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士別市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月16日

光インターネット網の整備について

2020年9月16日、士別市議会の一般質問で、国忠崇史議員が「光インターネット網の整備について」質問し、総務部長 中舘佳嗣、副市長 相山佳則が答弁しました。

質問者
国忠崇史 議員
答弁者
総務部長 中舘佳嗣、副市長 相山佳則

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 国忠崇史

2番目は、光インターネット網の整備について伺いたいと思います。今定例会初日に市長からの行政報告でも触れられていましたが、ここではこのインターネット網の整備についてより詳しくお聞きしたいと思います。まず、今回の光インターネット網の整備について、申し込みが400世帯を目標として、今士別市自治会連合会と士別市市役所連名でチラシも発行してアンケートをとっています。今月25日まで提出ということで、まだ途中なんですけれども、よろしければ400世帯に達する見込み等についてお聞かせ願えれば幸いです。次に、高齢者世帯への普及策についてお伺いします。やはり士別市内高齢化していまして、特に高齢者の独居世帯でやはりこのインターネットを引くということについては否定的な反応を示す可能性も考えられます。そこでいろいろチラシは工夫して、将来的に利用を検討されている方や次世代の子供たちに光回線を整えておきたい方はという書き方をされています。また、裏を見ると光回線でできることとして確定申告などオンライン申請、それからインターネットで音楽や動画、映画、オンライン授業やオンライン会議と、あるいは農業等で幅広い活用ができるといろいろ書いてあるんですが、私が拝見した限りで、ここで抜けてるのはやはり防災に使えるというメリットについて触れていないのではないかなと思った次第です。やはり防災というのは非常に地域密着性、あるいは緊急性の高い情報、こういうものがやはりインターネットに流れる、そういう仕組みをつくってもらうことで非常に高齢者の方々の関心も、この光回線に関心を持ってもらえるんではないかと思う次第なんです。それで以前から、この地域のFM局について取り上げてきたことがありますが、なかなか名寄を拠点としたFM、Airてっしについて、士別市全域をカバーしていないからなかなかその士別の皆さんに聞いてくださいというわけにいかないという話題もいろいろ出てたんですけれども、こういった地域FMも今はインターネットのサイマルラジオというもので非常にクリアに聴取できることになります。そして、この名寄・士別地方の防災情報もその中で得られることになるかなと考える次第なんです。そういったFMなどの視聴のメリットを強調することで、またもう一つの加入促進になるのではないかと愚考するんですけれども、この点いかがかお聞きする次第です。3番目として、本市のスポーツ施設のインターネット環境についてお伺いします。近年、スポーツの計測機器が非常にデジタル化しています。それでその機器はインターネットに接続することで大きな効果を発揮する場合が多い。陸上競技なんかもそうですけれども、登山でも普通に今地図ではなくてGPSを使う時代になってきました。やはり屋外でのスポーツ競技場、あるいはスポーツ施設でも高速インターネットにどんどん対応していくべき時代に入ったのではないかと思います。それで、具体的に申し上げますと、先月8月2日に選手120名、スタッフや応援者も合わせると約200名規模で天塩岳速登競争が開催されました。私自身もスタッフとして参加いたしたんですけれども、この200名参加して今回幸いにも負傷者が出ませんでした。ただ、主催者からはこういうふうに言われました。やはりけが人が出た場合に天塩岳ヒュッテ周辺に電話回線が全くないと、そして携帯電話もつながらないエリアなんです。それでもしけが人が出た場合に救急通報ができません。ポンテシオダムのところまで車でおりていって、そこから電話をするか、あるいは逆に頂上のほうまで登って稜線上に出ればある程度電波があるということで、どちらかしないと電話につながらないと、救急車も呼べないということなので、なかなかこういったスポーツ施設としての天塩岳ヒュッテ周辺のインターネット環境の整備が必要ではないかと私は感じました。先ほど村上議員の話からもアウトドアブームと話が出ていましたけれども、登山者も普通の年でも天塩岳は年間2,500人以上と言われています。そういうふうにスポーツ振興という観点からもインターネット環境の整備が必要ではないかと思います。以上、スポーツ計測の側面と緊急対応との観点から見た高速インターネットの必要についての答弁をお願いしたいと思います。この件そして最後ですが、テレワークです。テレワークによって関係人口あるいは交流人口の誘致、移住者の誘致について、いろいろと先日の新型コロナ対策の説明会等で市長の認識もお伺いしましたが、私に言わせれば残念ながらまだ願望の段階にとどまっているんではないかと思うんです。やはりテレワークによって確かに地方で仕事やりたいという人も出てきますが、逆にこれまで地方に出張してやっていた仕事を中央で済ませられてしまうというのも一方の現実なんです。20年前にインターネット社会に入るに当たって何と言われていたかというと、これからはインターネットで地方と都会の格差はなくなると言ってた人が非常に多かったんですけれども、残念ながらやはり都会のほうが回線も早い、そしてやはり何だかんだいってやはり対面で会ったりする、そういった会議もまだまだなくならない。だから、やはりインターネット社会になって地方と都市の格差は残念ながらむしろ広がったと。そういう教訓を認識すべきであって、テレワークイコール地方の人口増ということではないと思うんです。ですから、これはまず本市に現に拠点を置いている企業もあるわけですから、そういった企業から社内でのテレワークの実際の運用とはどんなものかと、そういったところをよくお聞きになってから、テレワークによって本当に移住者が本市含めた地方に来る、そういった方策を練るべきではないかと。だから、段階を踏んで、ちゃんとした認識を持ってテレワークによる移住者誘致について考えていっていただきたいと思うんですが、この件についても最後に答弁を求めます。 (降壇)

答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)

ただいまの御質問にお答えします。初めに、光回線加入希望調査の進捗状況についてです。NTT東日本が光回線網の安定的な事業運営に向け、対象エリアの加入希望400件を目指しており、現在整備対象となる地区住民等に9月25日までを期限とした加入希望調査を実施しています。今回の調査結果が実施設計にも用いられることから、将来を見据えた整備方針とするため、広報8月号にあわせて整備内容をまとめたチラシを配布したほか、地域政策懇談会などで説明を行っており、現段階での加入希望は283件となっています。次に、高齢者世帯への普及策についてです。高齢者世帯に対する光回線普及に向けた取り組みとしては、現在いきいき健康センターにおいて各地区の老人クラブが集会を行う際に説明会を実施しています。また、今後においては、インターネットや光回線を利用する具体的な方法やメリットなどの詳細についても周知していく必要があると考えます。災害時などにおいては、いち早く緊急かつ正確な情報を取得することが重要であり、電波状況に影響されないインターネットラジオを含めたさまざまな情報の取得方法についても理解を進めることで、インターネットや光回線の有効性についても周知を図り、高齢者世帯への普及につなげていきたいと考えています。次に、スポーツ施設における高速インターネット環境の整備についてです。現在、スポーツ施設には利用者が使用することのできるインターネット環境が整備されていない状況にあります。屋外スポーツにおける大会競技計測については、競技種目により違いはありますが、インターネットを介したネットワークで行うことで計測データの速やかな処理が可能となり、さらには競技運営に限らず日常の練習においてもスマートフォンやタブレットの各種アプリが活用しやすくなり、トレーニング環境の向上につながることが考えられます。現在の陸上競技では、情報処理システムと写真判定装置を有線で接続し、システムで記録を処理していますが、気象計測や跳躍記録、アナウンスなどの各部門をインターネットに接続することで機能を拡張することができます。また、ジャンプ、クロスカントリー、アルペンのスキー競技では計測機器のデータをパソコンに手入力して処理しており、複数の計測機器を利用していないことから既存の処理で十分に対応がとれている状況です。計測機器のネットワークを構築するには、競技エリア全域をカバーするインターネット環境の整備とともに、情報処理システムやパソコン端末等の導入が必要となり、費用の負担が大きくなります。これからの技術の進歩により、さまざまなスポーツにおいて、高速インターネット回線を活用した競技運営が必要な時代に向けて、スポーツ施設における利用の頻度、合宿者の活用状況やアプリに関する情報を収集するなど今後も調査・研究を進めてまいります。次に、天塩岳速登競争の会場となった天塩岳ヒュッテ周辺のインターネット回線整備について御提案がありました。議員お話のとおり、8月2日に天塩岳を会場に天塩岳速登競争が開催され、道内外から110人の参加があり、晴天の中、盛会に終わったと大会事務局から伺っています。電話回線及び光回線につきましては、ヒュッテ周辺では使用できないことから事前に事務局に市側から現地の状況をお伝えしており、開催前の準備の際に現地の状況を確認の上、大会に臨んでいただいています。当日は事務局が無線機を準備し、ヒュッテ、登山道、山頂等の状況を連絡し合うほか、山頂においては携帯電話が使用できることから、これらをあわせて使用することで緊急時にも対応できるように努められました。今回の大会以外でも市と朝日山岳会主催の天塩岳山開きを毎年開催していますが、山開き登山を実施する際には同様に無線機や衛星携帯電話を準備し、連絡手段を確保しているところです。御提案のありました天塩岳周辺に民家はなく、避難所などの指定を受けている施設はありません。さらには国有林内の整備に関するお話であり、工作物などの設置に制限もあるほか、電話回線や光回線の整備には多額の経費がかかることが見込まれることから、現段階では具体的な検討に至っておりません。光回線の整備については、市民が居住している地区に未整備の地区があることから、まずは日常生活をする上で高速インターネット環境が整備されるよう優先して整備を進めてまいります。次に、テレワークの誘致策についてです。テレワークは働く場所を自由に選択できる柔軟な働き方につながるものです。インターネット環境が整えば勤務先以外でも業務が可能になり、コロナ禍で外出自粛が進む中、導入する企業も増えていますが、議員お話のとおりテレワークやWeb会議の推進により、出張機会や出張人数の減少なども見込まれます。国はコロナ禍において地方移住への関心の高まりから、都市部への一極集中の是正を目指し、リモートワークやサテライトオフィスのあり方の検討を進めています。トヨタ自動車士別試験場においても、感染症対策にあわせて働き方改革や業務効率化の視点を取り入れた在宅勤務を実施されているとのことであり、まずは本市にゆかりのある企業や関係団体などとテレワークやサテライトオフィスの運用に関しての情報交換、情報共有を行うとともに、第2期総合戦略に位置づけているさまざまな地域資源の民間活用を推進し、今後のテレワーク環境等のあり方についての調査・研究を進めます。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 12番 国忠崇史

1点再質問いたします。スポーツ施設での高速インターネット整備についてお伺いします。今総務部長から非常に費用負担が大きいという答弁いただきました。ちょっとこれについて費用をどんなふうに捻出したらいいのかというのを考えましたけれども、結論を言うとコロナ対策でもあるのではないかと私は考えたんです。というのは、今ホクレン・ディスタンスチャレンジもそうだったかなと思いますけれども、特に高校野球とかは甲子園の大会がなくなりましたけれども地方大会は行われて、ただ観客として一般の人が行けないんです。やはり選手、学校関係者、保護者とかと限定してやっています。そういったときにやはり中継が必要になると。もちろんテレビ中継が入る例はまれですから、インターネットで高校の野球を配信して、球場に行けない人はその中継を見ると。ホクレン・ディスタンスもそうだったのか、ちょっと私は記憶が定かではないですけれども、そういうふうに屋外の競技場で行うものもみんながみんなやはり観戦に行けないから中継が必要なる。それはやはり個人で流している人もいることはいるんですけれども、やはり公式にスポーツ施設に附属したインターネット環境で流すのが一番いいわけで、だからやはりコロナでそういうところに密集したらいけないから放送するんだという大義名分あるわけです。ですから、ある意味コロナ対策として屋外競技場のインターネット環境というのを整備できる可能性もあるではないか、ほとんどこじつけかもしれないですけれども、そう考えるんです。そういう考えはどうですか。間違っていますか。ちょっとコメントいただけますか。

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

今のコロナ対策を活用してということでありますけれども、一つはそういったことが可能かどうかというのは、これは国の判断というのにもなりますけれども、まず我々は今コロナ対策は、国の制度があるもの、あるいは臨時交付金を活用してということを基本としておりまして、この後いろいろな対策、インフルエンザの対策とかそのほかにもやらなければならない対策が残っておりますので、そういった中でまずは予算がそのほうに向けられるかということもありますけれども、将来的には今いろいろ御提案ありましたとおり、これからのデジタル化の中でいろんな情報をどうやって配信していかないとならないかということがありますので、これはできないんだということを前提とすることではなくて、どうやったらできるかといったようなことは常に頭に置いておかなければならないなと考えております。ただ、今回の中においてはすぐそれのほうに向かうといったようなことは、ここでは御答弁できないということを御理解いただきたいと思います。

出典:士別市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月16日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる