています。そこで、本市でもことしに入り新型コロナウイルス感染対策会議を多く行い、感染症にかかわる注意喚起をホームページや広報、報道などにより市民へ情報を提供しております。そこで、この会議は道・保健所などとどのように連携を進めてきたのか伺います。次に、公共施設での感染対策の取り組みについてです。新庁舎を初め公共施設には多くの市民が訪れます。感染対策としては、マスク、消毒、検温、シールド、換気などがありますが、市民を初め職員への取り組みについてお聞きします。また、文化センターやサンライズホールなど多くの人が集まる場でのコンサートや演劇などが中止されています。新北海道スタイルを初め道独自の5段階の感染対策基準警戒ステージもありますが、今後、公共施設の大規模から小規模の施設を利用する上で、市民が安心して利用できる公共施設の感染対策と今後の利用についての考えを伺います。次の質問は、新型コロナウイルス感染者発生での対応と感染情報の報道に至った経過についてですが、さきの一般質問で説明がありましたので、割愛させていただきます。次に、PCR検査と感染病床の確保についてです。市立病院での新型コロナウイルス感染検査として早くから抗原検査を行ってきておりますが、10月にPCR検査機器を導入し、感染検査の充実を行ってきています。抗原検査とPCR検査の使い分けはどのように行っているのか、また、行政検査と個人検査についての対応と料金体系についても説明を求めます。11月に入り、感染拡大に至っている中にあり、感染検査が多くなってきていると思います。そこで、近日のこれまでの検査総数を求め、PCR検査試薬液の確保についての考えも伺いたいと思います。次に、感染病床についてです。道内においても重症者患者の増加により医療が逼迫してきていると聞いていますが、市立病院は感染患者の受け入れは何床確保できているのか、また、重症者も受け入れできているのでしょうか。また、現在の医療環境では、医師不足、看護師不足の中、名寄市立病院との医療連携が行われています。そこで、コロナ感染症での連携はどのように行われているのか伺い、以上申し上げ、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)

村上議員の御質問にお答えいたします。最初に私から感染対策の取り組みについて答弁申し上げ、PCR検査と感染病床確保については市立病院から答弁申し上げます。本市の新型コロナウイルス対策本部会議は、これまでに23回開催してきていますが、この会議は正確な情報提供や連絡調整を初め、市の総合的な対策や患者、家族等への支援、感染拡大防止に関することを所掌事務とする会議です。会議での道や保健所との連携については、まず、各部署ごとに送られてくる国や道から示された方針や感染防止対策、生活支援や経済対策などについての情報共有を図り、本市としての対応を協議し、市民周知や職員への対応等を進めてきました。次に、感染対策の取り組みについてです。新庁舎を初め市の公共施設では11月から新北海道スタイルに基づく安心宣言のポスターを公共施設に掲示し、8つの習慣化に取り組んでいます。取り組み内容としては、来庁する市民には、手洗い、せきエチケットのお願いを初め、先日イトイ産業から寄贈された非接触型検温器を本庁舎と病院に配置し、来庁時の健康管理に役立てていただくように設置したほか、庁内掲示板での感染拡大防止のための注意喚起を継続しています。職員の取り組みとしては、出勤前の体温測定や健康チェックを行い、マスク着用や手洗い、せきエチケットの励行、1時間に5分から10分程度の定期的な換気、玄関やトイレへのアルコール消毒液の設置、市民対応窓口の定期的な消毒を1日に2回実施から、市内で感染者が発生後は3回に増やし対応しています。また、窓口間仕切りも消毒に伴い変色するビニールパーティションからポリカーボネート製のものに変更し、感染防止を図るとともに、市民からは職員対応が見やすいものにしています。さらに、感染対策のお知らせや北海道コロナ通知システムの導入や国の接触確認アプリCOCOAの活用を進めています。次に、市民が安心して利用できる公共施設感染対策についてです。本市の公共施設の利用については、国や道の通知に基づき、市の対策本部で施設の類型に応じた人数の上限や収容率について協議を行い、決定内容に基づき各施設の管理者が市民に周知を行い、施設の利用をしていただいています。このような中、イベント等の開催制限が2月末まで延長となり、感染防止対策と経済活動の両立のため、徹底した感染防止対策のもとでの安全なイベント開催を図ることとなっています。そこで、12月に開催を予定していたサンライズホール自主企画事業のうち2つの事業について、11月から道内各地で感染が拡大し、歯どめがかからない状況や当該時点において北海道が示す新型コロナウイルス感染症集中対策期間が12月11日まで延長されていたことを考慮し、主催者である舞藝舎との協議のもとに開催中止を決定しました。なお、今後も状況の変化に応じた各施設のガイドラインに基づきながら、市や施設管理側と利用者の双方で感染拡大防止に留意するとともに、国・道の動向を注視しながら対応してまいります。以上申し上げ、私からの答弁といたします。 (降壇)

答弁 市立病院事務局長 加藤浩美

私からPCR検査と感染病床確保についてお答えいたします。市立病院の新型コロナウイルス感染症の検査方法に関しては、抗原定性検査またはPCR検査を医師の診察による判断により行っています。道設置の健康相談センターへの相談を経て保健所から紹介された患者や症状を訴えて来院受診された方で発症後2日目以降と明らかであれば、まず抗原検査を行います。抗原検査で陰性と診断されても、他の症状等から感染が強く疑われる場合には、さらにPCR検査を行う場合もあります。もし、抗原検査で陽性となった場合には、保健所への報告のため、改めてPCR検査を行うことになります。また、入院治療が必要な患者では、疾患による症状もさまざまなため、PCR検査で行うことが大半となっています。PCR検査に関しましては、検査機器に応じた専用の試薬が必要となり、これまでに80検体分が入荷となり、43検体分を使用しています。海外製のため、入手面に制約があるため、毎月10から20検体分の確保を見込んでおります。しかし、今後の感染状況を踏まえ、新たにPCRと同じ核酸増幅検査法であるTRC検査機器を導入し、検査体制の充実を図る予定です。検査実績につきましては、新型コロナウイルス感染症の検査を初めて行った2月から12月15日までで抗原検査及びPCR検査を合わせて218件行っており、特に11月以降その数は急増しています。なお、自費扱いによる個人検査については、道内でも一部の医療機関や検査機関で対応しているところがあり、料金もそれぞれに違っているところですが、当院の検査体制では患者対応を優先せざるを得ないことから実施は困難な状況であります。次に、病床体制についてですが、現在5階病棟に個室3室と3床室1室を確保することにより、疑い患者4床分として、8月には北海道から受入協力医療機関の指定を受けているところであり、地域全体で感染が蔓延し、感染症病床を有する名寄市立総合病院での対応が困難な状況になれば、ゾーニングや陰圧環境の整備を徹底し、陽性患者の受け入れ機関として、個室3室と3床室1室を最大限使用した6床によりその役割を担うものです。その場合、高度医療を必要とする重症患者の受け入れはできませんが、保健所及び名寄市立総合病院と連携し、可能な限りの対応を図ってまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 4番 村上緑一

再質問させていただきます。今、公共施設の文化センター、サンライズホールなどの大きい公共施設の場所がありますけれども、今後、年明けてから成人式含めて各いろいろな大きい行事が入ってきていると思います。その中で先ほどの説明では、感染症の拡大含めて、その今の状況を見ながら進めていきたいと思うという意見がありましたけれども、やはり警戒ステージ、道の示している警戒ステージの今は3ですか、その中でもやはり今後4、また下がる場合もあります。そういう中での基準の範囲とか、そういうことも考えた中で、この大きい施設を利用するに当たっての考えをもう一度お聞きしたいと思います。

答弁 教育委員会生涯学習部長 鴻野弘志

再質問にお答えいたします。施設ということで、教育委員会所管の施設は多いということもありまして、私のほうから申し上げたいと思います。まず、施設の利用に関して、このいわゆるそのハード的な利用の仕方に関しては、先ほど市長から答弁申し上げたとおり、それぞれ国の方向性あるいはそれぞれ所管団体等の方針、手引き等によって定めていきたいと思っております。もう一つが、その利用に関してということでございます。これは、ソフト的な発想になるかということで、基本的には主催者の判断によることがまず原則ということになると思います。しかし、その場合には施設の管理者としてもその主催者と対策について十分協議をしながらということの判断にはなっていくかと思っております。そんな意味で成人式等については、これは市の主催ということもありますので、これは実はきのうですけれども、本市の成人式については延期をするということで、現段階でそういうふうに進めているところであります。それから、少しつけ加えさせていただきますが、施設に関しては、先ほど少し触れましたけれども、各施設のガイドライン、それから利用に当たっても、例えばスポーツ団体等であればそれぞれの競技によるガイドライン、これらを十分勘案をしながら利用に当たっていくということでございます。以上です。

出典:士別市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月17日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる