士別市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月15日
財政健全化実行計画(案)について
2020年12月15日、士別市議会の一般質問で、真保誠議員が「財政健全化実行計画(案)について」質問し、市長 牧野勇司、総務部長 中舘佳嗣が答弁しました。
- 質問者
- 真保誠 議員
- 答弁者
- 市長 牧野勇司、総務部長 中舘佳嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 真保誠
通告に従いまして一問一答で質問いたします。5番目ですので、わかりやすく簡潔に質問いたします。まず1つ目ですが、財政健全化実行計画案についてお尋ねいたします。本計画案に具体的方策の取り組みについて掲げられておりますけれども、何点か質問いたします。まず、歳出の抑制についてですが、その中の補助金の見直しについてです。過去の平成30年3月策定の行財政運営戦略の中にも掲げてありますけれども、この補助金の見直しについてですが、今回政策的補助金の原則10%削減と書いてあります。今まではこの数値はあらわされておりませんでしたけれども、今回のこの効果額の総額、それと、大きな分類の金額のあるものの点について何点か挙げていただきたい。また、この期間中にさらに減額、それから廃止、こういった方向になるのか、可能性があるのか、そこも踏まえてお考えをお尋ねします。加えて、委託料の見直しについてですが、委託料についても補助金同様効果額をお知らせいただいていないので、この明細についてもお願いしたいのと、この委託についてですが、これは業務委託並びに指定管理まで及んでいるのか、さらに、どのような見直しなのか、具体的な内容をお尋ねしたいと思っています。続いて、公共施設の最適化についてですが、この中に各施設、日向保養センター、あさひスキー場、サイクリングターミナル、各診療所、こういった施設が候補として挙がっているのですけれども、優先順位もあると思われますけれども、この効果額、総体の数字が計上されておりますので、この候補先の効果額を具体的にお尋ねしたいと思います。また、この各施設についてですが、縮小しても存続、維持するのか、それとも廃止にするのか、その辺を明確に考え方を含めて物件ごとにお尋ねいたします。さらに、歳入の確保についてですけれども、ふるさと納税の制度の活用ということであります。数字的に目標数値が設定されましたけれども、歳入の確保でいかほど見込んでおられるのか、また、過去の納税者に対する再度の依頼や継続の依頼など、そういった営業活動についてはどのようなことを実施されているのですかということです。また、税収についてですけれども、現在5つの事業に分けて指定事業、枠組みしておりますけれども、これは市のホームページでも掲載されていますが、この枠組みについての決め方の考え方をお尋ねしたいと思います。また、指定事業なしの場合についての振り分けの基準についてもさらにお尋ねするところであります。非常に流動的な収入でありますので、金額が毎年安定しないわけですけれども、その辺についてお尋ねいたします。続いて、J-クレジット制度の活用であります。国のCO2レベルの削減に対する制度化ということで、非常になじみのない制度だと思っておりますけれども、これを自治体に活用させるという国の政策でありますけれども、この中で今回の中にうたわれておりますけれども、これを歳入の確保として書いてありますので、これを活用とするのだったらどのような形で活用するのか。簡単に省エネ機器導入だとかということはあるのですけれども、ほかにどんなお考えで、目標の数値はどれくらいなのか、また実績はあるのか、そこもあわせてお尋ねします。続いて、人件費独自削減についてであります。定員適正化に加え、職員採用の抑制、そして人件費の独自削減と今回の健全化計画の中では一番ウエイトが大きい部分で、また、ここをまずさわっていかなければというお考えは非常に理解できます。ただ、昨年の私の9月の第3回定例会の質問の中で、質問の中には当時、サンライズホールの指定管理に当たって、今後、指定管理とか、そのほか委託業務が増えてくる中で職員は減らさないのかという質問に対して、市長は、減らすことは考えていない、仕事は増えていくのだという答弁をいただきました。その半年後、ことしの3月の定例会で急遽職員数の削減、それから職員給与の減額についてのお話が出てきたということがあって、この半年の間にどういうお考えで変わられたのかなということが非常に私としては理解できない部分があります。ここの構想に最初からあったと思うのですけれども、その段階で組合などとの交渉というか、打診もない中でお話しされたと思うのですけれども、その理由が私には理解できないので、この取り組みへの提案の理由をお尋ねします。それから、朝日支所の今後のあり方についてということでありますけれども、朝日支所は御存じのとおり、平成17年に士別と朝日町とが合併しまして、当時朝日総合支所ということで、現在は朝日支所ということで存在しております。市民からの不安もあるのですけれども、朝日支所はこの後どんな役割を持って存続していくのか、朝日出張所になるのではないか、こういった不安が住民の中にもありまして、人口減少とか時代の流れとか、そういう簡単な問題ではないと思っています。合併前後に掲げられました、いろいろひもときますと、合併の必要性とやら合併特例とかいろいろあったのですけれども、計画期間が10年で終了しておりますし、今後、この朝日のあり方はどのようにされる予定なのか、具体的な考えと方向性を示していただきたいと思います。私も地元は朝日でありますけれども、本市が合宿の里、合宿の聖地創生ということをうたい文句にするのであれば、朝日町はスポーツの合宿の地としては歴史は士別よりか古いのであります。そのスポーツに関する施設に加えて、市民サービスの低下も非常に考えられますので、この辺も視野に入れて御答弁を願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 (降壇)
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
真保議員の御質問にお答えいたします。私から人件費独自削減と朝日支所の今後のあり方について答弁申し上げ、歳出の抑制、公共施設の最適化、歳入の確保については総務部長から答弁申し上げます。まず、職員の給与独自削減や定数削減の考え方についてです。本年第1回定例会の大綱質疑において、令和2年度の予算編成にかかわっての厳しい財政状況や来年度に向けた予算編成などについて複数の議員から御質問をいただき、その中で谷議員から、市政執行方針で申し上げた財政構造を初めとする大胆な行財政改革や即効性のある打開策として事業の先送りや職員の削減についての御質問がありました。これに対し、行財政改革のより一層の推進と体質改善を図り、しっかりとした財政基盤を構築するため、3年度からの5カ年を期間とする財政健全化実行計画の策定に向けて新年度明け早々に準備を進める考えであることをお答えし、その中においては、職員適正化と人件費の抑制を図っていかざるを得ないこと、加えて、大胆な行財政改革を実行するには、痛みを伴い、職員、市民、各種団体にも御理解いただく中で、英知を結集し、経常経費の縮減を図ることで厳しい財政状況を乗り切り、健全化に向かおうとする方針を申し上げたところです。財政健全化実行計画案の提案については、議決案件ではないものの、市民の代表である議員各位からの御意見を踏まえた内容にすべきと判断し、10月6日及び23日に予算決算常任委員会を開催していただき、素案について説明し、いただいた御意見を計画に反映した次第です。次に、朝日支所の今後のあり方についてです。これまでも、職務階層を減らすなど、組織の簡素化と効率化、意思決定の迅速化やその時々の課題等に対応するための機構改革を進めてまいりました。この方針を継続していくとともに、本計画を実効性のあるものにするため、朝日支所も含めた全ての部署を対象として、定員の30人削減を断行していく所存であり、削減に当たっての効率的な組織体制等については鋭意検討を進めます。また、第2期士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても、合宿の聖地創造を第1期に引き続き柱の一つに掲げる中で、議員お話しのとおり、朝日町はスキージャンプを初めとする合宿地としての歴史を築いてきたことから、本年4月の機構改革では朝日支所内に生涯学習部地域教育課を設置し、その推進に努めることとしました。今後も、陸上競技やウエイトリフティング、文化系も含めた合宿の聖地創造に向けた取り組みについて、組織機構のあり方も含めて総合的に検討してまいります。以上申し上げ、私からの答弁といたします。 (降壇)
答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)
私から財政健全化実行計画案のうち、歳出の抑制、公共施設の最適化、歳入の確保についてお答えします。財政健全化実行計画案では、抜本的な体質改善を断行し、将来に向かって持続可能な財政運営基盤を確立するため、具体的な方策として10項目、27億7,500万円の効果額を見込んでいるところです。この中の歳出の抑制策のうち、補助金、委託料の内容についての御質問ですが、初めに補助金については、制度的補助金を除く全ての補助金について、原則的に10%の削減を想定しており、運営補助で約700万円、事業補助で約900万円、負担金等で約100万円など、合わせて年間1,700万円、5カ年で8,500万円の効果額を見込んでいるところです。さらに、補助金適正化ガイドラインに基づく見直しについては、適正化に向けた歩みをとめることなく、継続した見直しを実施するよう指示しているところであり、一定の役割を終えたと判断できるものや効果が見込めないものなどは廃止や縮小となり得るものと考えています。次に、委託料についてです。計画の具体的な方策では、3項目が委託料に関連しており、清掃、警備、エレベーター保守業務については、包括発注等の実施で年間2,000万円の効果額を、その他の公共施設の維持管理業務に関する委託料については、公共施設の最適化として同じく2,000万円の効果額を、これらを除く草刈りやシステム保守などの委託料について、歳出の抑制の中で1,000万円の効果額を、合計で年間5,000万円の効果額を見込んでいるところです。なお、計画策定段階で一つ一つの委託業務の見直し内容を検討しているものではなく、予算編成方針の中で委託料の10%削減を指示し、具体的には担当課での予算要求に向けた業務内容の検証や予算査定における協議の中で見込んでいる効果額を達成できるよう調整を図っていく考えです。次に、公共施設の最適化についてです。公共施設の最適化に向けては、公共施設マネジメント基本計画にのっとり、人口の推移や利用実態を踏まえる中で利用者や関係団体との協議を加速させ、施設のあり方についての合意形成を図り、年間1,400万円、令和4年度からの4年間で5,600万円の効果額を生み出していく考えです。次に、ふるさと納税制度の活用に当たり、目標数値を設定すべきとの御質問についてです。これまで本市では右肩上がりに寄附額が伸びているところですが、近年、控除限度額や返礼品の規制、企業版ふるさと納税の見直しなど、矢継ぎ早に制度改正が行われてきています。このため、効果額として現状からの上積みを計画的に見込むことは困難としますが、引き続き可能な限りの寄附額の確保に取り組んでまいります。また、過去の寄附者に対する再依頼、継続依頼など営業活動についてですが、寄附をいただき返戻品を発送する前に令状を送付しているほか、年始用の年賀状を送付しています。さらに本年度から、11月までに寄附していただいた方にお礼状を再度お送りすることにより、さらなる寄附につながるよう努めているところです。次に、寄附金の使途についてです。ふるさと応援寄附をしていただく場合は、私の士別・あなたのふるさと応援金条例に規定している使途の指定事業を選択し、申し込みしていただいています。指定事業は、1、こだわり交流プロジェクト、2、いきいき健康プロジェクト、3、すくすく子育てプロジェクト、4、さわやか環境プロジェクト、5、はつらつ産業プロジェクトのほか、指定事業なしを選択することとなっています。それぞれのプロジェクトに向ける事業内容は私の士別・あなたのふるさと応援金条例施行規則に規定されており、その年の予算と寄附額を鑑みて、規則に規定するそれぞれの事業に充当させているところです。次に、J-クレジット制度につきましては、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの利用による二酸化炭素等の排出削減量をクレジットとして国が認証する制度です。既に本市では、朝日地域交流施設の木質バイオマスボイラーや士別中学校ほか3施設の太陽光発電設備導入による省エネルギー事業について、平成28年2月に238トンのクレジット認証を受けた後、29年度及び30年度に計150トンが売却され、7万4,900円の歳入があったところです。今回の財政健全化実行計画案では、公共施設の照明のLED化に伴う二酸化炭素排出削減をクレジットとして売却することを想定していますが、今後において、北海道経済産業局や北海道環境財団との協議を進めていく予定のため、効果額としては計上していないところです。以上申し上げ、私からの答弁といたします。 (降壇)
再質問 2番 真保誠
何点か再質問させていただきます。まず、委託料見直しについてですけれども、この中の私の質問に業務委託及び指定管理についてということまで質問したはずなのですけれども、これが入っているのか、入っていないかという、御答弁を私が聞き逃したのかもしれません。これはいかがなのでしょう。同じく、公共施設の中で今回候補として何点か設備が挙がっておりますけれども、私の質問の中の縮小しても存続、維持させるのかというところ、それから廃止にするのか、この次の流れ、明確にお聞きしたいのですけれども、そこがお答えになっていないのではないかということです。あと、市長御答弁の人件費の独自削減について、私のちょっと考え方なのですが、今回市長がまず3月の大綱質疑の中でお話しされました、それは理解できますし、この人件費を削減するということは、まず一番先にメスを入れるという考え方はわかります。ただ、先ほど話しましたけれども、職員というか組合の打診をするのがまず先なのではないかなというのは、私はそういう形で思うのですけれども、その辺はいかがなのかなと。単純に市長は行政のトップであります。それは家に例えると、家長ではないですか。家のおやじが子供たちに一生懸命、それやれあれやれとやって、それがたまたまうまくいかなかった、失敗したということがあって、そうしたら、おまえらの給料を下げるからなんて、これはちょっと一方的過ぎないかと。ちょっと乱暴ではないかなと私は気がするわけです。であれば、その子供たちに、ちょっと間違っちゃったのだけれども、失敗したけれども、これからおまえらに苦労かけるけれども、頑張ってくれと背中を押してやるという、そういった姿勢というのは私は必要だと思っています。それをもしされているなら私は何も思わないのですけれども、今の現状では、市長からのトップダウンで、何かすごく一方的に給料の削減について皆さんにお話はされたのかなという気がするわけであります。市長の職員現職のときも、市長は組合活動もされていましたし、それは理解しますが、逆の立場になったときに、市長は今どういうふうにお考えなのか、組合員の方々は、いきなり乱暴に給料下げられるという話を伺えば、それはちょっと抵抗もあるし、考え方も変わると思います。市の職員の給料が高いか安いかは別にして、ちょっとやり方が乱暴じゃないかなという気は私はするのですけれども。その辺は市長はどのようにお考えか、御答弁お願いします。以上です。
答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)
私から委託料、指定管理等の考え方、それから補助金の今後のあり方についてお答えいたします。まず、公共施設の見直しにつきましては、その運営形態につきましても総合的に見直すということで、真保議員からお話があったように、指定管理等も、これから議論の内容によっては、実際、具体的な検討に入っていく可能性はあります。ただ、現時点では、どの施設を、どのように、またどのような効果額をということを見込んでいる状況ではないものですから、実際の効果額の中には含めていないという形で、実際にさまざまな方策を含めて検討するということがまず1点でございます。それから、補助金の今後の進め方につきましては、御答弁で申し上げました補助金適正化ガイドライン、これにつきましては、さまざまな補助金について聖域なく見直すということを掲げておりますので、そういった意味では毎年その役割が実際に効果としてどうなのかということも含めて不断の見直しをしていくということになりますので、一度計画を立てた段階で、一切その後見直しをしないという考えではございません。そういう意味では今後とも、そういった継続した検討というのは進めていくという考えでございます。以上です。
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
真保議員の再質問にお答えいたします。今回の財政健全化実行計画の中で、最終的に苦渋の決断、断腸の思いで、私も組合に提案したのは、人件費の独自削減と職員30人の5カ年間の中での減員であります。御承知のとおり、士別の経常収支比率は99.5%、35市の中で上から3番目であります。なおかつ、先ほども答弁申し上げたのでありますが、大体類似都市と比較をしても、合併しているがゆえにといっても過言ではないのだけれども、相当職員数は多ございます。私はずっとこの間も、7、8年前から士別市の財政は大変であるということを毎回毎回口酸っぱくなるほど、財政説明会、あるいは予算編成説明会、全職員を集めて、来られない方もいますよ、そういった中で私の考えを申し上げてきました。そして、ここは体質を改善しない限り士別市の経営は成り立たないというお話をずっとしてきているのでありますが、正直申し上げて、なかなかボトムアップでいろいろなものが出てきているという状況にはなかったのが事実です。それで、ことしの3月に思い切って、ここは職員の皆さん方の人件費の独自削減、そしてまた職員の縮減、縮減の人数はまだそのとき決めていなかったわけでありますが、ここをやはり体質改善をしない限り市民サービスが成り立っていかないと、こういう思いがありましたので、3月に谷議員の質問に答えさせていただきました。ただ、職員は工夫によって、知恵を出せるのです。例えば4年前の超勤代、行財政戦略の中で超勤代を集計しようではないか、当時は6,000万円、7,000万円あったのでありますが、現段階では、人数も減っているのだけれども、もう4分の1に今なってきています。ですから、意識を改革することによって、いろいろな改革ができるのだということが、それは物語っているわけであります。それと、私も組合の書記長、執行委員長をずっとやっていますから、いろいろな独自削減の提案を受けて、話し合いをして合意してきています。士別市は、行政と労働組合というのはまさに紳士的な交渉をして、一方的な独自削減は行いません。ですから、今回も時間がかかりましたのは、10月6日にまず議員の皆様方に健全化の内容をしっかりとお知らせをして、その日に報道機関の皆様方にもお知らせをして、そしてすぐに組合に提案をいたしました。組合からは青年部、そして女性部、百数十人全員に、私に手紙をいただきました。一人一人の気持ちを全部私も副市長も目を通しています。そういったような思いも受けながら、話し合いの中で、30代未満の人については5%から3%にしようではないのかということも含めて、いろいろな組合との粘り強い協議の中で、それが最終的に妥結をするような経過になりました。私はずっと申し上げていたのでありますが、妥結がない限り議会には条例案としては提案いたしませんということは申し上げてきたので、そのことは組合のほうもわかっていただけると思います。しかし、職員について見れば、これは生活給です。若い職員も、30代も40代も50代の方も、年配になれば教育費にもお金はかかる。みんな大変なのであります。そのことは百も承知です。そんな中で、とにかく3年間みんなで頑張ろうという思いを訴えさせていただいて、組合も妥結をしていただきました。一方的にやっているような考えは全くありません。ただ、人生、人間というのは順風満帆に全ていくものではないと思います。議員の皆様方も我々も、いろいろな挫折があって、みんなでそれを乗り越えてきて成長していく。ですから、そういった意味では、この士別市という大きな大きな1万8,000人を抱える行政組織も、この難題をみんなで乗り切る。これは、市民、議会、行政、三位一体となって乗り切る。これがやはり必要だと思うのです。ですから、組合にもそうですし、市民の皆さん方にも、いろいろな団体とも話し合いさせていただいていますが、困難なときだからこそ進化のチャンスは絶対生まれてくる。そういうチャンスをみんなでつくり上げていこうということで、職員の皆さん方には、何としても3年以内でこれを完了できるように、人件費削減を、そういうお話もしています。ただ、組合との話し合いの中で、当初予定よりも大体約1億3,000万円ぐらい、本来であれば効果が出る額が減りました。ただ、これは話し合いで額が減ったわけでありますから、そういった意味ではあくまでも職員みんなで一緒になって頑張っていくという、そういう気持ちでいますので、全く一方的に上からおろして、それを指示してやっているということではございませんし、職員もしっかりと、組合も私どもに理路整然と物事を発してきていますので、その辺は連携をとりながら頑張っていきたいと、こう思っています。
再々質問 2番 真保誠
再々質問でありますけれども、これは市長にちょっとお尋ねしたいのですけれども、今の話は重々わかりました。加えて、先ほど朝日町の話も出ましたけれども、在郷と言っていいのか、在郷の朝日を含め、多寄、温根別、上士別、今回こういったいろいろな公共施設に対する今後の財政が悪化している中でのいろいろなやり口があるとは思うのですけれども、非常に地域にまでやはり満遍なく市長の思い、それから考え方を浸透するように伝えていただきたいというのが正直言って、私の考え方です。というのは、通常、夕張の話を出すわけではありませんけれども、現知事の鈴木知事が夕張市長のときに、再建団体というか、破綻したときに、あの方は地方に回って、皆さん、住民と膝を合わせて、まちに出てきてくれと、経費を少しでも浮かすために、まちに出てきてくれないかという話を住民に相談して、住民集会を開いてやったわけです。1回、2回では住民の方が村から出ていかない、まちには行かないという話で、でも根気よく話して、まちに集まったわけです。今で言う、市長のおっしゃるコンパクトシティー、それを実際に実現したというか、それだけの膝を突き合わせて住民の方と話したという経緯は私は聞きました。現実に、今我々、朝日含めて、市長が正直言って2期3年されています。その中でいろいろなイベント、それから式典等にはいらしています。現実に各朝日、温根別、多寄、上士別に行って、住民懇談会という形を何回されたのか私はわかりませんけれども、もう少しこういった財政緊縮やって、いろいろなところに市民サービスをもし、市長は低下させないということでお話しされていますけれども、現実問題として、これは必ず低下になります。市民サービスの低下になります。でも、それをされないというのであれば、それは両建ては私はできないと思っています。であれば、せめて住民の方に市長が説明するべきであって、市長が公約としてやられてきたことに対しては、それは功績もありますし、その中に先ほど失敗もあるという話で、国忠議員が話したときに、副市長はないとおっしゃいました、失敗じゃないと話した。だけれども、正直言って、失敗はあってしかりです。そのときに、いかに謙虚に話して、市民の方に受けとめられるかということも、それは私、市長のお仕事だと思っています。謙虚に、間違いという意味じゃないですけれども、こうやって財政健全化という話で今ここに出しているわけですから、何でこんなに悪くなったのだという話になるわけです。市長一人のせいではありませんよ、それは、議会だって責任はあります。でも、最たる責はやはり市長ですよ。そこをちゃんと受けとめていただいて、市民にきっちり理解してもらえるような説明を私はするべきだと思っていますし、これから、住民サービスは間違いなく低下するのだという、気持ちはわかりますけれども、現実問題として、そうなったときにしたら、どうやっておわびをするのか、頭下げるのかというところが、すごく私は懸念するところであります。我々が地方から出てきて、それは地方の方に説明はします。話は伺います。でも、それが実際現実に実現しないとなったときには、それは何なんだという話になるわけです、地元としては。それをきっちり地元の住民の話を聞くべきだというところをまず考えていただきたい。私はそう思っています。言い方は非常に失礼ですよ、財政を悪くするのは一人でできるのです。でも、再建したり健全化するということは一人でできないじゃないですか。それは、もちろん行政の職員の手腕もあるし、考え方もあるし、ただ、そこには住民の協力も絶対必要だと市長もおっしゃっているわけです。であれば、そのように向かうためには、やはり謙虚な部分は謙虚にならなければ私はいけないと思うんです。これだけのことをやって、成功はあります。市長の功績もあります。ただ、間違って財政が悪くなったことだって、それは仕方ないで済まないです。それは責務としてやはりあるわけですから、そこはちゃんと住民に理解していただいて、申しわけないけれども、痛み通じますよって、先ほど言った谷議員の3月の話のときに市長は話しているわけです。住民に痛み伴うと。ここまで言っていて、みんなの英知を集めるとおっしゃるのでしたら、その責は誰にあったのかというのも、ちゃんと私はそこで頭を下げるべきだと思っています。これを私の意見としてお聞きになるのだったら、お答えにならなくても結構ですけれども、これは質問として受け取るのであるのでしたら、市長のお考えを聞きたいと思います。
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
真保議員から、今回の財政健全化に伴うこと、私の行政執行に関することも含めて今のお話をいただきました。私はちょうどことしで市長に就任させていただいて12年目になります。私は絶えず謙虚な気持ちで行政執行をやってきたと、このように考えています。それは議員の皆さん方もそうでありましょうし、市民の皆さん方が、それは評価をしていただける問題であって、自分はそのように考えているということであります。それと、例えば朝日町に関して言いましても、私は声のかかったときには必ず行くようにしています。これは例えば敬老会の場でもそうでありますし、若い皆さん方の場でもそうでありますし、ですから朝日町の青年部の皆さん方とも、お呼ばれして議論の場で話をしたり、いろいろな取り組みをさせていただきました。朝日町は、そういった意味では非常に商工会青年部は今元気であります。ですから、こういった元気を連携とりながらやっていこうということで、私からふれあいトークということで項目は出していますけれども、市民の皆さん方から、ふれあいトークでこういったもので来てほしいというのが何件かあるだけです。ですから、いろいろな、それ以外のところで行ってお話をしているというのが現状であります。ですから、今までも、コロナでちょっと今行けませんけれども、市民の皆さん方との連携、お話は引き続きやっていきたいと思います。それから、財政の今回こうなったという問題というのは、これは市役所でいえば、執行権を持っている市長でありますから、市長の責任です。職員の責任でもないし、市民の責任でもありません。ですから、そういった意味では、まだこの内容が確定していません。ところがどっこい、合併したまちでありますから、相当数の多い、マネジメント計画にも出ていますけれども、施設なんかもあるわけであります。全て私が行って話すような体力はありません。そのために職員もいるわけでありますから。みんなでこういった部分については、率直に地域に入って話し合いします。例えばですよ、多寄であれば、日向温泉どうしていくんだという問題、実は出てきているのです。こういった問題についても、多寄の皆さん方の英知でいただいてあれを建てたわけですから、多寄の皆さん方の英知をいただくために、行って実際に話し合いをしながらやっていくと。こういった出ている項目については、これは行政としたら当たり前の話なのでありますから、一方的にこうする、ああするということは考えていません。ただ、この財政がここまで来たというのは市長の責任でありますが、ただ、これについては今までもその内容については説明をさせてきていただいてございますので、ここは行政、そして市民の皆さん方、そして議員の皆さん方、連携をとって、この改善に向けて頑張っていきたいと思います。ですから、どこでもお呼びいただければ出ますし、重要なときには、もちろん私、副市長、それぞれ出てやっていきたいと思います。ただ、いろいろな今お話を聞いていますと、もし不満な面があるとするならば、この議場ではあまり時間ございませんから、ぜひお越しいただいて、いろいろお聞かせいただきたいと。そうすれば、もっといろいろな意見交換ができるのではないかと、そのように考えます。以上です。